2024.07.08
「鈴木康広展 ただ今、発見しています」二子玉川にて開催
7月20日から、個展「ただ今、発見しています」が二子玉川で開催されます。
《まばたきの葉》《空気の人》をはじめ、これまで水戸芸術館やロンドンデザインビエンナーレ、箱根彫刻の森美術館、札幌文化芸術交流センターなど、各地での個展で展示してきた作品が、この夏、東京に集まります。
都内でのこの規模の個展は初となります。
今回は大人だけでなく子どもたちに向けた「発見」をテーマとした夏休みの企画として、主催のBunkamuraさんとともに計画してきました。会期中、講師を務めるワークショップも複数回、開催します。ぜひご参加ください。
そして今回、「発見」をモチーフにした体験型の新作も発表します。
その瞬間にしか出会えない「はっけん」を体験できる作品です。
会期中は全日オープンしています。ご来場をお待ちしております。
「鈴木康広展 ただ今、発見しています」
場所:二子玉川ライズ スタジオ & ホール
会期:2024年7月20日(土) – 2024年9月1日(日)※休館日なし
時間:10:00-19:00
※7/22(月)~7/25(木)は12:00-19:00
※毎週土曜日は10:00-20:00
※最終入場は各閉場の30分前まで
主催:Bunkamura
住所:東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズ
[入場日時予約について]
◎本展は【オンラインによる全日程日時予約制】です。
◎日時予約をされていない方、日時予約が難しい方は、当日順次ご案内させていただきますが、状況によりお待ちいただく場合がございます。
◎予約受付中(6月6日〜)
ご予約はこちら
◎【オンラインによる入場日時予約】のお手続きとは別に、入場チケットのご購入が必要となります。
お問い合わせ、チケット購入、展覧会詳細は下記リンク先をご覧ください。
特設サイト「鈴木康広展 ただ今、発見しています」
関連企画:ワークショップ
ワークショップ①【見立て地図をつくろう】
この形、何に見える?地図に自由に描いてみよう!
アーティスト鈴木康広によるレクチャーのあと、都道府県、世田谷区、二子玉川地区の白地図の中から参加者それぞれが好きなものを選び、発見した見立て(「これは何かに似ている」という気づき、そして実際に、あるものを別の何かに置き換えて表現すること)をその白地図上に描きます。
最後に全員で作品を見せ合いながら、感想をお話しいただきます。
開催日:7月25日(木)、30日(火)
各日2回開催(10:30-12:00/14:00-15:30)
講師:鈴木康広
対象:小学生の方、各回16名
※小学校低学年(1、2、3年生)は、受付時・お帰りの際に保護者の同伴が必要です。高学年(4、5、6年生)はお子様のみでもご参加いただけます。
場所:二子玉川ライズ内特設会場
料金:3,000円(材料費、税込み)
※上記料金には「鈴木康広展」のチケット料金は含まれておりません。展覧会をご鑑賞の方は別途鑑賞券のご購入をお願いいたします。
▼ワークショップのチケットのお求めはこちら
見立て地図をつくろうWS
ご購入の際は、購入サイトの【必ずお読みください】を必ず確認の上お申し込みください。
ワークショップ②【手の石鹸をつくろう】
手をよく見たこと、ありますか?粉を練って、“手で手を洗える石けん”に。自分の手で自分の手の石けんを作るワークショップを開催します。
講師によるレクチャーの後、粉石けんと水で、道具は一切使用せずに手作業のみで“手”のかたちを作っていただきます。
その後、全員で見せ合い、感想をお話いただきます。
開催日:8月5日(月)、8日(木)、18日(日)、19日(月)
各2回(10:30-12:30/14:00-16:00)
講師:鈴木康広、Bunkamura ザ・ミュージアム スタッフ
※開催日により講師が変わりますのでご注意ください。
対象:小学5年生~大人まで、各回16名
場所:二子玉川ライズ内特設会場
料金:8月5日 3,000円(講師:鈴木康広)
その他の日程 2,000円(講師:Bunkamura ザ・ミュージアム スタッフ)
※材料費、税込み
※上記料金には「鈴木康広展」のチケット料金は含まれておりません。展覧会をご鑑賞の方は別途鑑賞券のご購入をお願いいたします。
▼ワークショップのチケットのお求めはこちらから
手の石鹸をつくろうWS
ご購入の際は、購入サイトの【必ずお読みください】を必ず確認の上お申し込みください。
2024.05.16
artscape 座間市役所「空気の人|分光する庭 鈴木康広」記事公開
2024年2月20日から2月26日まで座間市役所にて開催された「空気の人|分光する庭 鈴木康広」展の記事がartscapeで公開されました。展覧会終了後に、ライターの白坂由里さんにインタビューいただいています。
展覧会とワークショップ、関連企画をまとめたダイジェスト動画も初公開されています。記事の最後にリンクがありますので、ぜひご覧ください。
artscape
白坂由里|孤独・孤立対策とアート──座間市役所の鈴木康広展で見つけた「個性」
【展覧会概要】
現代美術展「空気の人|分光する庭 鈴木康広」
会期:2024年2月20日(火)~ 2024年2月26日(月)※終了しています
会場:座間市役所 ロビー(1階)、展望フロア(7階)
(〒252-8566 神奈川県座間市緑ケ丘一丁目1番1号)
主催:座間市
協力:株式会社野村総合研究所
2024.05.04
NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』国際映像コンクール「ニューヨーク・フェスティバル」で金賞 受賞
総合指導を務める、NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』の『みたてるふぉーぜ#1』が、国際コンクールであるニューヨーク・フェスティバルで、『エンターテイメント番組:子ども・青少年部門』で1位の金賞を受賞しました。
Winners Gallery – New York Festivals
ニューヨークフェスティバルは、1957年発足したコンクールで、テレビ番組、映画、ラジオ、広告、インターネットなどのあらゆるメディア表現を評価の対象としています。毎年、世界50カ国以上からエントリーがあります。
『みたてるふぉーぜ #1』金賞受賞を受けて、再放送が決定しました。ぜひご覧ください。
NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ #1』
2024年5月6日(月) 午前0:45〜午前0:55 ※5月5日(日)深夜
2024年5月6日(月) 午前11:00〜午前11:10
番組HP:みたてるふぉーぜ
#2と#3も下記の日程で再放送が決定しました。
NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ #2』
2024年5月6日(月) 午前0:55〜午前1:05
NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ #3』
2024年5月6日(月) 午前1:05〜午前1:15
2024.04.16
美術手帖「空気の人|分光する庭 鈴木康広」展 記事公開
2024年2月20日から2月36日まで座間市役所にて開催された「空気の人|分光する庭 鈴木康広」展の記事が美術手帖で公開されました。展覧会開催中、キュレーターの田中みゆき氏が市役所職員で本展企画者である武藤清哉氏との2人へインタビューしてくださっています。ぜひご覧ください。
美術手帖 REVIEW(文=田中みゆき)
福祉やアートである前に。田中みゆき評「空気の人/分光する庭 鈴木康広」展
展覧会開始直後に取材いただいた記事もご覧いただけます。(文・撮影=安原真広/ウェブ版「美術手帖」副編集長)
美術手帖
座間市役所の庁舎内で「個」を考える現代美術展。鈴木康広「空気の人/分光する庭」が開催中
【展覧会概要】
現代美術展「空気の人|分光する庭 鈴木康広」
会期:2024年2月20日(火)- 2024年2月26日(月)※終了しています
会場:座間市役所 ロビー(1階)、展望フロア(7階)
(〒252-8566 神奈川県座間市緑ケ丘一丁目1番1号)
主催:座間市
協力:株式会社野村総合研究所
2024.01.21
大地の芸術祭 越後妻有2024冬 企画展鈴木康広「水平の人|雪を見る」
大地の芸術祭 越後妻有2024冬の企画展に参加します。
「水平の人」は、へそを重心にバランスを保ち、風や微かな空気の動きに反応しながらゆらゆらと空中に浮かぶ。
手を頭の後ろで組む「平の字」の姿勢は、人間にとってもっとも無防備な体制。その場所が心身ともにリラックスできる場所であることを示す。また昼寝という行為は、みんなが起きているときに眠る、ささやかな別行動の姿勢。日常からふと意識をワープすることができる。
「平の字」の姿勢は、「人間・社会」を経由し、「自然・宇宙」へとつながります。
人間が地球に沿って平たい体勢をとり、大地の一部となって、空から舞い降りてくる「雪を見る」姿勢と捉え、大地にしっかりを目を据えます。
雪を「待つ」(受け入れる)をコンセプトに、MonETの回廊や池に巨大な人が出現します。自然に降ってくる雪を見上げる体験を通して、雪と向き合い、自然からの贈り物を全身で感じるひとときをお楽しみください。
(大地の芸術祭webサイトより)
展覧会では初披露となる、重心一本の線で浮かぶ《水平の人》に加え、バルーン作品の新作《水平の人》が、真っ白な雪に覆われたMonETの池に出現します。
雪の上で仄かに光る《水平の人》と一緒に雪を眺めてみませんか。
大地の芸術祭 越後妻有2024冬 企画展
鈴木康広「水平の人|雪を見る」
・会期: 1/20(土)- 3/10(日)の土日祝
・時間: 10:00 – 17:00(最終入館16:30)
・料金: 冬の共通チケット、または個別鑑賞券(一般1,200円、小中600円)
越後妻有里山現代美術館 MonET企画展:鈴木康広「水平の人|雪を見る」
「水平の人」ライトアップ
週末・祝日限定で、MonETの池にライトアップした「水平の人」をご覧いただけます。
※池の中での鑑賞は17:00までとなります。回廊よりご鑑賞ください。
日時:1/27 – 3/10 の土日祝 17:00 – 20:00
※料金には、越後妻有里山現代美術館 MonET常設展示と企画展示鑑賞料含みます
※池の作品は1/27(土)~の公開です
※天候により作品の一部が非公開となる場合があります
2023.12.29
「空気の人|分光する庭 鈴木康広」座間市役所にて開催
神奈川県座間市役所にて、2024年2月20日から「空気の人|分光する庭 鈴木康広」展を開催いたします。
座間市は、「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」の令和5 年度取組団体に選ばれました。本事業は孤独・孤立対策におけるプラットフォーム整備と分野横断的で先駆的な活動支援を目的としており、座間市では、「アートによる社会参加の創出」に取り組みます。芸術の感性を活用した「個性」を評価ができる環境の創出に繋げるべく、鈴木に声がかかりました。孤独・孤立対策として美術展を開催するのは全国で初めての試みです。
座間市福祉部地域福祉課自立サポート係では、これまで、生活困窮者自立支援事業の施行を契機に、地域の人々と協力しながら「断らない相談支援」に取り組んできました。医療機関に通院していたりしなくとも、生きづらいと感じる人がたくさんいます。「みんなと同じようにできない」特性を持っているのに、「本人の努力が足りない」「仕事ができない」「コミュニケーションが下手」な人として捉えられてしまうことがあります。しかし、そういった人や個性が存在することは、あまり世の中に認知されていません。
鈴木は活動の当初から、見間違いや錯覚などをきっかけに、ものの見方が変わる瞬間に着目してきました。作品を通して世界を見ると、それまで気に留めていなかった些細な出来事も新鮮に感じられます。今回、当事者の方が「人と違うこと」ポジティブに捉えるきっかけとして、作品鑑賞やワークショップなど普段とは違う方法での自己実現の体験の場を創出します。また、そういった活動に鑑賞者が触れることで、身近にいる人やものを、視点を変えて見てみるきっかけとなれば幸いです。
今回、座間市役所担当者の武藤さんからお声がけをいただき、このプロジェクトに関わらせていただくことになりました。市役所1階ロビーには代表作の《空気の人》が浮かび、展望フロアには作品展示をします。また、座間市在住の参加者とのワークショップをもとに協働制作した作品《分光する庭》を展開します。 この機会に座間市役所へ足を運んでいただき、ふだん意識していないことに耳を澄ませてみませんか。
「空気の人|分光する庭 鈴木康広」
会期:2024年2月20日(火)~ 2024年2月26日(月)
会場:座間市役所 ロビー(1階)、展望フロア(7階)
(〒252-8566 神奈川県座間市緑ケ丘一丁目1番1号)
開館時間:8:30~17:30(市役所窓口は17時15分まで)
休館日:なし ※会期中23日(金・祝)及び土日も展示エリアはオープン
入館料:無料
交通手段:小田急小田原線「相武台前駅」下車 徒歩約15分
主催:座間市
協力:株式会社野村総合研究所
開催イベント
トークイベント「見えない個性を発見する」
日時:2024年2月24日(土)13:30〜14:30
会場:座間市役所
登壇者:鈴木康広(アーティスト)× 武藤清哉(座間市福祉部地域福祉課自立サポート係)
無料
・予約不要です。
・座間市役所1階ロビーを予定しています。
※イベントの詳細や変更があった際は、座間市役所HPにてお知らせいたします。
本件のプレスリリース・問い合わせ先:
座間市役所 座間市福祉部地域福祉課
担当:武藤、谷田
TEL:046-252-8566 FAX: 046-252-7043
E-mail: seikatsu@city.zama.kanagawa.jp
【内閣官房「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」について】
本事業は内閣官房の総合経済対策事業の一つの取り組みです。座間市はこの「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」の令和5 年度取組団体に選ばれました。孤独・孤立対策や連携体制整備の実現に向けた試行的事業を検討・実行すること、連携団体の特定と取り組みの周知などを行います。
内閣官房「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」
2023.12.24
第35回 熊本市民美術展 熊本アートパレード「足元の展望台−『近所』から見える世界−」 【関連企画】トークイベント開催
熊本市現代美術館が主催する「熊本市民美術展 熊本アートパレード」第35回目に、審査員として参加させていただくことになりました。熊本市在住・在学・在勤者または熊本市出身者の方を対象とした公募展です。
人も物もその土地を離れて移動し、あらゆるものがいつでもどこでも手に入る時代。情報として世界にふれることもいつの間にか当たり前に感じるようになりました。子どもの頃は、視野を広げることは大切だとよく言われましたが、大人になるにつれ身近なものほど多くを見逃していることに気づきました。むしろ、ひとりひとりが見逃している「近所」の中に、まだ見えていない魅力的な世界が潜んでいるのではないかと今は感じています。
そのような視点から「足元の展望台」という言葉を今年のテーマにしました。皆さんの作品を楽しみにしています。作品の展覧会会期は2024年1月13日(土)~28日(日)にて開催されます。
また、関連イベントとして2024年1月13日(土)には、美術館でのトークイベントに登壇いたします。ご来場をお待ちしております。
第35回 熊本市民美術展 熊本アートパレード
15歳以上(中学生を除く)の熊本市在住・在学・在勤者または熊本市出身者なら、誰でも無審査で出品することができるアンデパンダン形式の公募展です。
出品受付: 2024年1月6日(土)、7日(日)各10:00~17:00
展覧会期: 2024年1月13日(土)~28日(日)
【関連イベント】
第35回 熊本アートパレード 講評・審査員トーク
開催日:2024年1月13日(土)
時間:13:00-14:30
場所:ホームギャラリー
講師:鈴木康広(第35回熊本アートパレード審査員)
【作品募集要項】
テーマ:<足元の展望台―「近所」から見える世界―>
出品受付:2024年1月6日(土)、7日(日)各10:00~17:00
展覧会期:2024年1月13日(土)~28日(日)
休館日:火曜日
開館時間:10:00~20:00(展覧会入場は19:30まで)※最終日は17:00にて閉場
会場:熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ・Ⅱ
主催:熊本市現代美術館[熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団]
入場料:無料
審査員:鈴木康広(アーティスト)
人も物もその土地を離れて移動し、あらゆるものがいつでもどこでも手に入る時代。情報として世界にふれることもいつの間にか当たり前に感じるようになりました。
そのような現実への違和感をきっかけに、「近所の地球」という視点から身近にあるものを自分なりに捉え直す活動を続けてきました。
子どもの頃は、視野を広げることは大切だとよく言われましたが、大人になるにつれ身近なものほど多くを見逃していることに気づきました。
むしろ、ひとりひとりが見逃している「近所」の中に、まだ見えていない魅力的な世界が潜んでいるのではないかと今は感じています。
そのような視点から「足元の展望台」という言葉を今年のテーマにしました。展望台に上ると思わず遠くを見たくなります。
でも実のところ、体は足元をあらためて確認し、頭はいつもと違う視点から日常を思い出しているのではないでしょうか。
集まったひとつひとつの作品が、熊本に立つ「足元の展望台」となり、来場者が今まで感じたことのない新鮮な世界が広がることを期待しています。(鈴木康広/熊本市現代美術館HPより)
詳細は、熊本市現代美術館webサイトをご覧ください。
2023.12.19
NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』#3 放送
今年3月に1回目と2回目が放送された、NHK Eテレの新番組「みたてるふぉーぜ」。この番組に総合指導というかたちで参加しています。今回はその第3弾が完成しました。12月22日(金)に初回放送です。りんごをモチーフにした「みまちがおーぜ」や、ミニチュア写真家・田中達也さんによる「おじゃましよーぜ」など、「みたて」を切り口に身近なものの見方が変わるような内容になっています。1回目と2回目も再放送されますので、ぜひあわせてご覧ください。
NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』
『みたてるふぉーぜ』(3)
初回 12月22日(金) 午後4:40~4:50
再放送 12月26 日(火) 午後3:35~3:45
みたてるふぉーぜ(1)※2023年3月初回放送
12月20日(水)午後4:40~4:50 Eテレ
みたてるふぉーぜ(2)※2023年3月初回放送
12日21日(木)午後4:40~4:50 Eテレ
みたてるふぉーぜ 5分版(1)
2024年1月24日(水)午後7:55~8:00 Eテレ
みたてるふぉーぜ 5分版(2)
2024年1月31日(水)午後7:55~8:00 Eテレ
2023.08.29
「Veszprém-Balaton 2023」 InterUrbán: Yasuhiro Suzuki “Nature’s Time Metronome” Installation
「Veszprém-Balaton 2023 」(ヴェスプレーム・バラトン2023)にて作品展示を行います。
2023年の欧州文化首都としてハンガリーのヴェスプレーム市とバコニ山地・バラトン湖を含むその周辺地域が選ばれました。これに際し「Veszprém-Balaton 2023 」では、1年を通して文化芸術の事業が開催されています。プログラムの一つであるInterUrbanでは、25カ国25都市の都市間交流都市が1年を通して2週間ごとに変わりイベントや展示を開催。この度「InterUrban: Hamamatsu」にお声がけいただき、9月25日からヴェスプレームの街なかで《自然を測るメトロノーム》を展示します。イベント期間は10月8日まで。その後は美術館に場所を移し、継続して展示する予定です。年内にハンガリーへお越しの方はぜひご覧ください。
Veszprém-Balaton 2023
European Capital of Culture
InterUrbán: Yasuhiro Suzuki “Nature’s Time Metronome” Installation
鈴木康広「自然を測るメトロノーム」
展示会期:2023年9月25日 18:00 – 2023年10月8日 18:00
展示会場:Csermák Antal Alapfokú Művészeti Iskola előtti tér 8200 Veszprém, Megyeház tér 5, Útvonaltervezés
What is the meaning of time? How do we understand the significance of minutes, hours, or even days? To what extent can time be accelerated or decelerated, and how can we capture the unique tempo and rhythm of a city?
Yasuhiro Suzuki, a Japanese artist, utilizes ordinary objects to delve into these inquiries, expanding our perception and provoking contemplation. As he arrives in Veszprém, he brings with him a metronome—an instrument that prompts questions and offers insights into the passage of time and our subjective experience of it. Seek out the metronome and allow yourself the freedom to immerse in the exploration. Take your time!(Veszprém-Balaton 2023 web -InterUrban: Yasuhiro Suzuki metronom installation (JP))
2023.08.15
《はじまりの果実》十和田市現代美術館に収蔵 2023年6月 十和田市民図書館へ移設・常設展示
2020年7月から2023年6月まで十和田市現代美術館で開催された Arts Towada 10周年記念「インター+プレイ」展の出展に際して制作した作品《はじまりの果実》。展覧会終了後、十和田市現代美術館にストリートファニチャーとして収蔵されました。それに伴い、作品の展示場所は美術館の前庭から十和田市民図書館の敷地内へ移設、6月より常設展示されています。官庁通りに面した図書館は安藤忠雄氏の設計。緑に囲まれた心地の良い空間に設置された《はじまりの果実》が、市民の方々をはじめさまざまな方に親しんでいただける作品となれば嬉しく思います。
今回の収蔵を記念して、作品鑑賞プログラムや、同館のサポーターの方々を対象としたトークイベントも実施いたしました。
鈴木康広《はじまりの果実》 収蔵記念プログラム
「げんびさんぽ特別編[絵本の読み聞かせ×作品鑑賞]」
会場:十和田市民図書館(青森県十和田市西十三番町2-18)
日時:8月10日 10:00〜11:00
「すずきさん と りんごのけん玉」(ゲスト:鈴木康広)
会場:十和田市民図書館(青森県十和田市西十三番町2-18)
日時:8月16日 10:00〜11:00
鈴木康広《はじまりの果実》収蔵記念プログラム
「サポーター限定!アーティスト・トーク」(ゲスト:鈴木康広)
会場:十和田市民図書館(青森県十和田市西十三番町2-18)
日時:8月16日 14:00〜15:30
2023.08.06
Apples as Alter Egos 中国杭州での個展開催
中国・杭州のギャラリーにて、アーティストやデザイナー、建築家、など異なる分野の作家4名を紹介していく「転訳 ─トランスレート─ 展」の企画のひとつとして、個展「Apples as Alter Egos」が開催されました。
——
広義において「クリエティブ」とは、思考やニーズの可視化であり、知覚可能な物事への「転訳行為」と理解することができます。「転訳─トランスレート─展」では、異なる分野から四名の作家をお招きし、「転訳(トランスレート)」という概念を用いた実験や成果を発表します。第3弾は現代アティスト・鈴木康広による「Apples as Alter Egos」です。「Apples as Alter Egos」では鈴木康広が重要なモチーフの一つ「りんご」をテーマとし、過去の「りんごのけん玉」、「りんごの天体観測」を加え、アタマと連携して制作した新作「りんごの分身」「磁力線のりんご」を初公開します。
「atama edition」は、日本のビジュアル、建築、現代アートを紹介する編集プロジェクトです。2021年、中国の上海で日本のグラフィックデザインの現在の紹介する、デザイナーの佐々木俊、小林一毅、髙田唯による第一弾目の「三つの次元展」を実施し、それにまつわる日中のデザイントーク、グッツの展開を企画しました。
——(atama 公式より引用)
Apples as Alter Egos
Yasuhiro Suzuki, Apples as Alter Egos
Translate atama edition , HangZhou, China
TRANSLATE_トランスレート_atama edition
# 03鈴木康広_Apples as Alter Egos
展示会期:2023.07.01-2023.07.30
展示場所:中国杭州市滨江区江南岸艺术园区B座211 Transtage转场
2023.03.25
NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』放送
NHK Eテレにて、新番組「みたてるふぉーぜ」が放送されます。この番組に総合指導というかたちで参加いたしました。「みたて」を切り口に日常の見方が変わるようなコーナーが満載です。たのしい音楽にも注目です。アイデアから制作まで検討を重ねた構成になっており、2回の放送はどちらも見逃せない内容になっております。ぜひご覧ください。
NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』
#1:【NHK Eテレ】3月27日(月)16:40 – 16:50
日中の選抜野球の中継により、[3月29日(水)前1:55~2:05 ※火曜深夜]に変更となります。
#2:【NHK Eテレ】3月28日(火)前9:45 – 9:55
2023.01.30
ELEMENT GALLERY「Fictional Fact」AKI INOMATA、荒牧 悠、磯谷博史、鈴木康広
ELEMENT GALLERYは、フィクションとリアルを横断する架空のギャラリーです。オンライン上の展示空間で、現実世界に存在する作品を展示、販売します。デジタル世界だからこそ実現可能な空間表現と、現実世界に存在する作品や製品、そしてギャラリーという空間とシステムが、ウェブサイトのプラットフォームとしての役割や機能と結びついたとき、どのようなあり方が可能となるのか。ここはその実験の場でもあります。
ELEMENT GALLERYの杮落としとなる企画展「Fictional Fact」では、AKI INOMATA、荒牧 悠、磯谷博史、そして鈴木康広の4人のアーティストの作品が紹介されています。
鈴木は、重力と水という地球を構成する重要な要素から、新作を発表する。ありえるのか、ありえないのかすらわからない永遠性を2つの作品は示唆するが、結果は誰にもわからない。この世界に重力はあるのか?水は循環するのか?作家は、誰も知らない問いを投げかける。(「Exhibition Concept」より一部抜粋)
鈴木康広《いつ落ちるかわからないりんご:永久磁石》 “An Apple That Could Fall at Any Time: Permanent Magnet”
エレメントギャラリーは、現実と同じ物理法則が働いているように見える空間ですが、しかしそれらを感じる身体がその空間内には存在しないことに気づきます。
りんご、パズルという誰もが知るモチーフを媒介に、人類が科学的な視点を獲得する前の水、磁力と重力がともに不確かだった時代の視点に遡るように、ギャラリーの空間と向き合いました。
ブロンズ製のリンゴ像が永久磁石によって空間内に吊り下がっている作品《いつ落ちるかわからないりんご:永久磁石》と、地球における水の循環を架空のギャラリー内に持ち込むインスタレーション作品《A Piece of Water》を出品しています。
今回の企画では、複製原画を初めて販売いたします。ぜひご覧ください。 鈴木康広
ELEMENT GALLERY「Fictional Fact」
会期:2023年1月28日(土)-2023年3月31日(金)
会場:ELEMENT GALLERY(オンライン)
参加アーティスト:AKI INOMATA、荒牧 悠、磯谷博史、鈴木康広
主催/キュレーション:角尾 舞
CGI建築:FICCIONES
グラフィックデザイン:岡本健デザイン事務所(岡本 健、宮野 祐)
ウェブディレクション:萩原俊矢
ウェブ制作:N sketch(清水 快)
プロジェクトマネジメント/編集:山本梨央
写真:Timothée Lambrecq、清水はるみ
CG内シャンデリアデザイン:Mario Tsai Studio
映像音楽:香田悠真
翻訳:ジェームズ・ケティング
PR:HOW INC.(小池美紀)
アドバイザー(コンセプト):クロス・フィロソフィーズ株式会社(吉田幸司、清水友輔)
アドバイザー(契約、規約等):CITY LIGHTS LAW(水野 祐、林かすみ)
2023.01.13
赤瀬川原平写真展 「日常に散らばった芸術の微粒子」Selected by 伊藤存・風間サチコ・鈴木康広・中村裕太・蓮沼執太・毛利悠子
SCAI PIRAMIDEにて、赤瀬川原平さんの未公開の写真展「日常に散らばった芸術の微粒子」が開催されます。資生堂ギャラリー・ディレクターの豊田佳子氏のキュレーションによって、赤瀬川原平さんの未発表の写真群の中から、6名の現代美術のアーティストが選んだ写真を紹介する企画です。この度、その中の1人として参加させていただくことになりました。
1998年、東京造形大学在学中にその存在を知って以来、赤瀬川原平さんの多岐に渡る活動に多くの影響を受けてきました。それは一個人の眼差しや気持ちから出発したものでありながら、多くの人たちの中にあるものとつながる、説明のつかない「直感」のようなものです。
今回、あらたな観客として予想される90年代以降に生まれた人たちにとって、赤瀬川原平さんの写真がどのように目に映るのか。赤瀬川さんが見つめた世界にさらなる奥行きが増すこの機会に立ち会えることをとても嬉しく思っています。 鈴木康広
赤瀬川原平さんの書斎には16段の大きな引き出しがあります。そこには赤瀬川さんが1985年から2006年までに撮り溜めた35ミリのリバーサルフィルムが保管されており、それら未発表の写真は4万点近くに及びます。マウントされたフィルムは1ロールごとに細長いプラスチックケースに入れられ、いつ、どこで、何を撮影したのかと、撮影したカメラの種類が油性ペンで書かれています。路上観察学会のために撮影された写真の他に、意外と観光写真的なもの、花や植物、家族やペット、近所を撮影した写真も多く、偶然をたのしみ撮られた写真からは日常が感じられる一方で、赤瀬川さんの時代の捉え方が見えてきます。それらの写真は、モノをよく見る、本質を問うという芸術的姿勢と、無理をしない生き方、他者への思いやり、自然との共生、物を大事にすること、たくましさや優しさなど、今の時代だからこそ生きていくうえで大切にしたいことを思い起こさせてくれます。
写真のセレクションは、赤瀬川さんの活動をリアルタイムに知る最後の世代と考えた70年代生まれと80年代生まれのアーティストから、赤瀬川さんに何らかの影響を受けた、もしくは共通するアイデアが見いだせる、伊藤 存さん、風間サチコさん、鈴木康広さん、中村裕太さん、蓮沼執太さん、毛利悠子さんの6名にお願いしました。赤瀬川さんは、撮影した写真のスライドを眺めることのたのしさについて『老人とカメラ 散歩の愉しみ』(1998年実業之の日本社)に書かれていますが、アーティストがそれを追体験するような作業、そして鑑賞者がまたそれを感じ取れるような展示になればと考えました。赤瀬川さんの独自の視点で切り取られた風景に、さらに現代のアーティストの視点が重ねられることを試みた企画でもあります。6名のアーティストには、それぞれ約20枚ずつ写真を選んでもらい、①赤瀬川さんから受けた影響・赤瀬川さんに対する想い、②写真を選んだ理由(セレクションのテーマ)をまとめてもらいました。
赤瀬川さんは子供のころから絵を描くのが好きだったそうで、自宅の資料の中にもイラストの仕事や絵が描かれたメモが多く残されています。絵を描くことは赤瀬川さんの日常生活の一部であり、その延長線上に前衛芸術家の赤瀬川さんがいました。しかし、その後、自分の手で造形する芸術から、コンセプトが重視され、形骸化してしまった作品が画廊や美術館といった特権的な場所で展示されていることに次第に疑問を感じていたことが述べられています。赤瀬川さんがさまざまなメディアに残したマルセル・デュシャンについての言及からも、芸術と日常との境界線に常に関心を向けられていたことが読み取れます。赤瀬川さんは『芸術原論』の「デュシャンからトマソンへ」の章に、芸術は見えないほどの微粒子となって世の中に散らばり、そうやって拡散した芸術が路上で発見されたものがトマソンであると書かれています。心理学者の秋山さと子さんとの対談の中では、世の中に広く散らばっている偶然は、何か大きな力で集約されていくのではないか、という話をされています。展覧会のタイトルは、この2つの赤瀬川さんのコメントをベースとしています。現代のアーティストが選んだ赤瀬川さんの写真から、日常に散らばった芸術の微粒子と、それらが集まって一つになるものを探して愉しんでいただけましたら幸いです。(SCAI PIRAMIDE webサイトより)
赤瀬川原平写真展「日常に散らばった芸術の微粒子」
Selected by 伊藤存・風間サチコ・鈴木康広・中村裕太・蓮沼執太・毛利悠子
会期:2023年1月26日(木)- 3月25日(土)
開廊時間:12:00 – 18:00
※日・月・火・水・祝日 休廊
ゲスト・キュレーター:
豊田佳子 (資生堂ギャラリー・ディレクター)
協力:赤瀬川尚子
会場:SCAI PIRAMIDE
2022.12.18
富山県美術館「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展
富山県美術館にて開催の富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展に出展します。
はるか遠くの星々を観測できる望遠鏡(telescope)、微生物や細胞を観察できる顕微鏡(microscope)。人間はさまざまなレンズを用いた器具を使うことで、自らが認識できる世界を拡張し、新たな技術や価値観を生み出してきました。本展では、「デザイン」というレンズを通した視点を「デザインスコープ(design-scope)」と名付け、現在第一線で活躍するデザイナーやアーティストと対話を重ね、これからデザインがどのような提案をすることが可能なのか、またデザインとアートが限りなく近づく現在の状況を、ミクロ/マクロの視点から俯瞰します。そして、本展のために新たに制作された作品や、音や映像などを用いた、空間全体を楽しむことができる展示を通して、デザインとアートの持つ創造的なエネルギーを体感し、楽しさや驚き、次世代に向けた可能性を、ここ富山の地から発信します。(美術館webサイトより)
今回の展示では、「鈴木康広−Embodiment(ないものの具現化、身体化)」という切り口から、展示室には全長約25mの《空気の人》をはじめ、関連作品を約50点、
立山連峰を臨むガラス張りのホワイエには、今回、新たに制作した《日本列島の地球》(2022)と《日本列島の方位磁針》(2011)を出展しています。
《日本列島の地球》(2022)は、地球の引力によって撓(しな)る形に着目し、自然に描かれる「地球」の輪郭をイメージにしながら、世界で最も軽い木材として知られるバルサのみで制作しました。富山県を重心に、全長約4mの日本列島を1本のワイヤーで吊りました。さらに下へと垂直に延びるワイヤーの先には地球の中心があります。構造を事前に計算するのではなく、作りながら変化する素材と対話しながら、目に見えない「線」を形にしました。
これまで、制作の様子はあまり公開してきませんでしたが、今回は制作中のプロセスも作品の一部と捉え、展示室にて動画をご覧いただけます。
《日本列島の方位磁針》(2011)は、富山県が発行する環日本海諸国図、通称「逆さ日本地図」 とともに、実際の方位に合わせて設置しました。11年前、東日本大地震をきっかけに再認識した日本列島をモチーフに、浜松市美術館で開催した個展で発表しました。その際、エントランスの壁面で上下反転繰り返す「逆さ日本地図」を設置しました。11年を経て、ついに富山での着地(岩瀬海岸にて)が実現しました。
ぜひ富山に足を運んでいただき、その土地につながる展示としてご覧いただければ幸いです。
鈴木康広
富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」
会期:2022年12月10日(土)- 2023年3月5日(日)
時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、2023年1月10日(火)
会場:富山県美術館 2階 展示室2、3、4、ホワイエ
富山県美術館 公式web
トークイベント
12月10日(土)14:00-15:30
鈴木康広 × 川上典李子(富山県美術館 デザインディレクター)
※終了いたしました。ご来場の皆様ありがとうございました。
2022.12.13
「東京キャラバン the 2nd」に美術参加
「東京キャラバン the 2nd」は、野田秀樹氏(劇作家・演出家・役者)が発案した“人と人が交わるところに文化が生まれる”というコンセプトのもと、新しい表現によるパフォーマンスを創作・披露する文化サーカスです。俳優、ミュージシャン、ダブルダッチ、人形劇、琉球舞踊、アイヌ古式舞踊、伝統文化、現代美術等々、古今東西、多彩なジャンルの表現者たちが一堂に会し、ここでしか見ることのできないパフォーマンスを創作、披露します。
東京キャラバン the 2nd とは−
「これまで出会うことのなかった表現者たちが言語や国境、表現ジャンルを飛び越えて、混じり合うところに、文化が生まれる」。野田秀樹(劇作家・演出家・役者)が提唱したこのコンセプトのもと、2015 年から 2021 年まで展開した「東京キャラバン」では、東京、ブラジル、東北、京都、熊本、豊田、高知、秋田、いわき、埼玉、富山、岡山、北海道と国内外を巡り、その土地の伝統芸能や文化の担い手たちとの出会いから、各地の歴史や人々が大切にしてきた貴重な文化を学び、創作に取り入れ、「東京キャラバン」でしか見ることのできない新しい表現を生み出してきました。
今回の「東京キャラバン the 2nd」では、「東京キャラバン」のスピリットを受け継ぎ、多彩な表現者たちの唯一無二のパフォーマンスから生まれる新たな“文化混流”をお見せします。多くの方々に「文化の未来を紡ぐ『物語』の種」が届くことを願って。(「東京キャラバン the 2nd」公式webサイトより)
「東京キャラバン the 2nd」は、2022年12月15日(木)から17日(土)まで東京・池袋西口公園野外劇場グローバルリング シアターにて開催されます。今回、パフォーマンス(美術)のなかに《まばたきの葉》が登場。そして、池袋・東京芸術劇場前に全長18mの《空気の人》と、 《足元の展望台》も出現します。ぜひ間近でお楽しみください。
※観覧はすべて無料ですが、事前申込み以外の方は、当日に配布される観覧整理券を受け取ってご来場ください。
※雨天の場合は、作品展示(《空気の人》)を中止させていただきます。
「東京キャラバン the 2nd」
【東京パフォーマンス 開催概要】
日時:
<公開プレビュー> ※一般公開緊急決定!
・2022年12月15日(木)18:30~(当日観覧整理券:17:30配布開始予定)
・2022年12月16日(金)13:00~(当日観覧整理券:12:00配布開始予定)
下記パフォーマンスの日程においても当日席をご用意しております。
<パフォーマンス>(本番)
・2022年12月16日(金)16:30~(当日観覧整理券:15:30配布開始予定)
・2022年12月17日(土)13:00~(当日観覧整理券:12:00配布開始予定)
・2022年12月17日(土)16:30~(当日観覧整理券:15:30配布開始予定)
会場:池袋西口公園野外劇場グローバルリング シアター アクセス
池袋駅(JR線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ副都心線・丸ノ内線・有楽町線)2a出口より徒歩1分
演出:野田秀樹
参加アーティスト:
前田敦子(女優)、浅草ジンタ(ミュージシャン)、REG☆STYLE(ダブルダッチチーム)、沢則行(人形劇師)、宇治野宗輝(アーティスト)、花柳貴伊那(日本舞踊家)、“東京キャラバン”アンサンブル(石川詩織、上村聡、川原田樹、末冨真由、手代木花野、間瀬奈都美、松本誠、的場祐太、水口早香、吉田朋弘)、琉球舞踊(立方:玉城匠、上原崇弘、地謡:玉城和樹、仲嶺良盛)、公益社団法人北海道アイヌ協会(アイヌ古式舞踊)、静岡県立横須賀高等学校郷土芸能部(三社祭礼囃子)
参加クリエイター:
鈴木康広(美術)、原摩利彦(音楽)、ひびのこづえ(衣装)、赤松絵利(ヘアメイク)、青木兼治(映像撮影)
◆注意事項とお願い
当日ご来場の皆様への注意事項は、こちらよりご確認ください。
※新型コロナウイルス感染症の状況により、実施内容等に変更が生じる場合があります。
※プログラム、参加予定者は予告なく変更になる場合があります。
【静岡パフォーマンス 開催概要】※開催終了いたしました
日時:2022年11月27日(日)13:00- / 16:30-
会場:駿府城公園紅葉山庭園前広場
公式ウェブサイト:「東京キャラバン the 2nd」
主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワーク(東京のみ)
後援|静岡県、静岡市(静岡のみ)、豊島区(東京のみ)
連携|公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場(東京のみ)
協賛|キャンメイク、CEZANNE、ROSYROSA
2022.04.28
ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020 同時開催プログラム「ナイト•ウィズ•アート2020」 京都市京セラ美術館 鈴木康広「空気の消息」
ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020 同時開催プログラム「ナイト・ウィズ・アート 2020」
鈴木康広「空気の消息」
開催期間:2020年10月3日(土)
場所:京都市京セラ美術館 京セラスクエア、本館2階 南陳列室
主催:京都市
協力:アンスティチュ・フランセ関西
撮影:Timothee Lambrecq
2022.02.05
2022台湾ランタンフェスティバル 「空気の人」展示
「2022 台湾ランタンフェスティバル」に《空気の人》を出展しています。台湾ランタンフェスティバル(台湾燈會)は1990年にスタートした台湾最大級の祭典です。元来、旧暦の1月15日、旧正月の終わりを祝う元宵節に行われてきた伝統的行事で、伝統工芸や風土、ハイテクノロジーが融合していった結果、今では国際的なイベントとなっています。毎年、この台湾ランタンフェスティバルは台湾国内の選定地で行われ、今年は高雄市にある会場2つ:衛武営国家文化芸術センターと愛河湾地区にて開催されます。
《空気の人》が参加するのは「衛武営国家文化芸術センター(衛武營藝術文化中心)」。《空気の人》は雨天時以外は展示予定です。中央エリアにある38のメイン作品を含む130以上の作品展示やイベントがこの場所で行われます。
2022台湾ランタンフェスティバル in 高雄
鈴木康広「空気の人」
開催期間:2022年2月1日 – 2月28日
開催場所:台湾 高雄市 衛武営国家文化芸術センター(衛武營藝術文化中心)
主催:台湾観光局、交通部観光局、高雄市政府
2022 TAIWAN LANTERN FESTIVAL IN KAOHSIUNG
2021.11.27
静岡市美術館「鈴木康広 まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」
静岡市美術館にて「まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」を開催しています。
2010年の美術館開館記念に展示をした《まばたきの葉》を10年という節目の年に再び展示することになっていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、1年半の延期を経て開催が実現しました。
《まばたきの葉》の他に《まばたき証明写真》、《自然を測るメトロノーム》、《まばたきの時計》、《自針と分針》など、この10年間に取り組んできたアートワークの中で、「時間」の捉え方や見方に着目した作品をエントランスホールにて展開します。
また、今回のタイトルになっている「未来の待ち合わせ場所」は、計画していなかったことが起こり、思いがけないものが生まれることについて、作品《りんごのけん玉》の思考と体験を通して着想した言葉です。
この展示を通して、来館者ひとりひとりの中に流れる時間に思いを馳せ、「過去」「現在」「未来」という言葉の垣根をこえた時間の見方を楽しんでいただければ幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。 鈴木康広
静岡市美術館「鈴木康広 まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」
会期:2021年11月30日(火)-12月19日(日)
※月曜休館
※12月5日(日)、12日(日)、18日(土)[いずれも14-17時]ほか、他イベント開催時は「まばたきの葉」にご参加頂けません。
開館時間:10:00 – 19:00
会場:静岡市美術館 エントランスホール
観覧料:無料
主催:静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団
関連イベント アーティストトーク
日時:2021年12月19日(日)14:00 – 15:00
会場:当館多目的室
定員:50名
参加料:無料
申込:不要、先着順(当日10:30より整理券配布)
2021.11.08
Tikotin Museum of Japanese Art “BLINKING – Waiting for the Future”Tikotin日本美術館にて個展開催
イスラエル、ハイファにあるTikotin日本美術館*にて個展を開催します。キュレーションは、ティコティン日本美術館の学芸員であるEtty Glass Gissis氏。「言葉」「時間」「見立て」「待つこと」といった切り口で構成しています。
イスラエルでは2回目となる《まばたきの葉》、初期の代表作品《inter-reflection》を展示。新作として《空気の鞄》、《パズルのバケツ》、ヘブライ語で制作した《現在/過去》、《ここ/そこ》など、本展に合わせて再構成した作品や新作を含めて、約60点の作品を出展します。海外の美術館での個展は初となります。
5本の松が空高く伸びるパティオ(中庭)には、いつ鳴くかわからない《偶然のホトトギス》を展示。浜松市市政100周年を記念して徳川家康の「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」という句をモチーフに制作した作品をティコティン日本美術館の中庭に合わせて再制作しました。
「まばたき—未来の待ち合わせ場所」と題する本展の中で、何かを「待つ」ことにひそむ、人と人、人と自然との邂逅、目を閉じた瞬間の世界の消息をイスラエルの地であらためて考え、感じる機会がうまれることを嬉しく思います。
新型コロナウイルス蔓延の状況が続くご時世ではありますが、2022年の春までにハイファへ行く機会がある方にはぜひ立ち寄っていただければ幸いです。 鈴木康広
*Tikotin日本美術館(Tikotin Museum of Japanese Art, Haifa Museums)
イスラエル北部、カルメル山の頂上にあるティコティン日本美術館は、日本の美術品の保存と展示を目的とした中東では唯一の日本美術専門の美術館です。1959年、オランダ人のフェリックス・ティコティン氏(1893-1986)と、当時のハイファ市長アバ・フシ氏(1898-1969)の発案で設立された市営の財団法人です。この美術館は、イスラエル人が日本の文化を学び、知ることができるようにすること、イスラエルと日本、東洋と西洋の間の相互理解を促進すること、そして日本の芸術と文化に関する研究をしています。
Yasuhiro Suzuki “BLINKING – Waiting for the Future”「鈴木康広 まばたき−未来の待ち合わせ場所」
場所:Tikotin日本美術館
会期:2021年11月13日 – 2022年7月22日まで延長
住所:89 Hanassi Ave. Haifa 34529
Tikotin Museum of Japanese Art
photo: Jeni Katzner
2021.10.21
ファスナーの船 航行—Between Water ファスナーの船|鈴木康広—
2018年より「隅田川 森羅万象 墨に夢」(すみゆめ)に参加している「ファスナーの船」が、今年も秋に隅田川に登場します。すみゆめでは、古くから都市の境界線としての役割を担ってきた隅田川で、吾妻橋から桜橋の間を「ファスナーの船」が行き来し、水面を開くとともに対岸をつないでいきます。
この数年、隅田川に目を向けながら、私たちは川が孕んできた物語の数々を想い、はるか遠くから流れ集い、また別の場所へと移りゆく水の「今」を見つめてきました。ゆらめく波紋や波しぶき、きらめきながら風景を映す水はとどまることなく循環していきます。そこで身近に潜む水の表情を映像に捉え、パズルのピースに納めることで、いつかつながるかもしれない「水のパズル」を皆さんとつくることにしました。
“Between Water”――引き波がファスナーとなり、パズルのピースに多彩な水の姿を臨みます。
(「隅田川 森羅万象 墨に夢」webサイトより抜粋)
昨年からWeb上で募集を開始した「身近な水面」の映像が、特設サイトの「水のパズル」の欄でご覧いただけます。そのときそこにある水は、かつてどこかにあった水。いつかどこかで巡り合うかもしれない水と水の間をつなぐように、ふと目にとまったパズルを再生してみてください。その水があった場所の音と音が、蓮沼執太さんの音楽を媒介に断片的なまま、つながっていきます。
Web上の「水のパズル」の表現は、手さぐりの中で見えてきたイメージを具現化する上で、インタラクションデザイナーの林洋介さんにご協力いただきました。
今年のメイングラフィックは昨年から引き続き、中西要介さん、根津小春さんにデザインしていただきました。
写真では見えない隅田川の水分子を可視化するように、スケッチを通して1ピースの水を透かし見るようなビジュアルがかたちになりました。
通常運航している船とのリアルタイムでの調整や船のメンテナンスなど、
プロジェクトメンバーの多大なるご協力があって今年も「隅田川をひらく」ことができます。
「ファスナーの船」発案者として、皆様のご尽力に感謝申し上げます。
今年も多くの人の目に留まり、隅田川の風景に新鮮な息吹を吹き込む機会となることを願っています。
鈴木康広
「隅田川 森羅万象 墨に夢」ファスナーの船
期間:2021年10月30日(土)-11月7日(日)
航行時間:12:00‒14:00
航行区間:隅田川(吾妻橋⇔桜橋)
撮影いただいた「ファスナーの船」の写真をぜひお寄せください。
水のパズル|Water Puzzles -Between Water
隅田川の水面に目を向けて、しばらく眺めていると光や流れにあおられてその表情が刻々と変わっていきます。
あなたが映像にとらえたうつろう水の瞬間をお寄せください。
一つひとつが異なる姿の水のパズルがあらわれます。
お寄せいただいた動画は、水のパズルのピースとなって、webサイトにて流れます!
2021.03.26
原美術館 ARC「虹をかける:原美術館/原六郎コレクション」展「日本列島のベンチ」展示
群馬県渋川市のハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」としてリニューアルオープンしました。
初の展覧会となる「虹をかける:原美術館/原六郎コレクション」展に《日本列島のベンチ》を出展します。
美術館の敷地を俯瞰すると大きな弧を描き出しています。
その中央に位置する中庭に、《日本列島のベンチ》を日本列島と同じ方位に設置しました。
その床には、美術館が開館した頃に植えられたモミの木の年輪を生えていた方角のままに線画で描きました。
日本の真ん中に位置し、木材をふんだんに生かした漆黒の建築が、季節や天候による自然の微細な変化を一層際立てて見せてくれます。そして、環境とのつながりや関係性をあらためて意識させます。
緑溢れる広い空間の中でゆったりとしたひとときをお過ごしください。
皆様のご来場をお待ちしております。
「日本の国土面積の3分の2は森林と言われます。その中に無数の「点」として存在する木は、周囲の環境との相互作用によって固有の円弧を描き出します。そのユニークな線の重なりは、その土地の記憶がかたちを成したものと言えるのではないでしょうか。原美術館ARCの外周の舗道が描く2本の大きな円弧を大木の年輪に見立てると、木材をふんだんに活かした美しい建築は、古来よりその土地に息づく目に見えない羅針盤が姿を現し、現代に開かれたように見えてきました。そして、日本列島をかたちづくる一本一本の木に潜む、無数の小さな日本列島の発見へと至りました。日本をはじめ、世界中のあらゆる場所から人が訪れ、《日本列島のベンチ》に寄り添うことで、渋川という場所の求心力を可視化するとともに、離れた場所の間に作用する「引きあう力」を来場者がともに感じられることを期待しています。」(鈴木康広)
原美術館ARC
虹をかける:原美術館/原六郎コレクション
会期:
第1期(春夏季):2021年4月24日(土)―9月5日(日)
第2期(秋冬季):2021年9月11日(土)―2022年1月10日(月・祝)
※「日本列島のベンチ」は全期展示予定
開館時間:9:30 am-4:30 pm(入館は4:00 pmまで)
休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日
原美術館ARC webサイト
出品作家(予定)
全期:
アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」
2021.01.27
隅田川 森羅万象 墨に夢」出展《ファスナーの船》関連企画「水のパズル|Water Puzzles-Between Water」オンライン開催
アートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」にて昨年秋に開催した「Opening the River—鈴木康広《ファスナーの船》」の関連企画として、「水のパズル|Water Puzzles-Between Water」をオンラインにて開催します。このプロジェクトでは、皆様が撮影された身近な「水面」の動画を募集しています。詳しくは特設サイトにてご覧いただき、ぜひ動画をお寄せください。
「2020年5月、緊急事態宣言が解除されて間もない隅田川には、これまで見たことのない静かな時間が流れていました。
「ファスナーの船」のドローン撮影の合間、川沿いを歩きながら川面に映る街や橋の影をぼんやりと眺めていました。
揺れる川面に目を奪われ、時が経つのを忘れていたことに気づきました。ほんの束の間の出来事ですが、水面に映る隅田川の「今」と、自分の中に流れる時間がぴったりと重なり合ったような気がしました。
そして、その水面のなめらかな動きが目に見えない無数の水分子によって構成されていることを意識しました。
「ファスナーの船」が隅田川を走行するたびに、水面の水分子たちは、右か左に分かれます。次は右かな?それとも、左かな?自分が水分子の一員になって、次は墨田区側かな?台東区側かな?と、流れに身をまかせて川面に漂っているような不思議な妄想が膨らみました。
実際には目に見えないけれど、隅田川に船が通るたび、水分子の席替えがはじまります。しばらくすると、水分子はファスナーの新しいエレメントになって結びつき、そこに思いがけない出会いがうまれているかもしれない。そんなイメージが湧いてきました。
地球上のさまざまな場所を巡って、隅田川にやってきた水分子たち。目に見えず動きも予測できないものが集まってできた偶然のかたち。なかなかぴったりはまることのないものを「パズル」に見立てました。
そして、隅田川に訪れたひとりひとりの中に流れる固有の時間を「水のパズル」として集めることで、そこに浮かび上がる「今」を皆さんと見つめてみたいと考えました。
また、水は川や海だけでなく、雨や雪そして空気中の水分子も含めると、姿を変えて地球上を絶え間なく巡っています。海、川、湖、池、水たまりなども「水のパズル」の1ピースになります。隅田川に来られない方は、身近な場所で出会った水面の映像を投稿してください。過去に何気なく撮影した水面の映像もぜひ探してみてください。ご参加をお待ちしています。」鈴木康広
水のパズル|Water Puzzles-Between Water
募集期間:2021年1月25日(月)~2月7日(日)
募集内容:川や湖、海など水面を映した1分以内の動画
投稿・掲載:「水のパズル」特設ページ
水面を映した動画を投稿者ご自身のYouTubeチャンネルにアップロードし、そのURLを投稿フォームから送ると、隅田川の映像と共に「水のパズル」のピースとして掲載されます。映像には蓮沼執太氏による音楽とともに、動画の環境音も流れます。
2020.12.14
十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展 インタビュー映像公開
十和田市現代美術館で開催中の展覧会「インター + プレイ」展の出展作家インタビューが公開されました。Arts Towada 十周年に屋外彫刻として結実した作品《
十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展
展覧会会期:2020年7月23日(木・祝)−2022年5月29日(日)
2020.10.07
「隅田川 森羅万象 墨に夢」ファスナーの船 航行Opening the River―ファスナーの船|鈴木康広
アートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」(略称すみゆめ)では、古くから都市の境界線としての役割を担ってきた隅田川を「ファスナーの船」が航行します。吾妻橋から桜橋の間を往復する船の引き波が、ファスナーのように水面を開きながら対岸をつなぎ、まちの風景の見方を変えてくれるのではないでしょうか。昨今のコロナ禍で、隅田川には、これまでにない水面の静寂が訪れました。この状況になって初めて、川の水面に細やかに現れている「今」に気づきました。悠々と流れる隅田川に目を向けると、空を映してきらめく水面に、船が立てた波しぶきによってかたちを変えつつたゆたう水の姿を見つけられます。「ファスナーの船」の航行により身近に潜む水の多彩な表情を引き出し、伝えていきます。(「すみゆめ」webより一部引用)
プロジェクトが今年で3年目となり、ついに隅田川をひらく「ファスナーの船」の空撮が実現しました。街中では高度な撮影技術が要求されるため、ドローン撮影の第一人者として知られる富士ドローンベースの渡邉秋男さんにご協力いただきました。
カメラが上昇し、隅田川から離れていくと、水面の揺らぎが静止したように見えてきます。俯瞰した静寂の光景は、都市の喧騒から離れ、見たことのない世界へと解き放たれたような気持ちにさせます。
今年着目したのは、目に見えないけれど隅田川に漂う無数の「水分子」。ファスナーの船が走行するたびに、小さな水分子たちは右か左に別れます。偶然、隅田川に居合わせた水分子たちが、次は右かな?それとも左かな?と、船が水をかき分けるごとに身を委ねながら遊んでいるように思えてきました。
そして今回、「ファスナーの船」の空撮映像のために、音楽家の蓮沼執太さんに楽曲を制作していただきました。
僕がイメージした隅田川の水分子の見方や捉え方に応答するかたちで、隅田川のイメージを軽やかに覆す新鮮な音楽をつくっていただきました。
自粛期間があけて間もない隅田川での撮影は、行き交う船がほとんどなく、「ファスナーの船」は静かな水面を颯爽とひらいて行きました。この状況になって初めて、隅田川の水面に細やかに現れる「今」に気づきました。隅田川の水底には、江戸時代の誰かが投げた石が今もきっと落ちています。かつてそこに訪れた人たちの目に見えない痕跡から街の息づかいを想像できないだろうか。隅田川に訪れる人たちのさりげないしぐさが東京の水辺の記憶となり、時をつないでいけるのではないか。
過去と未来を透かし見る楽しさが、隅田川の周辺にはあるような気がしています。
Opening the River―ファスナーの船|鈴木康広
Zip-Fastener Ship|Yasuhiro Suzuki
航行期間:2020年10月31日(土)- 2020年11月8日(日)
時間:12:00 – 14:00
航行区間:隅田川(吾妻橋⇔桜橋)
会期中には、水面に着目した一般参加プログラムを計画しています。詳しくは特設サイトでお知らせしていきます。
航行期間は10/31〜11/8の12:00-14:00。吾妻橋と桜橋までを往復します。そのほかに言問橋や、墨田区と台東区の川沿い、近隣の建物からもご覧いただけます。
秋晴れの日にぜひ目撃にいらしてください!
「Opening the River―ファスナーの船|鈴木康広」
Video photography and edited by: Akio Watanabe, Music by: Shuta Hasunuma
「ファスナーの船」特設ページ
今年のプロジェクト全体のグラフィックは、STUDIO PT.の中西要介さんにデザインしていただきました。
「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会の皆様、プロジェクトにご支援、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。
2020.09.26
ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020 同時開催プログラム京都市京セラ美術館「ナイト・ウィズ・アート2020」
京都を含む世界の各都市で開催されるアートやコンサート等を楽しむ夜の文化イベント「ニュイ・ブランシュ」(白夜祭)。2020年は10月3日(土)の夜に開催されます。秋の夜長がニュイ・ブランシュで京都随所が賑わう中、リニューアルオープンして新しい魅力が加わった京都市京セラ美術館では、開催中の展覧会を夜間延長開館することに加え、館内外を縦横に駆使した様々なアートやコンサート、パフォーマンス等による「ナイト・ウィズ・アート2020」を開催。いつもと違う魅惑的な京都・岡崎で一夜限りの非日常感をお楽しみください。(京都市京セラ美術館webサイトより)
「ニュイ・ブランシュ KYOTO」同時開催プログラム 京都市京セラ美術館「ナイト・ウィズ・アート2020」に参加します。美術館前の広場に全長約25メートルの《空気の人》、展示室では新作《空気の触手》を1日だけ展示します。ご来場をお待ちしております!
ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020 同時開催プログラム
京都市京セラ美術館「ナイト・ウィズ・アート2020」
会場:京都市京セラ美術館
主催:京都市
協力:アンスティチュ・フランセ関西
鈴木康広「空気の消息」
2020年10月3日(土)10:00 – 23:00
会場:京セラスクエア、本館2階 南陳列室
料金:無料
予約:不要
※ただし京セラスクエアの《空気の人》は荒天の場合は、予告なく中止する場合があります。
※本館南回廊2階での展示は、22:00までとなります。
協力:カラーキネティクス・ジャパン株式会社
2020.07.22
十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念 「インター + プレイ」展 開催
Arts Towada 十周年記念 「インター + プレイ」展
会期:2020年7月23日(木・祝)−2022年5月29日(日)※当初より会期が変更になりました。
通年展示:鈴木 康広(十和田市現代美術館 前庭部分に展示)、目[mé](十和田市まちなかに展示)
開館時間:9:00 − 17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし8月3日(月)、10日(月)、11月2日(月)は臨時開館。(12月以降の臨時開館、休館については美術館webにてお知らせいたします。)
会場:十和田市現代美術館
観覧料:企画展+常設展セット券 1200円。企画展の個別料金は一般800円。団体(20名以上)100円引き。高校生以下無料。
主催:十和田市現代美術館
後援:東奥日報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、十和田市教育委員会
十和田市現代美術館
撮影:小山田邦哉
「《はじまりの果実》のためのドローイング」2020年 インター+プレイ展出展
2020.07.22
渋谷・新宮下公園にパブリックアート設置《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》
2020年7月、渋谷の宮下公園が、再開発によって公園×商業×ホテルの一体となった新しい複合施設「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」として生まれ変わります。その屋上にある渋谷区宮下公園の恒久的なパブリックアートとして《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》を制作しました。
空が見渡せるミヤシタパークに、渋谷区の方位を身体で感じられるベンチをデザインしました。そこにいち早くやってきたのは忠犬ハチ公像。星になった上野教授を見上げています。 今やハチは世界中の人々に語り継がれる果てしない「宇宙」のような存在。動物と人間との間に芽生えた他者への想像力が、国境を越えて人々の心に何かを呼びかけているのではないでしょうか。明治通りに沿って南北に広がるミヤシタパークは、道行く人たちにさりげなく方角を知らせるコンパスの『針』のような場所。近所から地球まで、さまざまな場所からやってきた人たちとの出会いによって、ミヤシタパークが未来に向かう「渋谷の方位磁針」となることを願っています。(鈴木康広)
夜にはハチのからだに光が灯り「星座」が浮かび上がります。
《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》
所在地:MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)内、渋谷区立宮下公園
パブリックアートの普及を推進するDESIGNARTが、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインと協業し、プロデュースを手がけました。
CGパース:栗山和弥(CREATURE INC.)
2020.06.06
ほぼ日手帳「『書く』ってなんだ?」インタビュー掲載
ほぼ日手帳「『書く』ってなんだ?」のコーナーでインタビューが掲載されました。日常生活の一部である「ノート」の使い方について、3回に分けてまとめていただきました。作品制作を続けるためにノートは欠かせない特別な空間です。これまで、見返すたびに描いたものの見方が変わるようにノートの使い方を工夫してきました。インタビューでは、紙とペンならではの「書く」ことの周辺についてお話をしました。長年愛用しているペンや、大学生の頃につくったスクラップブックの中身も少しだけ公開しています。
ほぼ日手帳 「書く」ってなんだ?
SEASON2 vol.2「偶然を生み出す、数百冊のノート」
1. 偶然を生み出すノートの使い方。
2. 地球規模の同窓会。
3. 貼るというプロセス。
2020年6月6日 公開
ノートやスクラップブックは、21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」で展示しています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止のため、2020年2月27日より臨時休館をしておりましたが、6 月 1 日より再開を予定しております。 尚、展覧会は 2020年9月22日まで、再度期間を延長し開催をいたします。再開後は当面の間、営業時間の短縮とウェブサイトでの事前予約制によるご来館受付を いたします。
「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」
2020.05.22
札幌文化芸術交流センター SCARTS 鈴木康広「雪の消息|残像の庭」
鈴木康広「雪の消息|残像の庭」
開催期間:8月17日(土)-9月16日(祝・月)
場所:札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市民交流プラザ 1-2階)
主催:札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)、北海道新聞社
後援:札幌市、札幌市教育委員会
助成:芸術文化振興基金
協力:アイティーエル株式会社、株式会社ゴトー工芸、株式会社セイコープラスチックス、東京大学生産技術研究所 試作工場、東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野、株式会社メディアタージ
撮影:今井智己、鈴木康広、青木遥香
2020.05.04
静岡市美術館開館10周年記念鈴木康広「まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」《開催延期》
10年前に静岡市美術館の開館を記念して《まばたきの葉》を展示しました。静岡の眩しい光をうつし込むような明るいエントランスの空間に、子どもたちが描いてくれた「まばたき」が作品とともに舞いました。真っ白な空間がいっそう真新しく感じられたことを覚えています。
《まばたきの葉》の別名は「未来の木」。人類がこれからも果てしなく長い時間をかけて植物と関わりをもっていくと、木が人間に何かを伝えようと、葉に目を浮かび上げるのではないか。植物が太陽の光を見つめ続けてきた地球上の光の歴史のなかに、人々の記憶が参加する瞬間をイメージしました。
身近にあるけれど、遥か遠い「木」という存在は人と人、人ともの、人と社会など、あらゆる「他者」との向き合い方にヒントを与えてくれると思っています。そして、美術館で巡り合う作品は、
「10年後にまた展示ができたらいいですね」という、学芸員の伊藤鮎さんとの何気ない会話をきっかけに、開館から10年という時間を内包した形で《まばたきの葉》をふたたび展示する機会をいただきました。長くも短くも感じられるさまざまな10年。はかりしれない時間の不思議さを感じる場所、思いがけないものと出会う偶然がうまれる場所として、「未来の待ち合わせ場所」というテーマで展示を計画していました。
この度は、新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のため美術館が休館となり展示が延期となってしまいましたが、またふたたび美術館のエントランスに舞う《まばたきの葉》を観ていただける日がやって来ることを心から楽しみにしています。
美術館のエントランスの印象そのものをシンプルに落とし込んだ清々しいグラフィックは、美術館のロゴやサイン計画、10周年記念のロゴを手掛けられた柿木原政広さんにデザインしていただきました。
「まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」
会期:2020年4月21日(火)-5月10日(日)
会場:静岡市美術館 エントランスホール
開館時間:10:00-19:00
入場料:無料
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、開催は延期となりました。
静岡市美術館
アーティストトーク
日時:2020年4月29日(水・祝)13:30-14:30
会場:静岡市美術館 多目的室
定員:70名
参加:無料
申込不要(当日先着順)
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、上記の日程での実施は中止します。
2020.04.03
十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展《臨時休館中》
2020年、十和田市のシンボルロードである官庁街通りをひとつまるごと「美術館」に見立てた“Arts Towada”は、スタートから10周年を迎えます。十和田市現代美術館は、そのArts Towadaの中核施設として、アートが持つ驚きの体験と最先端のアートを発信、まちとの交流を通して創造性の相互作用を促進しています。
Arts Towadaは、時代の先端的表現と多様な人々を受け入れる包容力の両方を併せ持つものを追い求めてきました。10周年記念展となる本展は、そのようなArts Towadaの姿勢を体現するものとして、一年を通し3期に分けて内容を変えつつ行われます。私たちの身体、建築、街と社会の内側と外側に橋を架け、その間を繊細・自由に往還し、私たちの生きる空間に新しい可能性を開く作家・作品で一年間の展覧会を構成します。(十和田市現代美術館webサイトより)
どこからともなく十和田に落ちてきた真っ赤なりんご。その衝撃によって広がった波紋がアーツトワダの「年輪」となって成長していく。そんなイメージをかたちにした野外彫刻が、アーツトワダ10周年を記念した作品として、十和田市現代美術館の芝生広場に設置しました。
世界中から人びとを引き寄せる「アーツトワダの引力」を表すりんごは、過去と未来を垂直につなぐ「果実」として、波紋の年輪は十和田市の輪郭を越えて水平な広がりを成していく「幹」の断面をかたちにしました。
美術館の広場に実際の十和田市と同じ方位に設置することで、さまざまな作品の見方や関わりが生まれることを願っています。
アーツトワダ十周年記念展「インター + プレイ」
会期:2020年4月18日(土)−2021年5月30日(日)
通年展示:鈴木 康広(十和田市現代美術館 前庭部分に展示予定)、目[mé](十和田市まちなかに展示予定)
開館時間:9:00 − 17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
会場:十和田市現代美術館
観覧料:企画展+常設展セット券 1200円。企画展の個別料金は一般800円。団体(20名以上)100円引き。高校生以下無料。
主催:十和田市現代美術館
後援:東奥日報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、十和田市教育委員会
十和田市現代美術館
【関連イベント】
第1期、本展出展作家によるオープニングトーク
日時:4月18日(土)14:00 − 16:00
会場:十和田市民図書館多目的研修室(青森県十和田市西十三番町2-18)
※状況により直前に変更となる場合がございます。詳細は十和田市現代美術館のHPをご覧ください。
料金:無料 ※要企画展チケット
2020.01.28
MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス「Mのたね」展
MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス店内にて、武蔵野美術大学の教員・助手による初の展示『Mのたね』展が開催中です。彫刻、絵画、映像、インスタレーションなど過去の作品と、無印良品の活動や商品から今回の展示のために各作家が制作した新作が店内に点在しています。
今回の出品作は《表裏のコップ》(2014)に加え、10年以上作家の手元にあり、今は廃番となった無印良品のアクリル製コップを使用した新作《残像のコップ》(2020)。
関連イベントとして、2月29日(土)には、トークイベントを開催します。
『Mのたね』
日程:2020年1月13日(月)~2020年3月22日(日)
時間:7:30-21:00 *土・日・祝は10:00-20:00 *店舗休館の場合はそれに準じます
場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス1F 共創スタジオ/MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス(東京都新宿区市谷田町1-4) 入場無料
主 催:武蔵野美術大学
共 催:MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス
企画協力: 鈴木潤子(インディペンデント・キュレーター)
参加作家(五十音順)
伊藤誠(彫刻学科教授)
小林孝亘(油絵学科教授)
小林耕平(油絵学科准教授)
鈴木康広(空間演出デザイン学科准教授)
冨井大裕(彫刻学科准教授)
椋本真理子(彫刻学科助手)
ギャラリートーク
2020年2月29日(土)鈴木康広
※時間はMUJIcom webサイトにて後日公開
2020.01.21
展覧会図録「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」
2019年8月17日から9月16日まで札幌文化芸術交流センターSCARTSにて開催した「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」の展覧会図録が完成いたしました。
札幌の「雪」の印象を手掛かりに、活動の初期から続く「水」への関心が、氷点下の水のかたちにまで及んだ今回ならではの新作《氷の人》、《鍵の人》、《記憶の鍵/スコップ》や、本展にあわせてスケールアップした《りんごの天体観測》を含む全25作品や書き下ろしテキストも収録。宇宙空間のような暗闇の庭から、刻々と変わりゆく作品の“消息”や“残像”を見つけられる一冊です。通信販売にて購入可能です。
【「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」展覧会図録】
「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」
・販売価格:1,500円(税込/送料別370円)
・仕様:A5判、全80頁
・発送時期:ご入金が確認でき次第、順次発送します。
編集:札幌文化芸術交流センター SCARTS
テキスト:鈴木康広、樋泉綾子(SCARTSキュレーター)
イラストレーション:鈴木康広
デザイン:須山悠里(suyama design)
撮影:今井智己ほか
発行:公益財団法人 札幌市芸術文化財団
【購入方法】
メールの件名に「鈴木展図録申込」と記載して、以下の項目をお知らせください。
お問い合わせいただいたメールアドレスに購入方法をお知らせいたします。
・お名前
・お電話番号
・送付先住所
・購入冊数
<送信先メールアドレス:scarts@sapporo-caf.org>
【お問い合わせ先】
札幌文化芸術交流センター SCARTS(鈴木康広展 担当)
TEL 011-271-1955
E-mail scarts@sapporo-caf.org
2019.12.16
NADiff a/p/a/r/t 10周年記念企画〈 Yasuhiro Suzuki × NADiff 〉 『水平線を描く鉛筆』オリジナルグラス/《まばたき証明写真》
NADiff a/p/a/r/t 10周年にちなんでスタートした、10名のアーティストとのコラボレーション企画〈NADiff × 10 ARTISTS〉第7弾に参加します。NADiff a/p/a/r/t 10周年のお祝いに描き下ろした『水平線を描く鉛筆』がオリジナルグラスになりました。水平線に沿って水を注いでみたり、飲んでみたり。そしてパッケージにも、今回描き下ろしたNADiffロゴに水平線が描かれています。グラスとパッケージを併せてお楽しみいただけます。
NADiff a/p/a/r/t店内では、オリジナルグラスの発売を記念して、目を閉じた瞬間を撮影する体験型作品『まばたき証明写真』を展示致します。
『まばたき証明写真』は、まばたきを検知して自動的にシャッターを切る証明写真機です。
目を閉じた証明写真が社会では認められないことに違和感を感じたことから着想した作品。作家は、目を閉じたときにしか見えないもう一つの世界がそこに隠されていると言います。目を閉じた瞬間の世界の存在を証明する、証明写真です。「まばたき」をした瞬間、自動でシャッターが切られ、日時は秒単位でカードに記載されます。そして、直筆のサインを入れて「まばたき証明書」が完成です。是非、実際に体験してみてください。
●展示作品
《まばたき証明写真》
期間:2019年12月6日(金)~2020年1月13日(月・祝) 2月中旬まで会期を延長しました。
設置場所:NADiff a/p/a/r/t店内
料金:500円
ナディッフアパート
●商品
NADiff a/p/a/r/t 10周年記念企画〈 Yasuhiro Suzuki × NADiff 〉
『鈴木康広 × NADiff 水平線を描く鉛筆』オリジナルグラス
価格:¥2,200+税
素材:ガラス
サイズ:直径84mm × 高さ89mm
箱寸法:88mm × 88mm × 高さ95mm
制作:NADiff
発売日:2019年12月6日(金)発売
>>ONLINE SHOP
2019.11.16
21_21 DESIGN SIGHT「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」《会期延長・臨時休館中》
21_21 DESIGN SIGHTにて2019年11月22日より「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」を開催します。この展覧会の核となるのは、現在、日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代のメンバーたちが、そのデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々です。それらは、多くの人々の目に触れる完成品に比べて、あまり光が当てられません。しかし、そんな「秘められた部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻まれています。それらを間近で目にすることのできる展覧会です。
本展の会期に先行して、日本デザインコミッティーの現メンバー全員にインタビューした内容をポッドキャストで配信。さらに、会期中には、次世代のデザイナーを招いたトークイベントも開催し、展覧会の枠組みを超えた情報発信を積極的に行います。
日本デザインコミッティーは1953年の設立以来、銀座の百貨店、松屋との長い関係の中で、すぐれたプロダクトの選定やデザイン展の開催を通して、日本のデザインに貢献してきました。各分野を代表するデザイナー、建築家、評論家が自主的に参加し、現在は40代から90代まで26名のメンバーで構成されています。会期中には、次世代のデザイナーを招いたトークイベントも開催し、展覧会の枠組みを超えた情報発信を積極的に行います。本展は、世代や領域が異なる人々の結節点となり、日本のデザインの豊かな蓄積を未来の創造へと活かすきっかけになることを目指します。(マル秘展 webサイトより引用)
21_21 DESIGN SIGHT
「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
会期:2019年11月22日(金) — 2020年3月8日(日) 会期延長
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止のため、当面の間休館となりました。最新情報は21_21 DESIGN SIGHTウェブサイトにてお知らせいたします。
開館時間:10:00 — 19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日(12月24日、2月11日は開館)、年末年始(12月26日—1月3日)
入館料:一般 1,200円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
特別協賛:三井不動産株式会社
特別協力:株式会社松屋
展覧会ディレクター:田川欣哉
企画協力:日本デザインコミッティー
グラフィックデザイン:佐藤 卓
会場グラフィック:藤巻洋紀(TSDO)
会場構成:中原崇志
テキスト:土田貴宏
映像:ドローイングアンドマニュアル
オープニングトークイベント
登壇:田川欣哉、鈴木康広
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
参加申込など、詳細については決定次第、21_21 DESIGN SIGHT ウエブサイトにてお知らせいたします。
2019.10.21
Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島
東京湾に浮かぶ無人島・猿島を舞台にアート・プログラム「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が開催されます。
縄文・弥生時代の貝塚が残る洞穴や、幕末から明治初期にかけて整備された砲台跡・弾薬庫跡が残る猿島。第二次世界大戦の長いあいだ一般の立ち入りは禁止されましたが、貴重な当時の建造物と自然とが残り歴史遺産となりました。
今回の「Sense Island」では、猿島が持つ空間的な特徴や歴史、また島の近くで暮らす人々の営みなどから着想を得たアートプロジェクト国内外のアーティストとともに展開します。開催時間は夜間のみ。静寂に包まれた暗闇の中に光る作品ご覧ください。
Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島
アートを通して体感する猿島とその自然
会期:2019年11月3日(日)~12月1日(日)
内覧会:2019年11月2日(土) *ご招待状をお持ちの方のみ
開催時間:17:30-21:30(予定) ※日没以降
会場:猿島公園(神奈川県横須賀市猿島1番)
Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島
2019.10.20
『まばたきのおもひで』著:常盤貴子/カバーイラスト・挿絵
常盤貴子さんが共同通信の新聞で続けられている連載5年分をまとめた書籍『まばたきのおもひで』が刊行されました。常盤貴子さん初のエッセイ集です。カバーの題字とイラストを描かせていただいています。まるで自分の本のような感じです。テレビだけでは見ることのできない常盤さんの魅力溢れるお話が沢山詰まっています。ぜひお手にとってご覧ください。
併せて、常盤さんとラジオに出演いたします。収録では書籍のことはもちろん、出会いのきっかけ、ディープな趣味のことまで楽しくお話させていただきました。
『まばたきのおもひで』常盤貴子 著
出版社:講談社
発売日:2019年09月28日
価格:定価 1,300円(税別)
カバーイラスト・挿画:鈴木康広
【ラジオ出演情報】
放送局:JFN PARK
番組名:『まばたきのおもひでのかたらひ』
放送日:毎週月曜日 10:00配信(2019年10月7日、10月14日、10月21日、10月28日)全4回
放送局:TOKYO FM
番組名:三井ホーム Presents 「キュレーターズ マイスタイル×ユアスタイル」
放送日:毎週金曜日 17:00-17:25放送(2019年10月25日〜予定)全4回
2019.10.20
東京ビエンナーレ2020 プレイベント
東京ビエンナーレは、歴史文化的にも特徴のある東京都心北東エリアの公共スペース、公共施設、学校施設、寺社会堂などを会場として、来年より隔年で開催する国際芸術祭です。そのプレイベントとして、日本橋に今年オープンしたCOREDO室町テラスを舞台に、「水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう?コンテンポラリーアーティスト3組の新作展-鈴木康広、スプツニ子!+西澤知美、やんツーによるアート展示と東京の基層文化展示。」が開催されます。
「水都東京 日本橋の未来」をテーマに、建築史家の陣内秀信による時代考証をもとにした太古から地域に根づき蓄積された東京の基層文化展示とともに、近未来のテクノロジー社会に対し批評的な目を持つ3組の作家(鈴木康広、スプツニ子!+西澤知美、やんツー)による新作を展示します。(東京ビエンナーレ2020 プレイベントwebサイトより抜粋)
日本橋の歴史や日本橋川を起点に、水と空気の循環を顕在化させた新作を出展します。
【東京ビエンナーレ2020 プレイベント】
水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう?コンテンポラリーアーティスト3組の新作展
鈴木康広、スプツニ子!+西澤知美、やんツーによるアート展示と東京の基層文化展示。
会期:2019年10月26日(土)〜11月10日(日) 会期中無休
開場:12:00-20:00 ※但し最終日は18:00まで
会場:COREDO 室町テラス 3階 室町三井ホール & カンファレンス(中央区日本橋室町3-2-1)
主催:一般社団法人東京ビエンナーレ
協賛:三井不動産株式会社
入場料:無料
展示空間設計・照明・演出:遠藤治郞
東京ビエンナーレ2020 プレイベント
【同時開催】
HOW TOKYO BIENNALE?東京ビエンナーレ2020 計画展
東京の過去・現在・未来を思考する。2020年、東京都心北東部の千代田区、中央区、文京区、台東区を中心エリアに開催予定の「東京ビエンナーレ2020」。本展はその計画の全貌を紹介する展覧会。現代美術、デザイン、建築、批評等、多彩なジャンルの参加作家によるプラン、および公募プロジェクト「ソーシャルダイブ」等の企画を展示すると同時に、ギャラリーコーナーでは参加作家の作品やドローイングを販売し、東京ビエンナーレ2020のプロジェクト資金に活用させて頂く試みも行う。
(東京ビエンナーレ2020 プレイベントwebサイトより抜粋)
会期:2019年10月12日(土)〜11月4日(月・祝)会期中無休
開場:11:00-19:00 入場は30分前まで
会場:アーツ千代田 3331 1階 メインギャラリー(千代田区外神田6-11-14)
主催:一般社団法人東京ビエンナーレ
入場料:一般500円、高校生以下無料(入場料収入は東京ビエンナーレ2020の支援金として活用いたします)
HOW TOKYO BIENNALE?東京ビエンナーレ2020 計画展
2019.09.05
「隅田川 森羅万象 墨に夢」ファスナーの船/トークイベント開催
昨年12月、隅田川で航行し話題となった「ファスナーの船」が今秋も隅田川に登場します。
また、9月25日には木下直之氏、10月4日には陣内秀信氏、10月16日には西尾美也氏(ほか)とのトークイベントを開催いたします。ぜひお越しください。
■《ファスナーの船》
【日時】2019年11月2日(土)~10日(日)12:00~14:00
【場所】隅田川:吾妻橋~桜橋の間を往復
■トークイベント
鈴木康広とゲストによる連続トークイベントを開催。日常の風景を変え、ものごとの捉え方を考えさせるアートの力、都市の水辺の魅力を掘り下げます。
参加費:無料
お申込み:申込フォーム
第1回:テーマ「境界線を探る、たどる、外れる」
ファスナーの船が開く隅田川は、江戸から東京へと移り変わる中で、どのような歴史をたどり、文化を育んできたのでしょうか。都市の境界線としての川の役割を、さまざまな観点から捉えてみます。
【日時】9月25日(水)18:00 – 20:00
【会場】すみだ北斎美術館講座室(墨田区亀沢2-7-2)
【ゲスト】木下直之(静岡県立美術館長、東京大学名誉教授)
【定員】60名
第2回:テーマ「水辺からまちを考える」
かつては物流の要であり、春は花見、夏は花火でにぎわう隅田川。水辺の風景がもたらす情緒やまちの活力など、河川空間の魅力と活用の可能性について考えます。
【日時】10月4日(金)18:00 – 20:00
【会場】すみだ北斎美術館講座室(墨田区亀沢2-7-2)
【ゲスト】陣内秀信(建築史家、法政大学特任教授)
【定員】60名
第3回:テーマ「ファスニングを極める」
ファスニング(つながる)の仕組みって何?10月26日に桜橋でのファスニングショーを行うアーティストの西尾美也と、YKKのファスニング事業のプロを交え、「つながる」ことの極意をあれこれ語り合います。
【日時】10月16日(水)18:00 – 20:00
【会場】YKK60ビルAZ1ホール(墨田区亀沢3−22−1)
【ゲスト】西尾美也(アーティスト)、ほか
【定員】100名
2019.07.20
「雪の消息|残像の庭」開催 札幌文化芸術交流センター SCARTS
札幌で個展を開催します。場所は、2018年にオープンした劇場や図書館などもある複合施設、札幌市民交流プラザ内の札幌文化芸術交流センター SCARTS(スカーツ)です。代表作《まばたきの葉》や《空気の人》のほか、冬の札幌視察でインスピレーションを得た新作を多数展開します。これまでの作品もバージョンアップして登場予定です。オープニングとクロージングにはアーティストトークも行います。札幌へお越しの際はぜひお立ち寄りください。
北海道では初となる鈴木康広の個展を開催します。鈴木は、身近な風景や自然現象を新鮮なまなざしで見つめ、私たちがふだん気に留めることなく見過ごしているものごとのなかに、世界の新しい捉え方が潜んでいることを示してきました。
本展では、2006年に初めて訪れた札幌の「雪」の印象を手掛かりに、活動の初期から続く「水」への関心が、氷点下の水のかたちにまで及んだ最新作《氷の人》を発表します。また、本展にあわせてスケールアップした《りんごの天体観測》を含む約20点を展示します。作品に導かれ、さりげない現象に目を凝らし、耳を澄ましているうちに、これまで気がつかなかった自然からの知らせを受け取ることができるかもしれません。過ぎ去った白い季節、遠い星々、あるいは誰にもあった幼い日々───
夏の札幌から少し離れた庭へ、ひとときの旅に出てみませんか。(展覧会チラシより抜粋)
鈴木康広「雪の消息|残像の庭」
開催期間:8月17日(土)-9月16日(祝・月)
開催時間:10:00-19:00(最終入場は18:30まで)
※無料エリアのみのプレオープン 8月11日(日)-16日(金)/8月14日(水)休館
場所:札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市民交流プラザ 1-2階)
無料エリア:SCARTSモール(1-2階)/有料エリア:SCARTSコート(1階) SCARTSスタジオ(2階)
一般 500(400)円/高校・大学生 250(200)円/中学生以下無料/65歳以上400(320)円(年齢の分かるものをお持ちください。)
※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は、当日窓口でご提示いただくと、ご本人と付き添いの方1名が無料になります。
※( )内は10名以上の団体料金です。
※リピーター割引:2回目にご来場の方は団体料金でご覧いただけます。チケット半券をご提示ください。
主催:札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)、北海道新聞社
後援:札幌市、札幌市教育委員会
助成:芸術文化振興基金
協力:アイティーエル株式会社、株式会社ゴトー工芸、株式会社セイコープラスチックス、東京大学生産技術研究所 試作工場、東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野、株式会社メディアタージ
アーティストトーク
出演:鈴木康広
日時:① 2019年8月17日(土)16:00 – 17:00 ② 2019年9月16日(月・祝)14:00 – 15:00
会場:札幌市図書・情報館 1階 入場無料
2019.07.13
浜松科学館「軽さを測る天秤」常設展示
出身地浜松市にある浜松科学館が開館33年目を迎える2019年7月6日にリニューアルオープンしました。体験型のコンテンツがメインとなり、百以上の展示は「音」「光」「力」「宇宙」「自然」「新技術」の六つのテーマに分かれています。そんな科学館のエントランスに、《軽さを測る天秤》を常設で設置しました。2017年に箱根 彫刻の森美術館で展示した天秤からさらにスケールアップしました。
《軽さを測る天秤》2017/2019
天秤を水中で逆さにすることで、「重さ」と「軽さ」の関係を反転させました。左右の皿にゆっくりと気泡が溜まっていきます。表面張力の微かな変化を感じながら、溢れそうで溢れない状態に思わず目が釘付けになります。皿で受けとめきれなくなった空気が一気に溢れる場合もあれば、一部だけ溢れて釣り合うことも。じっと見つめていても、一瞬、目をそらした隙に見逃してしまうことも。繰り返し観察すると、溢れる瞬間の兆しがわかるようになってきます。けれど、その瞬間がいつなのか、正確にはわかりません。科学の視点の周辺には、一人ひとりが新鮮な気持ちで世界を見つめ直すヒントが隠されているように感じます。時間を忘れて見ていたくなる感覚をお楽しみいただければ幸いです。 鈴木康広
「浜松科学館 みらいーら」
住所:静岡県浜松市中区北寺島町256-3
営業時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
夏季の一部の期間は9:30〜18:00(入場は17:30まで)※2019年は7月20日から9月1日まで
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)・年末年始(12/30〜1/2)ほか
https://www.mirai-ra.jp
2019.06.13
象の鼻テラス「未知への鼻」
横浜開港150周年記念事業として2009年に開館した象の鼻テラスの10周年記念展覧会「フューチャースケープ・プロジェクト」にて「未知への鼻」を展示します。
未知の世界を求めて空高く伸びる象の鼻。2012年にテラスの屋上に姿を現し、話題を呼んだ作品です。未知なるものの象徴として空に浮かぶ真っ赤なりんご。象の鼻テラスが生まれて10周年となる今年、ついに「未知への鼻」がりんごを掴む瞬間が訪れるかも?!風がしばらくやんだ時が目撃のチャンス。6月14日(金)にはトークイベントに参加予定です。
象の鼻テラス開館10周年記念展「フューチャースケープ・プロジェクト」
鈴木康広「未知への鼻」
開催期間:2019年6月7日(金)– 6月16日(日)[10日間]
開催時間:11:00–20:00
*プログラムにより時間を変更する場合があります
会場:象の鼻パーク・象の鼻テラス
シンポジウム「公共空間のフューチャースケープ」
開催日時:2019年6月14日(金)16:00-
会場:象の鼻テラス
ゲスト:バンジャマン・オーブリ[建築家・都市計画家]、小泉雅生[建築家/小泉アトリエ主宰]、
鈴木康広[アーティスト] ほか
主催:象の鼻テラス
協力:ヴィラ九条山
2019.04.08
横須賀美術館「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」
横須賀美術館にて開催されるグループ展「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」に《日本列島のベンチ》や《水平線の消息−ひも》を出展します。
私たちは科学の進化とメディアの発達によって、目に見えない最小の物質から遠く離れた宇宙の果てまで、あらゆるスケールの事象について情報を得られるようになりました。その一方で、実際の大きさを体感することはとても難しいことです。アーティストにとってもスケールは、作品のコンセプトや展示空間に影響する現代的なテーマの一つです。 本展では、現代美術を中心に、精密な縮小模型から、視点を対象から離すことで広範囲の世界をとらえた写真や絵画、異なる縮尺が存在するインスタレーションなどを取り上げます。スケールが変われば、なじみの風景や事物も、大きく印象を変えるでしょう。美術館で体験する「スケール」の旅をお楽しみください。 (横須賀美術館webより抜粋)
「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」
開催期間:2019年4月13日(土)~6月23日(日)
休館日:5月13日(月)、6月3日(月)
出品作家:岩崎 貴宏、国友 一貫斎、鈴木 康広、高田 安規子・政子、高橋 勝美、田中 達也、中谷宇 吉郎、野村 仁、平町 公、ロバート・フック、松江 泰治
2019.04.01
21_21 DESIGN SIGHT 「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」
21_21 DESIGN SIGHTの企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」に参加しています。
21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクターを務める川上典李子氏が考える「ユーモア」ということで、作品を紹介していただきました。
川上さんがキュレトリアル・アドバイザーとして関わってくださった「第1回 London Design Biennale 2016」で展示をした《脳の人》をはじめ、《足の箸》や《ルーペの節穴》を展示しています。
川上さんに書き下ろしていただいたコメントもご覧いただけます。
展覧会ディレクターは、アートディレクターとして時代を牽引し続ける浅葉克己氏。
世界中を旅しながら、各地で様々な人々やモノたちに出会ってきた浅葉氏にとって、「ユーモア」とは、コミュニケーションにおける最も大切な感性のひとつです。
本展では、グラフィックデザインを通して人々を楽しませ続けてきた浅葉氏が国内外から集め、
その活動のインスピレーションのもととなっている資料やファウンド・オブジェとともに、
浅葉氏がそのセンスにおいてユーモアのシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を一堂に集めます。(21_21 DESIGN SIGHT webより一部抜粋)
21_21 DESIGN SIGHT
企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」
会期:2019年3月15日(金) – 6月30日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
休館日:火曜日(4月30日は開館)
開館時間:10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
*六本木アートナイト特別開館時間:5月25日(土)10:00 – 23:30(入場は23:00まで)
入館料:一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
展覧会ディレクター、グラフィックデザイン:浅葉克己
企画協力:中村至男、鈴野浩一/トラフ建築設計事務所、上條桂子
参加作家:赤木 仁、anothermountainman(又一山人/スタンリー・ウォン)、ロン・アラッド、浅葉 春、シュー・ビン、福田繁雄、GOO CHOKI PAR、早川祐太、ジャンピン・ヘ、日比野克彦、細谷 巖、井上嗣也、金子國義、加納典明、バスター・キートン、クリヨウジ(久里洋二)、トミー・リー、仲條正義、中村至男、ディーン・プール、ダミアン・プーラン、サイトウ・P・ヒロヒサ、瀧口修造、玉屋庄兵衛、立石大河亞、上野真未、トミー・ウンゲラー、和田 誠、渡辺紘平、ジョン・ウッド&ポール・ハリソン、山本修平、四谷シモン
21_21 DESIGN SIGHTディレクター:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
アソシエイト・ディレクター:川上典李子
2019.03.20
東京大学広報誌『淡青』掲載
東京大学 広報室が年に2回発行している広報誌「淡青」の38号に、インタビューが掲載されました。
今号の特集は「東大のアート、アートの東大。」。
東京大学先端科学技術研究センターに在籍して17年。先端研に所属することになったきっかけや、最近の活動、隅田川を開いたファスナーの船の写真など、見開きページで丁寧にまとめていただいています。下記リンク先よりダウンロードいただけます。どうぞご高覧ください。
大方のイメージとはおそらく違い、実は東大にはアートに関するトピックがたくさんあります。
140年を超える歴史を繙けば、美術の世界でも東大が重要な役割を果たしてきたことがわかります。
今号では、学内に所蔵する美術作品、アートに関わる研究・教育活動、構成員や卒業生のアーティスト、という3つの側面から、東大とアートの浅からぬ関係を、目に見える形で紹介します。
デュシャン作品、ラグーザの石膏像、幾何学模型、白ブリーフが印象的な巨大壁画……。
学生のメディアアート展、工学とデザインを融合する部局、東洋や西洋の美術史研究などの取組み……。
研究をアートの力で示すデザイナー、人型の透明風船を各地に浮かばせるアーティスト、環境教育をマンガで実践する大学院生……。
芸術系の大学とは違う、総合大学としての美術との関わり方とは?(東大webより抜粋)
『淡青』 vol.38 2019.03
「所蔵作品、研究・教育活動、アーティストで見る
東大のアート、アートの東大。
総合大学としての美術との関わり方とは?」
https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/public-relations/tansei.html
2019.03.20
AXIS Web Magazine インタビュー掲載
AXIS 石橋勝利さんによる首都大学東京インダストリアルアート学域の授業「プロダクトデザイン特論D」インタビューシリーズ。
石橋さんの指導のもと、インタビュー、編集、写真撮影など、すべて学生さんたちによるインタビュー記事をつくっていただきました。話した本人にとっても発見のある記事に仕上げていただきました。
AXIS Web Magazine
首都大学東京インダストリアルアート学域「プロダクトデザイン特論D」インタビューシリーズ
アーティスト 鈴木康広の“ものごと”への姿勢・視線の向け方
https://www.axismag.jp/posts/2019/03/119966.html
2019.03.06
いまを考えるトークシリーズ Vol.7 「あなたとわたしの菌未来」 登壇
ロームシアター京都が主催する、多様な角度から同時代の社会を知り、捉え直すためのトピックを挙げ、それにまつわるゲストを招く「いまを考えるトークシリーズ」にて、辨野義己氏とトークを行います。
私たちは誕生の瞬間、産道を通るときに細菌のシャワーを浴び、自分以外の生物との共生体となり産まれてくる。人と微生物が共に生きる生物集合体、それが私たちであり、地球上で生きていくことは、微生物を始めとした様々な他者と共生することを意味する。さらに共生関係の中でも腸内細菌はその細菌叢がどんなものなのかによって太りやすさや疾患発症に影響するなど、私たちが意識しないところで「私」を作り上げる。他者との共生によって作り上げられる「私」とは何なのか。 “人は他者がいることで、私になる” という観点で、腸内細菌の研究家・辨野義己氏と、自分自身や記憶・地球・自然等をテーマに創作するアーティスト・鈴木康広を迎え、微生物と人間の関係を軸に、私らしさや他者との共生についてトークをします。(ロームシアター京都webより抜粋)
いまを考えるトークシリーズ Vol.7
あなたとわたしの菌未来
ゲスト:辨野義己(理化学研究所 辨野特別研究室 特別招聘研究員)、鈴木康広(アーティスト)
日程:2019年3月9日(土)
時間:14:00〜16:00
会場:ロームシアター京都 パークプラザ3階共通ロビー
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/54161/
2019.02.02
Pen「著名なアーティストが、 注目する作品はコレだ!」掲載
雑誌『Pen』特集 アートの値段。「著名なアーティストが注目する作品はコレだ!」のコーナーで、2名の若手アーティストを紹介しました。
角谷郁恵さんは武蔵野美術大学の卒業制作展で展示されてたのを観たのがきっかけで知った作家。展示台に敷き詰められていたさまざまな形の石が紙でできていることに気づいた瞬間は衝撃でした。目に見えるものの真実とは何か、自然とは何か、いろいろなことを考えさせる作品です。
江頭誠さんは、花柄の毛布で身の回りのものを包む作品を制作しているアーティスト。表参道のスパイラルで、一部屋まるごと毛布で包まれた展示を観たとき、その中に毛布で包まれた「けん玉」を発見。一目惚れして購入しました。丁寧に包まれた毛布の触り心地の奥に、普段は見えていても感じられなくなってしまったものの存在に気づかされます。
作品を買って身近に置いてみたいと思う方におすすめの一冊です。ぜひご覧ください。
『Pen』 2019年 02月15日号 No.468
「いまこそ知りたい!アートの値段。」
Pen Magazine
2019.01.16
松屋銀座7階・デザインギャラリー1953第751回デザインギャラリー1953企画展「鈴木康広 近所の地球 旅の道具」
松松屋銀座の7階にあるデザインギャラリー1953にて、日本デザインコミッティーに参加して初めての展覧会を開催することになりました。
今回の展示に際して、日本デザインコミッティーメンバーの原研哉さんから、スケッチについてコメントをいただきました。
僕にとってスケッチは、自分自身の内なる自然の発見のために欠かせないこと。意識の隙間を縫ってこそ触れられる未知の世界を求めて、大学生の頃にパラパラマンガを描きはじめました。
2011年に出版した作品集『まばたきとはばたき』を機に、「作品を制作した後に描くスケッチ」という視点を得ました。作品によるイメージの体験化によって視点が飛躍し、自ずと見えてきた世界をスケッチしたくなるということ。
今回、作品を制作した後に描いたスケッチをあらためて見渡したところ、作品ごとに散在していたイメージをつなぐ水平な線の存在に気づきました。ミクロとマクロ、抽象と具象、いつもは分かれているものが交差し、ときに融合する場所。
スケッチをつなげていくうちに、パラパラマンガを描きはじめて以来、20年間取り組んできたアートワークを一望するパノラマを描きたくなりました。今はその下絵を確認できたような段階です。
展覧会担当 原研哉氏からのコメント
アーティストの鈴木康広さんは作品を完成させるまでに夥しいスケッチを描く。いずれも面白いので、ひとつの作品に収斂させるのが勿体ないほど。一方、素晴らしい作品が完成しても、鈴木さんの仕事は終わらない。具体化された作品に触発されて、次々に新たなスケッチが生み出されてゆく。着想がエンドレスに育ち続けてゆくのである。
第751回デザインギャラリー1953企画展「鈴木康広 近所の地球 旅の道具」
会期:2019年1月23日(水)〜2月17日(日)最終日午後5時閉場・入場無料
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティー
展覧会担当:原研哉氏
デザインサロントーク
展覧会開催に併せ、デザインサロントークを開催します。
日時:1月23日(水)午後6時〜午後7時
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
出演:原研哉(グラフィックデザイナー)、鈴木康広(アーティスト)
参加費:無料
申し込み:不要
定員:着席可能20名程度
◎人数の多い場合はお立ち見になりますので、予めご了承ください。
◎開催時間10分前より会場へのご案内をいたします。
2018.12.26
第750回デザインギャラリー1953企画展「掛け軸の楽しみ」出展
銀座松屋の7階にあるデザインギャラリー1953にて開催される企画展「掛け軸の楽しみ」に出展します。
掛け軸は、中国の仏教の伝来とともに日本に伝わりましたが、日本人の高い美意識によって、美しい掛け軸が多彩に作られてきました。墨跡や日本画をより輝かせるための表具の工夫には、現代のデザインに通じる要素が多く含まれています。
今回の企画では、日本デザインコミッティーのメンバーが、それぞれの手法で描いた原画を掛け軸に仕立てています。
また、展示された掛け軸は販売されます。ぜひご高覧ください。
第750回デザインギャラリー1953企画展「掛け軸の楽しみ」
会期:2018年12月27日(木)〜2019年1月21日(月)最終日午後5時閉場・入場無料
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティー
展覧会担当:永井一史
参加者:原研哉、平野敬子、伊藤隆道、柏木博、川上元美、喜多俊之、北川原温、小泉誠、隈研吾、黒川雅之、松本哲夫、松永真、面出薫、三谷龍二、永井一史、永井一正、内藤廣、新見隆、佐藤卓、須藤玲子、鈴木康広、田中俊行
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。
※作品販売について
入札形式による作品の販売を行います。最低入札価格は20,190円です。
最高額をつけた方が、ご希望作品を入札金額にてご購入いただけます。
ご希望の方は、デザインコレクション売場に設置されている入札用紙をご利用いただき売場の係の者にご提出ください。
入札は、2018年12月27日(木)〜2019年1月21日(月)の間、受け付けます。
◎Webからお申し込みできる入札ページの公開を予定しています。
詳細についてはデザインギャラリー1953でご案内いたします。
2018.12.23
福音館書店 月刊「かがくのとも」鈴木康広 著『せんの はっけん』刊行
福音館書店の5〜6才向け月刊誌「かがくのとも」シリーズから『せんの はっけん』という絵本を刊行しました。
科学にまつわる絵本を手がけるにあたり、身近なものを見つめ直す楽しさを子どもたちに体験してもらえるものにしたいと思いました。現代の科学は、目に見えない世界を扱う分野が増えているように思います。科学の視点は人間の常識や日常の感覚ではとらえられない領域を発見し、未知の法則を共有するために活かされてきました。知識として科学に親しむ前に、ふだんとは違った視点で身近な世界を見る楽しさを体験してもらえたらいいなと思っています。
『せんの はっけん』では、その入り口としてさまざまなものに潜む線に着目し、普段は見ていないところへ目を向ける体験を1冊に構成しました。(折込付録より一部抜粋)
全ページ写真のみで構成した絵本です。写真はすべて自分で撮り下ろしました。とてもシンプルな内容ですが、構想から約6年かけて実現しました。
ぜひお手にとってみてください。
かがくのとも2019年2月号
鈴木康広『せんの はっけん』
シリーズ:かがくのとも
カテゴリ:月刊誌
定価:本体389円+税
ページ数:28ページ
サイズ:25×23cm
初版年月日: 2019年02月01日
せんの はっけん
※単品のご注文は書店にて承っております。詳しくは書店にお問い合わせください。
2018.12.20
六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#15 「六本木、旅する美術教室」第4回 アーティスト鈴木康広の民藝の見方
六本木の美術館やギャラリーを舞台に繰り広げられる「六本木、旅する美術教室」。様々なクリエイターやアーティストが、その人ならではの美術館やアートの楽しみ方を提案する企画です。今回、21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」を訪れ、21_21 DESIGN SIGHTのプログラム・ディレクターを務める前村達也さんにご案内いただきギャラリーツアーを行いました。「民藝」とは、思想家の柳宗悦氏が提唱した造語。1925年、柳氏は民衆の用いる日常品に美を見出し、民衆的工芸を「民藝」と名づけられました。その多くが無名の職人たちによる素朴な日用品である民藝は、どのような視点を持って臨めば楽しめるのか。民藝を目の当たりにした直感的な気持ちを大事にしながら鑑賞しました。その様子が前編・後編で記事になっていますのでぜひご覧ください。
六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#15 「六本木、旅する美術教室」
第4回 アーティスト鈴木康広の民藝の見方
前編:http://6mirai.tokyo-midtown.com/project/pjt15_04_01/
後編:http://6mirai.tokyo-midtown.com/project/pjt15_04_02/
「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」
会期:2018年11月2日(金)~2019年2月24日(日)
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日(12月25日は開館)
年末年始(12月26日〜1月3日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
展覧会サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
http://www.2121designsight.jp
観覧料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料
2018.12.10
『ふねと水辺のアートプロジェクト 第3弾』「ファスナーの船」隅田川を運航
飛行機の窓から見下ろした船をファスナーに見間違えたことをきっかけに「ファスナーの船」を着想しました。
2010年に瀬戸内海、2011年に浜名湖を開き、今回、『ふねと水辺のアートプロジェクト』第3弾として東京・隅田川で公開します。
隅田川はいつの時代にもそこに住む人々の生活に欠かせなかった歴史的水脈。現在の東京を映す隅田川の水面を開くことで、都市の深層に流れる記憶を呼び覚まし、隅田川の新鮮な見方が生まれるきっかけとなれば嬉しいです。
川で運航するのは今回が初。吾妻橋から桜橋の川岸付近を会期中の12:00から14:00の間に往復します。ぜひ、この機会に目撃してください。
ふねと水辺のアートプロジェクト 第3弾 鈴木康広「ファスナーの船」
日程:12月14日(金)~28日(金) ※天候や川の状況により中止の場合あり
時間:12:00~14:00 ※時間は前後する可能性あり
場所:隅田川・吾妻橋~桜橋の川岸付近(上記時間帯に往復)
交通:吾妻橋=東武伊勢崎線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「浅草駅」から徒歩1分
観覧費:無料
団体名 : 「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会、墨田区、株式会社KADOKAWA
特別協賛:アサヒグループホールディングス株式会社
協賛:YKK株式会社
協力:YKK AP株式会社
株式会社KADOKAWAと、墨田区主催(『隅田川 森羅万象 墨に夢(通称:すみゆめ)』実行委員会主催企画)による「Edo⇄2018 すみだ川再発見!『ふねと水辺のアートプロジェクト』」の第3弾のプログラムです。
2018.12.09
NHK Eテレ デザイン トークス+「おかしみのあるデザイン」再放送
昨年6月、NHK WORLD「DESIGN TALKS plus」の『Quirky design(おかしみのあるデザイン)』にゲスト出演しました。
今年7月17日にNHK Eテレにて放送された日本語版が、12月18日に再放送されます。
日本ならではのユーモアの精神。デザインにおいて、その遊び心は、人々に新たな視点や気づきを与え、さらに、感情に働きかけることで物と人の距離を近づける役割を持っています。そんなおかしみのあるデザインは、現代の生活の中で欠くことができない人間の心のためのデザインなのかもしれません。遊び心に満ちあふれた、おかしみのあるデザインの可能性について探求します!
(写真、テキスト: NHKオンラインより引用)
放送局:NHK Eテレ
番組名:デザイン トークス+(プラス)
本放送日:2018年12月18日(火)23:00~
再放送日:2018年12月19日(水)10:25~
キャスター:アンドレア・ポンピリオ,シャウラ
出演:鈴木康広(アーティスト)
語り:秀島史香
http://www4.nhk.or.jp/P4872/
2018.10.21
博多旧市街まるごとミュージアム鈴木康広「空気の人」
歴史ある寺社や仏閣などが残る福岡市の博多部にて、「博多旧市街まるごとミュージアム」が開催されます。中世最大の貿易港湾都市として栄え、今も中世に由来する歴史・伝統・文化が数多く伝わるこの地域に、屋外ならではの巨大な作品や、作家が福岡に滞在し制作した作品など、国内外の7名・組の作家による多彩なアート作品が展開されます。
冷泉公園では《空気の人》が登場。11月1日(木)〜3日(日)の3日間、展示を行います。2日と3日は夜間ライトアップも。今回展示する全長約18メートルの《空気の人》は、昨年、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科で制作。パブリックスペースでは初登場となります。ぜひ冷泉公園の芝生の上で一緒に寝転がってみませんか。
博多旧市街まるごとミュージアム
日時:10月31日(水)~11月4日(日) 10:00~22:00
場所:冷泉公園,出来町公園,龍宮寺,「博多町家」ふるさと館,福岡アジア美術館,博多座など
鈴木康広《空気の人》
日時:11月1日(木)~11月3日(土) 12:00~21:00 ※1日(木)は18:00まで
場所:冷泉公園
2日(金)と3日(土)はライトアップを行ないます
冷泉公園
2018.10.04
girls Artalk インタビュー掲載
アート専門webマガジン「girls Artalk」 にてインタビューが掲載されました。3部構成で紹介いただいています。ぜひご覧ください。
インタビュー“鈴木さんは、何で構成されているの?”
Vol.1 ~アーティストに「なる」過程~
http://girlsartalk.com/interview/30798.html
Vol.2 ~種の力を可視化する~
http://girlsartalk.com/interview/30816.html
Vol.3 ~過去から現在、そして未来に繋がる魅力~
http://girlsartalk.com/interview/30826.html
2018.09.30
SAYEGUSA インタビュー掲載
創業100年以上の老舗ブランド、子供服の「ギンザのサヱグサ」の企画 “TO EXPRESS YOURSELVES 3人の表現者、それぞれが捉える風景” の第一弾としてインタビューしていただきました。ぜひご覧ください。
TO EXPRESS YOURSELVES 3人の表現者、それぞれが捉える風景① ― 鈴木 康広 アーティスト ―
SAYEGUSA interview
2018.09.03
Ars Electronica Festival 2018 “Himatsubushi Trail – The Art of Time-Killing”
オーストリアのリンツで開催される世界最大規模のメディアアートの祭典、アルスエレクトロニカ・フェスティバル2018に作品を出展します。展示会場はリンツ中央駅に程近いPostCity。元郵便局の広大なスペースの中で、7日間に渡り展示やイベントが繰り広げられます。
昨年、箱根 彫刻の森美術館の個展で新作として発表した《軽さを測る天秤》と《自然を測るメトロノーム》の他、《りんごのけん玉》と《空気の人》を”Himatsubushi Trail”というラインナップの中で展開します。「暇つぶし」をキーワードに、現代人の時間意識に迫る展示です。
アルスエレクトロニカ・フェスティバルへお越しの際にはぜひお立ち寄りください。
Ars Electronica Festival 2018
“Himatsubushi Trail – The Art of Time-Killing”
Date:
Thu Sep 6, 2018, 10:00 am – 7:30 pm
Fri Sep 7, 2018, 10:00 am – 7:30 pm
Sat Sep 8, 2018, 10:00 am – 7:30 pm
Sun Sep 9, 2018, 10:00 am – 6:00 pm
Mon Sep 10, 2018, 10:00 am – 6:00 pm
Venue: POSTCITY
2018.09.01
隅田川 森羅万象 墨に夢すみゆめ踊行列 遊覧シンポジウム
葛飾北斎が90 年間住み続けた隅田川の流域で、墨で描いた小さな夢をさまざまな人たちの手で色づけしていくように、芸術文化に限らず、森羅万象あらゆる表現活動を行っている人たちがつながりながら、この地を賑やかに彩っていくことを目指すアートプロジェクト「隅田川森羅万象墨に夢」(通称:すみゆめ)。パイロットプログラムとして今秋、瀬戸内国際芸術祭2010で制作・出展した《ファスナーの船》が登場します。「すみゆめ踊行列」は、9月から始まる「すみゆめ」のキックオフイベント。隅田川を挟んでお隣どうしの墨田区・台東区両区長と鈴木康広の3名が、隅田川で未来を語り合うシンポジウムです。
「隅田川森羅万象墨に夢」
開催日:2018年09月02日(日) 14:30~15:40
会場 : 屋形船
船頭:山本亨(墨田区長)、服部征夫(台東区長)、鈴木康広(アーティスト)、レイチェル・チャン(司会)
会場:屋形船
受付場所:墨田区役所前うるおい広場
受付時間:14:00〜14:20※受付時間を過ぎた場合は、乗船キャンセルといたします。
定員:40名※応募は先着順となります。
対象:高校生以上
乗船料:無料
申込:14:00より当日席の受付あり(先着順)
主催:「隅田川森羅万象墨に夢」実行委員会、墨田区
特別協賛:アサヒグループホールディングス株式会社
協力:YKK株式会社、YKK AP株式会社、スタジオまめちょうだい、東京キャナルネットワーク、立志舎高等学校釣り同好会
一部共催:株式会社KADOKAWA
2018.07.05
NHK Eテレ デザイン トークス+「おかしみのあるデザイン」日本語版 放送
昨年6月、NHK WORLD「DESIGN TALKS plus」の『Quirky design(おかしみのあるデザイン)』にゲスト出演しました。
今年7月17日に、日本語版になってNHK Eテレにて放送されます。
日本ならではのユーモアの精神。デザインにおいて、その遊び心は、人々に新たな視点や気づきを与え、さらに、感情に働きかけることで物と人の距離を近づける役割を持っています。そんなおかしみのあるデザインは、現代の生活の中で欠くことができない人間の心のためのデザインなのかもしれません。遊び心に満ちあふれた、おかしみのあるデザインの可能性について探求します!
(写真、テキスト: NHKオンラインより引用)
放送局:NHK Eテレ
番組名:デザイン トークス+(プラス)
本放送日:2018年7月17日(火)23:00~
再放送日:2018年7月18日(水)10:25~
キャスター:アンドレア・ポンピリオ,シャウラ
出演:鈴木康広(アーティスト)
語り:秀島史香
http://www4.nhk.or.jp/P4872/
2018.06.27
六本木アートナイト2018東京ミッドタウン プログラム 鈴木康広「空気の人」
六本木アートナイト2018
東京ミッドタウン プログラム 鈴木康広「空気の人」
日時:2018年5月26日(土)~27日(日)
場所:東京ミッドタウン 芝生広場
主催:東京都、アーツカウンシル東京(
2018.05.13
六本木アートナイト2018東京ミッドタウン芝生広場 鈴木康広《空気の人》
六本木アートナイト2018にて東京ミッドタウンの芝生広場に全長25mの《空気の人》を展示します。
目に見えないものを人の形に切り取った空気の彫刻と一体になって、東京ミッドタウンの芝生広場で寝転んでみませんか?
《空気の人》と一緒に寝転がって記念撮影を行なう計画を立てています。ぜひご参加ください。
東京ミッドタウン プログラム【鈴木康広「空気の人」】
5/26(土) 11:00〜23:00、5/27(日) 11:00〜18:00
東京ミッドタウン 芝生広場
【六本木アートナイト2018】
日時:2018年5月26日(土)10:00~27日(日)18:00
<コアタイム>5月26日(土)18:00〜27日(日)6:00
※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯です。
開催場所:東京ミッドタウン、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料:無料(但し、一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)
主催:
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区 、六本木アートナイト実行委員会 【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】
2018.04.18
箱根 彫刻の森美術館「鈴木康広 始まりの庭」
「鈴木康広 始まりの庭」
会期:2017年8月5日(土) – 2018年2月25日(日)
場所:彫刻の森美術館 本館ギャラリー / マルチホール
後援:箱根町 / 箱根町教育委員会 / フジサンケイグループ
協力:
異才発掘プロジェクトROCKET / 株式会社ゴトー工芸
株式会社セイコープラスチックス 東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野
トキ・コーポレーション株式会社 / パイフォトニクス株式会社 福永紙工株式会社 / マグネットフォース株式会社 / 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 / 株式会社メディアタージ
写真:木奥惠三
2018.04.09
道後オンセナート2018 鈴木康広「湯玉の気配:空気の人」
愛媛県松山市の道後温泉で開催中の「道後オンセナート2018」に参加しています。
道後を巡るとたびたび目にするのが「湯玉」と呼ばれるしずくのようにも見える不思議な図像。
初めて道後を訪れた時、その由来が気になりました。
日本最古の温泉地と言われる道後。その土地に宿る、説明のつかない不思議な場所の魅力に引かれます。道後に潜む魅力を見立てた、一つの形の表れが「湯玉」なのではないかと思いました。
捉えどころのないものを求めて、その場に流れる空気や集まる人々の気配をたよりに《空気の人》を街の中に浮かべました。
道後温泉を代表するホテルとして知られるホテル椿舘のロビーに《空気の人》を展示しています。
3つのフロアから見渡せる吹き抜けのロビーは、人々の来館によって外気が吹き込まれ、室内の《空気の人》に動きが生まれます。訪れる人の気配とともに、作品をお楽しみいただければ幸いです。
宿泊されなくても、2階と3階の廊下から《空気の人》を鑑賞いただけます。お気軽にご来場ください。
ロビーのフロント右奥には、目を閉じた瞬間の自分自身の存在を証明する《まばたき証明写真》を設置しました。今ここに訪れたことを、未来の自分に蘇らせる旅の記憶に役立つカードです。
今回、プリンターをリニューアルしたことでカードの品質も向上しました。体験は有料となりますが、道後温泉への旅の記念にぜひお試しください。
ホテル椿舘では、フロントのスタッフの方々がいつも温かくお迎えしてくださいます。
道後温泉にお越しの際には、ぜひ足を運んでみてください。
ご来館をお待ちしております。
道後オンセナート2018
鈴木康広「湯玉の気配:空気の人」,「まばたき証明写真」(¥600)
展示会場:ホテル椿舘 ロビー
《まばたき証明写真》システム協力:株式会社メディアタージ
全体コンセプト:アートにのぼせろ 〜温泉アートエンターテイメント〜
会場:道後温泉及びその他周辺エリア
会期:2017年9月2日(土) 〜 2019年2月28日(木) 18ヶ月間
プレオープン:2017年9月2日(土)
グランドオープン:2018年4月14日(土)※ホテルプロジェクトなどは作品によって会期設定あり
http://dogoonsenart.com/
2018.04.09
AXIS誌 vol.192 イラスト・インタビュー掲載
デザイン誌「AXIS」vol.192にて、カバー・特集ページのイラストを描きおろしました。
特集「これからの認証&セキュリティ。」中の「クリエーターの考えるセキュリティ」ではインタビューが掲載されています。
現在発売中ですので、ぜひご高覧ください。
デザイン誌「AXIS」vol.192
https://shop.livingmotif.com/products/detail/30364
インタビュー:鈴木康広「無意識の領域を開く本人の鍵」
2018.03.07
平成29年度文化庁文化交流使Yasuhiro Suzuki “Aerial Being” in Reykjavík
アイスランドの首都レイキャビクにて展示を行ないます。
会場はGrófin Culture House: The Reykjavik City Library & Sundhöll Reykjavíkur(レイキャビク市立図書館&地熱プール)の2箇所を予定しています。
レイキャビクにいる方はぜひお越ください。
Yasuhiro Suzuki “Aerial Being” in Reykjavík
会場: Grófin Culture House (The Reykjavik City Library) & Sundhöll Reykjavíkur
日時: 2018年3月9日(金)— 3月18日(日)
入場: 無料
・The Reykjavik City Library 開館時間
月〜木 11:00-19:00
金 11:00-18:00
土・日 13:00-17:00
http://borgarbokasafn.is/en/söfn/grófin-culture-house
・Sundhöll Reykjavíkur 開館時間 月〜金 06:30-22:00
土・日 08:00-22:00
入場: 無料 (*プールに入る際には通常の入場料がかかります)
https://reykjavik.is/stadir/sundholl-reykjavikur
2018.02.21
平成29年度文化庁文化交流使“Your world from another view”
Japan Cultural Envoy FY2017
Yasuhiro Suzuki’s Art Project in Cambodia
文化庁文化交流使として、カンボジア、プノンペンで行なわれる日本フェスティバルに参加します。
ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016に出展した「平」の字の《空気の人》の展示とワークショップを行ないます。
“Your world from another view” By Artist: Yasuhiro Suzuki
【Exhibition】
空気の人(23日〜)
【Workshop】
見立ての標本
・A.M.session: Explain the concept of work
9:00-10:30(23日)
10:00-11:30(24日)
・P.M.session: Competition by A.M.session participants
16:00-17:00(23日、24日)
会場:CJCC (Map: https://goo.gl/maps/lFWUR)
日時:2018年2月22日(木)-25日(日)8:00-20:00
入場:無料
Official hashtag: #KizunaFestival2018
22日(木)は、18:30~20:00に、ご招待客対象のオープニングセレモニーがあります。
協力:
Embassy of Japan in Cambodia
Cambodia-Japan Cooperation Center (CJCC)
Japan Foundation Asia Center Liaison Office in Phnom Penh
2018.02.02
平成29年度文化庁文化交流使“A Journy Around the Neighborhood Globe” Exhibition: “Aerial Being”Workshop: “Drawing Lines of Sensations”
文化庁文化交流使として4ヶ国で活動をすることになりました。
渡航期間は約1ヶ月。はじめにNew Yorkで展示とワークショップを行ないます。
お近くにお越しの方、お住まいの方は是非お立ち寄りください。会場でお待ちしております。
平成29年度文化庁文化交流使 鈴木康広 アートプロジェクト in ニューヨーク
「近所の地球の旅」
展示:「空気の人」 ワークショップ:「感覚の線を描く」
【ワークショップ概要】
あなたは「ニューヨーク」という言葉からどんな「色」を連想しますか?
このワークショップは、参加者に色鉛筆を1本選んでいただくところから始まります。「ニューヨーク」という言葉から想起した「色」を鍵にして、記憶を呼び覚まし、自分の中にある捉えどころのない「感じ」を見つめ直します。
そして、そこで居合わせた人との間に、新たな感覚の「線」を描き出していきます。どなたでもできる簡単な作業でご参加いただけます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時:2018年2月14日(水)− 15日(木)9時30分 − 16時
会場:在ニューヨーク日本国総領事館18F Japan Information Center Gallery
*入館される際は写真付き身分証明書が必要になります
参加費:無料
2018.01.22
鴨江アートセンター「浜松・見立て観光地図をつくろう」地図完成トーク
出身地、浜松の鴨江アートセンターとの協働で浜松の街を再発見するプロジェクト「浜松・見立ての観光地」を開催します。通年で全3回のプログラム。今回は最終回です。
このプロジェクトでは、街の中にあるものを何かに見立て、その場所にしかない物をささやかな観光地にします。季節や天候など、タイミングによって見え隠れするものも観光地に。
昨年3月にトークと見立てによる街のフィールドワークからスタート。浜松在住の人は日常の中で見つけたものを採集。県外からも多くのかたにご参加いただきました。5月には中間報告会を開き、皆さんの探してくださった見立ての名所をまとめました。そして今年1月27日、いよいよ完成したマップを持ってツアーとトークを行ないます。制作に関わっていないかたでももちろんお越しいただけますので、浜松の街に潜む名所の発掘にぜひご参加ください!
開催日:2018年1月27日(土)
開催時間:14:30-16:00
会場:鴨江アートセンター
住所:〒432-8024 静岡県浜松市中区鴨江町1番地
参加費:500円(見立て観光地図付き)
参加人数:30名(先着順)
対象:どなたでもご参加いただけます
主催:浜松市鴨江アートセンター
お申し込み:予約受付中(2018年1月27日〆切)
http://www.kamoeartcenter.org/events/talk_mitatekankouchizu/
「浜松・見立て観光地図をつくろう」全3回/開催日程
【1回目】2017年3月11日(土)13:00~17:00(終了しました)
【2回目】2017年5月13日(土)13:00~(終了しました)
【3回目】2018年1月27日(土)
2017.12.13
彫刻の森美術館 第2回目ギャラリートーク
12月23日(土)に、箱根 彫刻の森美術館にて開催中の個展「鈴木康広 始まりの庭」ギャラリートーク第2回目を行います。ぜひこの機会にお越しください。
【「鈴木康広 始まりの庭」ギャラリートーク】
日程:12月23日(土)
時間:13:30-14:30 (約60分)
場所:箱根 彫刻の森美術館 本館ギャラリー
※事前予約、定員はありません。
ご参加希望の方は、13:30に本館ギャラリーまでお集まり下さい。
記録集をお買い上げの方にはサイン会もご参加いただけます。
特設ページ:http://www.hakone-oam.or.jp/specials/2017/spontaneousgarden/
2017.12.12
京都国立近代美術館〈感覚をひらく〉第2回フォーラム「伝える・感じる・考える――制作者と鑑賞者の対話」
このフォーラムでは、公開鑑賞会とディスカッションを通して、見える人と見えない人の鑑賞体験の違いについて考えます。
コーディネーターは、「無視覚流鑑賞」を実践する広瀬浩二郎氏。当日午後1時から3時半までは、10名の協力者が、2名のアーティストとともに作品を体験します。その後、見えない人と見える人の作品鑑賞について、意見交換を行います。鑑賞するのは、石原友明氏による点字を用いた絵画と、鈴木康広氏による《空気の人》。ひとが「関わる」ことによって意味や価値が生成、変化していくこれらの作品を通して、「見る」ことだけに依らない鑑賞体験の多様性について考えてみませんか。なお当日午後3時半以降は、来場者の方もアーティストとともに作品を体験できます。(京都国立近代美術館webサイトより引用)
日時:2017年12月16日(土)13:00~17:00
会場:京都国立近代美術館 1階ロビーおよび講堂
住所:〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
定員:先着60名(当日12時より1階受付にて整理券を配布します)
聴講:無料
プログラム:
・13:00~14:00:公開鑑賞会
石原友明(美術家)× 鈴木康広(美術家)× 10名の協力者(視覚に障害のある方と健常者)
コーディネーター:広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
・14:00~15:30:公開ディスカッション
テーマ 「見えない人と見える人の作品鑑賞について」
・15:30~17:00:作品鑑賞
石原氏・鈴木氏とともに、両作家の作品を鑑賞できます。どなたでもご自由にお立ち寄りください。
主催:新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業実行委員会
http://www.momak.go.jp/senses/forum02.html
2017.12.08
渋谷のラジオ「渋谷のナイト」 出演
寄藤文平さんにお誘いいただき、渋谷のラジオ「渋谷のナイト」に出演します。
2時間40分の生放送です。よろしければお聴きください。
渋谷のラジオ「渋谷のナイト」
生放送日時:2017年12月13日(水)19:05-21:45
パーソナリティ:寄藤文平
この放送は、87.6MHz/20WのFM波によって、東京都渋谷区とその周辺に放送されるほか、
専用アプリによって全国にリアルタイム&高音質配信されます。
https://shiburadi.com
2017.11.29
ATACカンファレンス2017 登壇
12月1日(金)〜3日(日)に開催される「ATACカンファレンス2017in京都」
ATACカンファレンスは「テクノロジー」と「コミュニケーション」をキーワードに、社会の中で困難さを抱える人たちを支援する技術と考え方を多くの人と共有するために1996年から毎年開催されています。
登壇は12月2日(土)です。ご興味のある方はぜひお越しください。
ATACカンファレンス2017 京都
鈴木康広「傾いた見方から生まれる可能性」
場所:国立京都国際会館
日程:12月2日(土)
開催時間:15:30-16:30
Room:Annex1
http://atacconf.com/2017_12/index.html
2017.11.27
T JAPAN: The New York Times Style Magazine 掲載
雑誌 T JAPAN: The New York Times Style Magazineにてインタビューが掲載されました。
“T JAPAN”は、The New York Times(NYT)紙が発行しているスタイルマガジン”T MAGAZINE”の日本版。
「未来を切り拓く男たち」という企画で、ファッションポートレイトとその活動に関するインタビューという構成です。
雑誌だけでなくWEBでも記事をご覧いただけます。
T JAPAN 第13号
T JAPAN: The New York Times Style Magazine「未来を切り拓く男たち」
https://www.tjapan.jp/FASHION/feature-vol2-oct-17?page=3
2017.11.17
NADiff a/p/a/r/t トークイベント
NADiffa/p/a/r/tにて、絵本「りんごとけんだま」刊行記念のトークイベントを行ないます。
昨年出展した「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」の様子や、
現在、彫刻の森美術館で開催中の個展「鈴木康広 始まりの庭」についてもお話します。
新刊絵本『りんごとけんだま』刊行記念/鈴木康広アーティスト・トーク
「ロンドン→箱根 ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016、箱根 彫刻の森美術館個展について」
日程:11月24日(金)
時間:19時30分-21時(開場19時)
出演:鈴木康広
会場:NADiff a/p/a/r/t 店内
住所:150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
定員:50名
入場料:1,000円
参加方法:http://www.nadiff.com/?p=7511
事前予約が必要ですので、ご注意ください。
トーク終了後には、書籍のサイン会も行います。
2017.11.12
TBSテレビ「タビフク。」出演
女性ゲストが旅に出かけるTBS番組「タビフク。」にて、彫刻の森美術館で開催中の個展「鈴木康広 始まりの庭」が紹介されます。
モデル・女優として活躍する古畑星夏さん、春川芽生さんのお二人に展覧会の案内をさせていただきました。
11月15日の深夜1時58分からの回で放送を予定しています。
番組名:TBS テレビ「タビフク。」http://www.tbs.co.jp/tabifuku/
放送日:2017年11月15日(水)
放送時間:水曜25時58分~26時28分(30分番組)
地上波放送:TBS テレビ、MRO(北陸放送)、SBS(静岡放送)、TUF(福島放送)
放送メディア:ひかりTV、ひかり4K、その他海外エアライン機内
ゲスト:古畑星夏、春川芽生
放送ジャンル:旅・ファッション・トーク・情報
2017.11.08
彫刻の森美術館 ギャラリートーク
11月11日(土)に、箱根 彫刻の森美術館にて開催中の個展「鈴木康広 始まりの庭」ギャラリートークを行います。ぜひこの機会にお越しください。
【「鈴木康広 始まりの庭」ギャラリートーク】
日程:11月11日(土)
時間:13:30-14:30 (約60分)
場所:箱根 彫刻の森美術館 本館ギャラリー
※事前予約、定員はありません。
ご参加希望の方は、13:30に本館ギャラリーまでお集まり下さい。
特設ページ:http://www.hakone-oam.or.jp/specials/2017/spontaneousgarden/
2017.11.06
B&B 鈴木康広×吉田直紀「りんごとけんだまと宇宙のはなし」
下北沢の本屋 B&Bで『りんごとけんだま』の刊行を記念し、対談イベントを開催します。
対談のお相手は東京大学大学院理学系研究科教授の吉田直紀氏。ブラックホールや宇宙の成り立ちを専門に研究されています。
一見分野は異なれど、物事に隠された真理や法則をすくいあげ、仮説や思索を深めるふたりが、それぞれの専門分野から、絵本、アート、宇宙に至るまで、発想の広がるまま、自由に語りつくす贅沢な90分です。(B&B HPより一部引用)
トーク終了後はサイン会を予定しています。ぜひお越しください。
【鈴木康広×吉田直紀「りんごとけんだまと宇宙のはなし」
鈴木康広新刊絵本『りんごとけんだま』刊行記念】
出演:鈴木康広(アーティスト)、吉田直紀(宇宙物理学者)
時間:20:00-22:00 (19:30開場)
場所:本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料:1500yen + 1 drink order
予約:http://bookandbeer.com/event/20171110_event/
2017.10.19
代官山 蔦屋書店 鈴木康広×中邑賢龍トークショー&サイン会
代官山蔦屋書店にて、異才発掘プロジェクトROCKETのディレクターで東京大学先端科学技術研究センター教授の中邑賢龍先生と対談を開催します。
新刊絵本『りんごとけんだま』と、中邑先生の近著『育てにくい子は、挑発して伸ばす』の製作秘話をはじめ、中邑先生がディレクターを務め、鈴木が研究員として携わる異才発掘プロジェクROCKETでのエピソードなど、 これからの子どもたちの個性を育むために何ができるか、 未来の可能性を語りつくす2時間です。
トーク終了後、代官山 蔦屋書店でご購入いただいた本を お持ちになった方を対象に登壇者サイン会も開催されます。(DAIKANYAMA T-SITE webより一部引用)
貴重な機会となりますので、ぜひお越しください。
【代官山ファミリースタイル 『りんごとけんだま』、『育てにくい子は、挑発して伸ばす』刊行記念
鈴木康広×中邑賢龍トークショー&サイン会】
開催日:2017年11月04日(土)
時間:19時〜
場所:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
定員:70名
主催:代官山 蔦屋書店
共催・協力:株式会社ブロンズ新社、株式会社文藝春秋
参加条件:イベント参加チケット(¥1,500/税込)をお買い上げいただいたお客様
お申込み方法:以下の方法でお申込みいただけます。
・店頭(1号館2階 キッズフロア)
・お電話 03-3770-2525(キッズフロア)
・オンラインストア
対象商品:イベント参加チケット(¥1,500/税込)
詳細は下記webサイトよりご確認ください。
http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2017/09/post-417.html
2017.10.15
ラジオ J-WAVE「GOOD NEIGHBORS」出演
クリス智子さんがナビゲーターのラジオ番組にゲスト出演します。
刊行したばかりの絵本『りんごとけんだま』や、箱根 彫刻の森美術館で開催中の展覧会についてもお話しする予定です。
平日の新ワイド番組『GOOD NEIGHBORS』は、「都市生活者」の価値観を覗く窓として「人」に注目。番組の中で多くの人と接し、それぞれの話を興味をもって聴きだすことで、
都市生活の多様な価値観をリスナーに届けていきます。
ナビゲーターは、クリス智子氏。聞いているだけで、いつの間にか精神力と人間力のつく、
さらにそんな発想もあり?!という、さりげなく向上心をそそるよう内容を厳選してお届けします。
(番組ホームページより引用)
【番組概要】
◆番組名:GOOD NEIGHBORS
◆放送局名:J-WAVE 81.3FM
◆放送エリア:首都圏近郊
◆放送時間:10月22日(月)15:00〜
◆番組web:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
◆ナビゲーター:クリス智子(http://www.christomoko.com/)
2017.10.14
21_21 DESIGN SIGHT「野生展:飼いならされない感覚と思考」
21_21 DESIGN SIGHTで、10月20日より開催となる企画展「野生展:
出品する作品は《始まりの庭:水の切り株、土の切り株》。2008年に三宅一生ディレクション「21世紀人」で発表した《始まりの庭》が約10年の歳月の間に野生化した姿を展示します。
箱根 彫刻の森美術館で2月25日まで開催の「鈴木康広 始まりの庭」ともリンクする展示となりました。展覧会ディレクターは、思想家で人類学者の中沢新一氏です。ぜひお越しください。
「野生展:飼いならされない感覚と思考」
会期:2017年10月20日(金)- 2018年2月4日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1、2
休館日:火曜日、年末年始(12月26日 – 1月3日)
開館時間:10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生 500円、中学生以下無料
国立新美術館「安藤忠雄展―挑戦―」(会期:2017年9月27日 – 12月18日)の半券のご提示で、
通常の入場料が100円相互割引(他の割引との併用不可。1枚につき1名、1回のみ)
その他各種割引についてはご利用案内をご覧ください
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
特別協賛:三井不動産株式会社
協力:公益財団法人 南方熊楠記念館、南方熊楠顕彰館、明治大学 野生の科学研究所
展覧会ディレクター:中沢新一
参加作家:
青木美歌、井上嗣也、大森克己、ステファニー・クエール、黒田征太郎、しりあがり寿、
鈴木康広、田島征三、立花文穂、西村裕介、渡邊拓也、他
http://www.2121designsight.jp/program/wild/
2017.10.05
絵本『りんごとけんだま』刊行
10月19日、2作目となる絵本『りんごとけんだま』がブロンズ新社から刊行されます。
2002年に制作し、2010年には日本の森林を活かすプロジェクト「moreTrees」から製品化した《りんごのけん玉》が元になっています。《りんごのけん玉》をきっかけに発見した、宇宙規模に広がる「りんご」と「けん玉」の意外な関係。その後、頭の中におのずと広がっていった想像の行き場に困っていたところ、絵本という新しい居場所を与えていただきました。
装丁・デザインでは、菊地敦己さんにたいへんお世話になりました。
11月には刊行記念トークイベントを予定しています。
鈴木康広『りんごとけんだま』
発行:ブロンズ新社
発売日:2017年10月19日
仕様:32頁
価格:1,512円
2017.09.18
BRUTUS 掲載
「ファッションは現場で起きている」というコーナーで紹介いただきました。
撮影場所は東大先端研のアトリエです。
生まれて初めて着たDiorの洋服。その着心地に感動しました。
BRUTUS(ブルータス)
No.855
『場所 人 服 似合うの決め手。』
2017年9月15日 発売
https://magazineworld.jp/brutus/brutus-855/
2017.09.06
NHK Eテレ「日曜美術館」アートシーン
箱根 彫刻の森美術館で開催中の「鈴木康広 始まりの庭」を
日曜美術館のアートシーンでご紹介いただきます。
新作を中心に、館内をはじめ屋外でのインタビューも撮影していただきました。
ぜひご覧ください。
放送日:9月10日(日)
時間:「日曜美術館」9時〜(「アートシーン」は9時45分〜)
内容:箱根 彫刻の森美術館「鈴木康広 始まりの庭」
再放送:9月10日(日)
「日曜美術館」アートシーン 20時45分〜
http://www4.nhk.or.jp/nichibi/357/
2017.08.08
箱根 彫刻の森美術館「鈴木康広 始まりの庭」
箱根 彫刻の森美術館で個展がはじまりました。2014年の水戸芸術館での個展以来、ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016を経て、新たな一歩を踏み出した展覧会です。
「始まりの庭」というタイトルは、2008年に21_21 DESIGN SIGHTで開催された、三宅一生ディレクション「21世紀人」展に出品した屋外でのインスタレーション作品です。空気の中の水が温度差によって露わになる結露という現象に、人間と環境を取り巻くさまざまな現象を連想し、見立てるための場をつくりました。そして、人が自然との連続性を保ちながら生きていくヒントを見出すための場を「始まりの庭」と名付けました。
水滴の生滅のように、滞りなく変化を続ける微細な自然現象に心と身体を寄せていくことで、自然が内包する偶発的、自発的なものに潜む物事の価値を再発見したいと考えます。
展覧会のビジュアルは、長嶋りかこさんにデザインしていただきました。長嶋さんのデザインは、素材をキリッと生かし切る床屋のような潔さを感じます。言葉になる前の事象を丁寧に汲み取り、リアルタイムに指針を与えてくれるデザイナーの力には驚かざるを得ません。展覧会に向けて、ビジュアルを形にしていくなかで多くのヒントをいただきました。
会場構成は、建築事務所のアリワークスさんにお世話になりました。日々変動する展示プランを柔軟に汲み取り、最適な具体案を現場に入ってからも模索してくださいました。
展示作品数は66点、そのうち新作は10点です。彫刻の森美術館でこそ感じられる空気や自然を味方に、ゆったりと時間を過ごしてみてください。
『鈴木康広 始まりの庭』
会期:2017年8月5日(土) – 2018年2月25日(日)
場所:彫刻の森美術館 本館ギャラリー / マルチホール
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:なし
入場料:大人1,600円 / 大・高校生1,200円 / 中・小学生800円
後援:箱根町 / 箱根町教育委員会 / フジサンケイグループ
協力:
異才発掘プロジェクトROCKET / 株式会社ゴトー工芸
株式会社セイコープラスチックス 東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野
トキ・コーポレーション株式会社 / パイフォトニクス株式会社 福永紙工株式会社 / マグネットフォース株式会社 / 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 / 株式会社メディアタージ
http://www.hakone-oam.or.jp/exhibitions/article.cgi?id=829660
2017.08.07
Reborn-Art Festival 2017 「牡鹿半島から広がる自然大の宇宙」
Reborn-Art Festivalは、「アート」、「音楽」、そしてその土地にしかない「食」を融合した新しい芸術祭です。
石巻中心市街地と牡鹿半島を舞台に国内外の現代アーティストによる作品やプロジェクトが地元の人たちとの協働で51日間、繰り広げられます。
ワタリウム美術館を拠点にラディカルな企画展を生み出し続ける、和多利恵津子氏と和多利浩一氏のキュレーションのもと、牡鹿半島を再発見するためのプロジェクトに参加しました。
牡鹿半島の森の中にある旧桃浦小学校跡地では、「記憶のルーペ」「牡鹿半島のベンチ」「りんごのけん玉」を、荻浜では牡鹿の海を足漕ぎで切り開く「ファスナーの船」を新たに制作しました。
また、石巻市内商店街では、地元に根差したさまざまな業種20店舗にパラパラマンガを設置した「パラパラマンガ商店街」を開催。石巻駅とRAF事務局の2つの地点を中心に描き下ろした「楕円地図」を媒介に、訪れた人たちの存在によって街にふだんとは異なる交流を生み出します。
今、牡鹿半島の地におもむくことにどのような意味があるのでしょうか。古来からそこに住む人たちは金華山を臨むその地に特別な力を感じてきたといいます。
アートや音楽との出会いを機に、牡鹿半島の自然に心と体を寄せることで、今、感じ、考えるべき「Reborn Art」というテーマが見つかるような気がしています。
Reborn-Art Festival 2017
日程:2017年7月22日(土)~9月10日(日)
会場:宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
鈴木康広作品展示:牡鹿半島桃浦小学校跡地、荻浜、石巻駅商店街
HP:http://www.reborn-art-fes.jp
詳細マップ:http://www.reborn-art-fes.jp/assets/uploads/2017/07/map_detail.pdf?_nb_=1
2017.08.07
Numero TOKYO 掲載
箱根 彫刻の森美術館での個展を紹介いただきました。
初掲載の写真もありますのでぜひご覧ください。
『Numero TOKYO』
September 2017 No.109
#可笑しなモード、集めました
2017.7.28発売
https://numero.jp/magazine109/
2017.07.28
Reborn-Art Festival 2017鈴木康広「牡鹿半島から広がる自然大の宇宙」
Reborn-Art Festival 2017
日程:2017年7月22日(土)~9月10日(日)
会場:宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
鈴木康広:「牡鹿半島から広がる自然大の宇宙」
鈴木康広作品展示エリア:牡鹿半島桃浦小学校跡地、荻浜、石巻駅商店街
2017.06.24
【NHK WORLD】DESIGN TALKS plus#54『Quirky Design』
NHK WORLD の番組「DESIGN TALKS plus」にて、#54『Quirky design(おかしみのあるデザイン)』の回に出演しました。
釈迦のかわりに野菜が寝そべる伊藤若冲の「果蔬涅槃図」、歌川国芳の「だまし絵」など日本人独自のユーモア精神。
デザインにおいての『おかしみ』は機能性や利便性からは離れた位置にある要素だが、その遊び心は、人々に新たな視点や気づきを与え、時には楽しませ、驚かせ、癒すといった、人間の『感情』に働きかける役割を持つ、機能性と合理性に埋まった現代生活に欠くことができない、『人間の心のためのデザイン』なのだ。今回は日本人特有の遊び心に満ち溢れた様々な作品を通して、滑稽でおかしみのあるデザインがもたらす効果や可能性について探求する。(NHK WORLDより抜粋)
番組内ではユーモアのあるデザインについてお話しました。福田繁雄さんの作品に触れる場面も。
再放送は8月です。英語のみの放送となりますがぜひご覧ください。
放送・配信:NHK WORLD
番組名:DESIGN TALKS PLUS
今回のテーマ:『Quirky design』
※「NHK WORLD」は、NHKの海外向けサービス。
※日本国内では、webサイトからもご覧いただけます。
放送予定日:
①2017年6月22日(木)※日本時間
9:30〜9:58 / 15:30~ / 22:30〜 / 27:30〜 /計4回
②2017年8月3日(木)※日本時間
9:30〜9:58 / 15:30~ / 22:30〜 / 27:30〜 /計4回
NHK BS1(日本国内放送)放送予定日:
2017年8月5日(土)27:30~
オンデマンドでもご覧いただけます
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/designtalksplus/20170622/
2017.05.26
JINS SHIBUYA 企画第一弾展示鈴木康広 Blinking Spectacles 世界の見方が変わる瞬間
JINS SHIBUYA 第一弾展示
鈴木康広 「Blinking Spectacles 世界の見方が変わる瞬間」
5月26日「JINS SHIBUYA」旗艦店オープンとともに
イベントスペースを使用した店内企画がスタート。
その第一弾となる展示をしています。
インスタレーションや映像、新作の展示、リーフレットや手描きマップも用意しております。
お近くにお越の方はぜひお立ち寄りください。
JINS SHIBUYA
場所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町31-1 1F・2F
展示期間:5月26日(金)〜7月中旬まで(日にち未定)
https://shibuya.jins.com
2017.03.24
国際交流基金Webマガジン「をちこちmagazine」掲載
昨年秋に参加した第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016を振り返り、ビエンナーレ全体のテーマ「Utopia by Design」を受けて構成した展示「近所の地球の旅」について、日本展示の選考委員のお一人であり、キュレトリアル・アドバイザーを務めてくださった川上典李子さんと対談を行いました。聞き手、編集は島貫泰介さんにお世話になりました。
鈴木康広が結んだ「近所」と「地球」
2017.03.10
東京国立博物館 Friday Night Session
Friday Night Session #5
テーマ:視るをデザインする(仮)
開催日:3月31日(金)
時間:18時00分~18時50分(10分前受付)
場所:東京国立博物館 平成館1階
参加:事前申込制、380名、先着順
登壇:アーティスト/ 鈴木 康広
東京国立博物館 デザイン室長 / 木下 史青 氏
NPO法人インビジブル / 林 曉甫 氏
※開始時に空席がある場合は当日参加が可能です。
※プログラムは変更する可能性もございます。
※国立科学博物館の入場には、一般・大学生個人620円の
入館料(有料)が必要です。
2017.02.26
鴨江アートセンター「浜松・見立て観光地図をつくろう」
出身地、浜松の鴨江アートセンターとの協働で浜松の街を再発見するプロジェクト「浜松・見立ての観光地」を開催します。
街の中にあるものを何かに見立て、その場所にしかない物をささやかな観光地にします。季節や天候など、タイミングによって見え隠れするものも観光地に。
3月にトークと見立てによる街のフィールドワークからスタート。浜松在住の人は日常の中で見つけたものを採集。5月には中間報告会を開き、成果をマップにまとめていきます。年明けには、完成したマップを持ってツアーを行います。
浜松の街に潜む名所の発掘にぜひご参加ください!
開催日:2017年3月11日(土)
開催時間:13:00-17:00(2回目以降未定)
会場:鴨江アートセンター
住所:〒432-8024 静岡県浜松市中区鴨江町1番地
参加費:無料
対象:中学生以上(保護者同伴であれば小学生も可)。全3回参加できる方。ワークショップ開催日以外に自主活動に取り組める方。
持ち物:各回によって異なる
主催:浜松市鴨江アートセンター
全3回 開催日程
【1回目】2017年3月11日(土)13:00~17:00
【2回目】2017年5月13日(土)13:00~
【3回目】2018年1月
お申し込み:予約受付中(2017年3月10日〆切)
http://www.kamoeartcenter.org/events/mitatekankouchizu/
2017.01.23
QREATORS インタビュー掲載
QREATORSのwebサイトにて、インタビューが掲載されました。
モデルで現役慶応義塾大学大学院生、エシカル・プランナーでもある鎌田安里紗さんが「この人の発想はこれからの暮らしを考える上でヒントになりそう!」と感じた人10人にインタビューするという企画に参加しました。ぜひご覧ください。
QREATORS
【アーティスト鈴木康広】大切なのは「自意識過剰」に気づいて、育てること
http://qreators.jp/content/496
2016.11.24
第1回 ロンドン・デザイン・ビエンナーレ 2016Yasuhiro Suzuki “A Journey Around the Neighbourhood Globe”
「第1回 ロンドン・デザイン・ビエンナーレ 2016」
日本展示タイトル:Yasuhiro Suzuki “A Journey Around the Neighbourhood Globe”
会期:2016年9月7日(水)~9月27日(火)
会場:サマセット・ハウス (Somerset House)
総合テーマ:Utopia by Design
主催:独立行政法人 国際交流基金
日本公式展示 参加作家:鈴木康広
キュレトリアル・アドバイザー:川上典李子 氏
アドバイザリー・コミッティー:
柏木博 氏(武蔵野美術大学教授、デザイン評論家)
川上元美 氏(デザイナー)
藤本幸三 氏(株式会社ジェイアイエヌ顧問、アーティスティック・ダイレクター)
川上典李子 氏(ジャーナリスト、21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター)
協力:WOW inc., 株式会社メディアタージ, 東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野・異才発掘プロジェクトROCKET
2016.11.01
AXIS誌 連載「まばたきの記憶」 最終回 近所の地球の旅
AXIS Magazine vol.184
特集 素材と向き合う
カバーインタビュー アトリエ・オイ
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/184/
2016.10.26
東京造形大学 創立50周年記念事業 「ZOKEI NEXT 50」
この度、母校の東京造形大学創立50周年記念の展覧会に参加させていただくことになりました。今回、出品したのは2011年に制作した「日本列島の方位磁針」。物質としては最小限、科学的な視点と見る人のイマジネーションによって、その関係性が地球規模にひろがる作品です。学生時代、造形大学の室内建築(家具コース)で学んだ成果としてこの作品を選びました。
東京造形大学の創立50周年を記念して、「東京造形大学 創立50周年記念事業」を開催します。卒業後生である若手の作家、デザイナー、クリエイター総勢71名の仕事・作品に焦点を当てた展示・上映を、スパイラルガーデン及び、スパイラルホールにて行います。(スパイラルwebサイトより引用)
〈開催概要〉
東京造形大学 創立50周年記念事業「ZOKEI NEXT50」
デザイン学科卒業生 作品展示
会期:2016年10月25日(火)〜11月3日(木・祝)11:00〜20:00 会期中無休
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
入場:無料
デザイン学科卒業生 映像作品上映
会期:2016年10月29日(土)〜10月30日(日)11:00〜20:00
会場:スパイラルホール(スパイラル3F)
入場:無料
会場:スパイラルガーデン / スパイラルホール
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
ACCESS MAP
お問い合わせ先:東京造形大学
TEL: 042-637-8111(代)FAX: 042-637-8110(代)
www.zokei.ac.jp
主催:東京造形大学
協賛:株式会社丹青社
スパイラルガーデン展示設計:近藤康夫
2016.10.02
青山ブックセンター『ぼくのにゃんた』刊行記念 トークイベント 鈴木康広×ヨシタケシンスケ
初の絵本作品となる『ぼくのにゃんた』(ブロンズ新社)刊行を記念し、
青山ブックセンター 本店にてトークイベントを行ないます。
対談相手は、『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で有名な、絵本作家でイラストレーターのヨシタケシンスケさん。
絵本に興味を持ったきっかけやアートと絵本の接点や相違点など、アートと絵本にまつわる話をします。
終了後、二人のサイン会も開催いたします。
〈トークイベント概要〉
鈴木康広×ヨシタケシンスケ「アートと絵本をめぐるおはなし」
日程:2016年11月23日 (水)
時間:14時30分〜15時30分(開場:13時30分)
料金:1,080円(税込)
定員:110名様
会場:青山ブックセンター 本店 大教室
イベント申込方法:http://www.aoyamabc.jp/event/mynuanta/
お問合せ先:青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)
2016.09.22
カーサ ブルータス掲載「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」
マガジンハウスの雑誌『カーサ ブルータス』のオンライン版に、「ロンドン・デザインビエンナーレ2016」のレポートが掲載されています。
イギリス在住のライター、山下めぐみさんがレポートしてくださいました。
日本展示に関しても詳しく書いていただいてるので、最後までご覧ください。
『カーサ ブルータス』オンライン版
text_Megumi Yamashita, photo_Haruko Tomioka, editor_Yuka Uchida
http://casabrutus.com/design/27858/5
2016.09.18
絵本『ぼくのにゃんた』刊行
初の絵本作品『ぼくのにゃんた』がブロンズ新社より発売されることとなりました。
絵本制作にあたり描き下ろした猫も登場します。
発売予定日は、10月7日(金)です。
また発売に際し、ナディッフ全6店舗にて刊行記念フェア&スタンプラリーを展開いたします。
描き下ろし原画12枚の展示と販売も行ないます。
是非お立ち寄りください。
〈絵本情報〉
鈴木康広『ぼくのにゃんた』
発行:ブロンズ新社
サイズ:190×190mm
仕様:36頁/上製
価格:1,200円+税
ブロンズ新社『ぼくのにゃんた』
http://www.bronze.co.jp/books/post-130/
NADiff/刊行記念フェア&スタンプラリー
http://www.nadiff.com/?p=2889
2016.09.13
「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ 2016 」開催中
9月7日より、ロンドンのサマセット・ハウスで「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」がスタートしました。
連日、世界各国からの多くの来場者をお迎えしています。
開催期間は9月27日までです。ロンドンにお住まいの方は、是非お越しください。
「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」
日本展示タイトル:A Journey Around the Neighbourhood Globe
会期:2016年9月7日(水)~9月27日(火)
会場:サマセット・ハウス (Somerset House)
総合テーマ:Utopia by Design
主催:独立行政法人 国際交流基金
日本公式展示 参加作家:鈴木康広
キュレトリアル・アドバイザー:川上典李子 氏
アドバイザリー・コミッティー:
柏木博 氏(武蔵野美術大学教授、デザイン評論家)
川上元美 氏(デザイナー)
藤本幸三 氏(株式会社ジェイアイエヌ顧問、アーティスティック・ダイレクター)
川上典李子 氏(ジャーナリスト、21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター)
協力:
WOW inc.
株式会社メディアタージ
東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野・異才発掘プロジェクト ROCKET
公式ウェブサイト:http://www.londondesignbiennale.com
2016.09.12
AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第37回 ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016
AXIS Magazine vol.183
特集 色の逆襲
カバーインタビュー 皆川 明
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/183/
2016.09.01
Numero TOKYO 「idea boxes」掲載
雑誌『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』の企画、「idea boxes」に参加しました。
「自分にとって、アイデアに欠かせないのは記憶。
いくら情報を増やしても記憶として自分の中に入っていなければ、出てくることもない。
そのアシストをしてくれるのがノート。」
ある時、木の割れ目がノートに見えたことから、掘り出した《木の本》。
「アイデアが生み出される瞬間とは、あの時このページを開いた、という偶然であり、
木のどこがいつ割れるかという必然にも近い。」
(Numero TOKYO 100号より一部引用)
『Numero TOKYO October No 100』
出版社: 扶桑社
発売日: 2016年8月27日
http://numero.jp/magazine100/
2016.07.13
AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第36回 背中の遠近法
AXIS Magazine vol.182
特集 日本式
カバーインタビュー 緒方慎一郎
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/182/
2016.06.17
KOBE ART MARCHE インタビュー掲載
「神戸アートマルシェ」WEBサイト内「BEHIND ART」にて、インタビューが掲載されました。
初春、ふだん制作の拠点としている東京大学先端科学技術研究センターキャンパス内での撮影。
東京大学生産技術研究所試作工場の職人さんとのやり取りや、動画もあります。ぜひご覧ください。
KAM vol.15 YASUHIRO SUZUKI
http://www.art-marche.jp/interview/15/
2016.05.26
WIRED Audi INNOVATION AWARD インタビュー掲載
WIRED Audi INNOVATION AWARD
イノヴェイターたちの「未来への提言」
No.008 処理できない曖昧な記憶がデータの未来を変えるー鈴木康広
「人は、自分ではどうにもできない自然現象に心惹かれるもの。
自然は予測できない美しさをもっていて、ぼくはそこに人工物を補うことで光を当てています。」
(一部抜粋)
WIRED Audi INNOVATION AWARD
http://wired.jp/series/wired-audi-innovation-award/08_yasuhiro-suzuki/
2016.05.15
AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第35回 細胞を生ける器
AXIS Magazine vol.180
特集 地場とデザインの根深い問題と、その解き方
カバーインタビュー ネリ&フー
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/181/
2016.04.05
「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ 2016 」
今年、初開催となる「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」。
日本の作品展示を担当することになりました。
2016年9月7日(水)から27日(火)にかけて、ロンドンのサマセット・ハウスを会場に行われ、30カ国以上が参加を予定しています。
展示概要
既にあるものや見慣れた現象に新鮮な切り口を与える作品を通して、私たちの日常や世界のとらえ方に一石を投じる鈴木康広。日本庭園や茶の湯で知られる伝統的な「見立て」の手法にも通じる「あるものを別のものとして見る」視点によって、「いま・ここ」を「いつか・どこか」へとつなぎ、通常は出会うことのない物事の間に新たな関係性を発見する数々の作品やプロジェクトを手がけてきました。
日本のデザイン界でも類を見ない活動で高く評価されている鈴木が、ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016のテーマ「Utopia by Design」を読みとき、具現化する本展のためのインスタレーション。大小さまざまなオブジェ、ドローイング、アニメーションによる空間構成を予定。内と外、前と後、部分と全体などの二項対立の関係、過去・現在・未来という時制の垣根を超え、一人一人の足元(=日常)から世界へと目を向け、思考を巡らせることの重要性を示します。
ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016 全体概要
会期:2016年9月7日(水)~9月27日(火)
会場 :サマセット・ハウス (Somerset House)
総合テーマ:Utopia by Design
公式ウェブサイト:http://www.londondesignbiennale.com
主催:独立行政法人 国際交流基金
参加者:鈴木 康広
アドバイザリー・コミッティー:
柏木 博 氏(武蔵野美術大学教授、デザイン評論家)
川上 元美 氏(デザイナー)
藤本 幸三 氏(株式会社ジェイアイエヌ顧問、アーティスティック・ダイレクター)
川上 典李子 氏(ジャーナリスト、21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター)
2016.03.07
『日本列島の方位磁針』販売再開
日本列島の形の方位磁針。
エッチング技術で0.15mmの金属板から精密に輪郭を切り抜き磁性を与えました。
コップに注いだ水にそっとのせると、東西南北という方位を介さずに、日本列島がどの方向に横たわっているか一目でわかります。自分の立っている場所から実物大の日本列島まで身体感覚が拡張されたような感触。地球そのものがもつ磁力を媒介にして、日本列島と体をつなぐ道具として手応えを感じます。(自著『近所の地球』より)
しばらく在庫切れとなっておりました『日本列島の方位磁針』が、販売を再開いたしました。
原美術館のミュージアムショップや、オンラインショップでお買い求めいただけます。
https://www.haramuseum.or.jp/shop/showGoodsList.php?CatId=1&GrpId=630
2016.03.02
女子美術大学トークイベント「キュレーターの眼 2016」登壇
女子美術大学大学院修士課程修了生の作品展が3月7日から始まります。
会期中の関連イベントとして、公開講評会を兼ねたトークイベントが開催されます。
ゲストには版画家の濱田富貴氏と鈴木が登壇いたします。
一般公開のイベントですので、皆様ぜひお越し下さい。
「キュレーターの眼2016」
日時:2016年3月12日(土)14:30 – 17:00
場所:女子美術大学 杉並キャンパス7号館7201教室
出演:濱田富貴(版画家)/鈴木康広(アーティスト)
入場料:無料 予約不要※当日は会場に直接お越し下さい。
詳細は、女子美術大学webサイトをご覧ください。
http://joshibinike.tumblr.com/
2016.03.02
AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第34回 価値を計るカウンター
AXIS Magazine vol.180
特集 異端に学べ
カバーインタビュー 落合陽一
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/180/
2016.02.15
3331 Arts Chiyoda ART DUCT EXHIBITION「からだの道具」展
3331 Arts Chiyoda内の、1階カフェ&レストランFood Lab 3331と喫煙室の間にある「アートダクト」は、快適な分煙空間をつくるエアダクトを活用した展示スペースです。鉄やステンレスではなく、特殊加工されたガラスで周囲を囲み、その中にアート作品を設置することによって、煙草を吸う人も、吸わない人もアートを楽しむことができるユニークな試みです。
コミッション・アート作品の長期展示スペースとして、毎回さまざまなアーティストが作品を制作・展示してきたアートダクト第10弾となる今回は、現代美術作家・鈴木康広による「からだの道具」を展示します。
今回、『器の人』(2014)をはじめ「人のからだ・食にまつわる作品やスケッチ」が展示されています。鈴木作品特有の「みたて」を、カフェで休憩しながら、煙草を一服しながら、お楽しみ頂けます。(3331 Arts Chiyoda webサイトより)
ART DUCT EXHIBITION #10 鈴木康広「からだの道具」
展示期間:2016年01月07日(木)~2016年06月30日(木)
開館時間:10:00-21:00
料金:無料
会場:1F アートダクト
備考:カフェFood lab内の展示作品は、カフェ営業時間内でご覧頂けます。
詳細は、3331 Arts Chiyodaのwebサイトをご覧ください。
http://www.3331.jp/schedule/003228.html
2016.02.08
東京大学生産技術研究所「ELEGANT CELL」 展に出展します
これまで、バイオエンジニアリングの領域にデザイナーが関わることはほとんどありませんでしたが、
東京大学山中研究室は竹内研究室と共に、細胞を用いた「ものづくり」への新しい挑戦を始めました。
今回いつものギャラリーは、小さな実験室へと姿を変えます。
細胞の彫刻や新しいデザインの実験器具が並ぶ空間で、これからの生き物、そして人間の、新しいかたちを想像してみてください。
(「ELEGANT CELL 細胞とバイオマテリアルの小さな実験室」webページより)
今回、ゲストアーティストとして作品を出展するとともに、トークショーにも参加させていただくこととなりました。ぜひご来場ください。
「ELEGANT CELL 細胞とバイオマテリアルの小さな実験室」
展示期間:2016年2月17日(水)- 2月23日(火)
開館時間:11:00 – 19:00(入場無料)
場所:東京大学生産技術研究所S棟1階ギャラリー
主催:東京大学山中研究室、ERATO竹内バイオ融合プロジェクト
協力:パナソニック ヘルスケア株式会社、カールツァイスマイクロスコピー株式会社、公益財団法人 日本ユニフォームセンター
トークショー
登壇者:竹内昌治(東京大学教授)、山中俊治(東京大学教授)、鈴木康広(アーティスト)
日時:2月21日(日)14:00 – 15:30
場所:東京大学生産技術研究所S棟プレゼンテーションホール
ELEGANT CELL
http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/rp02/
2016.02.04
BOOKSCAN インタビュー掲載「既存に油断しない 自由な時間軸で生み出す 感覚のかたち」
『本にまつわる想い』をテーマに、仕事や著書に関するエピソードをインタビューしていただきました。
詳細は下記サイトにてご覧ください。
https://www.bookscan.co.jp/interviewarticle/585
2016.01.22
クリエイションギャラリーG8 トークショー 「30年30話」出演
リクルート「クリエーションギャラリーG8」が開館30年を迎えます。
「30年30話」と題し、ギャラリーの30年間を振り返る展示とともに30回のトークイベントを開催します。
トークイベントは、ギャラリーにゆかりのある30人が対談相手を指名して行なわれます。
この度、第1回目ご出演の箭内道彦さんにお声掛けいただき、対談させていただくことになりました。
約8年ぶりとなるG8での再会、どんなお話ができるか楽しみです。
トークイベント 第1話「漂流のゆくえ」
日時:2016年2月1日(月)7:00p.m.-8:30p.m.
場所:クリエイションギャラリー G8
出演:箭内道彦(クリエイティブディレクター)・鈴木康広(アーティスト)
入場料:無料 要予約(TEL 03-6835-2260)
定員:40名
参加方法:開催時間の1時間前に整理券を配布します。なお、整理券はご本人様のみ1枚の配布となります。
先着順各回限定40枚、なくなり次第終了とさせていただきます。
※当日6:00p.m.より整理券を配布します。
詳細は下記URLよりご覧いただけます。
http://rcc.recruit.co.jp/g8/related_post/event/20160121_18659.html
2016.01.14
AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第33回 感覚の「線」を引く
AXIS Magazine vol.179
特集 インテリジェントカー
カバーインタビュー フランク・ゲーリー
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/179/
2015.11.30
「BARATEE」誌 インタビュー掲載
2015.11.19
エスパス ルイ・ヴィトン東京 「古市憲寿×鈴木康広 トークショー」
「ルイ・ヴィトン × ヌメロ・トーキョー アーバンナイト」
12月8日の夕刻、表参道のアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」にて「ルイ・ヴィトン × ヌメロ・トーキョー アーバンナイト」を一夜限りで開催! 展覧会の特別解説&カクテルタイムと、メインイベントとして社会学者の古市憲寿氏とアーティストの鈴木康広氏によるトークショーが実現。このスペシャルイベントに40名様を限定招待します。
現在会期中の「フランク・ゲーリー/パリ – フォンダシオン ルイ・ヴィトン 建築展」は、世界的建築家 フランク・ゲーリーによる設計で2014年10月パリに誕生した文化・芸術複合施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の建物の構想から完成までを紹介する企画展。今回のトークショーは、この展覧会を記念した特別イベントとして、フォンダシオンやゲーリー氏、またフォンダシオンがあるパリの街を切り口に、アート、建築、都市の関係に迫る。(ヌメロ・トーキョーwebサイトより)
日時:12月8日(火)18:00 オープン、20:00 終了予定
料金:無料(40名様限定)
応募期間:〜11月24日(火)12:00
※当選者の発表は招待状の送付をもって代えさせていただきます。
応募フォーム http://numero.jp/news-20151116-espacelouisvuittontokyo/
エスパス ルイ・ヴィトン東京 www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/
2015.11.16
AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第32回 石鹸の人
AXIS Magazine vol.178
特集 エネルギーの新しいかたち
カバーインタビュー 田村奈穂
2015.09.25
アートプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO 2015」に参加鈴木康広「空気の庭」
東京・神田、旧東京電機大学跡地を拠点とした、より街に広がりコミュニティに根ざす様々なアートプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」に参加します。東京・神田の街がクリエーターによって様々なイベントで賑わいます。
<展示> 鈴木康広 「空気の庭」
神田・御茶ノ水・秋葉原を巡るなかで「余白」を感じた場所を「空気の庭」と名付けました。透明素材で人体をかたどった作品「空気の人」がそんな「空気の庭」(ワテラスコモンや淡路公園)に出没します。街の中でも「空気の人」と出会えるかもしれません。
『気球の人』が、ワテラスコモン内に現れます!
会期:10月9日(金) – 11月3日(火・祝)
時間:月~土 11:00 – 20:00、日祝 11:00 – 18:00
会場:ワテラスコモン 2Fギャラリー
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地
入場料:無料
『大きな空気の人』が出没!
空気を人に見立てた作品、『大きな空気の人』が芝生広場(淡路公園)に登場します。お昼時には、芝生の上で一緒にお昼寝するイベントも行います。また、10月30日(金)の夜にはライトアップされる『大きな空気の人』をご覧いただけます。
会期:10月9日(金)、10月25日(日)、10月30日(金)
時間:9:00 – 19:00(10月30日:9:00 – 20:00)
屋外イベント:12:30 〜 『大きな空気の人』と一緒に芝生でお昼寝をしてみませんか?
会場:淡路公園(ワテラス前)
入場料:無料
「TRANS ARTS TOKYO 2015」
http://www.kanda-tat.com/?contents=program
2015.09.20
WIRED ロットリング×鈴木康広 インタビュー掲載 『アーティスト、鈴木康広がロットリングで描く「線の宇宙」』
PHOTOGRAPHS BY KATSUMI OMORI
雑誌「WIRED」VOL.18、web(WIRED.jp)にてインタビューを掲載していただきました。
ロットリング「rOtring800+」でスケッチを描いてみました。もう15年間インクのペンしか使っていないので、メカニカル(シャープ)ペンシルとスタイラスペンの消せる感覚がとても新鮮でした。
筆記具の先端は、自分の身体と思考の交わるポイント。
自分でも気がついていない考えや目に見えない頭の中のイメージが垣間見える瞬間をどうキャッチしたら良いのか、改めて考える機会になりました。
WIRED 『アーティスト、鈴木康広がロットリングで描く「線の宇宙」』
2015.09.01
AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第31回 楕円地図
2011年に浜松で開催した個展と連動し、街中で「パラパラマンガ商店街」というイベントを開催しました。 駅と美術館の間に点在する約30店舗にパラパラマンガを設置。来観者が街を巡るきっかけになるようにマップも制作しました。 常に「部分」であることから逃れられない地図が、駅と美術館を軸にした楕円を描くことによって小さな「地球」を見渡すような感覚に。
AXIS Magazine vol.177
特集 成長するリテール
カバーインタビュー 田子學
2015.08.30
WIRED「INNOVATION INSIGHTS」インタビュー掲載
「イノヴェイションのありかは、もうひとりの自分が教えてくれる」
WIREDのウェブサイトにて「イノヴェイション」をテーマにしたインタビュー記事を掲載していただきました。
これまで「イノヴェイション」という言葉を社会的な見方で捉えていましたが、話していくうちに、
とても個人的なテーマに行き着くのではではないかと思えてきました。
「意識的な自分には、予想の範囲外のことは思いつけません。だから常に、無意識の自分と対話をし、引き出す作業を丁寧にしていく必要があります。それは自分自身のことを観察するという、とても個人的で自主的な活動です。自分のなかにある他者、言い換えれば、「抗えない自然」のようなものに寄り添うということ。…」(一部抜粋)
WIRED「INNOVATION INSIGHTS」
http://wired.jp/innovationinsights/post/wired/w/notice_and_experience/?user=normal
2015.08.18
テレビ大阪&BSジャパン放送 『日経スペシャル 夢織人』
放送日時:9月19日(土) テレビ大阪 昼12時半〜/9月24日(木) BSジャパン 夜 23時〜