大地の芸術祭 越後妻有2024冬 企画展
鈴木康広「水平の人|雪を見る」

大地の芸術祭 越後妻有2024冬の企画展に参加します。

「水平の人」は、へそを重心にバランスを保ち、風や微かな空気の動きに反応しながらゆらゆらと空中に浮かぶ。
手を頭の後ろで組む「平の字」の姿勢は、人間にとってもっとも無防備な体制。その場所が心身ともにリラックスできる場所であることを示す。また昼寝という行為は、みんなが起きているときに眠る、ささやかな別行動の姿勢。日常からふと意識をワープすることができる。
「平の字」の姿勢は、「人間・社会」を経由し、「自然・宇宙」へとつながります。
人間が地球に沿って平たい体勢をとり、大地の一部となって、空から舞い降りてくる「雪を見る」姿勢と捉え、大地にしっかりを目を据えます。
雪を「待つ」(受け入れる)をコンセプトに、MonETの回廊や池に巨大な人が出現します。自然に降ってくる雪を見上げる体験を通して、雪と向き合い、自然からの贈り物を全身で感じるひとときをお楽しみください。
(大地の芸術祭webサイトより)

展覧会では初披露となる、重心一本の線で浮かぶ《水平の人》に加え、バルーン作品の新作《水平の人》が、真っ白な雪に覆われたMonETの池に出現します。
雪の上で仄かに光る《水平の人》と一緒に雪を眺めてみませんか。

 

大地の芸術祭 越後妻有2024冬 企画展
鈴木康広「水平の人|雪を見る」
・会期: 1/20(土)- 3/10(日)の土日祝
・時間: 10:00 – 17:00(最終入館16:30)
・料金: 冬の共通チケット、または個別鑑賞券(一般1,200円、小中600円)
越後妻有里山現代美術館 MonET企画展:鈴木康広「水平の人|雪を見る」

「水平の人」ライトアップ

週末・祝日限定で、MonETの池にライトアップした「水平の人」をご覧いただけます。
※池の中での鑑賞は17:00までとなります。回廊よりご鑑賞ください。
日時:1/27 – 3/10 の土日祝 17:00 – 20:00

※料金には、越後妻有里山現代美術館 MonET常設展示と企画展示鑑賞料含みます
※池の作品は1/27(土)~の公開です
※天候により作品の一部が非公開となる場合があります

「鈴木康広 空気の人|分光する庭」座間市役所にて開催

 

神奈川県座間市役所にて、2024220日から「鈴木康広 空気の人|分光する庭」展を開催いたします。

座間市は、「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」の令和5 年度取組団体に選ばれました。本事業は孤独・孤立対策におけるプラットフォーム整備と分野横断的で先駆的な活動支援を目的としており、座間市では、「アートによる社会参加の創出」に取り組みます。芸術の感性を活用した「個性」を評価ができる環境の創出に繋げるべく、鈴木に声がかかりました。孤独・孤立対策として美術展を開催するのは全国で初めての試みです。

座間市福祉部地域福祉課自立サポート係では、これまで、生活困窮者自立支援事業の施行を契機に、地域の人々と協力しながら「断らない相談支援」に取り組んできました。医療機関に通院していたりしなくとも、生きづらいと感じる人がたくさんいます。「みんなと同じようにできない」特性を持っているのに、「本人の努力が足りない」「仕事ができない」「コミュニケーションが下手」な人として捉えられてしまうことがあります。しかし、そういった人や個性が存在することは、あまり世の中に認知されていません。

鈴木は活動の当初から、見間違いや錯覚などをきっかけに、ものの見方が変わる瞬間に着目してきました。作品を通して世界を見ると、それまで気に留めていなかった些細な出来事も新鮮に感じられます。今回、当事者の方が「人と違うこと」ポジティブに捉えるきっかけとして、作品鑑賞やワークショップなど普段とは違う方法での自己実現の体験の場を創出します。また、そういった活動に鑑賞者が触れることで、身近にいる人やものを、視点を変えて見てみるきっかけとなれば幸いです。

今回、座間市役所担当者の武藤さんからお声がけをいただき、このプロジェクトに関わらせていただくことになりました。市役所1階ロビーには代表作の《空気の人》が浮かび、展望フロアには作品展示をします。また、座間市在住の参加者とのワークショップをもとに協働制作した作品《分光する庭》を展開します。 この機会に座間市役所へ足を運んでいただき、ふだん意識していないことに耳を澄ませてみませんか。

 

「鈴木康広 空気の人|分光する庭」
会期:2024年2月20日(火)~ 2024年2月26日(月)
会場:座間市役所 ロビー(1階)、展望フロア(7階)
(〒252-8566 神奈川県座間市緑ケ丘一丁目1番1号)
開館時間:8:30~17:30(市役所窓口は17時15分まで)
休館日:なし ※会期中23日(金・祝)及び土日も展示エリアはオープン
入館料:無料
交通手段:小田急小田原線「相武台前駅」下車 徒歩約15分
主催:座間市
協力:株式会社野村総合研究所

開催イベント
トークイベント「見えない個性を発見する」
日時:2024年2月24日(土)13:30〜14:30
会場:座間市役所
登壇者:鈴木康広(アーティスト)× 武藤清哉(座間市福祉部地域福祉課自立サポート係)
無料
・予約不要です。
・座間市役所1階ロビーを予定しています。
※イベントの詳細や変更があった際は、座間市役所HPにてお知らせいたします。

 

本件のプレスリリース・問い合わせ先:
座間市役所 座間市福祉部地域福祉課
担当:武藤、谷田
TEL:046-252-8566 FAX: 046-252-7043
E-mail: seikatsu@city.zama.kanagawa.jp

 

【内閣官房「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」について】
本事業は内閣官房の総合経済対策事業の一つの取り組みです。座間市はこの「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」の令和5 年度取組団体に選ばれました。孤独・孤立対策や連携体制整備の実現に向けた試行的事業を検討・実行すること、連携団体の特定と取り組みの周知などを行います。
内閣官房「地方版孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム推進事業」

第35回 熊本市民美術展 熊本アートパレード
「足元の展望台−『近所』から見える世界−」 【関連企画】トークイベント開催

 

 

熊本市現代美術館が主催する「熊本市民美術展 熊本アートパレード」第35回目に、審査員として参加させていただくことになりました。熊本市在住・在学・在勤者または熊本市出身者の方を対象とした公募展です。

人も物もその土地を離れて移動し、あらゆるものがいつでもどこでも手に入る時代。情報として世界にふれることもいつの間にか当たり前に感じるようになりました。子どもの頃は、視野を広げることは大切だとよく言われましたが、大人になるにつれ身近なものほど多くを見逃していることに気づきました。むしろ、ひとりひとりが見逃している「近所」の中に、まだ見えていない魅力的な世界が潜んでいるのではないかと今は感じています。

そのような視点から「足元の展望台」という言葉を今年のテーマにしました。皆さんの作品を楽しみにしています。作品の展覧会会期は2024年1月13日(土)~28日(日)にて開催されます。
また、関連イベントとして2024年1月13日(土)には、美術館でのトークイベントに登壇いたします。ご来場をお待ちしております。

 

第35回 熊本市民美術展 熊本アートパレード
15歳以上(中学生を除く)の熊本市在住・在学・在勤者または熊本市出身者なら、誰でも無審査で出品することができるアンデパンダン形式の公募展です。

出品受付: 2024年1月6日(土)、7日(日)各10:00~17:00
展覧会期: 2024年1月13日(土)~28日(日)

【関連イベント】
第35回 熊本アートパレード 講評・審査員トーク
開催日:2024年1月13日(土)
時間:13:00-14:30
場所:ホームギャラリー
講師:鈴木康広(第35回熊本アートパレード審査員)

【作品募集要項】
テーマ:<足元の展望台―「近所」から見える世界―>
出品受付:2024年1月6日(土)、7日(日)各10:00~17:00
展覧会期:2024年1月13日(土)~28日(日)
休館日:火曜日
開館時間:10:00~20:00(展覧会入場は19:30まで)※最終日は17:00にて閉場
会場:熊本市現代美術館 ギャラリーⅠ・Ⅱ
主催:熊本市現代美術館[熊本市、公益財団法人熊本市美術文化振興財団]
入場料:無料
審査員:鈴木康広(アーティスト)

人も物もその土地を離れて移動し、あらゆるものがいつでもどこでも手に入る時代。情報として世界にふれることもいつの間にか当たり前に感じるようになりました。
そのような現実への違和感をきっかけに、「近所の地球」という視点から身近にあるものを自分なりに捉え直す活動を続けてきました。
子どもの頃は、視野を広げることは大切だとよく言われましたが、大人になるにつれ身近なものほど多くを見逃していることに気づきました。
むしろ、ひとりひとりが見逃している「近所」の中に、まだ見えていない魅力的な世界が潜んでいるのではないかと今は感じています。
そのような視点から「足元の展望台」という言葉を今年のテーマにしました。展望台に上ると思わず遠くを見たくなります。
でも実のところ、体は足元をあらためて確認し、頭はいつもと違う視点から日常を思い出しているのではないでしょうか。
集まったひとつひとつの作品が、熊本に立つ「足元の展望台」となり、来場者が今まで感じたことのない新鮮な世界が広がることを期待しています。(鈴木康広/熊本市現代美術館HPより)

詳細は、熊本市現代美術館webサイトをご覧ください。

NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』#3 放送

今年3月に1回目と2回目が放送された、NHK Eテレの新番組「みたてるふぉーぜ」。この番組に総合指導というかたちで参加しています。今回はその第3弾が完成しました。12月22日(金)に初回放送です。りんごをモチーフにした「みまちがおーぜ」や、ミニチュア写真家・田中達也さんによる「おじゃましよーぜ」など、「みたて」を切り口に身近なものの見方が変わるような内容になっています。1回目と2回目も再放送されますので、ぜひあわせてご覧ください。

 

NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』
『みたてるふぉーぜ』(3)
初回 12月22日(金) 午後4:40~4:50
再放送 12月26 日(火) 午後3:35~3:45

みたてるふぉーぜ(1)※2023年3月初回放送
12月20日(水)午後4:40~4:50 Eテレ

みたてるふぉーぜ(2)※2023年3月初回放送
12日21日(木)午後4:40~4:50  Eテレ

みたてるふぉーぜ 5分版(1)
2024年1月24日(水)午後7:55~8:00 Eテレ

みたてるふぉーぜ 5分版(2)
2024年1月31日(水)午後7:55~8:00 Eテレ

「Veszprém-Balaton 2023」
InterUrbán: Yasuhiro Suzuki “Nature’s Time Metronome” Installation

「Veszprém-Balaton 2023 」(ヴェスプレーム・バラトン2023)にて作品展示を行います。
2023年の欧州文化首都としてハンガリーのヴェスプレーム市とバコニ山地・バラトン湖を含むその周辺地域が選ばれました。これに際し「Veszprém-Balaton 2023 」では、1年を通して文化芸術の事業が開催されています。プログラムの一つであるInterUrbanでは、25カ国25都市の都市間交流都市が1年を通して2週間ごとに変わりイベントや展示を開催。この度「InterUrban: Hamamatsu」にお声がけいただき、9月25日からヴェスプレームの街なかで《自然を測るメトロノーム》を展示します。イベント期間は10月8日まで。その後は美術館に場所を移し、継続して展示する予定です。年内にハンガリーへお越しの方はぜひご覧ください。

 

Veszprém-Balaton 2023
European Capital of Culture

InterUrbán: Yasuhiro Suzuki “Nature’s Time Metronome” Installation
鈴木康広「自然を測るメトロノーム」

展示会期:2023年9月25日  18:00 – 2023年10月8日  18:00
展示会場:Csermák Antal Alapfokú Művészeti Iskola előtti tér 8200 Veszprém, Megyeház tér 5,   Útvonaltervezés

Veszprém-Balaton 2023

 

What is the meaning of time? How do we understand the significance of minutes, hours, or even days? To what extent can time be accelerated or decelerated, and how can we capture the unique tempo and rhythm of a city?

Yasuhiro Suzuki, a Japanese artist, utilizes ordinary objects to delve into these inquiries, expanding our perception and provoking contemplation. As he arrives in Veszprém, he brings with him a metronome—an instrument that prompts questions and offers insights into the passage of time and our subjective experience of it. Seek out the metronome and allow yourself the freedom to immerse in the exploration. Take your time!(Veszprém-Balaton 2023 web -InterUrban: Yasuhiro Suzuki metronom installation (JP))

《はじまりの果実》十和田市現代美術館に収蔵
2023年6月 十和田市民図書館へ移設・常設展示

2020年7月から2023年6月まで十和田市現代美術館で開催された Arts Towada 10周年記念「インター+プレイ」展の出展に際して制作した作品《はじまりの果実》。展覧会終了後、十和田市現代美術館にストリートファニチャーとして収蔵されました。それに伴い、作品の展示場所は美術館の前庭から十和田市民図書館の敷地内へ移設、6月より常設展示されています。官庁通りに面した図書館は安藤忠雄氏の設計。緑に囲まれた心地の良い空間に設置された《はじまりの果実》が、市民の方々をはじめさまざまな方に親しんでいただける作品となれば嬉しく思います。

今回の収蔵を記念して、作品鑑賞プログラムや、同館のサポーターの方々を対象としたトークイベントも実施いたしました。

 

鈴木康広《はじまりの果実》 収蔵記念プログラム

「げんびさんぽ特別編[絵本の読み聞かせ×作品鑑賞]」
会場:十和田市民図書館(青森県十和田市西十三番町2-18)
日時:8月10日 10:00〜11:00

「すずきさん と りんごのけん玉」(ゲスト:鈴木康広)
会場:十和田市民図書館(青森県十和田市西十三番町2-18)
日時:8月16日 10:00〜11:00
鈴木康広《はじまりの果実》収蔵記念プログラム

「サポーター限定!アーティスト・トーク」(ゲスト:鈴木康広)
会場:十和田市民図書館(青森県十和田市西十三番町2-18)
日時:8月16日 14:00〜15:30

Apples as Alter Egos 
中国杭州での個展開催

中国・杭州のギャラリーにて、アーティストやデザイナー、建築家、など異なる分野の作家4名を紹介していく「転訳 ─トランスレート─ 展」の企画のひとつとして、個展「Apples as Alter Egos」が開催されました。

——
広義において「クリエティブ」とは、思考やニーズの可視化であり、知覚可能な物事への「転訳行為」と理解することができます。「転訳─トランスレート─展」では、異なる分野から四名の作家をお招きし、「転訳(トランスレート)」という概念を用いた実験や成果を発表します。第3弾は現代アティスト・鈴木康広による「Apples as Alter Egos」です。「Apples as Alter Egos」では鈴木康広が重要なモチーフの一つ「りんご」をテーマとし、過去の「りんごのけん玉」、「りんごの天体観測」を加え、アタマと連携して制作した新作「りんごの分身」「磁力線のりんご」を初公開します。

「atama edition」は、日本のビジュアル、建築、現代アートを紹介する編集プロジェクトです。2021年、中国の上海で日本のグラフィックデザインの現在の紹介する、デザイナーの佐々木俊、小林一毅、髙田唯による第一弾目の「三つの次元展」を実施し、それにまつわる日中のデザイントーク、グッツの展開を企画しました。

——(atama 公式より引用)
Apples as Alter Egos
Yasuhiro Suzuki, Apples as Alter Egos
Translate atama edition , HangZhou, China
TRANSLATE_トランスレート_atama edition
# 03鈴木康広_Apples as Alter Egos

展示会期:2023.07.01-2023.07.30
展示場所:中国杭州市滨江区江南岸艺术园区B座211 Transtage转场

NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』放送

NHK Eテレにて、新番組「みたてるふぉーぜ」が放送されます。この番組に総合指導というかたちで参加いたしました。「みたて」を切り口に日常の見方が変わるようなコーナーが満載です。たのしい音楽にも注目です。アイデアから制作まで検討を重ねた構成になっており、2回の放送はどちらも見逃せない内容になっております。ぜひご覧ください。

 

NHK Eテレ『みたてるふぉーぜ』
#1:【NHK Eテレ】3月27日(月)16:40 – 16:50
日中の選抜野球の中継により、[3月29日(水)前1:55~2:05 ※火曜深夜]に変更となります

#2:【NHK Eテレ】3月28日(火)前9:45 – 9:55

ELEMENT GALLERY「Fictional Fact」
AKI INOMATA、荒牧 悠、磯谷博史、鈴木康広

ELEMENT GALLERYは、フィクションとリアルを横断する架空のギャラリーです。オンライン上の展示空間で、現実世界に存在する作品を展示、販売します。デジタル世界だからこそ実現可能な空間表現と、現実世界に存在する作品や製品、そしてギャラリーという空間とシステムが、ウェブサイトのプラットフォームとしての役割や機能と結びついたとき、どのようなあり方が可能となるのか。ここはその実験の場でもあります。

ELEMENT GALLERYの杮落としとなる企画展「Fictional Fact」では、AKI INOMATA、荒牧 悠、磯谷博史、そして鈴木康広の4人のアーティストの作品が紹介されています。

鈴木は、重力と水という地球を構成する重要な要素から、新作を発表する。ありえるのか、ありえないのかすらわからない永遠性を2つの作品は示唆するが、結果は誰にもわからない。この世界に重力はあるのか?水は循環するのか?作家は、誰も知らない問いを投げかける。(「Exhibition Concept」より一部抜粋)

鈴木康広《いつ落ちるかわからないりんご:永久磁石》 “An Apple That Could Fall at Any Time: Permanent Magnet”

 

エレメントギャラリーは、現実と同じ物理法則が働いているように見える空間ですが、しかしそれらを感じる身体がその空間内には存在しないことに気づきます。
りんご、パズルという誰もが知るモチーフを媒介に、人類が科学的な視点を獲得する前の水、磁力と重力がともに不確かだった時代の視点に遡るように、ギャラリーの空間と向き合いました。
ブロンズ製のリンゴ像が永久磁石によって空間内に吊り下がっている作品《いつ落ちるかわからないりんご:永久磁石》と、地球における水の循環を架空のギャラリー内に持ち込むインスタレーション作品《A Piece of Water》を出品しています。
今回の企画では、複製原画を初めて販売いたします。ぜひご覧ください。 鈴木康広

 

ELEMENT GALLERY「Fictional Fact」

会期:2023年1月28日(土)-2023年3月31日(金)
会場:ELEMENT GALLERY(オンライン)
参加アーティスト:AKI INOMATA、荒牧 悠、磯谷博史、鈴木康広

ELEMENT GALLERY shop

主催/キュレーション:角尾 舞
CGI建築:FICCIONES
グラフィックデザイン:岡本健デザイン事務所(岡本 健、宮野 祐)
ウェブディレクション:萩原俊矢
ウェブ制作:N sketch(清水 快)
プロジェクトマネジメント/編集:山本梨央
写真:Timothée Lambrecq、清水はるみ
CG内シャンデリアデザイン:Mario Tsai Studio
映像音楽:香田悠真
翻訳:ジェームズ・ケティング
PR:HOW INC.(小池美紀)
アドバイザー(コンセプト):クロス・フィロソフィーズ株式会社(吉田幸司、清水友輔)
アドバイザー(契約、規約等):CITY LIGHTS LAW(水野 祐、林かすみ)

赤瀬川原平写真展 「日常に散らばった芸術の微粒子」
Selected by 伊藤存・風間サチコ・鈴木康広・中村裕太・蓮沼執太・毛利悠子

SCAI PIRAMIDEにて、赤瀬川原平さんの未公開の写真展「日常に散らばった芸術の微粒子」が開催されます。資生堂ギャラリー・ディレクターの豊田佳子氏のキュレーションによって、赤瀬川原平さんの未発表の写真群の中から、6名の現代美術のアーティストが選んだ写真を紹介する企画です。この度、その中の1人として参加させていただくことになりました。
1998年、東京造形大学在学中にその存在を知って以来、赤瀬川原平さんの多岐に渡る活動に多くの影響を受けてきました。それは一個人の眼差しや気持ちから出発したものでありながら、多くの人たちの中にあるものとつながる、説明のつかない「直感」のようなものです。
今回、あらたな観客として予想される90年代以降に生まれた人たちにとって、赤瀬川原平さんの写真がどのように目に映るのか。赤瀬川さんが見つめた世界にさらなる奥行きが増すこの機会に立ち会えることをとても嬉しく思っています。 鈴木康広


赤瀬川原平さんの書斎には16段の大きな引き出しがあります。そこには赤瀬川さんが1985年から2006年までに撮り溜めた35ミリのリバーサルフィルムが保管されており、それら未発表の写真は4万点近くに及びます。マウントされたフィルムは1ロールごとに細長いプラスチックケースに入れられ、いつ、どこで、何を撮影したのかと、撮影したカメラの種類が油性ペンで書かれています。路上観察学会のために撮影された写真の他に、意外と観光写真的なもの、花や植物、家族やペット、近所を撮影した写真も多く、偶然をたのしみ撮られた写真からは日常が感じられる一方で、赤瀬川さんの時代の捉え方が見えてきます。それらの写真は、モノをよく見る、本質を問うという芸術的姿勢と、無理をしない生き方、他者への思いやり、自然との共生、物を大事にすること、たくましさや優しさなど、今の時代だからこそ生きていくうえで大切にしたいことを思い起こさせてくれます。

写真のセレクションは、赤瀬川さんの活動をリアルタイムに知る最後の世代と考えた70年代生まれと80年代生まれのアーティストから、赤瀬川さんに何らかの影響を受けた、もしくは共通するアイデアが見いだせる、伊藤 存さん、風間サチコさん、鈴木康広さん、中村裕太さん、蓮沼執太さん、毛利悠子さんの6名にお願いしました。赤瀬川さんは、撮影した写真のスライドを眺めることのたのしさについて『老人とカメラ 散歩の愉しみ』(1998年実業之の日本社)に書かれていますが、アーティストがそれを追体験するような作業、そして鑑賞者がまたそれを感じ取れるような展示になればと考えました。赤瀬川さんの独自の視点で切り取られた風景に、さらに現代のアーティストの視点が重ねられることを試みた企画でもあります。6名のアーティストには、それぞれ約20枚ずつ写真を選んでもらい、①赤瀬川さんから受けた影響・赤瀬川さんに対する想い、②写真を選んだ理由(セレクションのテーマ)をまとめてもらいました。

赤瀬川さんは子供のころから絵を描くのが好きだったそうで、自宅の資料の中にもイラストの仕事や絵が描かれたメモが多く残されています。絵を描くことは赤瀬川さんの日常生活の一部であり、その延長線上に前衛芸術家の赤瀬川さんがいました。しかし、その後、自分の手で造形する芸術から、コンセプトが重視され、形骸化してしまった作品が画廊や美術館といった特権的な場所で展示されていることに次第に疑問を感じていたことが述べられています。赤瀬川さんがさまざまなメディアに残したマルセル・デュシャンについての言及からも、芸術と日常との境界線に常に関心を向けられていたことが読み取れます。赤瀬川さんは『芸術原論』の「デュシャンからトマソンへ」の章に、芸術は見えないほどの微粒子となって世の中に散らばり、そうやって拡散した芸術が路上で発見されたものがトマソンであると書かれています。心理学者の秋山さと子さんとの対談の中では、世の中に広く散らばっている偶然は、何か大きな力で集約されていくのではないか、という話をされています。展覧会のタイトルは、この2つの赤瀬川さんのコメントをベースとしています。現代のアーティストが選んだ赤瀬川さんの写真から、日常に散らばった芸術の微粒子と、それらが集まって一つになるものを探して愉しんでいただけましたら幸いです。(SCAI PIRAMIDE webサイトより)

 

赤瀬川原平写真展「日常に散らばった芸術の微粒子」
Selected by 伊藤存・風間サチコ・鈴木康広・中村裕太・蓮沼執太・毛利悠子

会期:2023年1月26日(木)- 3月25日(土)
開廊時間:12:00 – 18:00
※日・月・火・水・祝日 休廊

ゲスト・キュレーター:
豊田佳子 (資生堂ギャラリー・ディレクター)
協力:赤瀬川尚子
会場:SCAI PIRAMIDE

富山県美術館「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展

富山県美術館にて開催の富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」展に出展します。

はるか遠くの星々を観測できる望遠鏡(telescope)、微生物や細胞を観察できる顕微鏡(microscope)。人間はさまざまなレンズを用いた器具を使うことで、自らが認識できる世界を拡張し、新たな技術や価値観を生み出してきました。本展では、「デザイン」というレンズを通した視点を「デザインスコープ(design-scope)」と名付け、現在第一線で活躍するデザイナーやアーティストと対話を重ね、これからデザインがどのような提案をすることが可能なのか、またデザインとアートが限りなく近づく現在の状況を、ミクロ/マクロの視点から俯瞰します。そして、本展のために新たに制作された作品や、音や映像などを用いた、空間全体を楽しむことができる展示を通して、デザインとアートの持つ創造的なエネルギーを体感し、楽しさや驚き、次世代に向けた可能性を、ここ富山の地から発信します。(美術館webサイトより)

 

今回の展示では、「鈴木康広−Embodiment(ないものの具現化、身体化)」という切り口から、展示室には全長約25mの《空気の人》をはじめ、関連作品を約50点、
立山連峰を臨むガラス張りのホワイエには、今回、新たに制作した《日本列島の地球》(2022)と《日本列島の方位磁針》(2011)を出展しています。
《日本列島の地球》(2022)は、地球の引力によって撓(しな)る形に着目し、自然に描かれる「地球」の輪郭をイメージにしながら、世界で最も軽い木材として知られるバルサのみで制作しました。富山県を重心に、全長約4mの日本列島を1本のワイヤーで吊りました。さらに下へと垂直に延びるワイヤーの先には地球の中心があります。構造を事前に計算するのではなく、作りながら変化する素材と対話しながら、目に見えない「線」を形にしました。
これまで、制作の様子はあまり公開してきませんでしたが、今回は制作中のプロセスも作品の一部と捉え、展示室にて動画をご覧いただけます。

《日本列島の方位磁針》(2011)は、富山県が発行する環日本海諸国図、通称「逆さ日本地図」 とともに、実際の方位に合わせて設置しました。11年前、東日本大地震をきっかけに再認識した日本列島をモチーフに、浜松市美術館で開催した個展で発表しました。その際、エントランスの壁面で上下反転繰り返す「逆さ日本地図」を設置しました。11年を経て、ついに富山での着地(岩瀬海岸にて)が実現しました。

ぜひ富山に足を運んでいただき、その土地につながる展示としてご覧いただければ幸いです。

鈴木康広

 

富山県美術館開館5周年記念「デザインスコープ―のぞく ふしぎ きづく ふしぎ」
会期:2022年12月10日(土)- 2023年3月5日(日)
時間:9:30〜18:00(入館は17:30まで)
休館日:毎週水曜日、年末年始(12月29日~1月3日)、2023年1月10日(火)
会場:富山県美術館 2階 展示室2、3、4、ホワイエ
富山県美術館 公式web

トークイベント
12月10日(土)14:00-15:30
鈴木康広 × 川上典李子(富山県美術館 デザインディレクター)
※終了いたしました。ご来場の皆様ありがとうございました。

「東京キャラバン the 2nd」に美術参加

「東京キャラバン the 2nd」は、野田秀樹氏(劇作家・演出家・役者)が発案した“人と人が交わるところに文化が生まれる”というコンセプトのもと、新しい表現によるパフォーマンスを創作・披露する文化サーカスです。俳優、ミュージシャン、ダブルダッチ、人形劇、琉球舞踊、アイヌ古式舞踊、伝統文化、現代美術等々、古今東西、多彩なジャンルの表現者たちが一堂に会し、ここでしか見ることのできないパフォーマンスを創作、披露します。

東京キャラバン the 2nd とは−
「これまで出会うことのなかった表現者たちが言語や国境、表現ジャンルを飛び越えて、混じり合うところに、文化が生まれる」。野田秀樹(劇作家・演出家・役者)が提唱したこのコンセプトのもと、2015 年から 2021 年まで展開した「東京キャラバン」では、東京、ブラジル、東北、京都、熊本、豊田、高知、秋田、いわき、埼玉、富山、岡山、北海道と国内外を巡り、その土地の伝統芸能や文化の担い手たちとの出会いから、各地の歴史や人々が大切にしてきた貴重な文化を学び、創作に取り入れ、「東京キャラバン」でしか見ることのできない新しい表現を生み出してきました。

今回の「東京キャラバン the 2nd」では、「東京キャラバン」のスピリットを受け継ぎ、多彩な表現者たちの唯一無二のパフォーマンスから生まれる新たな“文化混流”をお見せします。多くの方々に「文化の未来を紡ぐ『物語』の種」が届くことを願って。(「東京キャラバン the 2nd」公式webサイトより)

「東京キャラバン the 2nd」は、2022年12月15日(木)から17日(土)まで東京・池袋西口公園野外劇場グローバルリング シアターにて開催されます。今回、パフォーマンス(美術)のなかに《まばたきの葉》が登場。そして、池袋・東京芸術劇場前に全長18mの《空気の人》と、 《足元の展望台》も出現します。ぜひ間近でお楽しみください。

※観覧はすべて無料ですが、事前申込み以外の方は、当日に配布される観覧整理券を受け取ってご来場ください。
※雨天の場合は、作品展示(《空気の人》)を中止させていただきます。

 

「東京キャラバン the 2nd」

【東京パフォーマンス 開催概要】

日時:
<公開プレビュー> ※一般公開緊急決定!
・2022年12月15日(木)18:30~(当日観覧整理券:17:30配布開始予定)
・2022年12月16日(金)13:00~(当日観覧整理券:12:00配布開始予定)

下記パフォーマンスの日程においても当日席をご用意しております。

<パフォーマンス>(本番)
・2022年12月16日(金)16:30~(当日観覧整理券:15:30配布開始予定)
・2022年12月17日(土)13:00~(当日観覧整理券:12:00配布開始予定)
・2022年12月17日(土)16:30~(当日観覧整理券:15:30配布開始予定)

会場:池袋西口公園野外劇場グローバルリング シアター アクセス
池袋駅(JR線、東武東上線、西武池袋線、東京メトロ副都心線・丸ノ内線・有楽町線)2a出口より徒歩1分

演出:野田秀樹

参加アーティスト:
前田敦子(女優)、浅草ジンタ(ミュージシャン)、REG☆STYLE(ダブルダッチチーム)、沢則行(人形劇師)、宇治野宗輝(アーティスト)、花柳貴伊那(日本舞踊家)、“東京キャラバン”アンサンブル(石川詩織、上村聡、川原田樹、末冨真由、手代木花野、間瀬奈都美、松本誠、的場祐太、水口早香、吉田朋弘)、琉球舞踊(立方:玉城匠、上原崇弘、地謡:玉城和樹、仲嶺良盛)、公益社団法人北海道アイヌ協会(アイヌ古式舞踊)、静岡県立横須賀高等学校郷土芸能部(三社祭礼囃子)

参加クリエイター:
鈴木康広(美術)、原摩利彦(音楽)、ひびのこづえ(衣装)、赤松絵利(ヘアメイク)、青木兼治(映像撮影)

 

◆注意事項とお願い
当日ご来場の皆様への注意事項は、こちらよりご確認ください。

※新型コロナウイルス感染症の状況により、実施内容等に変更が生じる場合があります。
※プログラム、参加予定者は予告なく変更になる場合があります。

 

【静岡パフォーマンス 開催概要】※開催終了いたしました
日時:2022年11月27日(日)13:00- / 16:30-
会場:駿府城公園紅葉山庭園前広場

 

公式ウェブサイト:「東京キャラバン the 2nd」

主催|東京都、公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京、一般社団法人緊急事態舞台芸術ネットワーク(東京のみ)
後援|静岡県、静岡市(静岡のみ)、豊島区(東京のみ)
連携|公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場(東京のみ)
協賛|キャンメイク、CEZANNE、ROSYROSA

2022台湾ランタンフェスティバル 「空気の人」展示

「2022 台湾ランタンフェスティバル」に《空気の人》を出展しています。台湾ランタンフェスティバル(台湾燈會)は1990年にスタートした台湾最大級の祭典です。元来、旧暦の1月15日、旧正月の終わりを祝う元宵節に行われてきた伝統的行事で、伝統工芸や風土、ハイテクノロジーが融合していった結果、今では国際的なイベントとなっています。毎年、この台湾ランタンフェスティバルは台湾国内の選定地で行われ、今年は高雄市にある会場2つ:衛武営国家文化芸術センターと愛河湾地区にて開催されます。
《空気の人》が参加するのは「衛武営国家文化芸術センター(衛武營藝術文化中心)」。《空気の人》は雨天時以外は展示予定です。中央エリアにある38のメイン作品を含む130以上の作品展示やイベントがこの場所で行われます。

 

2022台湾ランタンフェスティバル in 高雄
鈴木康広「空気の人」

開催期間:2022年2月1日 – 2月28日
開催場所:台湾 高雄市 衛武営国家文化芸術センター(衛武營藝術文化中心)
主催:台湾観光局、交通部観光局、高雄市政府
2022 TAIWAN LANTERN FESTIVAL IN KAOHSIUNG

静岡市美術館「鈴木康広 まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」

静岡市美術館にて「まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」を開催しています。
2010年の美術館開館記念に展示をした《まばたきの葉》を10年という節目の年に再び展示することになっていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により、1年半の延期を経て開催が実現しました。
《まばたきの葉》の他に《まばたき証明写真》、《自然を測るメトロノーム》、《まばたきの時計》、《自針と分針》など、この10年間に取り組んできたアートワークの中で、「時間」の捉え方や見方に着目した作品をエントランスホールにて展開します。
また、今回のタイトルになっている「未来の待ち合わせ場所」は、計画していなかったことが起こり、思いがけないものが生まれることについて、作品《りんごのけん玉》の思考と体験を通して着想した言葉です。
この展示を通して、来館者ひとりひとりの中に流れる時間に思いを馳せ、「過去」「現在」「未来」という言葉の垣根をこえた時間の見方を楽しんでいただければ幸いです。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。 鈴木康広

 

静岡市美術館「鈴木康広 まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」
会期:2021年11月30日(火)-12月19日(日)
※月曜休館
※12月5日(日)、12日(日)、18日(土)[いずれも14-17時]ほか、他イベント開催時は「まばたきの葉」にご参加頂けません。
開館時間:10:00 – 19:00
会場:静岡市美術館 エントランスホール
観覧料:無料
主催:静岡市美術館 指定管理者(公財)静岡市文化振興財団

関連イベント アーティストトーク
日時:2021年12月19日(日)14:00 – 15:00
会場:当館多目的室
定員:50名
参加料:無料
申込:不要、先着順(当日10:30より整理券配布)

Tikotin Museum of Japanese Art “BLINKING – Waiting for the Future”
Tikotin日本美術館にて個展開催

イスラエル、ハイファにあるTikotin日本美術館*にて個展を開催します。キュレーションは、ティコティン日本美術館の学芸員であるEtty Glass Gissis氏。「言葉」「時間」「見立て」「待つこと」といった切り口で構成しています。
イスラエルでは2回目となる《まばたきの葉》、初期の代表作品《inter-reflection》を展示。新作として《空気の鞄》、《パズルのバケツ》、ヘブライ語で制作した《現在/過去》、《ここ/そこ》など、本展に合わせて再構成した作品や新作を含めて、約60点の作品を出展します。海外の美術館での個展は初となります。

5本の松が空高く伸びるパティオ(中庭)には、いつ鳴くかわからない《偶然のホトトギス》を展示。浜松市市政100周年を記念して徳川家康の「鳴かぬなら 鳴くまで待とう ホトトギス」という句をモチーフに制作した作品をティコティン日本美術館の中庭に合わせて再制作しました。
「まばたき—未来の待ち合わせ場所」と題する本展の中で、何かを「待つ」ことにひそむ、人と人、人と自然との邂逅、目を閉じた瞬間の世界の消息をイスラエルの地であらためて考え、感じる機会がうまれることを嬉しく思います。

新型コロナウイルス蔓延の状況が続くご時世ではありますが、2022年の春までにハイファへ行く機会がある方にはぜひ立ち寄っていただければ幸いです。 鈴木康広

*Tikotin日本美術館(Tikotin Museum of Japanese Art, Haifa Museums)
イスラエル北部、カルメル山の頂上にあるティコティン日本美術館は、日本の美術品の保存と展示を目的とした中東では唯一の日本美術専門の美術館です。1959年、オランダ人のフェリックス・ティコティン氏(1893-1986)と、当時のハイファ市長アバ・フシ氏(1898-1969)の発案で設立された市営の財団法人です。この美術館は、イスラエル人が日本の文化を学び、知ることができるようにすること、イスラエルと日本、東洋と西洋の間の相互理解を促進すること、そして日本の芸術と文化に関する研究をしています。

Yasuhiro Suzuki “BLINKING – Waiting for the Future”「鈴木康広 まばたき−未来の待ち合わせ場所」
場所:Tikotin日本美術館
会期:2021年11月13日 – 2022年7月22日まで延長
住所:89 Hanassi Ave. Haifa 34529
Tikotin Museum of Japanese Art

photo: Jeni Katzner

ファスナーの船 航行
—Between Water ファスナーの船|鈴木康広—


2018年より「隅田川 森羅万象 墨に夢」(すみゆめ)に参加している「ファスナーの船」が、今年も秋に隅田川に登場します。すみゆめでは、古くから都市の境界線としての役割を担ってきた隅田川で、吾妻橋から桜橋の間を「ファスナーの船」が行き来し、水面を開くとともに対岸をつないでいきます。

この数年、隅田川に目を向けながら、私たちは川が孕んできた物語の数々を想い、はるか遠くから流れ集い、また別の場所へと移りゆく水の「今」を見つめてきました。ゆらめく波紋や波しぶき、きらめきながら風景を映す水はとどまることなく循環していきます。そこで身近に潜む水の表情を映像に捉え、パズルのピースに納めることで、いつかつながるかもしれない「水のパズル」を皆さんとつくることにしました。

“Between Water”――引き波がファスナーとなり、パズルのピースに多彩な水の姿を臨みます。
(「隅田川 森羅万象 墨に夢」webサイトより抜粋)

 

昨年からWeb上で募集を開始した「身近な水面」の映像が、特設サイトの「水のパズル」の欄でご覧いただけます。そのときそこにある水は、かつてどこかにあった水。いつかどこかで巡り合うかもしれない水と水の間をつなぐように、ふと目にとまったパズルを再生してみてください。その水があった場所の音と音が、蓮沼執太さんの音楽を媒介に断片的なまま、つながっていきます。

Web上の「水のパズル」の表現は、手さぐりの中で見えてきたイメージを具現化する上で、インタラクションデザイナーの林洋介さんにご協力いただきました。
今年のメイングラフィックは昨年から引き続き、中西要介さん、根津小春さんにデザインしていただきました。
写真では見えない隅田川の水分子を可視化するように、スケッチを通して1ピースの水を透かし見るようなビジュアルがかたちになりました。

通常運航している船とのリアルタイムでの調整や船のメンテナンスなど、
プロジェクトメンバーの多大なるご協力があって今年も「隅田川をひらく」ことができます。
「ファスナーの船」発案者として、皆様のご尽力に感謝申し上げます。
今年も多くの人の目に留まり、隅田川の風景に新鮮な息吹を吹き込む機会となることを願っています。

鈴木康広

 

「隅田川 森羅万象 墨に夢」ファスナーの船 
期間:2021年10月30日(土)-11月7日(日)
航行時間:12:00‒14:00
航行区間:隅田川(吾妻橋⇔桜橋)

撮影いただいた「ファスナーの船」の写真をぜひお寄せください。

ファスナーの船 特設ページ

水のパズル|Water Puzzles -Between Water
隅田川の水面に目を向けて、しばらく眺めていると光や流れにあおられてその表情が刻々と変わっていきます。
あなたが映像にとらえたうつろう水の瞬間をお寄せください。
一つひとつが異なる姿の水のパズルがあらわれます。
お寄せいただいた動画は、水のパズルのピースとなって、webサイトにて流れます!

水のパズル 特設ページ

原美術館 ARC「虹をかける:原美術館/原六郎コレクション」展
「日本列島のベンチ」展示

 

群馬県渋川市のハラ ミュージアム アークが「原美術館ARC」としてリニューアルオープンしました。
初の展覧会となる「虹をかける:原美術館/原六郎コレクション」展に《日本列島のベンチ》を出展します。
美術館の敷地を俯瞰すると大きな弧を描き出しています。
その中央に位置する中庭に、《日本列島のベンチ》を日本列島と同じ方位に設置しました。
その床には、美術館が開館した頃に植えられたモミの木の年輪を生えていた方角のままに線画で描きました。
日本の真ん中に位置し、木材をふんだんに生かした漆黒の建築が、季節や天候による自然の微細な変化を一層際立てて見せてくれます。そして、環境とのつながりや関係性をあらためて意識させます。
緑溢れる広い空間の中でゆったりとしたひとときをお過ごしください。
皆様のご来場をお待ちしております。

「日本の国土面積の3分の2は森林と言われます。その中に無数の「点」として存在する木は、周囲の環境との相互作用によって固有の円弧を描き出します。そのユニークな線の重なりは、その土地の記憶がかたちを成したものと言えるのではないでしょうか。原美術館ARCの外周の舗道が描く2本の大きな円弧を大木の年輪に見立てると、木材をふんだんに活かした美しい建築は、古来よりその土地に息づく目に見えない羅針盤が姿を現し、現代に開かれたように見えてきました。そして、日本列島をかたちづくる一本一本の木に潜む、無数の小さな日本列島の発見へと至りました。日本をはじめ、世界中のあらゆる場所から人が訪れ、《日本列島のベンチ》に寄り添うことで、渋川という場所の求心力を可視化するとともに、離れた場所の間に作用する「引きあう力」を来場者がともに感じられることを期待しています。」(鈴木康広)

 

原美術館ARC
虹をかける:原美術館/原六郎コレクション
会期:
第1期(春夏季):2021年4月24日(土)―9月5日(日)
第2期(秋冬季):2021年9月11日(土)―2022年1月10日(月・祝)
※「日本列島のベンチ」は全期展示予定
開館時間:9:30 am-4:30 pm(入館は4:00 pmまで)
休館日:木曜日(祝日と8月を除く)、展示替え期間、1月1日
原美術館ARC webサイト

出品作家(予定)
全期:
アニッシュ カプーア「虚空」、草間彌生「ミラールーム(かぼちゃ)」、宮島達男「時の連鎖」、森村泰昌「ロンド ネオ」(仮題)、奈良美智「My Drawing Room」、鈴木康広「日本列島のベンチ」、束芋「真夜中の海」

隅田川 森羅万象 墨に夢」出展《ファスナーの船》関連企画
「水のパズル|Water Puzzles-Between Water」オンライン開催

アートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」にて昨年秋に開催した「Opening the River—鈴木康広《ファスナーの船》」の関連企画として、「水のパズル|Water Puzzles-Between Water」をオンラインにて開催します。このプロジェクトでは、皆様が撮影された身近な「水面」の動画を募集しています。詳しくは特設サイトにてご覧いただき、ぜひ動画をお寄せください。

 

「2020年5月、緊急事態宣言が解除されて間もない隅田川には、これまで見たことのない静かな時間が流れていました。
「ファスナーの船」のドローン撮影の合間、川沿いを歩きながら川面に映る街や橋の影をぼんやりと眺めていました。
揺れる川面に目を奪われ、時が経つのを忘れていたことに気づきました。ほんの束の間の出来事ですが、水面に映る隅田川の「今」と、自分の中に流れる時間がぴったりと重なり合ったような気がしました。

そして、その水面のなめらかな動きが目に見えない無数の水分子によって構成されていることを意識しました。
「ファスナーの船」が隅田川を走行するたびに、水面の水分子たちは、右か左に分かれます。次は右かな?それとも、左かな?自分が水分子の一員になって、次は墨田区側かな?台東区側かな?と、流れに身をまかせて川面に漂っているような不思議な妄想が膨らみました。

実際には目に見えないけれど、隅田川に船が通るたび、水分子の席替えがはじまります。しばらくすると、水分子はファスナーの新しいエレメントになって結びつき、そこに思いがけない出会いがうまれているかもしれない。そんなイメージが湧いてきました。

地球上のさまざまな場所を巡って、隅田川にやってきた水分子たち。目に見えず動きも予測できないものが集まってできた偶然のかたち。なかなかぴったりはまることのないものを「パズル」に見立てました。

そして、隅田川に訪れたひとりひとりの中に流れる固有の時間を「水のパズル」として集めることで、そこに浮かび上がる「今」を皆さんと見つめてみたいと考えました。

また、水は川や海だけでなく、雨や雪そして空気中の水分子も含めると、姿を変えて地球上を絶え間なく巡っています。海、川、湖、池、水たまりなども「水のパズル」の1ピースになります。隅田川に来られない方は、身近な場所で出会った水面の映像を投稿してください。過去に何気なく撮影した水面の映像もぜひ探してみてください。ご参加をお待ちしています。」鈴木康広

水のパズル|Water Puzzles-Between Water
募集期間:2021年1月25日(月)~2月7日(日)
募集内容:川や湖、海など水面を映した1分以内の動画
投稿・掲載:「水のパズル」特設ページ

水面を映した動画を投稿者ご自身のYouTubeチャンネルにアップロードし、そのURLを投稿フォームから送ると、隅田川の映像と共に「水のパズル」のピースとして掲載されます。映像には蓮沼執太氏による音楽とともに、動画の環境音も流れます。

十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展
インタビュー映像公開

十和田市現代美術館で開催中の展覧会「インター + プレイ」展の出展作家インタビューが公開されました。Arts Towada 十周年に屋外彫刻として結実した作品《はじまりの果実》へと繋がるこれまでのアートワークやアイデアの着想についてお話ししました。ドローンでの撮影も初公開です!ぜひご覧ください。

 

十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展
展覧会会期:2020年7月23日(木・祝)−2022年5月29日(日)

「隅田川 森羅万象 墨に夢」ファスナーの船 航行
Opening the River―ファスナーの船|鈴木康広


アートプロジェクト「隅田川 森羅万象 墨に夢」(略称すみゆめ)では、古くから都市の境界線としての役割を担ってきた隅田川を「ファスナーの船」が航行します。吾妻橋から桜橋の間を往復する船の引き波が、ファスナーのように水面を開きながら対岸をつなぎ、まちの風景の見方を変えてくれるのではないでしょうか。昨今のコロナ禍で、隅田川には、これまでにない水面の静寂が訪れました。この状況になって初めて、川の水面に細やかに現れている「今」に気づきました。悠々と流れる隅田川に目を向けると、空を映してきらめく水面に、船が立てた波しぶきによってかたちを変えつつたゆたう水の姿を見つけられます。「ファスナーの船」の航行により身近に潜む水の多彩な表情を引き出し、伝えていきます。(「すみゆめ」webより一部引用)

 

プロジェクトが今年で3年目となり、ついに隅田川をひらく「ファスナーの船」の空撮が実現しました。街中では高度な撮影技術が要求されるため、ドローン撮影の第一人者として知られる富士ドローンベースの渡邉秋男さんにご協力いただきました。
カメラが上昇し、隅田川から離れていくと、水面の揺らぎが静止したように見えてきます。俯瞰した静寂の光景は、都市の喧騒から離れ、見たことのない世界へと解き放たれたような気持ちにさせます。

今年着目したのは、目に見えないけれど隅田川に漂う無数の「水分子」。ファスナーの船が走行するたびに、小さな水分子たちは右か左に別れます。偶然、隅田川に居合わせた水分子たちが、次は右かな?それとも左かな?と、船が水をかき分けるごとに身を委ねながら遊んでいるように思えてきました。

そして今回、「ファスナーの船」の空撮映像のために、音楽家の蓮沼執太さんに楽曲を制作していただきました。
僕がイメージした隅田川の水分子の見方や捉え方に応答するかたちで、隅田川のイメージを軽やかに覆す新鮮な音楽をつくっていただきました。

自粛期間があけて間もない隅田川での撮影は、行き交う船がほとんどなく、「ファスナーの船」は静かな水面を颯爽とひらいて行きました。この状況になって初めて、隅田川の水面に細やかに現れる「今」に気づきました。隅田川の水底には、江戸時代の誰かが投げた石が今もきっと落ちています。かつてそこに訪れた人たちの目に見えない痕跡から街の息づかいを想像できないだろうか。隅田川に訪れる人たちのさりげないしぐさが東京の水辺の記憶となり、時をつないでいけるのではないか。
過去と未来を透かし見る楽しさが、隅田川の周辺にはあるような気がしています。

 

Opening the River―ファスナーの船|鈴木康広
Zip-Fastener Ship|Yasuhiro Suzuki

航行期間:2020年10月31日(土)- 2020年11月8日(日)
時間:12:00 – 14:00
航行区間:隅田川(吾妻橋⇔桜橋)

会期中には、水面に着目した一般参加プログラムを計画しています。詳しくは特設サイトでお知らせしていきます。

航行期間は10/31〜11/8の12:00-14:00。吾妻橋と桜橋までを往復します。そのほかに言問橋や、墨田区と台東区の川沿い、近隣の建物からもご覧いただけます。
秋晴れの日にぜひ目撃にいらしてください!

「Opening the River―ファスナーの船|鈴木康広」
Video photography and edited by: Akio Watanabe, Music by: Shuta Hasunuma

「ファスナーの船」特設ページ
 
今年のプロジェクト全体のグラフィックは、STUDIO PT.の中西要介さんにデザインしていただきました。

「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会の皆様、プロジェクトにご支援、ご協力いただいた皆様に感謝申し上げます。

ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020 同時開催プログラム
京都市京セラ美術館「ナイト・ウィズ・アート2020」

京都を含む世界の各都市で開催されるアートやコンサート等を楽しむ夜の文化イベント「ニュイ・ブランシュ」(白夜祭)。2020年は10月3日(土)の夜に開催されます。秋の夜長がニュイ・ブランシュで京都随所が賑わう中、リニューアルオープンして新しい魅力が加わった京都市京セラ美術館では、開催中の展覧会を夜間延長開館することに加え、館内外を縦横に駆使した様々なアートやコンサート、パフォーマンス等による「ナイト・ウィズ・アート2020」を開催。いつもと違う魅惑的な京都・岡崎で一夜限りの非日常感をお楽しみください。(京都市京セラ美術館webサイトより)

「ニュイ・ブランシュ KYOTO」同時開催プログラム 京都市京セラ美術館「ナイト・ウィズ・アート2020」に参加します。美術館前の広場に全長約25メートルの《空気の人》、展示室では新作《空気の触手》を1日だけ展示します。ご来場をお待ちしております!

 

ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020 同時開催プログラム
京都市京セラ美術館「ナイト・ウィズ・アート2020」
会場:京都市京セラ美術館
主催:京都市
協力:アンスティチュ・フランセ関西

鈴木康広「空気の消息」
2020年10月3日(土)10:00 – 23:00
会場:京セラスクエア、本館2階 南陳列室
料金:無料
予約:不要
※ただし京セラスクエアの《空気の人》は荒天の場合は、予告なく中止する場合があります。
※本館南回廊2階での展示は、22:00までとなります。
協力:カラーキネティクス・ジャパン株式会社

ナイト・ウィズ・アート2020
ニュイ・ブランシュ KYOTO 2020

十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念 「インター + プレイ」展 開催

 

Arts Towada 十周年記念 「インター + プレイ」展
会期:2020年7月23日(木・祝)−2022年5月29日(日)※当初より会期が変更になりました。
通年展示:鈴木 康広(十和田市現代美術館 前庭部分に展示)、目[mé](十和田市まちなかに展示)
開館時間:9:00 − 17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日、ただし8月3日(月)、10日(月)、11月2日(月)は臨時開館。(12月以降の臨時開館、休館については美術館webにてお知らせいたします。)
会場:十和田市現代美術館
観覧料:企画展+常設展セット券 1200円。企画展の個別料金は一般800円。団体(20名以上)100円引き。高校生以下無料。
主催:十和田市現代美術館
後援:東奥日報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、十和田市教育委員会
十和田市現代美術館
撮影:小山田邦哉

「《はじまりの果実》のためのドローイング」2020年 インター+プレイ展出展

渋谷・新宮下公園にパブリックアート設置
《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》

2020年7月、渋谷の宮下公園が、再開発によって公園×商業×ホテルの一体となった新しい複合施設「MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)」として生まれ変わります。その屋上にある渋谷区宮下公園の恒久的なパブリックアートとして《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》を制作しました。

空が見渡せるミヤシタパークに、渋谷区の方位を身体で感じられるベンチをデザインしました。そこにいち早くやってきたのは忠犬ハチ公像。星になった上野教授を見上げています。 今やハチは世界中の人々に語り継がれる果てしない「宇宙」のような存在。動物と人間との間に芽生えた他者への想像力が、国境を越えて人々の心に何かを呼びかけているのではないでしょうか。明治通りに沿って南北に広がるミヤシタパークは、道行く人たちにさりげなく方角を知らせるコンパスの『針』のような場所。近所から地球まで、さまざまな場所からやってきた人たちとの出会いによって、ミヤシタパークが未来に向かう「渋谷の方位磁針」となることを願っています。(鈴木康広)

夜にはハチのからだに光が灯り「星座」が浮かび上がります。

 

《渋谷の方位磁針|ハチの宇宙》
所在地:MIYASHITA PARK(ミヤシタパーク)内、渋谷区立宮下公園

パブリックアートの普及を推進するDESIGNARTが、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザインと協業し、プロデュースを手がけました。
CGパース:栗山和弥(CREATURE INC.)

ほぼ日手帳「『書く』ってなんだ?」インタビュー掲載

ほぼ日手帳「『書く』ってなんだ?」のコーナーでインタビューが掲載されました。日常生活の一部である「ノート」の使い方について、3回に分けてまとめていただきました。作品制作を続けるためにノートは欠かせない特別な空間です。これまで、見返すたびに描いたものの見方が変わるようにノートの使い方を工夫してきました。インタビューでは、紙とペンならではの「書く」ことの周辺についてお話をしました。長年愛用しているペンや、大学生の頃につくったスクラップブックの中身も少しだけ公開しています。

ほぼ日手帳 「書く」ってなんだ?
SEASON2 vol.2「偶然を生み出す、数百冊のノート」
1. 偶然を生み出すノートの使い方。
2. 地球規模の同窓会。
3. 貼るというプロセス。
2020年6月6日 公開

 

ノートやスクラップブックは、21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」で展示しています。新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止のため、2020年2月27日より臨時休館をしておりましたが、6 月 1 日より再開を予定しております。 尚、展覧会は 2020年9月22日まで、再度期間を延長し開催をいたします。再開後は当面の間、営業時間の短縮とウェブサイトでの事前予約制によるご来館受付を いたします。
「マル秘展 めったに見られないデザイナー達の原画」

静岡市美術館開館10周年記念
鈴木康広「まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」《開催延期》

10年前に静岡市美術館の開館を記念して《まばたきの葉》を展示しました。静岡の眩しい光をうつし込むような明るいエントランスの空間に、子どもたちが描いてくれた「まばたき」が作品とともに舞いました。真っ白な空間がいっそう真新しく感じられたことを覚えています。

《まばたきの葉》の別名は「未来の木」。人類がこれからも果てしなく長い時間をかけて植物と関わりをもっていくと、木が人間に何かを伝えようと、葉に目を浮かび上げるのではないか。植物が太陽の光を見つめ続けてきた地球上の光の歴史のなかに、人々の記憶が参加する瞬間をイメージしました。
身近にあるけれど、遥か遠い「木」という存在は人と人、人ともの、人と社会など、あらゆる「他者」との向き合い方にヒントを与えてくれると思っています。そして、美術館で巡り合う作品は、時間や空間を超えて人に何かを呼びかける「木」のような存在ではないかと感じています。

「10年後にまた展示ができたらいいですね」という、学芸員の伊藤鮎さんとの何気ない会話をきっかけに、開館から10年という時間を内包した形で《まばたきの葉》をふたたび展示する機会をいただきました。長くも短くも感じられるさまざまな10年。はかりしれない時間の不思議さを感じる場所、思いがけないものと出会う偶然がうまれる場所として、「未来の待ち合わせ場所」というテーマで展示を計画していました。
この度は、新型コロナウイルス感染症予防・拡大防止のため美術館が休館となり展示が延期となってしまいましたが、またふたたび美術館のエントランスに舞う《まばたきの葉》を観ていただける日がやって来ることを心から楽しみにしています。

美術館のエントランスの印象そのものをシンプルに落とし込んだ清々しいグラフィックは、美術館のロゴやサイン計画、10周年記念のロゴを手掛けられた柿木原政広さんにデザインしていただきました。

「まばたきの葉|未来の待ち合わせ場所」
会期:2020年4月21日(火)-5月10日(日)
会場:静岡市美術館 エントランスホール
開館時間:10:00-19:00
入場料:無料
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、開催は延期となりました。
静岡市美術館

アーティストトーク
日時:2020年4月29日(水・祝)13:30-14:30
会場:静岡市美術館 多目的室
定員:70名
参加:無料
申込不要(当日先着順)
※新型コロナウイルス感染症の感染予防・拡大防止のため、上記の日程での実施は中止します。

十和田市現代美術館 Arts Towada 十周年記念「インター + プレイ」展
《臨時休館中》

2020年、十和田市のシンボルロードである官庁街通りをひとつまるごと「美術館」に見立てた“Arts Towada”は、スタートから10周年を迎えます。十和田市現代美術館は、そのArts Towadaの中核施設として、アートが持つ驚きの体験と最先端のアートを発信、まちとの交流を通して創造性の相互作用を促進しています。
Arts Towadaは、時代の先端的表現と多様な人々を受け入れる包容力の両方を併せ持つものを追い求めてきました。10周年記念展となる本展は、そのようなArts Towadaの姿勢を体現するものとして、一年を通し3期に分けて内容を変えつつ行われます。私たちの身体、建築、街と社会の内側と外側に橋を架け、その間を繊細・自由に往還し、私たちの生きる空間に新しい可能性を開く作家・作品で一年間の展覧会を構成します。(十和田市現代美術館webサイトより)

 

 

どこからともなく十和田に落ちてきた真っ赤なりんご。その衝撃によって広がった波紋がアーツトワダの「年輪」となって成長していく。そんなイメージをかたちにした野外彫刻が、アーツトワダ10周年を記念した作品として、十和田市現代美術館の芝生広場に設置しました。

世界中から人びとを引き寄せる「アーツトワダの引力」を表すりんごは、過去と未来を垂直につなぐ「果実」として、波紋の年輪は十和田市の輪郭を越えて水平な広がりを成していく「幹」の断面をかたちにしました。
美術館の広場に実際の十和田市と同じ方位に設置することで、さまざまな作品の見方や関わりが生まれることを願っています。

アーツトワダ十周年記念展「インター + プレイ」
会期:2020年4月18日(土)−2021年5月30日(日)
通年展示:鈴木 康広(十和田市現代美術館 前庭部分に展示予定)、目[mé](十和田市まちなかに展示予定)
開館時間:9:00 − 17:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合はその翌日)
会場:十和田市現代美術館
観覧料:企画展+常設展セット券 1200円。企画展の個別料金は一般800円。団体(20名以上)100円引き。高校生以下無料。
主催:十和田市現代美術館
後援:東奥日報社、デーリー東北新聞社、青森放送、青森テレビ、青森朝日放送、十和田市教育委員会
十和田市現代美術館

【関連イベント】
第1期、本展出展作家によるオープニングトーク
日時:4月18日(土)14:00 − 16:00
会場:十和田市民図書館多目的研修室(青森県十和田市西十三番町2-18)
※状況により直前に変更となる場合がございます。詳細は十和田市現代美術館のHPをご覧ください。
料金:無料 ※要企画展チケット

MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス「Mのたね」展

MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス店内にて、武蔵野美術大学の教員・助手による初の展示『Mのたね』展が開催中です。彫刻、絵画、映像、インスタレーションなど過去の作品と、無印良品の活動や商品から今回の展示のために各作家が制作した新作が店内に点在しています。

今回の出品作は《表裏のコップ》(2014)に加え、10年以上作家の手元にあり、今は廃番となった無印良品のアクリル製コップを使用した新作《残像のコップ》(2020)。

関連イベントとして、2月29日(土)には、トークイベントを開催します。

 

『Mのたね』
日程:2020年1月13日(月)~2020年3月22日(日)
時間:7:30-21:00 *土・日・祝は10:00-20:00 *店舗休館の場合はそれに準じます
場所:武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス1F 共創スタジオ/MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス(東京都新宿区市谷田町1-4) 入場無料
主 催:武蔵野美術大学
共 催:MUJIcom 武蔵野美術大学市ヶ谷キャンパス
企画協力: 鈴木潤子(インディペンデント・キュレーター)

参加作家(五十音順)
伊藤誠(彫刻学科教授)
小林孝亘(油絵学科教授)
小林耕平(油絵学科准教授)
鈴木康広(空間演出デザイン学科准教授)
冨井大裕(彫刻学科准教授)
椋本真理子(彫刻学科助手)

ギャラリートーク
2020年2月29日(土)鈴木康広
※時間はMUJIcom webサイトにて後日公開

展覧会図録「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」

2019年8月17日から9月16日まで札幌文化芸術交流センターSCARTSにて開催した「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」の展覧会図録が完成いたしました。
札幌の「雪」の印象を手掛かりに、活動の初期から続く「水」への関心が、氷点下の水のかたちにまで及んだ今回ならではの新作《氷の人》、《鍵の人》、《記憶の鍵/スコップ》や、本展にあわせてスケールアップした《りんごの天体観測》を含む全25作品や書き下ろしテキストも収録。宇宙空間のような暗闇の庭から、刻々と変わりゆく作品の“消息”や“残像”を見つけられる一冊です。通信販売にて購入可能です。

【「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」展覧会図録】
「鈴木康広 雪の消息|残像の庭」
・販売価格:1,500円(税込/送料別370円)
・仕様:A5判、全80頁
・発送時期:ご入金が確認でき次第、順次発送します。

編集:札幌文化芸術交流センター SCARTS
テキスト:鈴木康広、樋泉綾子(SCARTSキュレーター)
イラストレーション:鈴木康広
デザイン:須山悠里(suyama design)
撮影:今井智己ほか
発行:公益財団法人 札幌市芸術文化財団

【購入方法】
メールの件名に「鈴木展図録申込」と記載して、以下の項目をお知らせください。
お問い合わせいただいたメールアドレスに購入方法をお知らせいたします。
・お名前
・お電話番号
・送付先住所
・購入冊数
<送信先メールアドレス:scarts@sapporo-caf.org>

【お問い合わせ先】
札幌文化芸術交流センター SCARTS(鈴木康広展 担当)
TEL 011-271-1955
E-mail scarts@sapporo-caf.org

NADiff a/p/a/r/t 10周年記念企画〈 Yasuhiro Suzuki × NADiff 〉
『水平線を描く鉛筆』オリジナルグラス/《まばたき証明写真》

NADiff a/p/a/r/t 10周年にちなんでスタートした、10名のアーティストとのコラボレーション企画〈NADiff × 10 ARTISTS〉第7弾に参加します。NADiff a/p/a/r/t 10周年のお祝いに描き下ろした『水平線を描く鉛筆』がオリジナルグラスになりました。水平線に沿って水を注いでみたり、飲んでみたり。そしてパッケージにも、今回描き下ろしたNADiffロゴに水平線が描かれています。グラスとパッケージを併せてお楽しみいただけます。

NADiff a/p/a/r/t店内では、オリジナルグラスの発売を記念して、目を閉じた瞬間を撮影する体験型作品『まばたき証明写真』を展示致します。
『まばたき証明写真』は、まばたきを検知して自動的にシャッターを切る証明写真機です。
目を閉じた証明写真が社会では認められないことに違和感を感じたことから着想した作品。作家は、目を閉じたときにしか見えないもう一つの世界がそこに隠されていると言います。目を閉じた瞬間の世界の存在を証明する、証明写真です。「まばたき」をした瞬間、自動でシャッターが切られ、日時は秒単位でカードに記載されます。そして、直筆のサインを入れて「まばたき証明書」が完成です。是非、実際に体験してみてください。

●展示作品
《まばたき証明写真》
期間:2019年12月6日(金)~2020年1月13日(月・祝)  2月中旬まで会期を延長しました。
設置場所:NADiff a/p/a/r/t店内
料金:500円
ナディッフアパート

●商品
NADiff a/p/a/r/t 10周年記念企画〈 Yasuhiro Suzuki × NADiff 〉
『鈴木康広 × NADiff 水平線を描く鉛筆』オリジナルグラス

価格:¥2,200+税
素材:ガラス
サイズ:直径84mm × 高さ89mm
箱寸法:88mm × 88mm × 高さ95mm
制作:NADiff
発売日:2019年12月6日(金)発売
>>ONLINE SHOP

21_21 DESIGN SIGHT「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」
《会期延長・臨時休館中》

21_21 DESIGN SIGHTにて2019年11月22日より「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」を開催します。この展覧会の核となるのは、現在、日本デザインコミッティーに所属する幅広い世代のメンバーたちが、そのデザインの過程において生み出してきたスケッチ、図面、模型の数々です。それらは、多くの人々の目に触れる完成品に比べて、あまり光が当てられません。しかし、そんな「秘められた部分」にこそ、デザインの大切なエッセンスが刻まれています。それらを間近で目にすることのできる展覧会です。

本展の会期に先行して、日本デザインコミッティーの現メンバー全員にインタビューした内容をポッドキャストで配信。さらに、会期中には、次世代のデザイナーを招いたトークイベントも開催し、展覧会の枠組みを超えた情報発信を積極的に行います。

日本デザインコミッティーは1953年の設立以来、銀座の百貨店、松屋との長い関係の中で、すぐれたプロダクトの選定やデザイン展の開催を通して、日本のデザインに貢献してきました。各分野を代表するデザイナー、建築家、評論家が自主的に参加し、現在は40代から90代まで26名のメンバーで構成されています。会期中には、次世代のデザイナーを招いたトークイベントも開催し、展覧会の枠組みを超えた情報発信を積極的に行います。本展は、世代や領域が異なる人々の結節点となり、日本のデザインの豊かな蓄積を未来の創造へと活かすきっかけになることを目指します。(マル秘展 webサイトより引用)

21_21 DESIGN SIGHT
「㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画」

会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
会期:2019年11月22日(金) — 2020年3月8日(日) 会期延長
※新型コロナウイルス感染症の感染拡大の防止のため、当面の間休館となりました。最新情報は21_21 DESIGN SIGHTウェブサイトにてお知らせいたします。
開館時間:10:00 — 19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日(12月24日、2月11日は開館)、年末年始(12月26日—1月3日)
入館料:一般 1,200円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
特別協賛:三井不動産株式会社
特別協力:株式会社松屋
展覧会ディレクター:田川欣哉
企画協力:日本デザインコミッティー
グラフィックデザイン:佐藤 卓
会場グラフィック:藤巻洋紀(TSDO)
会場構成:中原崇志
テキスト:土田貴宏
映像:ドローイングアンドマニュアル

オープニングトークイベント
登壇:田川欣哉、鈴木康広
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1&2
参加申込など、詳細については決定次第、21_21 DESIGN SIGHT ウエブサイトにてお知らせいたします。

㊙展 めったに見られないデザイナー達の原画

Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島

 
東京湾に浮かぶ無人島・猿島を舞台にアート・プログラム「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島」が開催されます。
縄文・弥生時代の貝塚が残る洞穴や、幕末から明治初期にかけて整備された砲台跡・弾薬庫跡が残る猿島。第二次世界大戦の長いあいだ一般の立ち入りは禁止されましたが、貴重な当時の建造物と自然とが残り歴史遺産となりました。
今回の「Sense Island」では、猿島が持つ空間的な特徴や歴史、また島の近くで暮らす人々の営みなどから着想を得たアートプロジェクト国内外のアーティストとともに展開します。開催時間は夜間のみ。静寂に包まれた暗闇の中に光る作品ご覧ください。

Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島
アートを通して体感する猿島とその自然

会期:2019年11月3日(日)~12月1日(日)
内覧会:2019年11月2日(土) *ご招待状をお持ちの方のみ
開催時間:17:30-21:30(予定) ※日没以降
会場:猿島公園(神奈川県横須賀市猿島1番)
Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島

『まばたきのおもひで』著:常盤貴子/カバーイラスト・挿絵

常盤貴子さんが共同通信の新聞で続けられている連載5年分をまとめた書籍『まばたきのおもひで』が刊行されました。常盤貴子さん初のエッセイ集です。カバーの題字とイラストを描かせていただいています。まるで自分の本のような感じです。テレビだけでは見ることのできない常盤さんの魅力溢れるお話が沢山詰まっています。ぜひお手にとってご覧ください。

併せて、常盤さんとラジオに出演いたします。収録では書籍のことはもちろん、出会いのきっかけ、ディープな趣味のことまで楽しくお話させていただきました。

『まばたきのおもひで』常盤貴子 著
出版社:講談社
発売日:2019年09月28日
価格:定価 1,300円(税別)
カバーイラスト・挿画:鈴木康広

【ラジオ出演情報】
放送局:JFN PARK
番組名:『まばたきのおもひでのかたらひ』
放送日:毎週月曜日 10:00配信(2019年10月7日、10月14日、10月21日、10月28日)全4回

放送局:TOKYO FM
番組名:三井ホーム Presents 「キュレーターズ マイスタイル×ユアスタイル」
放送日:毎週金曜日 17:00-17:25放送(2019年10月25日〜予定)全4回

東京ビエンナーレ2020 プレイベント

東京ビエンナーレは、歴史文化的にも特徴のある東京都心北東エリアの公共スペース、公共施設、学校施設、寺社会堂などを会場として、来年より隔年で開催する国際芸術祭です。そのプレイベントとして、日本橋に今年オープンしたCOREDO室町テラスを舞台に、「水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう?コンテンポラリーアーティスト3組の新作展-鈴木康広、スプツニ子!+西澤知美、やんツーによるアート展示と東京の基層文化展示。」が開催されます。
「水都東京 日本橋の未来」をテーマに、建築史家の陣内秀信による時代考証をもとにした太古から地域に根づき蓄積された東京の基層文化展示とともに、近未来のテクノロジー社会に対し批評的な目を持つ3組の作家(鈴木康広、スプツニ子!+西澤知美、やんツー)による新作を展示します。(東京ビエンナーレ2020 プレイベントwebサイトより抜粋)

日本橋の歴史や日本橋川を起点に、水と空気の循環を顕在化させた新作を出展します。

 

【東京ビエンナーレ2020 プレイベント】
水都・日本橋のゲニウス・ロキは、どこへ向かう?コンテンポラリーアーティスト3組の新作展
鈴木康広、スプツニ子!+西澤知美、やんツーによるアート展示と東京の基層文化展示。

会期:2019年10月26日(土)〜11月10日(日) 会期中無休
開場:12:00-20:00 ※但し最終日は18:00まで
会場:COREDO 室町テラス 3階 室町三井ホール & カンファレンス(中央区日本橋室町3-2-1)
主催:一般社団法人東京ビエンナーレ
協賛:三井不動産株式会社
入場料:無料
展示空間設計・照明・演出:遠藤治郞
東京ビエンナーレ2020 プレイベント

 

【同時開催】
HOW TOKYO BIENNALE?東京ビエンナーレ2020 計画展
東京の過去・現在・未来を思考する。2020年、東京都心北東部の千代田区、中央区、文京区、台東区を中心エリアに開催予定の「東京ビエンナーレ2020」。本展はその計画の全貌を紹介する展覧会。現代美術、デザイン、建築、批評等、多彩なジャンルの参加作家によるプラン、および公募プロジェクト「ソーシャルダイブ」等の企画を展示すると同時に、ギャラリーコーナーでは参加作家の作品やドローイングを販売し、東京ビエンナーレ2020のプロジェクト資金に活用させて頂く試みも行う。
(東京ビエンナーレ2020 プレイベントwebサイトより抜粋)

会期:2019年10月12日(土)〜11月4日(月・祝)会期中無休
開場:11:00-19:00 入場は30分前まで
会場:アーツ千代田 3331 1階 メインギャラリー(千代田区外神田6-11-14)
主催:一般社団法人東京ビエンナーレ
入場料:一般500円、高校生以下無料(入場料収入は東京ビエンナーレ2020の支援金として活用いたします)
HOW TOKYO BIENNALE?東京ビエンナーレ2020 計画展

「隅田川 森羅万象 墨に夢」ファスナーの船/トークイベント開催

昨年12月、隅田川で航行し話題となった「ファスナーの船」が今秋も隅田川に登場します。
また、9月25日には木下直之氏、10月4日には陣内秀信氏、10月16日には西尾美也氏(ほか)とのトークイベントを開催いたします。ぜひお越しください。

■《ファスナーの船》
【日時】2019年11月2日(土)~10日(日)12:00~14:00
【場所】隅田川:吾妻橋~桜橋の間を往復

■トークイベント
鈴木康広とゲストによる連続トークイベントを開催。日常の風景を変え、ものごとの捉え方を考えさせるアートの力、都市の水辺の魅力を掘り下げます。

参加費:無料
お申込み:申込フォーム

第1回:テーマ「境界線を探る、たどる、外れる」
ファスナーの船が開く隅田川は、江戸から東京へと移り変わる中で、どのような歴史をたどり、文化を育んできたのでしょうか。都市の境界線としての川の役割を、さまざまな観点から捉えてみます。

【日時】9月25日(水)18:00 – 20:00
【会場】すみだ北斎美術館講座室(墨田区亀沢2-7-2)
【ゲスト】木下直之(静岡県立美術館長、東京大学名誉教授)
【定員】60名

第2回:テーマ「水辺からまちを考える」
かつては物流の要であり、春は花見、夏は花火でにぎわう隅田川。水辺の風景がもたらす情緒やまちの活力など、河川空間の魅力と活用の可能性について考えます。

【日時】10月4日(金)18:00 – 20:00
【会場】すみだ北斎美術館講座室(墨田区亀沢2-7-2)
【ゲスト】陣内秀信(建築史家、法政大学特任教授)
【定員】60名

第3回:テーマ「ファスニングを極める」
ファスニング(つながる)の仕組みって何?10月26日に桜橋でのファスニングショーを行うアーティストの西尾美也と、YKKのファスニング事業のプロを交え、「つながる」ことの極意をあれこれ語り合います。

【日時】10月16日(水)18:00 – 20:00
【会場】YKK60ビルAZ1ホール(墨田区亀沢3−22−1)
【ゲスト】西尾美也(アーティスト)、ほか
【定員】100名

「雪の消息|残像の庭」開催 札幌文化芸術交流センター SCARTS

札幌で個展を開催します。場所は、2018年にオープンした劇場や図書館などもある複合施設、札幌市民交流プラザ内の札幌文化芸術交流センター SCARTS(スカーツ)です。代表作《まばたきの葉》や《空気の人》のほか、冬の札幌視察でインスピレーションを得た新作を多数展開します。これまでの作品もバージョンアップして登場予定です。オープニングとクロージングにはアーティストトークも行います。札幌へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

 

北海道では初となる鈴木康広の個展を開催します。鈴木は、身近な風景や自然現象を新鮮なまなざしで見つめ、私たちがふだん気に留めることなく見過ごしているものごとのなかに、世界の新しい捉え方が潜んでいることを示してきました。
本展では、2006年に初めて訪れた札幌の「雪」の印象を手掛かりに、活動の初期から続く「水」への関心が、氷点下の水のかたちにまで及んだ最新作《氷の人》を発表します。また、本展にあわせてスケールアップした《りんごの天体観測》を含む約20点を展示します。作品に導かれ、さりげない現象に目を凝らし、耳を澄ましているうちに、これまで気がつかなかった自然からの知らせを受け取ることができるかもしれません。過ぎ去った白い季節、遠い星々、あるいは誰にもあった幼い日々───
夏の札幌から少し離れた庭へ、ひとときの旅に出てみませんか。(展覧会チラシより抜粋)

 

鈴木康広「雪の消息|残像の庭」
開催期間:8月17日(土)-9月16日(祝・月)
開催時間:10:00-19:00(最終入場は18:30まで)
※無料エリアのみのプレオープン 8月11日(日)-16日(金)/8月14日(水)休館
場所:札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市民交流プラザ 1-2階)
無料エリア:SCARTSモール(1-2階)/有料エリア:SCARTSコート(1階) SCARTSスタジオ(2階)
一般 500(400)円/高校・大学生 250(200)円/中学生以下無料/65歳以上400(320)円(年齢の分かるものをお持ちください。)
※障がい者手帳・療育手帳をお持ちの方は、当日窓口でご提示いただくと、ご本人と付き添いの方1名が無料になります。
※( )内は10名以上の団体料金です。
※リピーター割引:2回目にご来場の方は団体料金でご覧いただけます。チケット半券をご提示ください。
主催:札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)、北海道新聞社
後援:札幌市、札幌市教育委員会
助成:芸術文化振興基金
協力:アイティーエル株式会社、株式会社ゴトー工芸、株式会社セイコープラスチックス、東京大学生産技術研究所 試作工場、東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野、株式会社メディアタージ

アーティストトーク 
出演:鈴木康広
日時:① 2019年8月17日(土)16:00 – 17:00  ② 2019年9月16日(月・祝)14:00 – 15:00
会場:札幌市図書・情報館 1階  入場無料

浜松科学館「軽さを測る天秤」常設展示

出身地浜松市にある浜松科学館が開館33年目を迎える2019年7月6日にリニューアルオープンしました。体験型のコンテンツがメインとなり、百以上の展示は「音」「光」「力」「宇宙」「自然」「新技術」の六つのテーマに分かれています。そんな科学館のエントランスに、《軽さを測る天秤》を常設で設置しました。2017年に箱根 彫刻の森美術館で展示した天秤からさらにスケールアップしました。

 

《軽さを測る天秤》2017/2019
天秤を水中で逆さにすることで、「重さ」と「軽さ」の関係を反転させました。左右の皿にゆっくりと気泡が溜まっていきます。表面張力の微かな変化を感じながら、溢れそうで溢れない状態に思わず目が釘付けになります。皿で受けとめきれなくなった空気が一気に溢れる場合もあれば、一部だけ溢れて釣り合うことも。じっと見つめていても、一瞬、目をそらした隙に見逃してしまうことも。繰り返し観察すると、溢れる瞬間の兆しがわかるようになってきます。けれど、その瞬間がいつなのか、正確にはわかりません。科学の視点の周辺には、一人ひとりが新鮮な気持ちで世界を見つめ直すヒントが隠されているように感じます。時間を忘れて見ていたくなる感覚をお楽しみいただければ幸いです。 鈴木康広

 

「浜松科学館 みらいーら」
住所:静岡県浜松市中区北寺島町256-3
営業時間:9:30〜17:00(入場は16:30まで)
夏季の一部の期間は9:30〜18:00(入場は17:30まで)※2019年は7月20日から9月1日まで
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)・年末年始(12/30〜1/2)ほか
https://www.mirai-ra.jp

象の鼻テラス「未知への鼻」

横浜開港150周年記念事業として2009年に開館した象の鼻テラスの10周年記念展覧会「フューチャースケープ・プロジェクト」にて「未知への鼻」を展示します。
未知の世界を求めて空高く伸びる象の鼻。2012年にテラスの屋上に姿を現し、話題を呼んだ作品です。未知なるものの象徴として空に浮かぶ真っ赤なりんご。象の鼻テラスが生まれて10周年となる今年、ついに「未知への鼻」がりんごを掴む瞬間が訪れるかも?!風がしばらくやんだ時が目撃のチャンス。6月14日(金)にはトークイベントに参加予定です。

 

象の鼻テラス開館10周年記念展「フューチャースケープ・プロジェクト」
鈴木康広「未知への鼻」

開催期間:2019年6月7日(金)– 6月16日(日)[10日間]
開催時間:11:00–20:00
*プログラムにより時間を変更する場合があります
会場:象の鼻パーク・象の鼻テラス

象の鼻テラス

シンポジウム「公共空間のフューチャースケープ」

開催日時:2019年6月14日(金)16:00-
会場:象の鼻テラス
ゲスト:バンジャマン・オーブリ[建築家・都市計画家]、小泉雅生[建築家/小泉アトリエ主宰]、
鈴木康広[アーティスト] ほか
主催:象の鼻テラス
協力:ヴィラ九条山

横須賀美術館「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」

横須賀美術館にて開催されるグループ展「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」に《日本列島のベンチ》や《水平線の消息−ひも》を出展します。

私たちは科学の進化とメディアの発達によって、目に見えない最小の物質から遠く離れた宇宙の果てまで、あらゆるスケールの事象について情報を得られるようになりました。その一方で、実際の大きさを体感することはとても難しいことです。アーティストにとってもスケールは、作品のコンセプトや展示空間に影響する現代的なテーマの一つです。 本展では、現代美術を中心に、精密な縮小模型から、視点を対象から離すことで広範囲の世界をとらえた写真や絵画、異なる縮尺が存在するインスタレーションなどを取り上げます。スケールが変われば、なじみの風景や事物も、大きく印象を変えるでしょう。美術館で体験する「スケール」の旅をお楽しみください。 (横須賀美術館webより抜粋)

「縮小/拡大する美術 センス・オブ・スケール展」
開催期間:2019年4月13日(土)~6月23日(日)
休館日:5月13日(月)、6月3日(月)
出品作家:岩崎 貴宏、国友 一貫斎、鈴木 康広、高田 安規子・政子、高橋 勝美、田中 達也、中谷宇 吉郎、野村 仁、平町 公、ロバート・フック、松江 泰治

21_21 DESIGN SIGHT 「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」

21_21 DESIGN SIGHTの企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」に参加しています。
21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクターを務める川上典李子氏が考える「ユーモア」ということで、作品を紹介していただきました。
川上さんがキュレトリアル・アドバイザーとして関わってくださった「第1回 London Design Biennale 2016」で展示をした《脳の人》をはじめ、《足の箸》や《ルーペの節穴》を展示しています。
川上さんに書き下ろしていただいたコメントもご覧いただけます。

展覧会ディレクターは、アートディレクターとして時代を牽引し続ける浅葉克己氏。
世界中を旅しながら、各地で様々な人々やモノたちに出会ってきた浅葉氏にとって、「ユーモア」とは、コミュニケーションにおける最も大切な感性のひとつです。
本展では、グラフィックデザインを通して人々を楽しませ続けてきた浅葉氏が国内外から集め、
その活動のインスピレーションのもととなっている資料やファウンド・オブジェとともに、
浅葉氏がそのセンスにおいてユーモアのシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を一堂に集めます。(21_21 DESIGN SIGHT webより一部抜粋)

 

21_21 DESIGN SIGHT
企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」

会期:2019年3月15日(金) – 6月30日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
休館日:火曜日(4月30日は開館)
開館時間:10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
*六本木アートナイト特別開館時間:5月25日(土)10:00 – 23:30(入場は23:00まで)
入館料:一般 1,100円、大学生 800円、高校生 500円、中学生以下無料
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
展覧会ディレクター、グラフィックデザイン:浅葉克己
企画協力:中村至男、鈴野浩一/トラフ建築設計事務所、上條桂子
参加作家:赤木 仁、anothermountainman(又一山人/スタンリー・ウォン)、ロン・アラッド、浅葉 春、シュー・ビン、福田繁雄、GOO CHOKI PAR、早川祐太、ジャンピン・ヘ、日比野克彦、細谷 巖、井上嗣也、金子國義、加納典明、バスター・キートン、クリヨウジ(久里洋二)、トミー・リー、仲條正義、中村至男、ディーン・プール、ダミアン・プーラン、サイトウ・P・ヒロヒサ、瀧口修造、玉屋庄兵衛、立石大河亞、上野真未、トミー・ウンゲラー、和田 誠、渡辺紘平、ジョン・ウッド&ポール・ハリソン、山本修平、四谷シモン
21_21 DESIGN SIGHTディレクター:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人
アソシエイト・ディレクター:川上典李子

「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR 」

東京大学広報誌『淡青』掲載

東京大学 広報室が年に2回発行している広報誌「淡青」の38号に、インタビューが掲載されました。
今号の特集は「東大のアート、アートの東大。」。

東京大学先端科学技術研究センターに在籍して17年。先端研に所属することになったきっかけや、最近の活動、隅田川を開いたファスナーの船の写真など、見開きページで丁寧にまとめていただいています。下記リンク先よりダウンロードいただけます。どうぞご高覧ください。

 

大方のイメージとはおそらく違い、実は東大にはアートに関するトピックがたくさんあります。
140年を超える歴史を繙けば、美術の世界でも東大が重要な役割を果たしてきたことがわかります。
今号では、学内に所蔵する美術作品、アートに関わる研究・教育活動、構成員や卒業生のアーティスト、という3つの側面から、東大とアートの浅からぬ関係を、目に見える形で紹介します。
デュシャン作品、ラグーザの石膏像、幾何学模型、白ブリーフが印象的な巨大壁画……。
学生のメディアアート展、工学とデザインを融合する部局、東洋や西洋の美術史研究などの取組み……。
研究をアートの力で示すデザイナー、人型の透明風船を各地に浮かばせるアーティスト、環境教育をマンガで実践する大学院生……。

芸術系の大学とは違う、総合大学としての美術との関わり方とは?(東大webより抜粋)

 

『淡青』 vol.38 2019.03
「所蔵作品、研究・教育活動、アーティストで見る
東大のアート、アートの東大。
総合大学としての美術との関わり方とは?」

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/about/public-relations/tansei.html

AXIS Web Magazine インタビュー掲載

AXIS 石橋勝利さんによる首都大学東京インダストリアルアート学域の授業「プロダクトデザイン特論D」インタビューシリーズ。
石橋さんの指導のもと、インタビュー、編集、写真撮影など、すべて学生さんたちによるインタビュー記事をつくっていただきました。話した本人にとっても発見のある記事に仕上げていただきました。
 

AXIS Web Magazine
首都大学東京インダストリアルアート学域「プロダクトデザイン特論D」インタビューシリーズ
アーティスト 鈴木康広の“ものごと”への姿勢・視線の向け方
https://www.axismag.jp/posts/2019/03/119966.html

いまを考えるトークシリーズ Vol.7 「あなたとわたしの菌未来」 登壇

ロームシアター京都が主催する、多様な角度から同時代の社会を知り、捉え直すためのトピックを挙げ、それにまつわるゲストを招く「いまを考えるトークシリーズ」にて、辨野義己氏とトークを行います。

私たちは誕生の瞬間、産道を通るときに細菌のシャワーを浴び、自分以外の生物との共生体となり産まれてくる。人と微生物が共に生きる生物集合体、それが私たちであり、地球上で生きていくことは、微生物を始めとした様々な他者と共生することを意味する。さらに共生関係の中でも腸内細菌はその細菌叢がどんなものなのかによって太りやすさや疾患発症に影響するなど、私たちが意識しないところで「私」を作り上げる。他者との共生によって作り上げられる「私」とは何なのか。 “人は他者がいることで、私になる” という観点で、腸内細菌の研究家・辨野義己氏と、自分自身や記憶・地球・自然等をテーマに創作するアーティスト・鈴木康広を迎え、微生物と人間の関係を軸に、私らしさや他者との共生についてトークをします。(ロームシアター京都webより抜粋)

 

いまを考えるトークシリーズ Vol.7
あなたとわたしの菌未来
ゲスト:辨野義己(理化学研究所 辨野特別研究室 特別招聘研究員)、鈴木康広(アーティスト)
日程:2019年3月9日(土)
時間:14:00〜16:00
会場:ロームシアター京都 パークプラザ3階共通ロビー
https://rohmtheatrekyoto.jp/event/54161/

Pen「著名なアーティストが、 注目する作品はコレだ!」掲載

雑誌『Pen』特集 アートの値段。「著名なアーティストが注目する作品はコレだ!」のコーナーで、2名の若手アーティストを紹介しました。
角谷郁恵さんは武蔵野美術大学の卒業制作展で展示されてたのを観たのがきっかけで知った作家。展示台に敷き詰められていたさまざまな形の石が紙でできていることに気づいた瞬間は衝撃でした。目に見えるものの真実とは何か、自然とは何か、いろいろなことを考えさせる作品です。
江頭誠さんは、花柄の毛布で身の回りのものを包む作品を制作しているアーティスト。表参道のスパイラルで、一部屋まるごと毛布で包まれた展示を観たとき、その中に毛布で包まれた「けん玉」を発見。一目惚れして購入しました。丁寧に包まれた毛布の触り心地の奥に、普段は見えていても感じられなくなってしまったものの存在に気づかされます。

作品を買って身近に置いてみたいと思う方におすすめの一冊です。ぜひご覧ください。

 

『Pen』 2019年 02月15日号 No.468
「いまこそ知りたい!アートの値段。」
Pen Magazine

松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
第751回デザインギャラリー1953企画展「鈴木康広 近所の地球 旅の道具」

松松屋銀座の7階にあるデザインギャラリー1953にて、日本デザインコミッティーに参加して初めての展覧会を開催することになりました。

今回の展示に際して、日本デザインコミッティーメンバーの原研哉さんから、スケッチについてコメントをいただきました。

僕にとってスケッチは、自分自身の内なる自然の発見のために欠かせないこと。意識の隙間を縫ってこそ触れられる未知の世界を求めて、大学生の頃にパラパラマンガを描きはじめました。

2011年に出版した作品集『まばたきとはばたき』を機に、「作品を制作した後に描くスケッチ」という視点を得ました。作品によるイメージの体験化によって視点が飛躍し、自ずと見えてきた世界をスケッチしたくなるということ。

今回、作品を制作した後に描いたスケッチをあらためて見渡したところ、作品ごとに散在していたイメージをつなぐ水平な線の存在に気づきました。ミクロとマクロ、抽象と具象、いつもは分かれているものが交差し、ときに融合する場所。

スケッチをつなげていくうちに、パラパラマンガを描きはじめて以来、20年間取り組んできたアートワークを一望するパノラマを描きたくなりました。今はその下絵を確認できたような段階です。

 

展覧会担当 原研哉氏からのコメント
アーティストの鈴木康広さんは作品を完成させるまでに夥しいスケッチを描く。いずれも面白いので、ひとつの作品に収斂させるのが勿体ないほど。一方、素晴らしい作品が完成しても、鈴木さんの仕事は終わらない。具体化された作品に触発されて、次々に新たなスケッチが生み出されてゆく。着想がエンドレスに育ち続けてゆくのである。

 

第751回デザインギャラリー1953企画展「鈴木康広 近所の地球 旅の道具」
会期:2019年1月23日(水)〜2月17日(日)最終日午後5時閉場・入場無料
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティー
展覧会担当:原研哉

 

デザインサロントーク
展覧会開催に併せ、デザインサロントークを開催します。
日時:1月23日(水)午後6時〜午後7時
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
出演:原研哉(グラフィックデザイナー)、鈴木康広(アーティスト)
参加費:無料
申し込み:不要
定員:着席可能20名程度
◎人数の多い場合はお立ち見になりますので、予めご了承ください。
◎開催時間10分前より会場へのご案内をいたします。

第750回デザインギャラリー1953企画展「掛け軸の楽しみ」出展

銀座松屋の7階にあるデザインギャラリー1953にて開催される企画展「掛け軸の楽しみ」に出展します。
掛け軸は、中国の仏教の伝来とともに日本に伝わりましたが、日本人の高い美意識によって、美しい掛け軸が多彩に作られてきました。墨跡や日本画をより輝かせるための表具の工夫には、現代のデザインに通じる要素が多く含まれています。
今回の企画では、日本デザインコミッティーのメンバーが、それぞれの手法で描いた原画を掛け軸に仕立てています。
また、展示された掛け軸は販売されます。ぜひご高覧ください。

 

第750回デザインギャラリー1953企画展「掛け軸の楽しみ」
会期:2018年12月27日(木)〜2019年1月21日(月)最終日午後5時閉場・入場無料
会場:松屋銀座7階・デザインギャラリー1953
主催:日本デザインコミッティー
展覧会担当:永井一史
参加者:原研哉、平野敬子、伊藤隆道、柏木博、川上元美、喜多俊之、北川原温、小泉誠、隈研吾、黒川雅之、松本哲夫、松永真、面出薫、三谷龍二、永井一史、永井一正、内藤廣、新見隆、佐藤卓、須藤玲子、鈴木康広、田中俊行
◎開催時間等については、松屋銀座のWebサイトにて、営業日・営業時間をご参照ください。

※作品販売について
入札形式による作品の販売を行います。最低入札価格は20,190円です。
最高額をつけた方が、ご希望作品を入札金額にてご購入いただけます。
ご希望の方は、デザインコレクション売場に設置されている入札用紙をご利用いただき売場の係の者にご提出ください。
入札は、2018年12月27日(木)〜2019年1月21日(月)の間、受け付けます。
◎Webからお申し込みできる入札ページの公開を予定しています。
詳細についてはデザインギャラリー1953でご案内いたします。

福音館書店 月刊「かがくのとも」
鈴木康広 著『せんの はっけん』刊行

福音館書店の5〜6才向け月刊誌「かがくのとも」シリーズから『せんの はっけん』という絵本を刊行しました。
科学にまつわる絵本を手がけるにあたり、身近なものを見つめ直す楽しさを子どもたちに体験してもらえるものにしたいと思いました。現代の科学は、目に見えない世界を扱う分野が増えているように思います。科学の視点は人間の常識や日常の感覚ではとらえられない領域を発見し、未知の法則を共有するために活かされてきました。知識として科学に親しむ前に、ふだんとは違った視点で身近な世界を見る楽しさを体験してもらえたらいいなと思っています。
『せんの はっけん』では、その入り口としてさまざまなものに潜む線に着目し、普段は見ていないところへ目を向ける体験を1冊に構成しました。(折込付録より一部抜粋)

全ページ写真のみで構成した絵本です。写真はすべて自分で撮り下ろしました。とてもシンプルな内容ですが、構想から約6年かけて実現しました。
ぜひお手にとってみてください。

 

かがくのとも2019年2月号
鈴木康広『せんの はっけん』
シリーズ:かがくのとも
カテゴリ:月刊誌
定価:本体389円+税
ページ数:28ページ
サイズ:25×23cm
初版年月日: 2019年02月01日
せんの はっけん
※単品のご注文は書店にて承っております。詳しくは書店にお問い合わせください。

六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#15 「六本木、旅する美術教室」
第4回 アーティスト鈴木康広の民藝の見方

六本木の美術館やギャラリーを舞台に繰り広げられる「六本木、旅する美術教室」。様々なクリエイターやアーティストが、その人ならではの美術館やアートの楽しみ方を提案する企画です。今回、21_21 DESIGN SIGHTで開催されている「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」を訪れ、21_21 DESIGN SIGHTのプログラム・ディレクターを務める前村達也さんにご案内いただきギャラリーツアーを行いました。「民藝」とは、思想家の柳宗悦氏が提唱した造語。1925年、柳氏は民衆の用いる日常品に美を見出し、民衆的工芸を「民藝」と名づけられました。その多くが無名の職人たちによる素朴な日用品である民藝は、どのような視点を持って臨めば楽しめるのか。民藝を目の当たりにした直感的な気持ちを大事にしながら鑑賞しました。その様子が前編・後編で記事になっていますのでぜひご覧ください。

六本木未来会議アイデア実現プロジェクト#15 「六本木、旅する美術教室」
第4回 アーティスト鈴木康広の民藝の見方
前編:http://6mirai.tokyo-midtown.com/project/pjt15_04_01/
後編:http://6mirai.tokyo-midtown.com/project/pjt15_04_02/

「民藝 MINGEI -Another Kind of Art展」
会期:2018年11月2日(金)~2019年2月24日(日)
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜日(12月25日は開館)
年末年始(12月26日〜1月3日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
展覧会サイト(URLをクリックすると外部サイトへ移動します):
http://www.2121designsight.jp
観覧料:一般1,100円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料

『ふねと水辺のアートプロジェクト 第3弾』
「ファスナーの船」隅田川を運航

飛行機の窓から見下ろした船をファスナーに見間違えたことをきっかけに「ファスナーの船」を着想しました。
2010年に瀬戸内海、2011年に浜名湖を開き、今回、『ふねと水辺のアートプロジェクト』第3弾として東京・隅田川で公開します。
隅田川はいつの時代にもそこに住む人々の生活に欠かせなかった歴史的水脈。現在の東京を映す隅田川の水面を開くことで、都市の深層に流れる記憶を呼び覚まし、隅田川の新鮮な見方が生まれるきっかけとなれば嬉しいです。
川で運航するのは今回が初。吾妻橋から桜橋の川岸付近を会期中の12:00から14:00の間に往復します。ぜひ、この機会に目撃してください。

 

ふねと水辺のアートプロジェクト 第3弾  鈴木康広「ファスナーの船」
日程:12月14日(金)~28日(金) ※天候や川の状況により中止の場合あり
時間:12:00~14:00 ※時間は前後する可能性あり
場所:隅田川・吾妻橋~桜橋の川岸付近(上記時間帯に往復)
交通:吾妻橋=東武伊勢崎線・東京メトロ銀座線・都営地下鉄浅草線「浅草駅」から徒歩1分
観覧費:無料
団体名 : 「隅田川 森羅万象 墨に夢」実行委員会、墨田区、株式会社KADOKAWA
特別協賛:アサヒグループホールディングス株式会社
協賛:YKK株式会社
協力:YKK AP株式会社

株式会社KADOKAWAと、墨田区主催(『隅田川 森羅万象 墨に夢(通称:すみゆめ)』実行委員会主催企画)による「Edo⇄2018 すみだ川再発見!『ふねと水辺のアートプロジェクト』」の第3弾のプログラムです。

NHK Eテレ デザイン トークス+
「おかしみのあるデザイン」再放送


昨年6月、NHK WORLD「DESIGN TALKS plus」の『Quirky design(おかしみのあるデザイン)』にゲスト出演しました。
今年7月17日にNHK Eテレにて放送された日本語版が、12月18日に再放送されます。

日本ならではのユーモアの精神。デザインにおいて、その遊び心は、人々に新たな視点や気づきを与え、さらに、感情に働きかけることで物と人の距離を近づける役割を持っています。そんなおかしみのあるデザインは、現代の生活の中で欠くことができない人間の心のためのデザインなのかもしれません。遊び心に満ちあふれた、おかしみのあるデザインの可能性について探求します!
(写真、テキスト: NHKオンラインより引用)

放送局:NHK Eテレ
番組名:デザイン トークス+(プラス)
本放送日:2018年12月18日(火)23:00~
再放送日:2018年12月19日(水)10:25~
キャスター:アンドレア・ポンピリオ,シャウラ
出演:鈴木康広(アーティスト)
語り:秀島史香
http://www4.nhk.or.jp/P4872/

博多旧市街まるごとミュージアム
鈴木康広「空気の人」



歴史ある寺社や仏閣などが残る福岡市の博多部にて、「博多旧市街まるごとミュージアム」が開催されます。中世最大の貿易港湾都市として栄え、今も中世に由来する歴史・伝統・文化が数多く伝わるこの地域に、屋外ならではの巨大な作品や、作家が福岡に滞在し制作した作品など、国内外の7名・組の作家による多彩なアート作品が展開されます。

冷泉公園では《空気の人》が登場。11月1日(木)〜3日(日)の3日間、展示を行います。2日と3日は夜間ライトアップも。今回展示する全長約18メートルの《空気の人》は、昨年、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科で制作。パブリックスペースでは初登場となります。ぜひ冷泉公園の芝生の上で一緒に寝転がってみませんか。

 

博多旧市街まるごとミュージアム
日時:10月31日(水)~11月4日(日) 10:00~22:00
場所:冷泉公園,出来町公園,龍宮寺,「博多町家」ふるさと館,福岡アジア美術館,博多座など

鈴木康広《空気の人》
日時:11月1日(木)~11月3日(土) 12:00~21:00 ※1日(木)は18:00まで
場所:冷泉公園
2日(金)と3日(土)はライトアップを行ないます
冷泉公園

博多旧市街まるごとミュージアム

girls Artalk インタビュー掲載

アート専門webマガジン「girls Artalk」 にてインタビューが掲載されました。3部構成で紹介いただいています。ぜひご覧ください。

インタビュー“鈴木さんは、何で構成されているの?”
Vol.1 ~アーティストに「なる」過程~
http://girlsartalk.com/interview/30798.html

Vol.2 ~種の力を可視化する~
http://girlsartalk.com/interview/30816.html

Vol.3 ~過去から現在、そして未来に繋がる魅力~
http://girlsartalk.com/interview/30826.html

SAYEGUSA インタビュー掲載

創業100年以上の老舗ブランド、子供服の「ギンザのサヱグサ」の企画 “TO EXPRESS YOURSELVES 3人の表現者、それぞれが捉える風景” の第一弾としてインタビューしていただきました。ぜひご覧ください。

TO EXPRESS YOURSELVES 3人の表現者、それぞれが捉える風景① ― 鈴木 康広 アーティスト ―
SAYEGUSA interview

Ars Electronica Festival 2018
“Himatsubushi Trail – The Art of Time-Killing”


オーストリアのリンツで開催される世界最大規模のメディアアートの祭典、アルスエレクトロニカ・フェスティバル2018に作品を出展します。展示会場はリンツ中央駅に程近いPostCity。元郵便局の広大なスペースの中で、7日間に渡り展示やイベントが繰り広げられます。
昨年、箱根 彫刻の森美術館の個展で新作として発表した《軽さを測る天秤》と《自然を測るメトロノーム》の他、《りんごのけん玉》と《空気の人》を”Himatsubushi Trail”というラインナップの中で展開します。「暇つぶし」をキーワードに、現代人の時間意識に迫る展示です。
アルスエレクトロニカ・フェスティバルへお越しの際にはぜひお立ち寄りください。

Ars Electronica Festival 2018
“Himatsubushi Trail – The Art of Time-Killing”

Date:
Thu Sep 6, 2018, 10:00 am – 7:30 pm
Fri Sep 7, 2018, 10:00 am – 7:30 pm
Sat Sep 8, 2018, 10:00 am – 7:30 pm
Sun Sep 9, 2018, 10:00 am – 6:00 pm
Mon Sep 10, 2018, 10:00 am – 6:00 pm

Venue: POSTCITY

https://ars.electronica.art/error/en/himatsubushi/

隅田川 森羅万象 墨に夢
すみゆめ踊行列 遊覧シンポジウム

葛飾北斎が90 年間住み続けた隅田川の流域で、墨で描いた小さな夢をさまざまな人たちの手で色づけしていくように、芸術文化に限らず、森羅万象あらゆる表現活動を行っている人たちがつながりながら、この地を賑やかに彩っていくことを目指すアートプロジェクト「隅田川森羅万象墨に夢」(通称:すみゆめ)。パイロットプログラムとして今秋、瀬戸内国際芸術祭2010で制作・出展した《ファスナーの船》が登場します。「すみゆめ踊行列」は、9月から始まる「すみゆめ」のキックオフイベント。隅田川を挟んでお隣どうしの墨田区・台東区両区長と鈴木康広の3名が、隅田川で未来を語り合うシンポジウムです。

「隅田川森羅万象墨に夢」
開催日:2018年09月02日(日) 14:30~15:40
会場 : 屋形船
船頭:山本亨(墨田区長)、服部征夫(台東区長)、鈴木康広(アーティスト)、レイチェル・チャン(司会)
会場:屋形船
受付場所:墨田区役所前うるおい広場
受付時間:14:00〜14:20※受付時間を過ぎた場合は、乗船キャンセルといたします。
定員:40名※応募は先着順となります。
対象:高校生以上
乗船料:無料
申込:14:00より当日席の受付あり(先着順)

主催:「隅田川森羅万象墨に夢」実行委員会、墨田区
特別協賛:アサヒグループホールディングス株式会社
協力:YKK株式会社、YKK AP株式会社、スタジオまめちょうだい、東京キャナルネットワーク、立志舎高等学校釣り同好会
一部共催:株式会社KADOKAWA

NHK Eテレ デザイン トークス+
「おかしみのあるデザイン」日本語版 放送


昨年6月、NHK WORLD「DESIGN TALKS plus」の『Quirky design(おかしみのあるデザイン)』にゲスト出演しました。
今年7月17日に、日本語版になってNHK Eテレにて放送されます。

日本ならではのユーモアの精神。デザインにおいて、その遊び心は、人々に新たな視点や気づきを与え、さらに、感情に働きかけることで物と人の距離を近づける役割を持っています。そんなおかしみのあるデザインは、現代の生活の中で欠くことができない人間の心のためのデザインなのかもしれません。遊び心に満ちあふれた、おかしみのあるデザインの可能性について探求します!
(写真、テキスト: NHKオンラインより引用)

放送局:NHK Eテレ
番組名:デザイン トークス+(プラス)
本放送日:2018年7月17日(火)23:00~
再放送日:2018年7月18日(水)10:25~
キャスター:アンドレア・ポンピリオ,シャウラ
出演:鈴木康広(アーティスト)
語り:秀島史香
http://www4.nhk.or.jp/P4872/

六本木アートナイト2018
東京ミッドタウン芝生広場 鈴木康広《空気の人》

六本木アートナイト2018にて東京ミッドタウンの芝生広場に全長25mの《空気の人》を展示します。
目に見えないものを人の形に切り取った空気の彫刻と一体になって、東京ミッドタウンの芝生広場で寝転んでみませんか?
《空気の人》と一緒に寝転がって記念撮影を行なう計画を立てています。ぜひご参加ください。

東京ミッドタウン プログラム【鈴木康広「空気の人」】
5/26(土) 11:00〜23:00、5/27(日) 11:00〜18:00
東京ミッドタウン 芝生広場

【六本木アートナイト2018】
日時:2018年5月26日(土)10:00~27日(日)18:00
<コアタイム>5月26日(土)18:00〜27日(日)6:00
※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯です。
開催場所:東京ミッドタウン、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料:無料(但し、一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)

主催:
東京都、アーツカウンシル東京(公益財団法人東京都歴史文化財団)、港区 、六本木アートナイト実行委員会 【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】

道後オンセナート2018 鈴木康広「湯玉の気配:空気の人」

愛媛県松山市の道後温泉で開催中の「道後オンセナート2018」に参加しています。
道後を巡るとたびたび目にするのが「湯玉」と呼ばれるしずくのようにも見える不思議な図像。
初めて道後を訪れた時、その由来が気になりました。
日本最古の温泉地と言われる道後。その土地に宿る、説明のつかない不思議な場所の魅力に引かれます。道後に潜む魅力を見立てた、一つの形の表れが「湯玉」なのではないかと思いました。
捉えどころのないものを求めて、その場に流れる空気や集まる人々の気配をたよりに《空気の人》を街の中に浮かべました。

道後温泉を代表するホテルとして知られるホテル椿舘のロビーに《空気の人》を展示しています。
3つのフロアから見渡せる吹き抜けのロビーは、人々の来館によって外気が吹き込まれ、室内の《空気の人》に動きが生まれます。訪れる人の気配とともに、作品をお楽しみいただければ幸いです。
宿泊されなくても、2階と3階の廊下から《空気の人》を鑑賞いただけます。お気軽にご来場ください。

ロビーのフロント右奥には、目を閉じた瞬間の自分自身の存在を証明する《まばたき証明写真》を設置しました。今ここに訪れたことを、未来の自分に蘇らせる旅の記憶に役立つカードです。
今回、プリンターをリニューアルしたことでカードの品質も向上しました。体験は有料となりますが、道後温泉への旅の記念にぜひお試しください。

ホテル椿舘では、フロントのスタッフの方々がいつも温かくお迎えしてくださいます。
道後温泉にお越しの際には、ぜひ足を運んでみてください。
ご来館をお待ちしております。

道後オンセナート2018
鈴木康広「湯玉の気配:空気の人」,「まばたき証明写真」(¥600)
展示会場:ホテル椿舘 ロビー
《まばたき証明写真》システム協力:株式会社メディアタージ

全体コンセプト:アートにのぼせろ 〜温泉アートエンターテイメント〜
会場:道後温泉及びその他周辺エリア
会期:2017年9月2日(土) 〜 2019年2月28日(木) 18ヶ月間
プレオープン:2017年9月2日(土)
グランドオープン:2018年4月14日(土)※ホテルプロジェクトなどは作品によって会期設定あり
http://dogoonsenart.com/

AXIS誌 vol.192 イラスト・インタビュー掲載

デザイン誌「AXIS」vol.192にて、カバー・特集ページのイラストを描きおろしました。
特集「これからの認証&セキュリティ。」中の「クリエーターの考えるセキュリティ」ではインタビューが掲載されています。
現在発売中ですので、ぜひご高覧ください。

デザイン誌「AXIS」vol.192
https://shop.livingmotif.com/products/detail/30364
インタビュー:鈴木康広「無意識の領域を開く本人の鍵」

平成29年度文化庁文化交流使
Yasuhiro Suzuki “Aerial Being” in Reykjavík

アイスランドの首都レイキャビクにて展示を行ないます。
会場はGrófin Culture House: The Reykjavik City Library & Sundhöll Reykjavíkur(レイキャビク市立図書館&地熱プール)の2箇所を予定しています。
レイキャビクにいる方はぜひお越ください。

Yasuhiro Suzuki “Aerial Being” in Reykjavík
会場: Grófin Culture House (The Reykjavik City Library) & Sundhöll Reykjavíkur
日時: 2018年3月9日(金)— 3月18日(日)
入場: 無料

・The Reykjavik City Library 開館時間
月〜木 11:00-19:00
金   11:00-18:00
土・日 13:00-17:00
http://borgarbokasafn.is/en/söfn/grófin-culture-house

・Sundhöll Reykjavíkur 開館時間 月〜金 06:30-22:00
土・日 08:00-22:00
入場: 無料 (*プールに入る際には通常の入場料がかかります)
https://reykjavik.is/stadir/sundholl-reykjavikur

平成29年度文化庁文化交流使
“Your world from another view”

Japan Cultural Envoy FY2017
Yasuhiro Suzuki’s Art Project in Cambodia

文化庁文化交流使として、カンボジア、プノンペンで行なわれる日本フェスティバルに参加します。
ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016に出展した「平」の字の《空気の人》の展示とワークショップを行ないます。
“Your world from another view” By Artist: Yasuhiro Suzuki
【Exhibition】
空気の人(23日〜)

【Workshop】
見立ての標本
・A.M.session: Explain the concept of work
9:00-10:30(23日)
10:00-11:30(24日)
・P.M.session: Competition by A.M.session participants
16:00-17:00(23日、24日)

会場:CJCC (Map: https://goo.gl/maps/lFWUR)
日時:2018年2月22日(木)-25日(日)8:00-20:00
入場:無料
Official hashtag: #KizunaFestival2018
22日(木)は、18:30~20:00に、ご招待客対象のオープニングセレモニーがあります。

協力:
Embassy of Japan in Cambodia
Cambodia-Japan Cooperation Center (CJCC)
Japan Foundation Asia Center Liaison Office in Phnom Penh

平成29年度文化庁文化交流使
“A Journy Around the Neighborhood Globe” Exhibition: “Aerial Being”
Workshop: “Drawing Lines of Sensations”

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文化庁文化交流使として4ヶ国で活動をすることになりました。
渡航期間は約1ヶ月。はじめにNew Yorkで展示とワークショップを行ないます。
お近くにお越しの方、お住まいの方は是非お立ち寄りください。会場でお待ちしております。

平成29年度文化庁文化交流使 鈴木康広 アートプロジェクト in ニューヨーク
「近所の地球の旅」
展示:「空気の人」 ワークショップ:「感覚の線を描く」

【ワークショップ概要】
あなたは「ニューヨーク」という言葉からどんな「色」を連想しますか?
このワークショップは、参加者に色鉛筆を1本選んでいただくところから始まります。「ニューヨーク」という言葉から想起した「色」を鍵にして、記憶を呼び覚まし、自分の中にある捉えどころのない「感じ」を見つめ直します。
そして、そこで居合わせた人との間に、新たな感覚の「線」を描き出していきます。どなたでもできる簡単な作業でご参加いただけます。皆様のご参加を心よりお待ちしております。
日時:2018年2月14日(水)− 15日(木)9時30分 − 16時
会場:在ニューヨーク日本国総領事館18F Japan Information Center Gallery
*入館される際は写真付き身分証明書が必要になります
参加費:無料

鴨江アートセンター「浜松・見立て観光地図をつくろう」
地図完成トーク

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出身地、浜松の鴨江アートセンターとの協働で浜松の街を再発見するプロジェクト「浜松・見立ての観光地」を開催します。通年で全3回のプログラム。今回は最終回です。

このプロジェクトでは、街の中にあるものを何かに見立て、その場所にしかない物をささやかな観光地にします。季節や天候など、タイミングによって見え隠れするものも観光地に。
昨年3月にトークと見立てによる街のフィールドワークからスタート。浜松在住の人は日常の中で見つけたものを採集。県外からも多くのかたにご参加いただきました。5月には中間報告会を開き、皆さんの探してくださった見立ての名所をまとめました。そして今年1月27日、いよいよ完成したマップを持ってツアーとトークを行ないます。制作に関わっていないかたでももちろんお越しいただけますので、浜松の街に潜む名所の発掘にぜひご参加ください!

開催日:2018年1月27日(土)
開催時間:14:30-16:00
会場:鴨江アートセンター
住所:〒432-8024 静岡県浜松市中区鴨江町1番地
参加費:500円(見立て観光地図付き)
参加人数:30名(先着順)
対象:どなたでもご参加いただけます
主催:浜松市鴨江アートセンター

お申し込み:予約受付中(2018年1月27日〆切)
http://www.kamoeartcenter.org/events/talk_mitatekankouchizu/

「浜松・見立て観光地図をつくろう」全3回/開催日程
【1回目】2017年3月11日(土)13:00~17:00(終了しました)
【2回目】2017年5月13日(土)13:00~(終了しました)
【3回目】2018年1月27日(土)

彫刻の森美術館 第2回目ギャラリートーク

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12月23日(土)に、箱根 彫刻の森美術館にて開催中の個展「鈴木康広 始まりの庭」ギャラリートーク第2回目を行います。ぜひこの機会にお越しください。
 

【「鈴木康広 始まりの庭」ギャラリートーク】
日程:12月23日(土)
時間:13:30-14:30 (約60分)
場所:箱根 彫刻の森美術館 本館ギャラリー
※事前予約、定員はありません。
ご参加希望の方は、13:30に本館ギャラリーまでお集まり下さい。
記録集をお買い上げの方にはサイン会もご参加いただけます。
特設ページ:http://www.hakone-oam.or.jp/specials/2017/spontaneousgarden/

京都国立近代美術館〈感覚をひらく〉第2回フォーラム
「伝える・感じる・考える――制作者と鑑賞者の対話」

京近美

このフォーラムでは、公開鑑賞会とディスカッションを通して、見える人と見えない人の鑑賞体験の違いについて考えます。
コーディネーターは、「無視覚流鑑賞」を実践する広瀬浩二郎氏。当日午後1時から3時半までは、10名の協力者が、2名のアーティストとともに作品を体験します。その後、見えない人と見える人の作品鑑賞について、意見交換を行います。鑑賞するのは、石原友明氏による点字を用いた絵画と、鈴木康広氏による《空気の人》。ひとが「関わる」ことによって意味や価値が生成、変化していくこれらの作品を通して、「見る」ことだけに依らない鑑賞体験の多様性について考えてみませんか。なお当日午後3時半以降は、来場者の方もアーティストとともに作品を体験できます。(京都国立近代美術館webサイトより引用)

 

日時:2017年12月16日(土)13:00~17:00
会場:京都国立近代美術館 1階ロビーおよび講堂
住所:〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町
定員:先着60名(当日12時より1階受付にて整理券を配布します)
聴講:無料
プログラム:
・13:00~14:00:公開鑑賞会
石原友明(美術家)× 鈴木康広(美術家)× 10名の協力者(視覚に障害のある方と健常者)
コーディネーター:広瀬浩二郎(国立民族学博物館准教授)
・14:00~15:30:公開ディスカッション
テーマ 「見えない人と見える人の作品鑑賞について」
・15:30~17:00:作品鑑賞
石原氏・鈴木氏とともに、両作家の作品を鑑賞できます。どなたでもご自由にお立ち寄りください。

主催:新たな美術鑑賞プログラム創造推進事業実行委員会
http://www.momak.go.jp/senses/forum02.html

渋谷のラジオ「渋谷のナイト」 出演

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寄藤文平さんにお誘いいただき、渋谷のラジオ「渋谷のナイト」に出演します。
2時間40分の生放送です。よろしければお聴きください。

渋谷のラジオ「渋谷のナイト」
生放送日時:2017年12月13日(水)19:05-21:45
パーソナリティ:寄藤文平
この放送は、87.6MHz/20WのFM波によって、東京都渋谷区とその周辺に放送されるほか、
専用アプリによって全国にリアルタイム&高音質配信されます。
https://shiburadi.com

ATACカンファレンス2017 登壇

12月1日(金)〜3日(日)に開催される「ATACカンファレンス2017in京都」
ATACカンファレンスは「テクノロジー」と「コミュニケーション」をキーワードに、社会の中で困難さを抱える人たちを支援する技術と考え方を多くの人と共有するために1996年から毎年開催されています。
登壇は12月2日(土)です。ご興味のある方はぜひお越しください。
 

ATACカンファレンス2017 京都
鈴木康広「傾いた見方から生まれる可能性」
場所:国立京都国際会館
日程:12月2日(土)
開催時間:15:30-16:30
Room:Annex1
http://atacconf.com/2017_12/index.html

T JAPAN: The New York Times Style Magazine 掲載

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雑誌 T JAPAN: The New York Times Style Magazineにてインタビューが掲載されました。
“T JAPAN”は、The New York Times(NYT)紙が発行しているスタイルマガジン”T MAGAZINE”の日本版。
「未来を切り拓く男たち」という企画で、ファッションポートレイトとその活動に関するインタビューという構成です。
雑誌だけでなくWEBでも記事をご覧いただけます。

 
T JAPAN 第13号
T JAPAN: The New York Times Style Magazine「未来を切り拓く男たち」
https://www.tjapan.jp/FASHION/feature-vol2-oct-17?page=3

NADiff a/p/a/r/t トークイベント

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NADiffa/p/a/r/tにて、絵本「りんごとけんだま」刊行記念のトークイベントを行ないます。
昨年出展した「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」の様子や、
現在、彫刻の森美術館で開催中の個展「鈴木康広 始まりの庭」についてもお話します。

 

新刊絵本『りんごとけんだま』刊行記念/鈴木康広アーティスト・トーク
「ロンドン→箱根 ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016、箱根 彫刻の森美術館個展について」
日程:11月24日(金)
時間:19時30分-21時(開場19時)
出演:鈴木康広
会場:NADiff a/p/a/r/t 店内
住所:150-0013 東京都渋谷区恵比寿1-18-4 NADiff A/P/A/R/T 1F
定員:50名
入場料:1,000円

参加方法:http://www.nadiff.com/?p=7511
事前予約が必要ですので、ご注意ください。
トーク終了後には、書籍のサイン会も行います。

 

TBSテレビ「タビフク。」出演

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女性ゲストが旅に出かけるTBS番組「タビフク。」にて、彫刻の森美術館で開催中の個展「鈴木康広 始まりの庭」が紹介されます。
モデル・女優として活躍する古畑星夏さん、春川芽生さんのお二人に展覧会の案内をさせていただきました。
11月15日の深夜1時58分からの回で放送を予定しています。

 

番組名:TBS テレビ「タビフク。」http://www.tbs.co.jp/tabifuku/
放送日:2017年11月15日(水)
放送時間:水曜25時58分~26時28分(30分番組)
地上波放送:TBS テレビ、MRO(北陸放送)、SBS(静岡放送)、TUF(福島放送)
放送メディア:ひかりTV、ひかり4K、その他海外エアライン機内
ゲスト:古畑星夏、春川芽生
放送ジャンル:旅・ファッション・トーク・情報

 

彫刻の森美術館 ギャラリートーク

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11月11日(土)に、箱根 彫刻の森美術館にて開催中の個展「鈴木康広 始まりの庭」ギャラリートークを行います。ぜひこの機会にお越しください。
 

【「鈴木康広 始まりの庭」ギャラリートーク】
日程:11月11日(土)
時間:13:30-14:30 (約60分)
場所:箱根 彫刻の森美術館 本館ギャラリー
※事前予約、定員はありません。
ご参加希望の方は、13:30に本館ギャラリーまでお集まり下さい。
特設ページ:http://www.hakone-oam.or.jp/specials/2017/spontaneousgarden/

B&B 鈴木康広×吉田直紀「りんごとけんだまと宇宙のはなし」

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下北沢の本屋 B&Bで『りんごとけんだま』の刊行を記念し、対談イベントを開催します。
対談のお相手は東京大学大学院理学系研究科教授の吉田直紀氏。ブラックホールや宇宙の成り立ちを専門に研究されています。

一見分野は異なれど、物事に隠された真理や法則をすくいあげ、仮説や思索を深めるふたりが、それぞれの専門分野から、絵本、アート、宇宙に至るまで、発想の広がるまま、自由に語りつくす贅沢な90分です。(B&B HPより一部引用)
トーク終了後はサイン会を予定しています。ぜひお越しください。
 

【鈴木康広×吉田直紀「りんごとけんだまと宇宙のはなし」
鈴木康広新刊絵本『りんごとけんだま』刊行記念】
出演:鈴木康広(アーティスト)、吉田直紀(宇宙物理学者)
時間:20:00-22:00 (19:30開場)
場所:本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料:1500yen + 1 drink order
予約:http://bookandbeer.com/event/20171110_event/

代官山 蔦屋書店
鈴木康広×中邑賢龍トークショー&サイン会

りんごとけんだま代官山

 

代官山蔦屋書店にて、異才発掘プロジェクトROCKETのディレクターで東京大学先端科学技術研究センター教授の中邑賢龍先生と対談を開催します。

新刊絵本『りんごとけんだま』と、中邑先生の近著『育てにくい子は、挑発して伸ばす』の製作秘話をはじめ、中邑先生がディレクターを務め、鈴木が研究員として携わる異才発掘プロジェクROCKETでのエピソードなど、 これからの子どもたちの個性を育むために何ができるか、 未来の可能性を語りつくす2時間です。
トーク終了後、代官山 蔦屋書店でご購入いただいた本を お持ちになった方を対象に登壇者サイン会も開催されます。(DAIKANYAMA T-SITE webより一部引用)
貴重な機会となりますので、ぜひお越しください。
 
【代官山ファミリースタイル 『りんごとけんだま』、『育てにくい子は、挑発して伸ばす』刊行記念
鈴木康広×中邑賢龍トークショー&サイン会】

開催日:2017年11月04日(土)
時間:19時〜
場所:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
定員:70名
主催:代官山 蔦屋書店
共催・協力:株式会社ブロンズ新社、株式会社文藝春秋
参加条件:イベント参加チケット(¥1,500/税込)をお買い上げいただいたお客様
お申込み方法:以下の方法でお申込みいただけます。
・店頭(1号館2階 キッズフロア)
・お電話 03-3770-2525(キッズフロア)
・オンラインストア
対象商品:イベント参加チケット(¥1,500/税込)
詳細は下記webサイトよりご確認ください。
http://real.tsite.jp/daikanyama/event/2017/09/post-417.html

ラジオ J-WAVE「GOOD NEIGHBORS」出演

クリス智子さんがナビゲーターのラジオ番組にゲスト出演します。
刊行したばかりの絵本『りんごとけんだま』や、箱根 彫刻の森美術館で開催中の展覧会についてもお話しする予定です。

 
平日の新ワイド番組『GOOD NEIGHBORS』は、「都市生活者」の価値観を覗く窓として「人」に注目。番組の中で多くの人と接し、それぞれの話を興味をもって聴きだすことで、
都市生活の多様な価値観をリスナーに届けていきます。
ナビゲーターは、クリス智子氏。聞いているだけで、いつの間にか精神力と人間力のつく、
さらにそんな発想もあり?!という、さりげなく向上心をそそるよう内容を厳選してお届けします。
(番組ホームページより引用)

 
【番組概要】
◆番組名:GOOD NEIGHBORS
◆放送局名:J-WAVE 81.3FM
◆放送エリア:首都圏近郊
◆放送時間:10月22日(月)15:00〜
◆番組web:http://www.j-wave.co.jp/original/neighbors/
◆ナビゲーター:クリス智子(http://www.christomoko.com/

21_21 DESIGN SIGHT
「野生展:飼いならされない感覚と思考」

野生展
21_21 DESIGN SIGHTで、10月20日より開催となる企画展「野生展:飼いならされない感覚と思考」に参加します。
出品する作品は《始まりの庭:水の切り株、土の切り株》。2008年に三宅一生ディレクション「21世紀人」で発表した《始まりの庭》が約10年の歳月の間に野生化した姿を展示します。
箱根 彫刻の森美術館で2月25日まで開催の「鈴木康広 始まりの庭」ともリンクする展示となりました。展覧会ディレクターは、思想家で人類学者の中沢新一氏です。ぜひお越しください。
 

「野生展:飼いならされない感覚と思考」
会期:2017年10月20日(金)- 2018年2月4日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー1、2
休館日:火曜日、年末年始(12月26日 – 1月3日)
開館時間:10:00 – 19:00(入場は18:30まで)
入場料:一般1,100円、大学生800円、高校生 500円、中学生以下無料
国立新美術館「安藤忠雄展―挑戦―」(会期:2017年9月27日 – 12月18日)の半券のご提示で、
通常の入場料が100円相互割引(他の割引との併用不可。1枚につき1名、1回のみ)
その他各種割引についてはご利用案内をご覧ください
主催:21_21 DESIGN SIGHT、公益財団法人 三宅一生デザイン文化財団
特別協賛:三井不動産株式会社
協力:公益財団法人 南方熊楠記念館、南方熊楠顕彰館、明治大学 野生の科学研究所
展覧会ディレクター:中沢新一
参加作家:
青木美歌、井上嗣也、大森克己、ステファニー・クエール、黒田征太郎、しりあがり寿、
鈴木康広、田島征三、立花文穂、西村裕介、渡邊拓也、他
http://www.2121designsight.jp/program/wild/

絵本『りんごとけんだま』刊行

りんごとけんだま表紙

 

10月19日、2作目となる絵本『りんごとけんだま』がブロンズ新社から刊行されます。
2002年に制作し、2010年には日本の森林を活かすプロジェクト「moreTrees」から製品化した《りんごのけん玉》が元になっています。《りんごのけん玉》をきっかけに発見した、宇宙規模に広がる「りんご」と「けん玉」の意外な関係。その後、頭の中におのずと広がっていった想像の行き場に困っていたところ、絵本という新しい居場所を与えていただきました。
装丁・デザインでは、菊地敦己さんにたいへんお世話になりました。
11月には刊行記念トークイベントを予定しています。

 

鈴木康広『りんごとけんだま』
発行:ブロンズ新社
発売日:2017年10月19日
仕様:32頁
価格:1,512円

https://www.amazon.co.jp/りんごとけんだま-鈴木康広/dp/489309629X

BRUTUS 掲載

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「ファッションは現場で起きている」というコーナーで紹介いただきました。
撮影場所は東大先端研のアトリエです。
生まれて初めて着たDiorの洋服。その着心地に感動しました。

 
BRUTUS(ブルータス)
No.855
『場所 人 服 似合うの決め手。』
2017年9月15日 発売
https://magazineworld.jp/brutus/brutus-855/

NHK Eテレ「日曜美術館」アートシーン

箱根 彫刻の森美術館で開催中の「鈴木康広 始まりの庭」を
日曜美術館のアートシーンでご紹介いただきます。
新作を中心に、館内をはじめ屋外でのインタビューも撮影していただきました。
ぜひご覧ください。

 

放送日:9月10日(日)
時間:「日曜美術館」9時〜(「アートシーン」は9時45分〜)
内容:箱根 彫刻の森美術館「鈴木康広 始まりの庭」

再放送:9月10日(日) 
「日曜美術館」アートシーン 20時45分〜
http://www4.nhk.or.jp/nichibi/357/

箱根 彫刻の森美術館「鈴木康広 始まりの庭」

鈴木康広 始まりの庭RE

箱根 彫刻の森美術館で個展がはじまりました。2014年の水戸芸術館での個展以来、ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016を経て、新たな一歩を踏み出した展覧会です。
「始まりの庭」というタイトルは、2008年に21_21 DESIGN SIGHTで開催された、三宅一生ディレクション「21世紀人」展に出品した屋外でのインスタレーション作品です。空気の中の水が温度差によって露わになる結露という現象に、人間と環境を取り巻くさまざまな現象を連想し、見立てるための場をつくりました。そして、人が自然との連続性を保ちながら生きていくヒントを見出すための場を「始まりの庭」と名付けました。
水滴の生滅のように、滞りなく変化を続ける微細な自然現象に心と身体を寄せていくことで、自然が内包する偶発的、自発的なものに潜む物事の価値を再発見したいと考えます。
展覧会のビジュアルは、長嶋りかこさんにデザインしていただきました。長嶋さんのデザインは、素材をキリッと生かし切る床屋のような潔さを感じます。言葉になる前の事象を丁寧に汲み取り、リアルタイムに指針を与えてくれるデザイナーの力には驚かざるを得ません。展覧会に向けて、ビジュアルを形にしていくなかで多くのヒントをいただきました。
会場構成は、建築事務所のアリワークスさんにお世話になりました。日々変動する展示プランを柔軟に汲み取り、最適な具体案を現場に入ってからも模索してくださいました。
展示作品数は66点、そのうち新作は10点です。彫刻の森美術館でこそ感じられる空気や自然を味方に、ゆったりと時間を過ごしてみてください。

 

『鈴木康広 始まりの庭』
会期:2017年8月5日(土) – 2018年2月25日(日)
場所:彫刻の森美術館 本館ギャラリー / マルチホール
開館時間:9:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:なし
入場料:大人1,600円 / 大・高校生1,200円 / 中・小学生800円
後援:箱根町 / 箱根町教育委員会 / フジサンケイグループ
協力:
異才発掘プロジェクトROCKET / 株式会社ゴトー工芸
株式会社セイコープラスチックス 東京大学先端科学技術研究センター 人間支援工学分野
トキ・コーポレーション株式会社 / パイフォトニクス株式会社 福永紙工株式会社 / マグネットフォース株式会社 / 武蔵野美術大学空間演出デザイン学科 / 株式会社メディアタージ
http://www.hakone-oam.or.jp/exhibitions/article.cgi?id=829660

Reborn-Art Festival 2017
「牡鹿半島から広がる自然大の宇宙」

鈴木康広_牡鹿半島から広がる自然大の宇宙低解像度

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Reborn-Art Festivalは、「アート」、「音楽」、そしてその土地にしかない「食」を融合した新しい芸術祭です。
石巻中心市街地と牡鹿半島を舞台に国内外の現代アーティストによる作品やプロジェクトが地元の人たちとの協働で51日間、繰り広げられます。
ワタリウム美術館を拠点にラディカルな企画展を生み出し続ける、和多利恵津子氏と和多利浩一氏のキュレーションのもと、牡鹿半島を再発見するためのプロジェクトに参加しました。
牡鹿半島の森の中にある旧桃浦小学校跡地では、「記憶のルーペ」「牡鹿半島のベンチ」「りんごのけん玉」を、荻浜では牡鹿の海を足漕ぎで切り開く「ファスナーの船」を新たに制作しました。
また、石巻市内商店街では、地元に根差したさまざまな業種20店舗にパラパラマンガを設置した「パラパラマンガ商店街」を開催。石巻駅とRAF事務局の2つの地点を中心に描き下ろした「楕円地図」を媒介に、訪れた人たちの存在によって街にふだんとは異なる交流を生み出します。
今、牡鹿半島の地におもむくことにどのような意味があるのでしょうか。古来からそこに住む人たちは金華山を臨むその地に特別な力を感じてきたといいます。
アートや音楽との出会いを機に、牡鹿半島の自然に心と体を寄せることで、今、感じ、考えるべき「Reborn Art」というテーマが見つかるような気がしています。

 

Reborn-Art Festival 2017
日程:2017年7月22日(土)~9月10日(日)
会場:宮城県石巻市(牡鹿半島、市内中心部)
鈴木康広作品展示:牡鹿半島桃浦小学校跡地、荻浜、石巻駅商店街
HP:http://www.reborn-art-fes.jp
詳細マップ:http://www.reborn-art-fes.jp/assets/uploads/2017/07/map_detail.pdf?_nb_=1

 

 

Numero TOKYO 掲載

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箱根 彫刻の森美術館での個展を紹介いただきました。
初掲載の写真もありますのでぜひご覧ください。

『Numero TOKYO』
September 2017 No.109
#可笑しなモード、集めました
2017.7.28発売
https://numero.jp/magazine109/

【NHK WORLD】DESIGN TALKS plus#54『Quirky Design』

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NHK WORLD の番組「DESIGN TALKS plus」にて、#54『Quirky design(おかしみのあるデザイン)』の回に出演しました。

釈迦のかわりに野菜が寝そべる伊藤若冲の「果蔬涅槃図」、歌川国芳の「だまし絵」など日本人独自のユーモア精神。
デザインにおいての『おかしみ』は機能性や利便性からは離れた位置にある要素だが、その遊び心は、人々に新たな視点や気づきを与え、時には楽しませ、驚かせ、癒すといった、人間の『感情』に働きかける役割を持つ、機能性と合理性に埋まった現代生活に欠くことができない、『人間の心のためのデザイン』なのだ。今回は日本人特有の遊び心に満ち溢れた様々な作品を通して、滑稽でおかしみのあるデザインがもたらす効果や可能性について探求する。(NHK WORLDより抜粋)

番組内ではユーモアのあるデザインについてお話しました。福田繁雄さんの作品に触れる場面も。
再放送は8月です。英語のみの放送となりますがぜひご覧ください。

 

放送・配信:NHK WORLD
番組名:DESIGN TALKS PLUS
今回のテーマ『Quirky design
NHK WORLD」は、NHKの海外向けサービス。衛星やケーブル局などを通じて約150の国や地域で視聴可能です
日本国内では、webサイトからもご覧いただけます。
放送予定日:
2017622日(木)日本時間
9:30〜9:58  /  15:30~  /  22:30〜 / 27:30〜 /計4回

②2017年8月3日(木)※日本時間
9:30〜9:58  /  15:30~  /  22:30〜 / 27:30〜 /計4回

NHK BS1(日本国内放送)放送予定日:
2017年8月5日(土)27:30~

オンデマンドでもご覧いただけます
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/en/vod/designtalksplus/20170622/

JINS SHIBUYA 企画第一弾展示
鈴木康広 Blinking Spectacles 世界の見方が変わる瞬間

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JINS SHIBUYA 第一弾展示
鈴木康広 「Blinking Spectacles 世界の見方が変わる瞬間」

 

5月26日「JINS SHIBUYA」旗艦店オープンとともに
イベントスペースを使用した店内企画がスタート。
その第一弾となる展示をしています。
インスタレーションや映像、新作の展示、リーフレットや手描きマップも用意しております。
お近くにお越の方はぜひお立ち寄りください。

JINS SHIBUYA
場所:〒150-0042 東京都渋谷区宇田川町31-1 1F・2F
展示期間:5月26日(金)〜7月中旬まで(日にち未定)
https://shibuya.jins.com

 

国際交流基金Webマガジン「をちこちmagazine」掲載

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昨年秋に参加した第1回ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016を振り返り、ビエンナーレ全体のテーマ「Utopia by Design」を受けて構成した展示「近所の地球の旅」について、日本展示の選考委員のお一人であり、キュレトリアル・アドバイザーを務めてくださった川上典李子さんと対談を行いました。聞き手、編集は島貫泰介さんにお世話になりました。

鈴木康広が結んだ「近所」と「地球」

http://www.wochikochi.jp/foreign/2017/03/london-design-biennale-2016.php

東京国立博物館 Friday Night Session

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Friday Night Session #5

テーマ:視るをデザインする(仮)
開催日:3月31日(金)
時間:18時00分~18時50分(10分前受付)
場所:東京国立博物館 平成館1階
参加:事前申込制、380名、先着順
登壇:アーティスト/ 鈴木 康広
東京国立博物館 デザイン室長 / 木下 史青 氏
NPO法人インビジブル / 林 曉甫 氏

※開始時に空席がある場合は当日参加が可能です。
※プログラムは変更する可能性もございます。
※国立科学博物館の入場には、一般・大学生個人620円の
入館料(有料)が必要です。

http://www.asahi.com/ad/fn2017/page.html#event

鴨江アートセンター「浜松・見立て観光地図をつくろう」

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出身地、浜松の鴨江アートセンターとの協働で浜松の街を再発見するプロジェクト「浜松・見立ての観光地」を開催します。
街の中にあるものを何かに見立て、その場所にしかない物をささやかな観光地にします。季節や天候など、タイミングによって見え隠れするものも観光地に。
3月にトークと見立てによる街のフィールドワークからスタート。浜松在住の人は日常の中で見つけたものを採集。5月には中間報告会を開き、成果をマップにまとめていきます。年明けには、完成したマップを持ってツアーを行います。
浜松の街に潜む名所の発掘にぜひご参加ください!

開催日:2017年3月11日(土)
開催時間:13:00-17:00(2回目以降未定)
会場:鴨江アートセンター
住所:〒432-8024 静岡県浜松市中区鴨江町1番地
参加費:無料
対象:中学生以上(保護者同伴であれば小学生も可)。全3回参加できる方。ワークショップ開催日以外に自主活動に取り組める方。
持ち物:各回によって異なる
主催:浜松市鴨江アートセンター

全3回 開催日程
【1回目】2017年3月11日(土)13:00~17:00
【2回目】2017年5月13日(土)13:00~
【3回目】2018年1月
お申し込み:予約受付中(2017年3月10日〆切)
http://www.kamoeartcenter.org/events/mitatekankouchizu/

 

QREATORS インタビュー掲載

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QREATORSのwebサイトにて、インタビューが掲載されました。
モデルで現役慶応義塾大学大学院生、エシカル・プランナーでもある鎌田安里紗さんが「この人の発想はこれからの暮らしを考える上でヒントになりそう!」と感じた人10人にインタビューするという企画に参加しました。ぜひご覧ください。

QREATORS
【アーティスト鈴木康広】大切なのは「自意識過剰」に気づいて、育てること
http://qreators.jp/content/496

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」 最終回 近所の地球の旅

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AXIS Magazine vol.184
特集 素材と向き合う
カバーインタビュー アトリエ・オイ
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/184/

東京造形大学 創立50周年記念事業 「ZOKEI NEXT 50」

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この度、母校の東京造形大学創立50周年記念の展覧会に参加させていただくことになりました。今回、出品したのは2011年に制作した「日本列島の方位磁針」。物質としては最小限、科学的な視点と見る人のイマジネーションによって、その関係性が地球規模にひろがる作品です。学生時代、造形大学の室内建築(家具コース)で学んだ成果としてこの作品を選びました。

 
東京造形大学の創立50周年を記念して、「東京造形大学 創立50周年記念事業」を開催します。卒業後生である若手の作家、デザイナー、クリエイター総勢71名の仕事・作品に焦点を当てた展示・上映を、スパイラルガーデン及び、スパイラルホールにて行います。(スパイラルwebサイトより引用)

 
〈開催概要〉
東京造形大学 創立50周年記念事業「ZOKEI NEXT50」
デザイン学科卒業生 作品展示
会期:2016年10月25日(火)〜11月3日(木・祝)11:00〜20:00 会期中無休
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
入場:無料

デザイン学科卒業生 映像作品上映
会期:2016年10月29日(土)〜10月30日(日)11:00〜20:00
会場:スパイラルホール(スパイラル3F)
入場:無料

会場:スパイラルガーデン / スパイラルホール
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
ACCESS MAP

お問い合わせ先:東京造形大学
TEL: 042-637-8111(代)FAX: 042-637-8110(代)
www.zokei.ac.jp

主催:東京造形大学
協賛:株式会社丹青社
スパイラルガーデン展示設計:近藤康夫

 

青山ブックセンター『ぼくのにゃんた』刊行記念 トークイベント 鈴木康広×ヨシタケシンスケ

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初の絵本作品となる『ぼくのにゃんた』(ブロンズ新社)刊行を記念し、
青山ブックセンター 本店にてトークイベントを行ないます。
対談相手は、『りんごかもしれない』(ブロンズ新社)で有名な、絵本作家でイラストレーターのヨシタケシンスケさん。
絵本に興味を持ったきっかけやアートと絵本の接点や相違点など、アートと絵本にまつわる話をします。
終了後、二人のサイン会も開催いたします。

〈トークイベント概要〉
鈴木康広×ヨシタケシンスケ「アートと絵本をめぐるおはなし」
日程:2016年11月23日 (水)
時間:14時30分〜15時30分(開場:13時30分)
料金:1,080円(税込)
定員:110名様
会場:青山ブックセンター 本店 大教室
イベント申込方法:http://www.aoyamabc.jp/event/mynuanta/
お問合せ先:青山ブックセンター 本店
03-5485-5511 (10:00~22:00)

カーサ ブルータス掲載「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」

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マガジンハウスの雑誌『カーサ ブルータス』のオンライン版に、「ロンドン・デザインビエンナーレ2016」のレポートが掲載されています。
イギリス在住のライター、山下めぐみさんがレポートしてくださいました。
日本展示に関しても詳しく書いていただいてるので、最後までご覧ください。
『カーサ ブルータス』オンライン版
text_Megumi Yamashita, photo_Haruko Tomioka,  editor_Yuka Uchida
http://casabrutus.com/design/27858/5

絵本『ぼくのにゃんた』刊行

Print

初の絵本作品『ぼくのにゃんた』がブロンズ新社より発売されることとなりました。
絵本制作にあたり描き下ろした猫も登場します。
発売予定日は、10月7日(金)です。

また発売に際し、ナディッフ全6店舗にて刊行記念フェア&スタンプラリーを展開いたします。
描き下ろし原画12枚の展示と販売も行ないます。
是非お立ち寄りください。

〈絵本情報〉
鈴木康広『ぼくのにゃんた』
発行:ブロンズ新社
サイズ:190×190mm
仕様:36頁/上製
価格:1,200円+税

ブロンズ新社『ぼくのにゃんた』
http://www.bronze.co.jp/books/post-130/
NADiff/刊行記念フェア&スタンプラリー
http://www.nadiff.com/?p=2889

「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ 2016 」開催中

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9月7日より、ロンドンのサマセット・ハウスで「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」がスタートしました。
連日、世界各国からの多くの来場者をお迎えしています。
開催期間は9月27日までです。ロンドンにお住まいの方は、是非お越しください。

「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」
日本展示タイトル:A Journey Around the Neighbourhood Globe
会期:2016年9月7日(水)~9月27日(火)
会場:サマセット・ハウス (Somerset House)
総合テーマ:Utopia by Design
主催:独立行政法人 国際交流基金
日本公式展示 参加作家:鈴木康広
キュレトリアル・アドバイザー:川上典李子 氏
アドバイザリー・コミッティー:
柏木博 氏(武蔵野美術大学教授、デザイン評論家)
川上元美 氏(デザイナー)
藤本幸三 氏(株式会社ジェイアイエヌ顧問、アーティスティック・ダイレクター)
川上典李子 氏(ジャーナリスト、21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター)
協力:
WOW inc.
株式会社メディアタージ
東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野・異才発掘プロジェクト ROCKET
公式ウェブサイト:http://www.londondesignbiennale.com

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」
第37回 ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016

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AXIS Magazine vol.183
特集 色の逆襲
カバーインタビュー 皆川 明
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/183/

Numero TOKYO 「idea boxes」掲載

雑誌『ヌメロ・トウキョウ(Numero TOKYO)』の企画、「idea boxes」に参加しました。

「自分にとって、アイデアに欠かせないのは記憶。
いくら情報を増やしても記憶として自分の中に入っていなければ、出てくることもない。
そのアシストをしてくれるのがノート。」
ある時、木の割れ目がノートに見えたことから、掘り出した《木の本》。
「アイデアが生み出される瞬間とは、あの時このページを開いた、という偶然であり、
木のどこがいつ割れるかという必然にも近い。」
(Numero TOKYO 100号より一部引用)

『Numero TOKYO October No 100』
出版社: 扶桑社
発売日: 2016年8月27日
http://numero.jp/magazine100/

 

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第36回 背中の遠近法

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AXIS Magazine vol.182
特集 日本式
カバーインタビュー 緒方慎一郎
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/182/

KOBE ART MARCHE インタビュー掲載

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「神戸アートマルシェ」WEBサイト内「BEHIND ART」にて、インタビューが掲載されました。
初春、ふだん制作の拠点としている東京大学先端科学技術研究センターキャンパス内での撮影。
東京大学生産技術研究所試作工場の職人さんとのやり取りや、動画もあります。ぜひご覧ください。

KAM vol.15 YASUHIRO SUZUKI
http://www.art-marche.jp/interview/15/

WIRED Audi INNOVATION AWARD  インタビュー掲載

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WIRED Audi INNOVATION AWARD
イノヴェイターたちの「未来への提言」
No.008 処理できない曖昧な記憶がデータの未来を変えるー鈴木康広

 

「人は、自分ではどうにもできない自然現象に心惹かれるもの。
自然は予測できない美しさをもっていて、ぼくはそこに人工物を補うことで光を当てています。」
(一部抜粋)

WIRED Audi INNOVATION AWARD
http://wired.jp/series/wired-audi-innovation-award/08_yasuhiro-suzuki/

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第35回 細胞を生ける器

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AXIS Magazine vol.180
特集 地場とデザインの根深い問題と、その解き方
カバーインタビュー ネリ&フー
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/181/

「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ 2016 」

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今年、初開催となる「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016」。
日本の作品展示を担当することになりました。
2016年9月7日(水)から27日(火)にかけて、ロンドンのサマセット・ハウスを会場に行われ、30カ国以上が参加を予定しています。

 

展示概要

既にあるものや見慣れた現象に新鮮な切り口を与える作品を通して、私たちの日常や世界のとらえ方に一石を投じる鈴木康広。日本庭園や茶の湯で知られる伝統的な「見立て」の手法にも通じる「あるものを別のものとして見る」視点によって、「いま・ここ」を「いつか・どこか」へとつなぎ、通常は出会うことのない物事の間に新たな関係性を発見する数々の作品やプロジェクトを手がけてきました。
日本のデザイン界でも類を見ない活動で高く評価されている鈴木が、ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016のテーマ「Utopia by Design」を読みとき、具現化する本展のためのインスタレーション。大小さまざまなオブジェ、ドローイング、アニメーションによる空間構成を予定。内と外、前と後、部分と全体などの二項対立の関係、過去・現在・未来という時制の垣根を超え、一人一人の足元(=日常)から世界へと目を向け、思考を巡らせることの重要性を示します。

 

ロンドン・デザイン・ビエンナーレ2016 全体概要

会期:2016年9月7日(水)~9月27日(火)
会場 :サマセット・ハウス (Somerset House)
総合テーマ:Utopia by Design
公式ウェブサイト:http://www.londondesignbiennale.com

主催:独立行政法人 国際交流基金
参加者:鈴木 康広
アドバイザリー・コミッティー:
柏木 博 氏(武蔵野美術大学教授、デザイン評論家)
川上 元美 氏(デザイナー)
藤本 幸三 氏(株式会社ジェイアイエヌ顧問、アーティスティック・ダイレクター)
川上 典李子 氏(ジャーナリスト、21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター)

『日本列島の方位磁針』販売再開

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日本列島の形の方位磁針。
エッチング技術で0.15mmの金属板から精密に輪郭を切り抜き磁性を与えました。
コップに注いだ水にそっとのせると、東西南北という方位を介さずに、日本列島がどの方向に横たわっているか一目でわかります。自分の立っている場所から実物大の日本列島まで身体感覚が拡張されたような感触。地球そのものがもつ磁力を媒介にして、日本列島と体をつなぐ道具として手応えを感じます。(自著『近所の地球』より)

しばらく在庫切れとなっておりました『日本列島の方位磁針』が、販売を再開いたしました。
原美術館のミュージアムショップや、オンラインショップでお買い求めいただけます。
https://www.haramuseum.or.jp/shop/showGoodsList.php?CatId=1&GrpId=630

 

女子美術大学トークイベント「キュレーターの眼 2016」登壇

イベントチラシ

女子美術大学大学院修士課程修了生の作品展が3月7日から始まります。
会期中の関連イベントとして、公開講評会を兼ねたトークイベントが開催されます。
ゲストには版画家の濱田富貴氏と鈴木が登壇いたします。
一般公開のイベントですので、皆様ぜひお越し下さい。

「キュレーターの眼2016」
日時:2016年3月12日(土)14:30 – 17:00
場所:女子美術大学 杉並キャンパス7号館7201教室
出演:濱田富貴(版画家)/鈴木康広(アーティスト)
入場料:無料 予約不要※当日は会場に直接お越し下さい。

詳細は、女子美術大学webサイトをご覧ください。
http://joshibinike.tumblr.com/

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第34回 価値を計るカウンター

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AXIS Magazine vol.180
特集 異端に学べ
カバーインタビュー 落合陽一
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/180/

3331 Arts Chiyoda
ART DUCT EXHIBITION「からだの道具」展

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3331 Arts Chiyoda内の、1階カフェ&レストランFood Lab 3331と喫煙室の間にある「アートダクト」は、快適な分煙空間をつくるエアダクトを活用した展示スペースです。鉄やステンレスではなく、特殊加工されたガラスで周囲を囲み、その中にアート作品を設置することによって、煙草を吸う人も、吸わない人もアートを楽しむことができるユニークな試みです。

コミッション・アート作品の長期展示スペースとして、毎回さまざまなアーティストが作品を制作・展示してきたアートダクト第10弾となる今回は、現代美術作家・鈴木康広による「からだの道具」を展示します。
今回、『器の人』(2014)をはじめ「人のからだ・食にまつわる作品やスケッチ」が展示されています。鈴木作品特有の「みたて」を、カフェで休憩しながら、煙草を一服しながら、お楽しみ頂けます。(3331 Arts Chiyoda webサイトより)

 

ART DUCT EXHIBITION #10 鈴木康広「からだの道具」

展示期間:2016年01月07日(木)~2016年06月30日(木)
開館時間:10:00-21:00
料金:無料
会場:1F アートダクト
備考:カフェFood lab内の展示作品は、カフェ営業時間内でご覧頂けます。
詳細は、3331 Arts Chiyodaのwebサイトをご覧ください。
http://www.3331.jp/schedule/003228.html

東京大学生産技術研究所
「ELEGANT CELL」 展に出展します

ELEGANT CELL
これまで、バイオエンジニアリングの領域にデザイナーが関わることはほとんどありませんでしたが、
東京大学山中研究室は竹内研究室と共に、細胞を用いた「ものづくり」への新しい挑戦を始めました。
今回いつものギャラリーは、小さな実験室へと姿を変えます。
細胞の彫刻や新しいデザインの実験器具が並ぶ空間で、これからの生き物、そして人間の、新しいかたちを想像してみてください。
(「ELEGANT CELL 細胞とバイオマテリアルの小さな実験室」webページより)

 

今回、ゲストアーティストとして作品を出展するとともに、トークショーにも参加させていただくこととなりました。ぜひご来場ください。

 

「ELEGANT CELL 細胞とバイオマテリアルの小さな実験室」
展示期間:2016年2月17日(水)-  2月23日(火)
開館時間:11:00 – 19:00(入場無料)
場所:東京大学生産技術研究所S棟1階ギャラリー
主催:東京大学山中研究室、ERATO竹内バイオ融合プロジェクト
協力:パナソニック ヘルスケア株式会社、カールツァイスマイクロスコピー株式会社、公益財団法人 日本ユニフォームセンター

トークショー
登壇者:竹内昌治(東京大学教授)、山中俊治(東京大学教授)、鈴木康広(アーティスト)
日時:2月21日(日)14:00 – 15:30
場所:東京大学生産技術研究所S棟プレゼンテーションホール

ELEGANT CELL
http://www.design-lab.iis.u-tokyo.ac.jp/exhibition/rp02/

BOOKSCAN インタビュー掲載
「既存に油断しない 自由な時間軸で生み出す 感覚のかたち」

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『本にまつわる想い』をテーマに、仕事や著書に関するエピソードをインタビューしていただきました。

詳細は下記サイトにてご覧ください。
https://www.bookscan.co.jp/interviewarticle/585

クリエイションギャラリーG8 トークショー 「30年30話」出演

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リクルート「クリエーションギャラリーG8」が開館30年を迎えます。
「30年30話」と題し、ギャラリーの30年間を振り返る展示とともに30回のトークイベントを開催します。

トークイベントは、ギャラリーにゆかりのある30人が対談相手を指名して行なわれます。
この度、第1回目ご出演の箭内道彦さんにお声掛けいただき、対談させていただくことになりました。
約8年ぶりとなるG8での再会、どんなお話ができるか楽しみです。

トークイベント 第1話「漂流のゆくえ」
日時:2016年2月1日(月)7:00p.m.-8:30p.m.
場所:クリエイションギャラリー G8
出演:箭内道彦(クリエイティブディレクター)・鈴木康広(アーティスト)
入場料:無料 要予約(TEL 03-6835-2260)
定員:40名
参加方法:開催時間の1時間前に整理券を配布します。なお、整理券はご本人様のみ1枚の配布となります。
先着順各回限定40枚、なくなり次第終了とさせていただきます。
※当日6:00p.m.より整理券を配布します。

詳細は下記URLよりご覧いただけます。
http://rcc.recruit.co.jp/g8/related_post/event/20160121_18659.html

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第33回 感覚の「線」を引く

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AXIS Magazine vol.179
特集 インテリジェントカー
カバーインタビュー フランク・ゲーリー
http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/179/

「BARATEE」誌 インタビュー掲載

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静岡発のライフスタイル&カルチャー誌「BARATEE」。
巻頭インタビューと特集「IMAGINE」の2つのコーナーで紹介していただきました。

http://baratee.jp

 

エスパス ルイ・ヴィトン東京
「古市憲寿×鈴木康広 トークショー」

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「ルイ・ヴィトン × ヌメロ・トーキョー アーバンナイト」

12月8日の夕刻、表参道のアートスペース「エスパス ルイ・ヴィトン東京」にて「ルイ・ヴィトン × ヌメロ・トーキョー アーバンナイト」を一夜限りで開催! 展覧会の特別解説&カクテルタイムと、メインイベントとして社会学者の古市憲寿氏とアーティストの鈴木康広氏によるトークショーが実現。このスペシャルイベントに40名様を限定招待します。

現在会期中の「フランク・ゲーリー/パリ – フォンダシオン ルイ・ヴィトン 建築展」は、世界的建築家 フランク・ゲーリーによる設計で2014年10月パリに誕生した文化・芸術複合施設「フォンダシオン ルイ・ヴィトン」の建物の構想から完成までを紹介する企画展。今回のトークショーは、この展覧会を記念した特別イベントとして、フォンダシオンやゲーリー氏、またフォンダシオンがあるパリの街を切り口に、アート、建築、都市の関係に迫る。(ヌメロ・トーキョーwebサイトより)

日時:12月8日(火)18:00 オープン、20:00 終了予定
料金:無料(40名様限定)
応募期間:〜11月24日(火)12:00
※当選者の発表は招待状の送付をもって代えさせていただきます。

応募フォーム http://numero.jp/news-20151116-espacelouisvuittontokyo/
エスパス ルイ・ヴィトン東京 www.espacelouisvuittontokyo.com/ja/

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第32回 石鹸の人

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AXIS Magazine vol.178
特集 エネルギーの新しいかたち
カバーインタビュー 田村奈穂

http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/178/

アートプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO 2015」に参加
鈴木康広「空気の庭」

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東京・神田、旧東京電機大学跡地を拠点とした、より街に広がりコミュニティに根ざす様々なアートプロジェクト「TRANS ARTS TOKYO」に参加します。東京・神田の街がクリエーターによって様々なイベントで賑わいます。

<展示> 鈴木康広 「空気の庭」
神田・御茶ノ水・秋葉原を巡るなかで「余白」を感じた場所を「空気の庭」と名付けました。透明素材で人体をかたどった作品「空気の人」がそんな「空気の庭」(ワテラスコモンや淡路公園)に出没します。街の中でも「空気の人」と出会えるかもしれません。

『気球の人』が、ワテラスコモン内に現れます!
会期:10月9日(金) – 11月3日(火・祝)
時間:月~土 11:00 – 20:00、日祝 11:00 – 18:00
会場:ワテラスコモン 2Fギャラリー
東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地
入場料:無料

『大きな空気の人』が出没!
空気を人に見立てた作品、『大きな空気の人』が芝生広場(淡路公園)に登場します。お昼時には、芝生の上で一緒にお昼寝するイベントも行います。また、10月30日(金)の夜にはライトアップされる『大きな空気の人』をご覧いただけます。

会期:10月9日(金)、10月25日(日)、10月30日(金)
時間:9:00 – 19:00(10月30日:9:00 – 20:00)
屋外イベント:12:30 〜 『大きな空気の人』と一緒に芝生でお昼寝をしてみませんか?
会場:淡路公園(ワテラス前)
入場料:無料

「TRANS ARTS TOKYO 2015」
http://www.kanda-tat.com/?contents=program

WIRED ロットリング×鈴木康広 インタビュー掲載
『アーティスト、鈴木康広がロットリングで描く「線の宇宙」』

PHOTOGRAPHS BY KATSUMI OMORI

PHOTOGRAPHS BY KATSUMI OMORI

雑誌「WIRED」VOL.18、web(WIRED.jp)にてインタビューを掲載していただきました。
ロットリング「rOtring800+」でスケッチを描いてみました。もう15年間インクのペンしか使っていないので、メカニカル(シャープ)ペンシルとスタイラスペンの消せる感覚がとても新鮮でした。
筆記具の先端は、自分の身体と思考の交わるポイント。
自分でも気がついていない考えや目に見えない頭の中のイメージが垣間見える瞬間をどうキャッチしたら良いのか、改めて考える機会になりました。

 

WIRED 『アーティスト、鈴木康広がロットリングで描く「線の宇宙」』

http://wired.jp/2015/09/10/rotring800/

 

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第31回 楕円地図

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2011年に浜松で開催した個展と連動し、街中で「パラパラマンガ商店街」というイベントを開催しました。 駅と美術館の間に点在する約30店舗にパラパラマンガを設置。来観者が街を巡るきっかけになるようにマップも制作しました。 常に「部分」であることから逃れられない地図が、駅と美術館を軸にした楕円を描くことによって小さな「地球」を見渡すような感覚に。

AXIS Magazine vol.177
特集 成長するリテール
カバーインタビュー 田子學

http://www.axisinc.co.jp/media/magazinedetail/177/

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WIRED「INNOVATION INSIGHTS」インタビュー掲載

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「イノヴェイションのありかは、もうひとりの自分が教えてくれる」

WIREDのウェブサイトにて「イノヴェイション」をテーマにしたインタビュー記事を掲載していただきました。
これまで「イノヴェイション」という言葉を社会的な見方で捉えていましたが、話していくうちに、
とても個人的なテーマに行き着くのではではないかと思えてきました。

「意識的な自分には、予想の範囲外のことは思いつけません。だから常に、無意識の自分と対話をし、引き出す作業を丁寧にしていく必要があります。それは自分自身のことを観察するという、とても個人的で自主的な活動です。自分のなかにある他者、言い換えれば、「抗えない自然」のようなものに寄り添うということ。…」(一部抜粋)

WIRED「INNOVATION INSIGHTS」
http://wired.jp/innovationinsights/post/wired/w/notice_and_experience/?user=normal

テレビ大阪&BSジャパン放送 『日経スペシャル 夢織人』

放送日時:9月19日(土) テレビ大阪 昼12時半〜/9月24日(木) BSジャパン 夜 23時〜

http://www.tv-osaka.co.jp/ip4/yumeshokunin/

日本の産業を支える中小企業。その中でも特に独自の技術やアイデアでオンリーワン、ナンバーワン、パイオニアの企業にスポットを当て、より多くの方に知ってもらう機会をつくります。 そしてそんな日本だけでなく世界にも知ってもらいたい中小企業と、クリエーターを引き合わせることで、面白いこと・ものが創造できるのではないかを探ります。(番組ホームページより一部引用)

僕が訪問する企業は、無添加石けんの代名詞とも言えるシャボン玉石けんさん。じつは2012年に北九州で開催された「街じゅうアート2012」に参加した際に、石けんを提供していただき共にワークショップを開催しました。

今回、偶然にも取材の機会をいただきとても驚き、嬉しくて、即答で北九州に伺うことに。2012年には一般公開されている工場見学に参加しましたが、今回は贅沢なことに森田社長を始め、社員の皆さんから直々にお話を伺うことができました。クリエーターにとってもヒントになるテーマが満載でした。どんな放送になるか楽しみです。

武蔵野美術大学デザイン・ラウンジ 公開講座
「Explore the Design」

日 時:9月4日(金)18:30-20:00
終了後に参加自由の交流会を予定しています。

会 場:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
(東京都港区赤坂9丁目7番1号ミッドタウン・タワー5階 東京ミッドタウン・デザインハブ内)
講座は同フロアのインターナショナル・デザイン・リエゾンセンター、
交流会は武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジで行います。

受講料:1,000円(当日受付にて承ります)
※武蔵野美術大学の学生は無料(当日受付にて学生証をご提示ください)

定 員:100名(申込先着順)
主 催:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
運 営:武蔵野美術大学企画部研究支援センター
協 力:東京ミッドタウン・デザインハブ
後 援:港区
http://d-lounge.jp/2015/08/6821

書籍『モノクロ絵の世界 A Journey Through Monochrome Illustrations』に寄稿しました

モノクロ絵枠

 

「内なるイメージの塗り絵」鈴木康広 (P.006)

定価:本体2,600円+税
仕様:B5判変型/272ページ
デザイン:市東 基
発売日:2015年08月18日
編集:BNN編集部
発行:ビー・エヌ・エヌ新社
http://www.bnn.co.jp/books/7739/

『テクネ 映像の教室』(NHK Eテレ)
テクネワークショップ「ストップモーション」

NHK Eテレ テクネ「映像の教室」
テクネワークショップ「ストップモーション」
放送日時:8月13日(木)23:30

テクネトライ「時間操作」の回以来の参加です。今回、テクネにワークショップのコーナーが加わりました。僕が担当したのは「ストップモーション」。写真をコマ撮りしてアニメーションにすることで、ふだん生活している中では見られないような動きが生み出せる技法。今回、僕が選んだモチーフは「けん玉」。つねに現実の物理現象とともにあるけん玉の世界。参加者のイマジネーションともに、けん玉の魅力を広げる作品に挑戦しました。ぜひご覧ください。

【ストップモーションとは】 静止した人や物を、1コマごとに少しずつ動かして撮影し、それを連続して再生することにより、被写体が動いて見える技法。「コマ撮り」とも呼ばれる。同じ被写体を少しずつ動かして撮影する方法や、少しずつ形を変えた被写体をあらかじめ作った上で、それを置き替えながら撮影する方法などがある。人形やクレイ(粘土)、切り絵、更には人間を使った作品など様々な素材を駆使した作品が作られている。(テクネHP【ストップモーション】からの引用)

http://www.nhk.or.jp/bijutsu/techne/#intro

東京造形大学オープンキャンパス2015
講演会『僕が造形大で学んだこと』

日時:2015年7月19日(日)14:30-16:00
会場:東京造形大学 4-A教室

http://www.zokei.ac.jp/news/2015/024.html

新国立劇場 演劇「かがみのかなたはたなかのなかに」
ポスター・チラシのイラストを担当

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『かがみのかなたはたなかのなかに』
公演:2015年7月6日(月)~26日(日)
場所:新国立劇場 小劇場
作・演出:長塚圭史
振付:近藤良平
出演:近藤良平 / 首藤康之 / 長塚圭史 / 松たか子

http://www.nntt.jac.go.jp/play/performance/150701_003735.html

スタンダードブックストア心斎橋
『近所の地球』刊行記念トークショー&サイン会

日時:2015年7月11日(土)12:00~
会場:スタンダードブックストア 心斎橋 BFカフェ
大阪市中央区西心斎橋2-2-12 クリスタグランドビル
TEL:06-6484-2239
営業時間:11:00~22:30
料金:1,500円(1ドリンク付き)

※学生の方は上記より500円引きです。チケットご購入時に学生証のご提示をお願いいたします。
通販でご購入の方は、当日500円を返金致しますのでチケットと学生証を心斎橋地下レジカウンターへお持ちください。

au未来研究所 インタビュー掲載

au未来研究所にインタビューが掲載されました。以下のアドレスよりご覧いただけます。

http://aufl.kddi.com/themes/be_playable/interview/01.html

マルチデバイスニュース「ホウドウキョク」
『真夜中のニャーゴ』出演

日時:6月8日(月)深夜24:00-26:00

社会学者の古市憲寿氏と作品について対談

スマホやPCから見られます
http://www.houdoukyoku.jp

WXDカンファレンス「未来のデザイナー」登壇

日時:2015年6月6日(土)15:00~20:00
※受付開始(14:30~)
※懇親会 (20:30~22:00)
参加費:15,000円(税別)
会場:スパイラルホール(青山SPRIAL 3F)
〈東京都港区南青山5-6-23〉
定員:300名

主催:コンデナスト・ジャパン
http://wired.jp/wxd/

東京エレクトロン主宰 Solaé art gallery project vol.10 鈴木康広 「宇宙の黒板」

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【レセプション・パーティ 詳細】
日時:2015年5月29日(金)18:30~20:00(開場 18:00)
会場:東京エレクトロン 社員食堂「solaé」
(東京都港区赤坂5-3-1 赤坂Bizタワー25階)
受付:18:00より赤坂Bizタワー1Fにて受付いたします。(入場無料)

主催: 東京エレクトロン株式会社
http://www.tel.co.jp/
キュレーター: 塚田有那 Arina Tsukada
http://arinatsukada.tumblr.com/

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solaé art gallery projectとは赤坂Bizタワー25階に位置する東京エレクトロンの社員食堂「solaé」に展示空間を設け、作品を展開することで社内にインスピレーションを与える空間を生み出すことを目的としています。
*一般公開はレセプション当日のみとなります。

ままごと『わが星』東京公演 アフタートーク&イベント
鈴木康広×柴幸男

日時:2015年5月21日(木)14:00
場所:三鷹市芸術文化センター 星のホール
上映時間:90分

ままごと『わが星』公演情報
http://wagahoshi.com

代官山ロータリークラブ 卓話

日時:5月18日(月)18:30~(開場18:00)
場所:クラブヒルサイドサロン(アネックスB棟)
費用:2000円(1ドリンクつき)

※ドリンクは珈琲、紅茶、ワイン、ビール

http://rctd.club

クリープハイプ×鈴木康広「愛の点滅」対談

Ustreamにて、21時より生出演!

鈴木康広展 「近所の地球 宇宙の黒板」

期間:2015年4月25日(土) − 5月17日(日)
時間:10:00 – 20:00
場所:三菱地所アルティアム(イムズ8F)〒810-0001 福岡市中央区天神1-7-11 イムズ

入場料:一般:400(300)円  学生:300(200)円
( ) は前売料金/チケットぴあ再入場可高校生以下、
障がい者等とその介護者1名は無料アルティアムカード会員
・イムズカード(三菱地所グループCARD)会員無料

主催:三菱地所、三菱地所アルティアム、イムズ、西日本新聞社
後援:福岡市、福岡市教育委員会、(公財)福岡市文化芸術振興財団
協力:アートプランニング レイほか
http://artium.jp

同時開催:イムズ館内・吹き抜けにも作品が登場します。

最新作品集 『近所の地球』刊行予定

単行本(ソフトカバー): 304ページ
出版社: 青幻舎 (2015春)

鈴木康広×阿部広太郎『鈴木さんのまなざし』
『近所の地球』刊行記念 対談

出演 : 鈴木康広(アーティスト)阿部広太郎(コピーライター)
日時:2015年3月19 日(木)
時間 :20:00~22:00 (19:30開場)
場所 :本屋B&B 世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 :1500yen + 1 drink order
http://bookandbeer.com/blog/event/20150319_bt/

学生時代、就職ははなからあきらめていたのですが、憧れの職業はコピーライターでした…このたび、急きょ、コピーライターの阿部さんとのトークイベントが決まりました。よろしくお願いいたします!

『感じ』をデザイン 2014毎日デザイン賞 受賞

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『毎日新聞』2015年3月4日朝刊

2015仁愛女子短期大学公開講座・生活と環境セミナー 公開講座『鈴木康広「近所の地球」から見えてきたこと』

日時:2015年2月14日(土)14:00~
会場:福井市美術館 アートラボふくい 2階 市民アトリエ2
共催:仁愛女子短期大学 地域活動実践センター
仁愛女子短期大学 生活科学学科 生活環境専攻

「めぐるりアート静岡」 静岡県立美術館 ロダン館

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会場:静岡県立美術館 ロダン館
開催日:2015年2月3日(火) ~ 3月1日(日)
開催時間:10:00~17:30(入場は17:00まで)
休館日:月曜日(ただし富士山の日2月23日は開館)
ロダン館は、収蔵作品展観覧料が必要(一般300円、大学生以下・70歳以上無料)

アーティストトーク

場所:静岡県立美術館 ロダン館
日時:2月3日(火) 14:00〜

主催:静岡大学、静岡県立美術館
協力:静岡市美術館
http://megururi.net/artist/02_ysuhiro-suzuki/

静岡と縁のある7名の作家を紹介する展覧会「めぐるりアート静岡」に参加。静岡県立美術館のロダン館にて展示が始まりました。ぜひロダン館のゆったりとした時間をお楽しみください。

藝術学舎イベント 『鈴木康広×山城大督』《目から鱗の映像論》

会場:東京藝術学舎 外苑キャンパス
日時:2014年12月2日(火)19:30〜
事前申込制
入場料:無料

金沢21世紀美術館 鈴木康広「見立て」の実験室
クロージング・プログラム 金沢「見立て」 学会

期間:2014年11月24日(月)
時間:11:00〜17:00(レクチャーホール開場10:45)
会場:金沢21世紀美術館 レクチャーホール、デザインギャラリー
参加:無料

研究員と展覧会を振り返りながら、テーマ別の「見立て」やそれぞれが実感した「ものの見方や捉え方」の変化などについて発表します。ご来場の皆さまと視点を共有・交換することで、実験室での活動を日常生活へとつないでいきます。

東京ミッドタウン・デザインハブ 第49回企画展 「いろは展」

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撮影:青木遥香

会 期:2014年11月21日(金)-12月25日(木)[会期中無休]
開館時間:11:00〜19:00
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー5F
入場料:無料
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ
企画・運営:武蔵野美術大学 デザイン・ラウンジ
武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科
総合ディレクション:津村耕佑
会場構成:五十嵐久枝
アートディレクション:鈴木康広
ビジュアルデザイン:岡崎智弘
編集:上條桂子

いろは展トークイベント 「第一回 記憶のめくり方」

日 時:11月30日(日) 18:00~19:30
対 談:立花文穂 x 鈴木康広
参加費:無料
会 場:東京ミッドタウン・デザインハブ
東京都港区赤坂9-7-1 ミッドタウンタワー5F
主 催:東京ミッドタウン・デザインハブ
http://designhub.jp/exhibitions/1302/

代官山 蔦屋書店 『ぼくのニセモノをつくるには』刊行記念
ヨシタケシンスケ×鈴木康広 対談

会期:2014年11月5日(水)
会場:蔦屋書店1号館 2階 イベントスペース
開館時間:19:00~21:00

主催:代官山 蔦屋書店
協力:ブロンズ新社
http://tsite.jp/daikanyama/event/004310.html

金沢21世紀美術館 鈴木康広「見立て」の実験室 オープンラボ
「見立ての実験室」1日開放デー

期間:2014年11月3日(月)
時間:10:00〜16:00
会場:金沢21世紀美術館 プロジェクト工房
参加:無料
https://www.kanazawa21.jp/data_list.php?g=27&d=1830

鈴木「室長」とプロジェクト・メンバーである「研究員」が今まで取り組んできた「見立て」について発表し、ご来場の皆さまにも参加してもらう「見立ての実験室」を1日開放します。講師を勤める武蔵野美術大学の鈴木ゼミの学生も「客員研究員」として登場します。
会場の外では、円形の美術館を眺めながらバウムクーヘンづくりに挑戦します。どこまで年輪を重ねられるか、お楽しみに!

Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2014スワリの森 DESIGN×SCIENCE 芝生広場に《日本列島のベンチ》を出展

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期間:2014年10月17日(金)~11月3日(月・祝)
時間:11:00~18:00※雨天中止
場所:ミッドタウン・ガーデン 芝生広場
企画制作:NHKエデュケーショナル
主催:東京ミッドタウン

東京ミッドタウン デザインタッチカンファレンス
スワリの森特別講義「日本に座ってみる」

期間:2014年10月26日(日)
時間:11:00~17:00
場所:東京ミッドタウン・カンファレンス(ミッドタウン・タワー4F)
料金:無料

主催:東京ミッドタウン
http://www.tokyo-midtown.com/jp/designtouch/2014/event/event004.html

東京ミッドタウンの芝生広場で開催中の「スワリの森」に「日本列島のベンチ」を出展しています。実際の日本列島とまったく同じ向きに設置しています。日本列島の縁側に座って、各地方に思いを馳せてみてください。

小池博史meets宮沢賢治シリーズ第3弾
「風の又三郎-Odyssey of Wind-」舞台美術を担当

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公演期間:2014年10月8日(水) – 13日(月・祝)全8公演
会場:吉祥寺シアター
料金:(全席指定・税込)一般4,500円 学生3,800円 高校生以下2,000円

演出・脚本・振付・構成:小池博史
出演・振付:松島誠、清水寛二(能楽師・銕仙会)、小谷野哲郎、川内大和、谷口界、松縄遥
演奏:中村明一(尺八) 演奏:下町兄弟(ジャンベ)
原作:宮沢賢治(「風野又三郎」「風の又三郎」より) 舞台美術:鈴木康広 作曲:菅谷昌弘、中村明一
衣装:浜井弘治 映像:飯名尚人
照明:上川真由美 小道具:五十嵐彩乃 音響:印南昭太朗 音楽プラン:小池博史 衣装アシスタント:岡田三千代
演出助手:松縄春香 石井順也  舞台監督:中原和樹 宣伝美術:阿部航太
プロデュース:山内祥子 制作:佐藤文子 高山彰 吉澤由子 粟津梨恵 アドバイザー:神田亜紀
主催:株式会社サイ
提携:財団法人武蔵野文化事業団
助成:文化庁文化芸術振興費補助金(トップレベルの舞台芸術創造事業)

千葉公演
会場:流山市文化会館
日程:2014年10月4日(土)
主催:流山市生涯学習センター 指定管理者アクティオ

鈴木康広×古市憲寿×福原伸治『“近所の地球”の歩き方』

出演 : 古市憲寿(社会学者) 鈴木 康広(アーティスト) 福原伸治(株式会社フジテレビジョン報道局局次長)
日時:2014年9月19 日(金)
時間:19:00~21:00(18:30開場)
場所:本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料:1500yen + 1 drink order
http://bookandbeer.com/blog/event/20140919_bt/

「近所の地球」を一緒に巡ったお二人と、これからのお話をしたいと思っています。

多摩美術大学 特別講義『「地球」の遠近法 』
対談 鈴木康広×五十嵐威暢(多摩美術大学学長)

日時:2014年9月19日 (金) 16:20~17:50
場所:多摩美術大学八王子キャンパス レクチャーホールA
入場料:無料

見立ての実験室 オープニング・プログラム 《大きな空気の人》あらわる!

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2014年9月13日(土)
時間:12:00〜13:00
会場:金沢21世紀美術館広場(荒天の場合はプロジェクト工房)

展覧会の始まりを祝って《大きな空気の人》が美術館の広場に1日だけ登場します。空気を人に見立てた透明の作品が、ガラス張りの美術館と出会う風景を見に来てください。

鈴木康広「見立て」の実験室

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会場:金沢21世紀美術館 デザインギャラリー
開催日:2014年9月13日(土) – 2014年11月24日(月・休)
開館時間:10時~18時(金・土曜日は20時まで)
休場日:毎週月曜日 (ただし10月13日、11月3日、24日は開場)
入場料:無料

関連プログラム
オープニング・プログラム《大きな空気の人》あらわる!
1日限りの《大きな空気の人》の展示と、アーティスト・トークを開催します。
日時:2014年9月13日(土) 12:00 – 13:00
会場:金沢21世紀美術館広場(雨天の場合、プロジェクト工房)
料金:無料

週末プログラム「研究員と見立ての実験をしよう」
日時:2014年9月13日(土) – 11月24日(月)の金・土・日・祝 14:00 – 17:00
会場:デザインギャラリー
料金:無料

鈴木室長と見立てのワークショップ
日時:2014年10月25日(土)
会場:金沢21世紀美術館キッズスタジオ

バウムクーヘンの美術館をつくろう
日時:2014年11月3日(月・祝)
会場:金沢21世紀美術館プロジェクト工房

クロージング・プログラム
金沢「見立て」学会
日時:2014年11月24日(月・休)
会場:金沢21世紀美術館プロジェクト工房

主催:金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]
協賛:資生堂

水戸市中心市街地活性化事業 パラパラマンガ商店街 in 水戸

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美術の地域連携プログラム
水戸芸術館で開催されている鈴木康広展「近所の地球」開催に合わせて「パラパラマンガ商店街 in 水戸」を開催します。
鈴木康広が水戸市中心市街地を散策し建物や商品など気になったものを「パラパラマンガ」に仕立てて、市街地の店舗に展示します。また、展示店舗が掲載された「楕円マップ」も芸術館の他、水戸駅の観光案内所で配布しております。(係りの人にお声掛けいただくと出てきます。)

*金沢21世紀美術館で開催する「鈴木康広「見立て」の実験室」展(9月13日(土)~11月24日(月・振))においても、「パラパラマンガ」を実施する予定です。[お問合せ]TEL.076-220-2800(金沢21世紀美術館)

会期:2014年8月8日(金) – 2014年10月19日(日)
会場:水戸市中心市街地、水戸芸術館
主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
協力:水戸商工会議所、地元商店 など

水戸芸術館にて個展を開催 鈴木康広展「近所の地球」

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会場:水戸芸術館 現代美術ギャラリー
開催日:2014年8月2日(土) – 2014年10月19日(日)
開館時間:9時30分 – 18時(入場時間は17時30分まで)
休館日:月曜日 *ただし9月15日、10月13日(月・祝)は開館9月16日、10月14日(火)は休館
入場料:一般/800円、前売り・団体(20名以上)/600円
中学生以下、65歳以上・障害者手帳をお持ちの方と付き添いの方1名は無料
【一年間有効フリーパス】
「ハイティーンパス」(15歳以上20歳未満 )/1,000円
「おとなのパス」(20歳以上)/2,500円

2014年8月12日(火) 柳家花緑×鈴木康広ギャラリートーク「お見立て」
落語家の柳家花緑氏を特別ゲストにお迎えし、出品作家である鈴木康広、本展担当キュレーターとともに展示室を巡ります。
日時:2014年8月12日(火)14:00 – 15:30
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
*参加ご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。料金は展覧会入場料に含まれます。予約不要。

2014年9月20日(土)アーティスト・トーク
鈴木康広が作品や展覧会について語ります。
日時:2014年9月20日(土) 14:00 – 15:30
会場:水戸芸術館現代美術ギャラリー
*参加ご希望の方はギャラリー入口にお集まりください。料金は展覧会入場料に含まれます。予約不要。

主催:公益財団法人水戸市芸術振興財団
助成:一般財団法人地域創造
協力:アートプランニング レイ、アサヒビール株式会社、ウシオライティング株式会社、カラーキネティクス・ジャパン株式会社、株式会社ゴトー工芸、DNライティング株式会社、東京大学生産技術研究所試作工場、東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野、東京大学廣瀬・谷川研究室、東芝ライテック株式会社、東洋紡株式会社、株式会社十指作、株式会社トラストシステム、株式会社中村製作所、福永紙工株式会社、水戸商工会議所、株式会社メディアタージ

会場構成:ワンダーウォール
照明計画:Plus y
企画:浅井俊裕(水戸芸術館現代美術センター芸術監督)

ミッション [宇宙×芸術] −コスモロジーを超えて

会期:2014年6月7日(土) − 8月31日(日)
休館日:月曜日(7月21日は開館)、7月22日
会場:東京都現代美術館(企画展示室1F/地下2F・アトリウム)
開館時間:10:00-18:00(入場は閉館の30分前まで) 
観覧料:一般1300(1040)円、大学生・専門学校生/65歳以上1000(800)円、中高生800(640)円、小学生以下無料
*( )内は20名様以上の団体料金
*小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。
*身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付添いの方(2名まで)は無料
*本展のチケットで「MOTコレクション」もご覧いただけます。
*同時開催の「ワンダフル ワールド」との共通券:一般1600円、大学生・専門学校生/65歳以上1300円、中高生900円、小学生以下無料

インテリアライフスタイル 出展

会期:2014年6月4日(水) – 6日(金)
場所:東京ビッグサイト 西ホール

ENJOY ZOU-NO-HANA 2014関連企画 象からみる象の鼻展

象の鼻テラスの開館 5周年記念企画として、象の鼻地区の象徴でもある「象」をモチーフに生まれた詩、イラスト、映像、インスタレーション、演劇作品、音楽等、作品を一挙に紹介し、「象」を巡る作品群から象の鼻テラスの5年間の活動を振返る企画展「象からみる象の鼻展」を開催。

未知への鼻
開催日時: 2014年4月26日(土) – 6月2日(月)
会場: 象の鼻テラス/パーク
主催: 象の鼻テラス
企画: スパイラル/(株)ワコールアートセンター

六本木アートナイト2014

「六本木アートナイト」は、六本木の街を舞台とした一夜限りのアートの祭典。
美術館をはじめとする文化施設、大型複合施設、商店街が集積する六本木の街全域にわたり、アート展示、音楽やパフォーマンス、トークなどのイベントが開催されるほか、美術館の開館時間延長や入場料割引、様々なショップでのサービスなどが実施されます。

日時:2014年4月19 日(土)10:00 – 4月20日(日)18:00
<コアタイム> 4月19日(土)18:17【日没】 – 4 月20 日(日)5:03【日の出】
※コアタイムはメインとなるインスタレーションやイベントが集積する時間帯です。
開催場所:六本木ヒルズ、森美術館、東京ミッドタウン、サントリー美術館、 21_21 DESIGN SIGHT、国立新美術館、六本木商店街、その他六本木地区の協力施設や公共スペース
入場料:無料 (但し、一部のプログラムおよび美術館企画展は有料)
主催:東京都、アーツカウンシル東京・東京文化発信プロジェクト室(公益財団法人東京都歴史文化財団)、六本木アートナイト実行委員会 【国立新美術館、サントリー美術館、東京ミッドタウン、21_21 DESIGN SIGHT、森美術館、森ビル、六本木商店街振興組合(五十音順)】
共催:港区
詳細:http://www.roppongiartnight.com/2014/

《まばたきの葉》
日時:4/19|10:00 – 4/20|18:00
場所:六本木ヒルズ ウェストウォーク2F
宙を舞う眼、透明な空間の枝。開いた眼、閉じた眼がプリントされた紙の葉が空中で回転し「まばたき」をしているように見えるインスタレーションです。観客が散った葉を集めて円筒に差し込むと、高さ6メートルまで吹き上がり、空間に降り注ぎます。

第二回《六本木夜楽会》(ろくほんもくよらくえ)06>浅葉克己×鈴木康広
日時:4月19日(土)23:30 〜 約1時間半を予定
会場:居酒屋
参加費:4,500円(税込・コース料理含む)
※集合場所と集合場所は当選者にのみご連絡します。開催時間の約30分〜45分前を予定しています。
※終了時間が23時を超えるプログラムのため、18歳未満の方はご応募できません。
詳細:http://roppongiartnight.tumblr.com/post/81665206030/yorakue2014-6

東京ミッドタウン・デザインハブ第45回企画展「デザインバトンズ〜未来のデザインをおもしろくする人たち」

東京ミッドタウン・デザインハブ第45回企画展
「デザインバトンズ〜未来のデザインをおもしろくする人たち」

会期:4月4日(金) – 5月11日(日)11:00 – 19:00 会期中無休
会場:東京ミッドタウン・デザインハブ(港区赤坂9-7-1ミッドタウン・タワー5F)
入場料:無料
詳細:http://designhub.jp/exhibitions/913/

主催・企画・運営:東京ミッドタウン・デザインハブ(構成団体:公益社団法人日本デザイン振興会、公益社団法人日本グラフィックデザイナー協会、武蔵野美術大学デザイン・ラウンジ)

総合ディレクション:青木克憲、伊藤総研
アートディレクション:原野賢太郎

キュレーター+クリエイター
・植原亮輔(KIGI)+阿部海太郎(作曲家、音楽家)
・内田伸哉(Yahoo! JAPAN)+橋田和明(博報堂ケトル)
・齋藤精一(ライゾマティクス)+谷川英司(TOKYO)
・渋谷慶一郎(ATAK)+郡司和也(ATAK)
・鈴木康広(アーティスト)+狩野佑真(studio yumakano)
・田川欣哉(takram design engineering)+牛込陽介
・田中良治(セミトランスペアレント・デザイン)+佐藤 寛(White / ALOYE)
・谷尻 誠(Suppose design office)+山口一郎(サカナクション)
・中村洋基(PARTY)+千房けん輔(exonemo/IDPW)
・ムラカミカイエ(SIMONE)+小浪次郎(写真家)

紙のプロダクトシリーズ発表

「MABATAKI NOTE」「紙の葉」「パラパラハウス」「ポストカード」「クリアファイル」 全5シリーズ
鈴木康広 ドローイングを金沢21世紀美術館ミュージアムショップ2にて展示発表会を開催。
また、金沢21世紀美術館ミュージアムショップオリジナル「MABATAKI NOTE」限定販売、兼六園の徽軫灯籠(ことじとうろう)が裏表紙に描かれてます。

会期:2013年4月2日(月) − 21日(日) 場所:金沢21世紀美術館ミュージアムショップ2

藤村龍至×鈴木康広×福原伸治『2020年以降の東京の街作りとは』

出演 : 藤村龍至(建築家・ソーシャルアーキテクト)
鈴木 康広(アーティスト)
福原伸治(株式会社フジテレビジョン情報制作局情報制作センター室長)
開催日時 : 19:30 – 21:30 (19:00開場)
場所 : 本屋B&B
世田谷区北沢2-12-4 第2マツヤビル2F
入場料 : 1500yen + 1 drink order
詳細 : http://bookandbeer.com/blog/event/20140328_bt/

2020年の東京オリンピックに向かって確実に変化する東京。
しかし、祭りのあとは少子高齢化と過剰なインフラ処理が待ち受けています。
そんな東京の街作りがどうあるべきなのか。
公共政策や国土計画の構想にも精力的に取り組む気鋭の建築家、藤村龍至氏と環境を援用しつつ、鑑賞者の共感を呼び覚ますアーティストの鈴木康広氏、とフジテレビジョン情報制作センター室長の福原伸治氏の3人で「東京論」を語りたいと思います。

ヴァンジ彫刻庭園美術館 庭園内に屋根のベンチ設置ブルーノ・ムナーリのファンタジア 創造力ってなんだろう?2013/10/20-2 – 14/-3/25(アーティストトークと展覧会カタログ寄稿)

《屋根のベンチ》
アーティストトーク「”未来”の描きかた 〜 領域をこえた創造力」

日時:2014年3月16日(日) 13:00 – 14:30
会場:ヴァンジ彫刻庭園美術館
定員:50名 全席自由 要予約
料金:当日の入館料のみ
参加方法 : お電話にてお申し込みください。

クレマチスの丘コミュニケーションセンター
Tel. 055-989-8785(水曜休館)

ヴァンジ彫刻庭園美術館

Eクリ@東京ミッドタウン 2014 Eクリブックラリー

Eクリ@東京ミッドタウン 2014
会期:2014年3月8日(土) – 30日(日)
時間:11:00 – 21:00
入場料:無料
総合監修:川村真司
映像展示:シミズタカハル、唐津宏治
Eクリハウス:magma
Eクリブックラリー:鈴木康広、シミズタカハル
インスタレーション+展示:谷尾剛史
会場:東京ミッドタウン ガレリア
東京都港区赤坂9-7-1

Eクリブックラリー@ガレリア B1F〜3F 各所
ミッドタウン内に20カ所の「ポスト」を設置。参加者は1ポスト1枚の「カード」を受け取る。カードを集めてゆくと「一冊の本」が完成。どんな結末になるのか、ドキドキわくわく。みんな「全てのカード」を集めたくなる!

福永紙工 工場直売店 福永紙工×鈴木康広 商品販売

会期:2014年1月28日(火) – 2月3日(月)
会場:GARDEN GALLERY
開館時間:11:00 – 19:00 (最終日のみ15:00まで)
入場料:無料
主催:福永紙工株式会社
協力:福永紙工株式会社
住所:東京都渋谷区猿楽町17-15 代官山T-SITE GARDEN GALERY
アクセス:東急東横線「代官山駅」から徒歩6分
お問い合わせ:042-526-9215
URL http://www.kaminokousakujo.jp/

紙を加工する楽しさを提案するプロジェクト「かみの工作所」の製品や、
1/100サイズの建築模型用添景セットシリーズをはじめとした「テラダモケイ」製品、
「鈴木康広×福永紙工」製品を展示販売いたします。

イベント概要

江戸東京たてもの園紅葉とたてもののライトアップ(11/22, 23, 24)内 「あかりのトーク」

面出薫氏(照明デザイナー)と鈴木康広氏(アーティスト)が、あかりについて、照明の演出について、たてもの園の魅力について、対談します。

会場:ビジターセンター
定員:70名(当日受付、先着順)

江戸東京たてもの園

『テクネ 映像の教科書 (DVD BOOK)』発売

NHKEテレ『テクネ』のDVDBOOK!

NHK Eテレ『テクネ 映像の教室』は、映像を「技法」で体系的に紹介する、新感覚の教育番組。このDVDBOOKでは、ストップモーション、マルチスクリーン、クラウドソーシングなど、多様な12の技法を紹介していきます。

DVDは、技法のショートムービーや、総勢24名の気鋭の映像作家が作った新作映像、番組未公開メイキング集、放送に至らなかったボツ映像「ボツネ」などたっぷり収録。作品数は60以上、合計120分の充実の内容です。

BOOKは、全96ページのボリューム。
フィルム時代から最新のCGまで、古今東西の映像作品紹介、ラフスケッチや絵コンテを盛り込んだ映像制作舞台裏紹介、豪華クリエイターインタビュー、映像制作の手順紹介など。きれいなビジュアルをふんだんに含んで、楽しく理解を深められます。

●トライアーティスト
長田拓也/TYMOTE/岡本将徳/辻川幸一郎/土岐梓/クワクボリョウタ/横田将士/鈴木康広/井上涼/真鍋大度+石橋素/関和亮/近藤寛史/吉田ユニ/ひらのりょう/細金卓矢/ホンマタカシ/児玉裕一/exonemo/水尻自子/丹下紘希/関根光才/田中秀幸/植草航/田向潤

鴨江アートセンターオープニング記念シンポジウム

これから鴨江センターで何が起きるのか・アートで浜松をどう変えるのか
会期:11月16日(土)11:00 – 12:00
場所:浜松市鴨江アートセンター101号室
入場料:無料。定員100名。
鴨江アートセンターでは開館記念イベントとして『これから鴨江センターで何が起きるのか・アートで浜松をどう変えるのか』をテーマにトーキョーワンダーサイト館長の今村有策氏と、浜松市ゆかりの芸術家鈴木康広氏を迎え、これからの鴨江アートセンターが目指す方向性とアートの役割について語ります。
シンポジウムの後半は、誰もがアートに触れて、アートを通して交流する場として今村氏、鈴木氏とゲストが直接対話するワールドカフェも行います。

鴨江アートセンター

多摩美術大学 芸術学科 展覧会設計ゼミ企画展 ハートオープナー展

日時:2013年10月12日(土) − 21日(月)9:00-21:00
出展作家:岩崎貴宏、小松宏誠、鈴木康広、曽谷朝絵、林ナツミ、plaplax
総合アドバイザー:長谷川祐子(多摩美術大学美術学部芸術学科教授/東京都現代美術館チーフキュレーター)
空間アドバイザー:岡田公彦(建築家/岡田公彦建築設計事務所)
企画:多摩美術大学美術学部芸術学科 展覧会設計ゼミ
入場料:無料

ハートオープナー展

Pen10/1号 No.345「思わず手に取りたくなる 美しい文房具。」

「ノートを面白くするクリエイターの挑戦」ページにて福永紙工×鈴木康広を紹介

美しい文房具

ベネチア・ビエンナーレcollateral event Luciano Benetton collection show『Imago Mundi』出展

“Shadow Portrait” Mr. Luciano Benettonを出展

Imago Mundi

『散歩の達人』9月号 掲載

「オープン・スペース 2013」展出品作品 《未来の足跡》が,大田垣晴子さんによる取材・イラストで紹介

『散歩の達人』9月号

「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」私の一品紹介

浜松にある美術アトリエ緑屋美術研究所のOBが集まり、毎年展覧会を開催しています。
主宰する藤澤伸太郎先生も生徒もお互いに講評し合うところがユニークだと最近人から言われました。
美大在学中の学生から社会人までさまざまなスタイルで創作を続ける人たちが参加しています。

僕の今年の作品は、浜松の「まばたき」採集。
今年制作した『まばたき採集箱』で集めた
浜松の「まばたき」を展示します。

日時:2013年8月14日(水) – 18日 (日) 10:00-19:30(最終日は17時まで)
場所:クリエート浜松3F ギャラリー31
浜松市中区早馬町2-1
JR浜松駅より徒歩8分、遠鉄西鹿島線「遠州病院前駅」より徒歩1分
TEL: 053-453-4511
入場無料

DM Art Work:水越雅人

出品者によるワークショップ
8月18日(日)11:00 – 17:00(展覧会場にて、時間割はブログで)
http://oiai.jugem.jp/

oiai美術展2013

浜松にある美術アトリエ緑屋美術研究所のOBが集まり、毎年展覧会を開催しています。
主宰する藤澤伸太郎先生も生徒もお互いに講評し合うところがユニークだと最近人から言われました。
美大在学中の学生から社会人までさまざまなスタイルで創作を続ける人たちが参加しています。

僕の今年の作品は、浜松の「まばたき」採集。
今年制作した『まばたき採集箱』で集めた
浜松の「まばたき」を展示します。

装苑 2013年9月号

SOEN JAMのコーナーでハピエラボさんが福永紙工×鈴木康広プロダクトを紹介

PAPER ‐紙と私の新しいかたち‐展

会期:2013年7月20日(土) – 2013年9月8日(日)
時間:10:00 – 18:00
休館日:月曜日
観覧料:一般 600(450)円大高生・65歳以上 450(350)円小中生 無料
( )内は20名以上の団体料金、障がいのある方は半額・付添者1名は無料
主催:公益財団法人目黒区芸術文化振興財団 目黒区美術館
協力:株式会社マルモ印刷、福永紙工株式会社
企画協力:萩原 修(デザインディレクター)

トーク+ワークショップ
紙の葉をつくろう!
日程:8月23日(金)
時間:1回目 13:00 – 15:00
2回目 15:00 – 17:00

※各回とも講師によるトーク(45分程度)の後、ワークショップを行います
※途中参加・退出可能

対象:当日ご来館の方どなたでも参加できます
場所:目黒区美術館1Fワークショップ室
参加費:無料(ただし当日の展覧会観覧券が必要です)
申込:事前申込不要、当日自由参加
本展出品作家 鈴木康広さんに、自作について、「紙」について、お話しいただきます。
その後、“紙の葉”をつくるワークショップを開催!

B&Bイベント 八谷和彦×江渡浩一郎×鈴木康広×福原伸治メディアアートは世の中をどう変えるか?

20世紀後半に登場した新しい芸術であるメディアアート。そのメディ アアートが私たちの世の中を大きく変えようとしています。
ゲームや音楽、はたまた初音ミクに代表されるようなネットコンテンツもメディアアートの産物といえましょう。
メディアアートは「メディア=媒体」とあるようにソーシャル的な要素が不可欠なのです。すぐれて現代的といえます。
日本を代表する3人 のメディアアーティスト、八谷和彦、江渡浩一郎、鈴木康広とテレビにメディアアートを大胆に持ち込んだ福原伸治が、メディアアートがどう 世の中を時代を変えていくかを語り合っていきます。

主催: 本屋B&B
東京都世田谷区北沢2-12-4 2F
2013/07/19 [金]
前売(1500yen+500yen/1drink) ¥2,000
当日支払(1500yen+500yen/1drink)

本屋B&B

POPEYE 8月号「カレーと本」

「BOOKMEN のスタイルカウンシル(草野 象)」内でパラパラハウス紹介

今、見ることに油断していないか? 村松亮太郎 × 鈴木康広対談

インタビュー・テキスト:内田伸一 撮影:野村由芽(2013/06/28)

CINRA.NET

かみの工作所:NEWS PAPER展 vol.2パラパラハウスとパラパラマンガ展 @オンサンデーズ

news_1493_chernobyl

展示期間:6月22日(土)- 8月4日(日)
展示会場:ワタリウム美術館内ミュージアムショップ「ON SUNDAYS」1F / B1F
会場構成:1F TAIJI FUJIMORI ATELIER
B1F 鈴木康広
グラフィック:三星安澄

鈴木康広X福永紙工/かみの工作所 トーク・イベント
「紙からうまれ、紙になるもの」

日時:2013年7月24日(水)、20:00 – 22:00
会場:オン・サンデーズ(ワタリウム美術館B1)
出演:鈴木康広・藤森泰司・萩原修

DENTSU TECの世の中ちょっとよくする展トークライブ「鈴木康広流、世界の見方」

DENTSU TEC「世の中 ちょっと よくする展」
期間:6月10日 – 6月21日 10:00〜19:00
場所:電通汐留本社 2Fエントランスロビー
http://www.dentsutec.co.jp/

電通テック 若手社員による「世の中 ちょっと よくする展」開催

TOKYO DESIGNERS WEEK2013 Rough展TOKYO DESIGNERS WEEK.tv 茂木健一郎の発想の種IMAGINE 出演

プロダクト、インテリア、建築、グラフィック、写真、ファッションなどあらゆるジャン ルのトップクリエイターの発想の種をラフスケッチから紐解きました。 ラフスケッチ、アイディアノート、イメージコラージュからどのように完成に至るのか そのプロセスに迫りました。

ICC オープンスペース2013

《自針と分針》2009年《未来の足跡》2009年《まばたき証明写真》2011年
会期:2013年5月25日(土) – 2014年3月2日(日)[終了しました.]
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
開館時間:午前11時 – 午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日),年末年始(12/28 – 1/3),保守点検日(8/4,2/9)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]

ICC オープンスペース2013

FLAT schooling vol.15 ゲストスピーカー

鈴木康広 (アーティスト)
日時:2013年5月11日(火)18:00 – 20:00
会場:FLAT(福井市順化2-16-14 FLATビル2階)
料金:2,000円
定員:40名

FLAT schooling vol.15

土屋敏男×倉本美津留「アートと笑いの境界線!」vol.01! ゲスト出演

「アート」と「笑い」の境界線はどこにある?
テレビで笑いをつくってきた土屋敏男と倉本美津留が
アート界最前線の会田誠をゲストに迎えて”アート×笑い”を語ります!
後半は新進気鋭の映像作家や注目の若手アーティストをご紹介。
さらに、スペシャルゲストで粘土道の片桐仁も登場!
ゴールデンウィーク最後の日、みんなでお酒を飲みながら打ち上がりましょう!!

日時:5月6日(月・祝)19:00 – 22:00
会場:新宿ロフトプラスワン(新宿区歌舞伎町1-14-7林ビルB2)
出演:土屋敏男、倉本美津留、スペシャルゲスト1 会田誠、スペシャルゲスト2 片桐仁(ラーメンズ)
ゲスト:大月壮、菅原そうた、鈴木康広、新野圭二郎、園子温
料金:2000円(予約)/2200円(当日)
1000円(*NOTTV加入者割引/**原宿シネマ来場者割引)
*ドコモのスマホでNOTTVに加入している方。 当日スマホでアプリをご提示ください
**倉本美津留館長の原宿シネマ(4/27)にお越しの方。 割引チラシお持ちください
企画:ニンポップ

ロフトプラスワン 土屋敏男×倉本美津留「アートと笑いの境界線!」vol.01!

ENJOY ZOU-NO-HANA 2013 関連企画 -象の鼻の遊び方-展

日時:2013年4月27日(土) – 5月12日(日)
会場:象の鼻テラス、象の鼻パーク
参加アーティスト:井上唯、木村崇人、柴幸男(ままごと)、鈴木康広、日髙仁+西澤高男(Responsive Environment)、目【め】、so+ba
主催:象の鼻テラス
企画・制作:スパイラル/株式会社ワコールアートセンター
協力:株式会社中川ケミカル、スローレーベル事務局、横浜市漁業組合金沢支所、横浜高速鉄道株式会社、YGKよつあみ

ENJOY ZOU-NO-HANA 2013 関連企画 -象の鼻の遊び方-展

dezain.net 「鈴木康広×福永紙工」プロダクト 紹介

取材/上條桂子

美術手帳 デザインの現場

AXISフォーラム「凹デザイン(ボコデザイン)の活動—気づきをデザインすること」

「凹デザイン塾」とは、鈴木氏の在籍する、バリアフリーをテーマに掲げる東京大学 先端科学技術研究センター 中邑賢龍研究室で、2012年6月から10月に開かれたもの。10数社のインハウスデザイナーが参加し、「不完全さをデザインする」をキーワードに、人とものが一体となって完成するデザインのあり方を探求しました。

今回のAXISフォーラムでは、本誌カバーインタビューで語りきれなかった「凹デザイン」について、主宰の中邑教授もお招きし、その成果と感想を踏まえながら考えを語っていただきます。

また、鈴木氏には、日ごろの活動の根底にある「気づき」や「スケッチをすること」にも言及いただくことで、凹デザインとのつながりを明らかにしてもらう予定です。

参加ご希望の方は、下記の要領でお申し込みください。
日時:4月12日(金)19:00 – 20:30 開場18:30 終了後、懇親会あり
出演:鈴木康広(アーティスト)、中邑賢龍教授(東京大学 先端科学技術研究センター)
会場:AXISギャラリー
東京都港区六本木5-17-1 アクシスビル4F
参加費:1,000円(税込)
定員:100名(先着順)

AXISフォーラム 「凹デザイン(ボコデザイン)の活動—気づきをデザインすること」

AXIS誌 vol.162 カバーインタビュー 掲載

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AXIS誌のカバーインタビューに掲載していただきました。
撮影は六本木アクシスビルの屋上。編集部の皆さんからご要望をいただき、空を背景にして
「けん玉」のいくつかの技に挑戦しました。遊んでいるようにしか見えませんが、けん玉は僕の
アートワークの起点ともいえる重要な「道具」。地球の引力と自分の存在を測り合うためのもの
でもあります。けん玉はまさに「剣」でもあり、幾度か自分自身を守ってきたような気がします。
僕がけん玉に魅力を感じるのは、人と競うための競技としてのけん玉ではなく、「見立て」によって
うまれるプレイヤーと観る人の間の一体感、そしてイマジネーションの広がりです。
成功するのか、失敗するのか、誰にもわからない一瞬一瞬に共に立ち会うための「遊び」でもあるのです。
それにしても、まさかAXISの表紙でけん玉をすることになるとは、思いも寄りませんでした。自分でも、
なにをやっているのか、まだまだ追いつけていない状況なのが正直なところです。

インタビューは限られた紙面の中ですが、僕のアートワークの根っこと枝葉について、
同じくらいのバランスで抽出して頂きました。

谷口真佐子さん、入澤花絵さんをはじめAXIS誌の皆様、カバー並びに「空気の人」と向き合う写真を
撮影して下さった筒井義昭さんに大変お世話になりました。心より御礼申し上げます。

AXIS誌
AXIS jiku

とらやミッドタウン店ギャラリー 第28回企画展『暮らしの葉包み和菓子』「紙の葉」取扱い

とらや東京ミッドタウン店 ギャラリー
日時 : 2013/03/20 – 6/24

第28回企画展『暮らしの葉包み和菓子』にて「紙の葉」のお取扱をいただいています。
「紙の葉」は鈴木康広さんが自ら採集をした桜の葉を樹脂版で型をとったもの。
虫食いがあったりほんものの葉っぱのように紙から生まれました。

一筆箋、付箋、メッセージ、和菓子に添えたり、生活のいろいろなシーンでおたのしみください。

浜松市教育文化奨励賞 浜松ゆかりの芸術家 平成23年度 顕彰記念事業鈴木康広 「まばたきの同窓会」

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2011年に浜松市教育文化奨励賞「浜松ゆかりの芸術家」を受賞し、
この度、その記念事業として浜松市からイベントを行う機会を頂きました。

僕にとっての「浜松」は、創作の源となる原体験の場であり、両親や兄妹や親戚、幼き日を共にした
友人が生活し、いつでもあたたかく迎えてくれる安全基地のような存在でもあります。
今回は広い意味で「自己紹介」というお題をいただき、出身地・浜松での試みとして、「同窓会」をテーマに
ワークショップやトークを行います。自分自身の個人的な人とのつながりを題材にして、浜松の姿を新たな
角度から浮かび上がらせていきたいと考えています。
僕はこれまでアートワークを通して、まずは自分自身の視点を再発見する方法を模索してきました。
その結果うまれた作品のひとつひとつが小さな「同窓会」のような場を生み出してきたような気がします。
見ず知らずの人同士でも共有しているものに気づける記憶の集会。それを「まばたきの同窓会」と名付け
ました。情報機器が発達し、いつでも容易にコミュニケーションをとれる時代だからこそ力を発揮する、
地元や人とのつながり。見逃しがちな日常に立ち返り、浜松を共有・再発見していく方法を考えていきます。

会場の鴨江別館では、代表作品や小学校時代の仲間や恩師へのインタビューから構成される、インタビュー
ユニットAALによる映像作品をエントランスロビーに展示。会期中のワークショップの様子やそこで生み
出された作品の展示も行います。浜松にゆかりのある方も、はじめて浜松に来られる方も、
皆様のご参加を心よりお待ちしております。

<開催内容>
1:自分の視点を再発見するワークショップ(参加無料、要申込)

「浜松城公園の中の地球」鈴木康広×川内倫子氏(写真家)
浜松城公園の中の自然やさまざまな現象に着目し、参加者が独自の視点で「地球」を感じられる風景を
撮影します。撮った画像は、夜にひとつながりの映像として、代表作《遊具の透視法》の技法を用い、
小さなグローブ・ジャングルに投影。昼間の光景を皆で囲み、語り合います。身近な浜松の景色から
「地球」に思いを馳せ、世界との向かい合い方をあらためて考えます。

日時:3月15日(金)15:00 – 19:00
天候により16日(土)に順延、または中止となる場合があります。
定員:15名 小学生以上(抽選):小学生の場合は保護者同伴
持ち物:デジタルカメラ
場所:浜松城公園、鴨江別館201(雨天時)

「まばたきデッサン」
高校時代に通っていた緑屋美術研究所の講師、藤澤伸太郎氏による、
ものの見方や視点が変わるデッサン教室。

講師:鈴木康広×藤澤伸太郎氏(緑屋美術研究所)
日時:3月16日(土)13:00 – 15:00
定員:20名 中学生以上(抽選)
持ち物:筆記用具
場所:鴨江別館201

「世界をめくる、パラパラマンガ」
創作活動の原点となったパラパラマンガ。自分の描いた絵が動くことへの根源的なうれしさ。
そして描いたパラパラマンガを人に見てもらえる喜び。小さな紙面は思いもよらないひらめきを
生み出すきっかけにもなる、パラパラマンガの魅力と可能性を体感します。

講師:鈴木康広
日時:3月17日(日)10:00 – 12:00
定員:20名 小中学生(抽選)
持ち物:筆記用具
場所:鴨江別館201

2:特別トーク(入場無料、要申込)

「人をつなげる『地元力』」 鈴木康広×若木信吾氏(写真家) ファシリテーター:伊藤総研氏(編集者)
鈴木氏と写真家・若木信吾氏は、東京を拠点に活動する中で出会い、「浜松」という互いの共通点に
気づいたと言います。浜松南高校の同窓生でもある2人が、「地元」が生み出すつながりの魅力や、
東京では感じられない地域の面白さについてトークを展開。ファシリテーターには雑誌BRUTUS等で
編集を手掛ける伊藤氏をお迎えし、第三者の視点から話を引き出していきます。

日時:3月17日(日)13:00 – 15:00
定員:70人 中学生以上(先着順)
場所:鴨江別館301

「子供時代から大人へ」 鈴木康広と中・高時代の恩師によるトーク
中・高時代の恩師と共に、当時の思い出やエピソードを中心にトークを展開します。
また、様々な生徒を目にしてきた先生達にとって、最も感性が磨かれる中学・高校時代とは、
どのような可能性を秘めた時期なのでしょうか。先生ならではの視点から、話を伺っていきます。

日時:3月20日(祝・水)13:00 – 15:30(途中30分の休憩あり)
定員:70人 中学生以上(先着順)
場所:鴨江別館301
一部(13:00-14:00)石塚春樹先生&池田秀子先生(東陽中学校時代の恩師)
二部(14:30-15:30)髙田雄介先生(浜松南高校時代の恩師)

ワークショップ、特別トーク申込方法
2月15日(金)からファックスまたはEメールで、氏名、年齢、住所、電話番号、
(ファックスでお申し込みの場合はファックス番号も)、希望するイベント名を文化政策課まで。
イベントに参加していただく方には、当方からご連絡いたします。

浜松市 市民部 文化政策課
〒430-8652 浜松市中区元城町103-2
Tel:053-457-2417・Fax:053-457-2237
E-Mail:bunka@city.hamamatsu.shizuoka.jp

主催:浜松市
後援:一般社団法人浜松創造都市協議会
映像制作:AAL(airartlog)前田聖志氏、小川謙治氏
編集協力:上條桂子氏
フライヤーデザイン:原田祐馬氏(UMA/design farm)
会場:浜松市 鴨江別館、浜松城公園
静岡県浜松市中区鴨江町1番地 〒432-8024
Tel/fax.053-458-5360
アクセス:JR浜松駅より徒歩約15分
専用駐車場はございませんので、最寄りの駐車場をご利用ください。

まばたきの同窓会 FaceBook

第五回恵比寿映像祭 オフサイト展示 鈴木康広「記憶をめくる人」

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恵比寿映像祭は、恵比寿ガーデンプレイスの広場、東京都写真美術館を会場に行われる映像とアートの国際
フェスティバルです。
第5回の総合テーマは「パブリック ダイアリー」。「日記」をキーワードに、映像の力について考えます。
映像には、時制を最短距離で乗り越え、異なる時空をつなぎ合わせる道標としての力があります。人がその
生を通じて遺す痕跡や記憶、想いを、時間は無情にも消去していきます。しかし、映像があるから思い出せ
る、映像に残すことで忘れておける、あるいは、映像を契機に視覚化されていないことを察することができ
る、というように、映像の力を借りることで私たちは、時間を再生し、俯瞰し、超克することができるので
はないでしょうか。
(中略)
旧来、日記は私的な空間で主観的に記すもの、とされてきましたが、メディア技術や情報システムの
変転によって、私的な空間がさまざまな形で浸食され、管理されてしまう現代にあって、「私」を問うこと
は、裏返しに見えてくる「公」をもまた、新たに問うことにほかなりません。映像の力を借りることによっ
て、「私」が「歴史」になり、「公」が「日記」として読まれるような、揺らぎにも似た領域にこそ、光を
あててみたいと思います。
(映像祭ホームページ「総合テーマについて」より抜粋)

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鈴木康広 公共空間で記憶をめくる試み

ノートは僕にとって、今、必要なアイデアを生み出すために欠かせないもう一つの「頭」です。
自分でも意識していないことが見え隠れしている恥ずかしさや、世の中で意味を持つか分からない
自分なりの視点が記されているため、人に勝手に見られたくないプライベートな領域です。これま
でさまざまなものを目にする中で、ふと気になったものやハッとしたことなど、瞬く間に消えてし
まうひらめきや印象を断片的に書き留めてきました。
「記憶をめくる人」のモチーフは、公に作品の発表をはじめた2001年以来、12年間使い続けている
ノートに記されたメモやスケッチです。
今回、映像を通して公共空間にノートをめくる時間を解き放ち、ノートの上での出来事を人と共有する
ことで、僕自身もその先を考えたいと思っています。

会場:東京都写真美術館
東京都目黒区三田1-13-3恵比寿ガーデンプレイス内 〒153-0062
Tel.03-3280-0099/Fax.03-3280-0033

アクセス:JR恵比寿駅東口より徒歩約7分(動く通路使用)
専用駐車場はございません。恵比寿ガーデンプレイス内駐車場をご利用ください。
(問い合わせ:03-5420-3080)

開館時間:10:00 – 20:00(2013年2月8日 – 2月24日)
うち、2月12日(火)、2月18日(月)のみ休館
但し、最終日2月24日(日)のみ18:00まで

『記憶をめくる人』について
恵比寿映像祭 公式サイト

BRUTUS 平井理央のあの人に逢いたい 前編・後編・特別編

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テレビのスポーツニュースでお馴染みの平井理央さんが駒場のアトリエまでインタビューに
来て下さいました。平井さんはアートやデザインについてまったくの無知といいます。
初対面ということもあり、何から話していいのやら…。
結局、作品集をもとに断片的にお話を展開しましたが、ときどき鋭い突っ込みもあり、
答えのない部分を大事にされていたり、アートとの距離感をたのしんでいるようにも感じられて、
無知であることを知り、それを前向きの種にする姿勢を学んだひとときでした。
特別編の恵比寿映像祭では、たまたま開いたノートに描かれた紙飛行機マシンのアイデアで話が白熱。
実現に一歩前進したのでは?

前編「新しい当たり前をつくる」/BRUTUS no.748
後編「作品が人とつながる言葉」/BRUTUS no.749
特別編「作品を見に、恵比寿映像祭を訪れました」/BRUTUS no.750

渋谷ヒカリエ フリーマガジン『LX』「Shibuya People」

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渋谷ヒカリエが発行するフリーマガジン『LX/The Catalogue』新年号の「Shibuya People」に
掲載していただきました。12月26日から渋谷ヒカリエ館内で配布です。

渋谷といえば東急ハンズ。
東急ハンズのカフェで、東急ハンズのことだけをSPBSの福井盛太さんに熱く語りました。

『LX』新年号
SHIBUYA PUBLISHING BOOKSELLERS

渋谷ヒカリエ

国立デザイン美術館をつくる会 第1回パブリック・シンポジウム

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そろそろ、日本に国立のデザイン美術館が必要なのではないでしょうか。
そのように思う方はぜひ、このシンポジウムに足を運んで下さい。
この会には「デザインの力」を信じる人たちが集まります。
そして、「デザインとは何なのか」「こんなデザイン美術館をつくりたい」
というテーマについて、真摯に語り合います。
この会にご参加いただき、あなたもぜひ発言してください。
みんなの声を集めて国立デザイン美術館をつくりましょう!
(公式ホームページより)

登壇者:三宅一生(デザイナー)、青柳正規(美術史家/国立西洋美術館館)、
佐藤卓(グラフィックデザイナー)、深澤直人(プロダクトデザイナー)、
皆川明(ファッションデザイナー)、田川欣哉(デザインエンジニア)、
鈴木康広(アーティスト)、関口光太郎(アーティスト)ほか

日時:11月27日(火)18:30 – 21:00(開場17:30) Ustream中継あり
場所:東京ミッドタウンホール HallA(東京都港区赤坂9-7-1 地下1階
定員:650名。参加無料。事前申込制。先着順。自由席
参加申込:公式ウェブサイトにて、10月29日より受付開始
主催:国立デザイン美術館をつくる会。

司会:柴田祐規子(NHKアナウンサー)

会場:東京ミッドタウンホール HallA(東京都港区赤坂9-7-1 地下1階)
アクセス:
都営大江戸線「六本木駅」8番出口より直結
東京メトロ日比谷線「六本木駅」より地下運路にて直結
東京メトロ千代田線「乃木坂駅」3番出口より従歩約3分
東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」1番出口より徒歩約10分

「国立デザイン美術館をつくる会」公式サイト

街じゅうアートin北九州2012 ART FOR SHARE『大きな空気の人』「パラパラマンガ商店街in北九州」「石けんワークショップ」

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国内外6組のアーティストが地域の皆さんと一緒に2年がりでつくるアートプロジェクト。
北九州ならではの作品を生み出すためのレシピを提示します。
そのレシピに沿って一般の方々が「つくり手」となって参加していただくことで、作品は会場を
通じて現在進行形で変化していきます。その創作プロセスを皆さんとシェアしながら、
アートならではの視点で私たちの日常や地域に潜む魅力を掘り起こし、
私たち一人ひとりの「つくる力」を改めて見直したいと思います。
(創を考える会・北九州 HPより)

会期:2012年10月6日(土) – 11月4日(日)
会場:北九州市小倉北区中心市街地
参加作家:オノ・ヨーコ/藤浩志/松蔭浩之/鈴木康広/セオ・ヒョジョン/Nadegata Instant Party

10月6日(土) 13:00 – 13:30 オープニング・セレモニー
街じゅうアートin北九州2012 ART FOR SHARE に参加する5組の作家紹介と同施設に設置される
オノ・ヨーコ『ウィッシュ・ツリー』の除幕式。
場所:リバーウォーク北九州1Fエナジーコート
参加無料・予約不要

10月6日(土) 14:00 – 15:30 シンポジウム
いま、なぜ?ART FOR SHAREなのか?をテーマに作家とトークバトル!!
出演作家:藤浩志、松蔭浩之、セオ・ヒョジョン、鈴木康広、Nadegata Instant Party
司会:TOGGY、花田伸一
場所:紫川水上ステージ(紫江 ’s 側)
参加無料・予約不要

関連イベント
鈴木康広ワークショップ2「石けんで『自分』をつくろう!」
人は石けんを使って毎日古い自分を脱いでいる?
石けんは右手と左手を合わせるためのもの?
石けんのこと自分の体のことを考えてみましょう。
場所:I’m 10F KOKURA natu-garden
参加費:1000円(保険・材料費)・要予約
日時: 10月7日(土)13:00 – 15:00
申込・問合先:特定非営利活動法人 創を考える会・北九州
〒803-0846 北九州市小倉北区下到津1-2-1-3F
tel 093-562-9300
http://www.sohkai.or.jp|info@sohkai.or.jp

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鈴木康広ワークショップ1「『大きな空気の人』の散歩」
I’m 10F KOKURA natu-gardenで展示する全長12mの「大きな空気の人」を
みんなで小倉の街に連れ出します。透明な体を通して小倉の街を新鮮な目で眺めてみましょう。
場所:北九州市役所周辺
参加無料:一緒に散歩していただける方を募集中!
日時: 10月27日(土)14:00 – 16:00 *荒天中止

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井の頭公園にて「NEW GREEN STORIES アートが紡ぐ、新しい公園の時間」「屋根のベンチ」鈴木康広×株式会社中村製作所

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洋服のように着られるハンモックや、景色が一変するベンチ、切株に変身して隠れられるテント。
大人もワクワクするような創造性豊かな遊具がスパイラルガーデンに登場!
本展は、この秋都内の6つの公園で開催される「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」に合わせて、
新しい公園の使い方を提案する展覧会。シアタープロダクツ、鈴木康広など4組のアーティストが、
誰にとっても身近な公共空間である公園の新たな可能性を探ります。

開催概要
会期:2012年9月19日(水) – 9月23日(日)11:00 – 20:00 入場無料
会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
出展作家:佐藤好彦、シアタープロダクツ、鈴木康広、月岡彩

主催:株式会社ワコールアートセンター
共催:第29回全国都市緑化フェアTOKYO実行委員会
協力:株式会社コトブキ、株式会社中村製作所
制作協力:株式会社 JET CHOP
企画制作:スパイラル

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「屋根のベンチ」 鈴木康広×株式会社中村製作所
身近な景色の一部でありながら、日常の体験からかけ離れた場所でもある屋根。空を見上げるのに
ふさわしい角度の屋根に上がれば、頭上に広がる枝葉におのずと目が届きます。
地上から少しだけ浮いた「屋根」が人々を異世界へといざなう、新感覚のベンチです。

株式会社中村製作所
1964年に初めてベンチの生産を手掛けて以来、およそ50年の間、多岐にわたる製品を
公園・広場・スポーツ施設などのオープンスペースへ供給。持てる技術と感性を
「総ての快適環境の創造に貢献する」-All Openspaceという社是の糧として、
現在もオリジナル製品の開発を進めている。

第29回全国都市緑化フェアTOKYO
都内6箇所のメイン会場を中心に、2012年9月29日(土) – 10月28日(日)までの30日間にわたり
開催する花と緑の博覧会です。スパイラルは「New Green Stories-アートが紡ぐ、新たな公園の時間」で
発表した遊具を井の頭恩賜公園会場に展示するほか、五感を活用し、公園の魅力を再発見する
ワークショッププログラムを多数展開します。

会期:2012年9月29日(土) – 10月28日(日)
会場:上野恩賜公園会場、井の頭恩賜公園会場、日比谷公園会場、
浜離宮恩賜庭園会場、海の森会場、国営昭和記念公園会場ほか
主催:東京都、財団法人都市緑化機構

詳しくはこちら 第29回全国都市緑化フェアTOKYO

日本デザインコミッティー創立60周年企画展銀座目利き百貨街2 「鈴木計器店」出店

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きれいに足並みを揃える「製品」然としたものよりも、個人の眼を通して選ばれた不揃いながら
ゴツゴツと手応えのあるものを見たい。評価の定まったものよりも、選者の視点の独自性を尊重し、
さらに自分の眼をくぐらせて価値を判定したい。世の中のそんな気分に呼応するように、
二年前に誕生した「銀座目利き百貨街」が、ご好評にお応えして再び開催されることになりました。
一期一会の商品と、買うか買わぬかの戸惑いを胸に秘めつつ向き合う興奮は実に楽しいもの。
フリーマーケットのようなあやしいときめきに満ちた会場がさらに進化し、買いやすく、
そして鑑賞しやすくなりました。
今回も参加者は49名。約半数の日本デザインコミッティー会員がゲストをお招きし、屋号も楽しく
49の店主と店舗で展開します。「目利き」は真贋を判定するアカデミックな鑑定眼という意味ではなく、
個性的な仕事をしている参加者ひとりひとりの目を活かして、ここでしか出会えない商品を選定している点に
由来する言葉です。芸術家、デザイナー、建築家、キュレーター、和紙、文字、酒の専門家から、大学教授、
さらにはホテルの経営者まで、普段から眼を利かせて働いている人々を多種多様に動員して開催します。
商店街と化した展覧会をぜひお楽しみください。
(日本デザインコミッティーHPより)

会期:2012年9月26日(水) – 10月1日(月)午前10時-午後8時
初日26日(水)は午後7時閉場、最終日午後5時閉場(入場は閉場の30分前まで)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
主催:日本デザインコミッティー
協賛:株式会社サンエムカラー
世話人:原研哉 小泉誠 佐藤卓
企画・編集:原研哉
会場構成:小泉誠
グラフィック:佐藤卓
入場料:一般800円/高大生600円/中学生以下無料

トークショー

9月26日(水)午後2時-3時
出演:原研哉(デザイナー)+鈴木康広(アーティスト)+日比野克彦(アーティスト)
9月28日(金)午後5時-6時
出演:小泉誠(家具デザイナー)+三谷龍二(木工デザイナー)
9月29日(土)午後4時-5時
出演:平野敬子(デザイナー)+五十嵐威暢(アーティスト)
9月30日(日)午後2時-3時
出演:能勢伊勢雄(写真家・美術展企画)+新見隆(キュレーター)
9月30日(日)午後4時-5時
出演:佐藤卓(グラフィックデザイナー)+津村耕佑(ファッションデザイナー)+パラダイス山元(マンボミュージシャン)
会場:松屋銀座8階イベントスクエア
参加費:無料 ただし、展覧会入場料(一般800円・高大生600円)が必要となります。
申込:不要

◎ 人数の多い場合はお立見になりますので、予めご了承下さい。
◎ トークショー開始のご案内は、アナウンスにて行いますので、アナウンスに従いお集り下さいますようお願いいたします。

詳しくはこちら

『照度 あめつち 影を見る』(青幻舎)刊行記念トークイベント写真家 川内倫子 × アーティスト 鈴木康広 「わたしたちの世界との向かい合い方」

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Photo:Rinko Kawauchi

川内倫子さんと初めて会ったのは今から11年前。当時、NHKデジタル・スタジアムでともに
プロジェクトを行っていたディレクターの森田菜絵さんからの紹介で作品『遊具の透視法』
を撮影して頂いたのがきっかけでした。
川内さんの見せてくれた光景はいつも、作者である僕自身の予想を超えてさらなる
イマジネーションの広がりをもたらしてくれたのです。作品が見る人たちの存在によって
はじめて生命を持つような瞬間を必ずとらえてくれました。
『遊具の透視法』から11年経ち、不思議にも今、恵比寿での展覧会が重なり、今回のトークには
特別な意味を感じています。川内さんの世界との向かい合い方を皆さんと一緒に共有できるように
つとめたいと思っています。ぜひご参加ください。

日時:2012年6月16日(土)
18:00 – 19:30 サイン会(開場17:30-)
料金:税込1,050円
会場:本店 大教室
定員:110名様

2012年5月26日(土)10時から以下の方法で受付いたします。

入場チケットは、イベント当日受付にてお渡しします。
当日の入場は、先着順となります。
予約&お問い合わせ先
本店:03-5485-5511
受付時間:10:00 – 22:00
トークショー終了後にサイン会を行います。
サイン会対象書籍:川内倫子『照度 あめつち 影を見る』、鈴木康広『まばたきとはばたき』(共に青幻舎)

詳しくはこちら

マガジンハウス『BRUTUS』ART-exhibitionNADiff a/p/a/r/t 「本の消息」

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BRUTUS最新号「記憶に残る夏にする、海宿、山宿。」の117ページ、ART-exhibitionのコーナーで、
ナディッフアパート(恵比寿)で開催中の展覧会「本の消息」について紹介して頂きました。
インタビューをもとにした文章の他、作品ひとつひとつ丁寧に解説をつけて頂きました。

さすがブルータス。近所の人からも見ましたと言われました。

取材と執筆はライターの上條桂子さん、撮影は江原隆司さんにお世話になりました。

BRUTUS WEBSITE

NADiff a/p/a/r/t 鈴木康広 本の消息 The Being of Books

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ナディッフ・ギャラリーにて個展を開催しています。
昨年刊行した作品集『まばたきとはばたき』(青幻舎)は、グラフィックデザイナーの原研哉氏の
協力を得て、これまで展覧会などでは伝えきれなかったイマジネーションの飛躍や思考のプロセスを
「本」という形で昇華させることができました。

今回の個展は「本」にまつわる作品を展示しています。
大学時代、メモパッドにパラパラマンガを描き続けていました。
それらは僕にとってもっとも頭と手に近い「本」という形をした思考のためのツールになっていきました。
描いてはめくり、また描く。その繰り返しの中で予想外のモチーフの結びつきが生まれ、
そこに垣間見える世界が面白くてやみつきになったのです。
その後、そこに描かれていたものが作品へと立体化・空間化していきました。

展示は少し物足りないくらいにさっぱりしています。
「本」という形に潜むもの、「本」という形態から生まれるあらたな「空間」を来場者の皆さんも
ぜひ考えてみてください。僕も展示をしながら、その次を考えています。

会期:2012年5月11日(金) – 7月1日(日)
協力:青幻舎

NADIFF WEBSITE

NADiffの5店舗でスタンプラリーを開催しています

展覧会の開催と同時に都内ナディッフ系列店舗(NADiff contemporary/東京都現代美術館、
NADiff X10/東京都写真美術館、NADiff modern/東急Bunkamura、gallery5/東京オペラシティ)に
鈴木康広コーナーをつくって頂きました。
各店舗のスタンプを全て集めて頂いた方にはグッズをプレゼントします。

※最後にスタンプを押させていただいた店舗で贈呈致します。
集めた台紙を恵比寿本店にお持ち頂くとさらにもう一つチャンスがあります。

詳しくはこちら

NPO法人創を考える会・北九州 主催街じゅうアート2012 ART FOR SHARE プレトーク

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NPO法人創を考える会・北九州が来年開催するアートプロジェクト
「街じゅうアートin北九州2012 ART FOR SHARE」に参加することが決まりました。
プレイベントとして12月3日にトークを開催します。

テーマ:「街じゅうアートin北九州2012 ART FOR SHARE」
講師:鈴木康広(アーティスト)
日時:2011年12月03日(土)17:00 – 19:00(開場:16:30)
会場:GALLERY SOAP
北九州市小倉北区鍛治町1-8-23-2F
参加費:1000円(ワンドリンク付)
*NPO法人創を考える会・北九州会員様は500円

お問い合わせ・お申し込み先:
特定非営利活動法人 創を考える会・北九州
〒803-0846 北九州市小倉北区下到津1-2-1
TEL093-562-9300 / E-mail info@sohkai.or.jp

詳しくはこちら

「BOOKS AND PRINTS JOUNAL」若木信吾(写真家)× 鈴木康広 対談+余談

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写真家の若木信吾さんが浜松出身であることを知ったのはもう10年近く前のこと。
きっかけはある雑誌でプロフィールを見たときに「浜松市」と書かれていたから。
一見ふつうのことに思えますが、多くの場合、プロフィールは静岡県出身と書かれます。
その後、どの雑誌で見かけても若木さんのプロフィールには浜松市出身と書かれていました。
出身の表記だけでなく、若木さんの作品が気になり始め、少しずつ活動の内容を知りました。
そして、静岡県出身ではなく浜松出身と表記する意味を自分なりに理解することになったのです。
その後、さらに高校まで一緒であることを知り、2年前、原宿vacantの展覧会で初めて
お会いして以来、交流がはじまりました。

今回、若木さんが浜松に始めた本屋「BOOKS AND PRINTS」で、「B&P Journal」の
刊行がはじまりました。そして、その0号に僕の展覧会に合わせて、若木さんとの対談を
掲載していただきました。裏面には浜名湖エリアまでカバーしたマップも。
イラストとデザインは、浜松にゆかりのあるBob Foundationさんです。
編集者の伊藤康さんにもお世話になりました。

展覧会の会場でも0円で売りましたが、あっという間になくなってしまいました。
その紙面で載せきれなかった対談の内容がウェブで読めますので、ぜひご覧ください。
そして、ぜひお店にもお出かけください。

以下、B&P Journal websiteより

8年前、あるいは8年後、 浜松に生まれたふたりが語る、あれこれ。
この対談は「B&P Journal vol.0」に掲載されている対談の「余談」です。

鈴木康広(アーティスト)×若木信吾(写真家)
Yasuhiro Suzuki × Shingo Wakagi

EPISODE MENU
Episode 01 写真についてのあれこれ
Episode 02 体を動かすことについてのあれこれ
Episode 03 身長とまばたきをめぐるあれこれ
Episode 04 ゴルフをめぐるあれこれ
Episode 05 けん玉をめぐるあれこれ
つづく

BOOKS AND PRINTS
Open Fri 4-8pm, Sat & Sun 3-7pm
静岡県浜松市神明町315-15 1F

B&P Journal
youngtreepress

作品集『まばたきとはばたき』(青幻舍)刊行

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大学時代の作品から新作まで、合計45作品を収録した作品集が完成しました。
ブックデザインは、グラフィックデザイナーの原研哉さん。
原さんを訪ねたのは今から6年前。今思えば当時の荒削りなご相談にも原さんは
まっすぐ応えて下さいました。
作品の性質上、簡単には再現できない作品もあり、実物を見たことのない読者に
どのように伝えたら良いか悩みました。
ふだんからビデオや写真などの映像メディアを通してプレゼンテーションしても、
自分の頭の中のイメージを伝えきれないもどかしさを感じていました。
作品集の制作に向け、作品について正確に伝えるために描きはじめた
「作品をつくったあとのスケッチ」は、その後、僕の創作に欠かせないものになりました。

書籍の中に原研哉さんからスケッチについてご寄稿を頂きました。
脳科学者の茂木健一郎さんからは主に『遊具の透視法』と『まばたきの葉』について
ご寄稿を頂きました。原美術館主任学芸員の青野和子さんからは、僕の幼少期の工作と
現代アートの根幹とをつなぐ視点からご寄稿を頂きました。そして初期の作品を撮影して下さった
写真家の川内倫子さんからは、作品写真の新たなプリントに加えご寄稿も頂きました。
この本の出版は、多くの方々から長い時間のご声援とご協力によって実現しました。
皆様に心より御礼申し上げます。
この本を実際に手に取ると、空気をたっぷり含んだように軽くてふんわりとした感触です。
書店で見かけた際には、ぜひ手に取って確かめて頂きたいと思っています。

内容紹介: 時間、水面のゆらめき、まばたき、りんご、ペットボトル…。
ありふれた日常にひそむ小さな発見や自然現象に着目し、
身近な素材とテクノロジーを用いて制作された作品は、子どもの頃に
誰もが体験したような驚きやきらめきに満ち、人間の五感に訴える。
作品写真やその豊かなイメージの源泉となるスケッチ、テキストを収録。

登録情報
価格:2625円 単行本: 319ページ
出版社: 青幻舎 (2011/11/10)
言語 日本語
ISBN-10: 4861523214
ISBN-13: 978-4861523212
発売日: 2011/11/10

青幻舍ホームページ

鈴木康広ワークショップ「ひらめきを誘発するためのスケッチとパラパラマンガ」powered by KOKUYO参加者募集中

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六本木AXISにて、スケッチとパラパラマンガのワークショップを開催します。
大学卒業後の10年間、気がつけば多くのスケッチを描いてきました。
作品をつくるために描いていたスケッチも、今ではスケッチを描くために作品をつくっているのでは
ないかと思えるほど、予測をこえてあらわれる紙とペンの現象に奥深さを感じています。
これまで、スケッチのいくつかの方法を摸索してきました。それが僕の個人的なものなのか、
人と共有できる方法論なのかまだわかりません。今回、ものづくりの可能性について
考え続けるAXIS編集部と、そのツールを生み出し提供するKOKUYOの協力で新しい試みが始まりました。
目的を持った参加者と描く時間を共有しながら、創造するためのスケッチについてともに考える機会に
したいと思っています。

以下、募集案内より、
そのままにしておいたら忘れてしまうような日々の小さな気づき。クリエイターの多くは、
それらのハッとした思いをメモ書きしたり、写真に収めたり、それぞれの方法で記録しています。
本誌連載「まばたきの記憶」を執筆中の鈴木康広さんの場合は、スケッチ。
「普通の人が描かないようなことまで描いてきた」というように、スケッチを描き、
何度も見返すことで、発想を膨らませていきます。さらに、パラパラマンガにして動かすことで、
それまでとは違うものの見方を探ると言います。
このワークショップでは、「スケッチとは記憶を呼び覚まし、発見を誘発するために欠かせないもの」
と語る鈴木さんを講師に招き、スケッチの楽しさについて語ってもらうと同時に、参加者全員で
スケッチを描いていきます。そして、それをパラパラマンガにしてアニメーション化しようという試みです。
スケッチという言葉には「素描」だけでなく、「草案、寸劇、小曲」といった意味がありますので、
絵心の有無は問いません。「なんとなく気になる」ことをスケッチにして動かしることで、
思いがけない発見が見つかるかもしれません。鈴木さんのスケッチやパラパラマンガも多数公開していただきます。

日時:11月19日(土)13:00 – 17:00(受付開始12:30)
会場:アクシスギャラリー[シンポジア]
東京都港区六本木5-17-1 AXISビルB1F
参加費 3,000円(お支払いは当日会場にて承ります)
定員 15名
*高校生以上
*応募多数の場合は抽選となります。
*受講が決定された方にはメールにて返信いたします。

当日の持ち物
使い慣れた筆記用具をお持ちください。
紙やノートはこちらで用意いたします。

お申し込み方法
メールに「鈴木康広ワークショップ申し込み」と明記のうえ、氏名(フリガナ)、
職業、会社名(もしくは学校名)、
電話番号、メールアドレス、参加希望理由とともに、axismag@axisinc.co.jpまで。
(本情報は、AXIS主催イベントおよびAXISギャラリーイベントのご案内以外には使用いたしません)

協賛:コクヨ株式会社
お問い合わせ・主催
AXIS編集部 Tel: 03-5572-0800/E-mail: axismag@axisinc.co.jp
詳しくは、jiku powered by AXIS Magazine

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第9回 まばたき採集とカメラ

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デザイン誌「AXIS」の誌面での連載「まばたきの記憶」。
第9回は、10年前に出会った人の「まばたき」を採集しはじめたこと、そして「カメラ」という
道具や目の発生について文章とスケッチを書きました。ふだん使い慣れている道具を自分なりの
方法で使う工夫をすることで、人間側にひそむ道具の起源や由来を探しています。

そして、特集の「リサーチの力」のトップに今僕が所属する東京大学先端科学技術研究センター
中邑研究室が紹介されています。
バリアフリーという概念の広がりを体現するように、研究室ではさまざまなクリエーター、
研究者が集い、日々やわらかな議論が繰り広げられています。紙面で紹介されている手作り感
あふれるオブジェは、「壁を乗り越える」という言葉をもとに、見えない壁をどのように見立て、
自由に通り抜けていくか、落書きを立体化してみんなで問いを共有するための模型。
思考実験をするために、言葉でやりとりしてわかった気になるのではなく、絵に描き、
時には立体にまでしてみる。
落書きも立体化して触れるものにしてはじめてみんなで共有できるのかもしれません。
交流研究員として所属し、工芸作家として活動する小笠原圭吾君が僕の絵をもとに作りました。
詳しくは、AXIS誌をご覧ください。

AXIS誌 website
AXISホームページ

武蔵野美術大学「講義集会」ゲスト特別講義鈴木康広 アートすべり止め極意ー発想と実現のあいだ

ファッションデザイナーの津村耕祐さんから特別講義にお招き頂きました。
僕はファッションの分野では、今のところ全く活動はないのですが、じつは津村さんはとても身近な存在。
原研哉さんのプロジェクトやスパイラルの企画など、他分野のクリエーターが集まる場でよく
遭遇するのです。お互いに共通するのは、活動の場所を限定しない体質ではないでしょうか。
そもそも津村さんは服を「服」だと思っていない人。直接お話ししていろいろ教わろうと思います。

日時:11月14日(月)16:30 – 18:00(16:10開場)
会場:武蔵野美術大学10号館201
対象:全学科学生対象 どなたでもご来場できます

武蔵野美術大学へのアクセス

浜松市美術館にてギャラリーツアー鈴木康広「ひらめきののりしろ」

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静岡文化芸術大学デザイン研究科の江畑 潤さんの企画RE02(Real Education)で
美術館の閉館後にギャラリーツアーと小さなワークショップを行うことになりました。

以下、フライヤーより抜粋

鈴木康広さんの作品は、自分の過去の体験や感動、日常の発見を結びつけて生まれたものが
多くあります。その「ひらめき」は一体どんなところからやってくるのでしょうか。
鈴木さん本人によるギャラリーツアーと、鈴木さんの作品名に多く登場する「の」に注目した、
ひらめきのワークショップを通じて、ひらめきのルーツに迫ります。
「鈴木康広展BORDER 地球、まばたき、りんご、僕」の展示作品を通して「ひらめき」を体験し、
私たちの過ごす日常が少し楽しくなる知恵を、鈴木康広さんから少しだけ教えてもらいましょう。

日 時:11月12日(土)18:00 – 19:30(開場 17:15)
場所:浜松市美術館
内容:
1部:ギャラリーツアー
2部:ワークショップ
定員:25 名(希望者多数の場合は抽選)
対象:小学生から大人まで
参加費:無料

予約方法:下記アドレスまでに (1)参加希望人数 (2)代表者お名前 (3)電話番号をお送りください。
(希望者多数の場合は抽選にて決めさせていただきます。
hirameki.norishiro@gmail.com(担当: 北澤)

参加費は無料ですが、美術館の入覧料が必要です。展示期間内にすでに
展示会にお越しの場合は、入場券の半券により再入場が可能です。
半券を美術館受付にお持ちいただき、確認の判子を受け取って下さい。
※1 大人800 円/ 高・大・専門学生600 円/ 中学生以下無料
※2 半券による再入場は今回のイベント限りで、別日に再入場はできません。
※3当日は開演45分前から開場しており、レクチャー開始まで展示を観覧できます。

AI KOWADA GALLERY ART & PRODUCT”アートとプロダクトの不穏な関係” に出展します

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(AI KOWADA GALLERY ホームページより)
シンプルライフ、断捨離、心の時代などが提唱される今も、私たちの身のまわりには
様々な“プロダクト”があふれています。生活を便利にしたり、美味しさや娯楽、時に
は癒しを提供する”プロダクト”。工場で大量に製造され、流通され、消費され、その
多くが儚く消えていく大量生産品は、 個人の表現としての”アート”とは対極の存在の
ように見えます。

しかし、”プロダクト”の生産と流通は社会と経済の基盤でもあり、その魅力を伝える
”広告”を含めて、私たちをとり囲む環境の一部として多大な影響を及ぼしています。
一人の人間として消費社会のなかで生き、アートという特殊なプロダクトをつくる
アーティスト も例外ではありません。
古くはデュシャンやアンディー・ウォーホールから、今も様々なアーティストたちが
身の回りの プロダクトを題材に、あるいはヒントを得て、新しいやり方で作品を制作
しています。
本展覧会 は、そうした現代のアーティスト・クリエイターによる“プロダクト”にまつ
わる作品を通し、私 たちと“プロダクト”の関係性や、 それを使った表現のあり方に
新しい示唆を得ることを目的としています。
かつて広告が「企業から消費者へのラブレターである」と言われた時代がありました。
メディア環境の変化でその意味が変質するなか、本展覧会は「消費者の一人としての
アーティス トから企業、そして社会への回答」だとも言えるでしょう。

会期:2011年11月12日(土) – 12月22日(木)
出展作家:磯谷博史 大田秀明 木住野彰悟 佐藤好彦 鈴木康広 土屋貴哉 冨井大裕
ホンマタカシ 三田村光土里 森田浩彰(敬称略)
キュレーション:HAKUHODO ART PROJECT

AI KOWADA GALLERY

ATELIER MUJI展示会「Enjoy! (   ) Energy.」

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世界中から寄せられた継続的なエネルギーの節約に関するアイデアを集めた「Enjoy! ( ) Energy.」展が
無印良品 有楽町2F ATELIER MUJIにて開催されています。僕が提案したのは「太陽の腕時計」と
「炎のマッチ」。「炎のマッチ」は文字通り、「火」の形をしたマッチです。擦った瞬間「火」の上に
もうひとつ火が重なり「炎」という文字に見えました。何気ない日常の中で「見立て」を楽しむ提案です。
そして、「太陽の腕時計」は、腕に装着できる日時計。太古から伝わる生きるための知恵を現代の生活でも
楽しむことを提案しました。ぜひご来場ください。くらしの良品研究所プロジェクトページもご覧下さい。

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「Enjoy! ( ) Energy.」ホームページより
東日本大震災は、被災された地域の方々の生活を破壊しただけでなく、発電所の事故のもたらす災害に
日本人全体の意識をまきこんでいます。電力供給量の低下は避けようもありませんが、それを悲観的に
受けとめるだけではなく、むしろ日本がスマート・エネルギー先進国になる契機ととらえることもできる
のではないでしょうか。無印良品は、敬愛する世界のクリエーターの方々に呼びかけを行い、日本を思って
下さるお気持ちを一つの表現に表していただくことにしました。「Enjoy! ( ) Energy.」の枠組みで、
生活のエネルギーについて自由に思い描いていただく。( )の中にそのお考えを込めていただくものです。
見た人が元気になったり、ほほえんだりすることで日本の空が少し明るくなるかもしれません。
早速寄せられたアイデアからはクリエーターのヒューマンな心が伝わってきます。作品は随時、無印良品の
サイトでご紹介していきます。

入場料:無料
会場:無印良品 有楽町2F ATELIER MUJI
期間:2011年10月28日(金) – 2011年11月28日(月)

くらしの良品研究所「Enjoy! ( ) Energy.」プロジェクト

NTTインターコミュニケーション・センター ICCオープン・スペース 2011 『自針と分針』

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初台にあるICCにて開催中のオープン・スペース2011に『自針と分針』を出展しています。
『自針と分針』は、2009年に羽田空港にて開催した「空気の港」に向けて東京大学相澤研究室と
協同で制作した作品。高度な画像処理技術によって、自分自身の姿が時計の「針」となって、
時刻を表示します。ぜひICCにご来場の頂き、自分の姿で時刻を確認してください。

《自針と分針》2009
針のない文字盤だけの時計の前に立つと,自分の姿が時計の針となって現われ,時を刻み始めます.
ここでは,内蔵されたカメラによって撮影された画像のなかから作品に向かって立っている人だけを
抽出し,シルエットとして切り抜くという最新の画像処理技術が使われています.画像が更新される
タイミングは,時針は1時間ごと,分針は1分ごと,そして秒針は1秒ごとと,針によって異なるため,
1分間以上時計の前にいると,異なる自分の姿が文字盤上に現われるのを見ることができます.

時計は,誰にとっても等しく,規則正しく流れる時間の流れを示すためにあるものですが,
わたしたちが生活のなかで主観的に経験する時間は,必ずしも一定ではありません.
ある瞬間が濃密に長く感じられる一方で,ある期間が一瞬のように短く感じられることもあるでしょう.
公共空間に設置された,自分がいないと機能しない時計は,そんな「自分だけの時間」があることを
あらためて意識させてくれます.この作品は,「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト
の一環として制作されました.アーティストと技術者が協同して作品制作にあたることにより,
公共空間にとけ込みつつも参加性の高い
作品となっています.

システム制作:冨樫政徳(東京大学相澤研究室)
Courtesy of Digital Public Art Project
(ICC ホームページより)

会期:2011年10月22日(土) – 2012年3月18日(日)
会場:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] ギャラリーBほか
開館時間:午前11時 – 午後6時
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合翌日)
年末年始(12/26 – 1/4、保守点検日(2/12)
入場無料
主催:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] 

浜松市美術館にて個展を開催鈴木康広展 BORDER-地球、まばたき、りんご、僕

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生まれ故郷にある浜松市美術館にて、個展を開催しています。
「地球」「まばたき」「りんご」「僕」は、世界の見方を変えたモチーフです。
これまで僕が10年の創作活動の中で発見した目に見えない境界を巡る構成です。

さらに今回は美術館の外へ活動を広げました。
昨年、瀬戸内国際芸術祭にて実現した『ファスナーの船』が浜名湖で運航しています。
浜名湖にはロープウェーや観覧車、展望台などファスナーの船のを上から眺める視点が
たくさんあり、乗るのも見るのも両方お楽しみください。
市役所でのパブリックアート「偶然のホトトギス」や、駅と美術館の間にある商店に
パラパラマンガを設置する「パラパラマンガ商店街」など、さまざまなプロジェクトを
同時開催しています。
ぜひこの機会に浜松にお越し下さい。

開催期間:2011年10月22日(土) – 11月23日(水・祝)
会場:浜松市美術館
主催:浜松市立美術館 静岡新聞社・静岡放送
特別協力:東京大学先端科学技術研究センター人間支援工学分野
協力:静岡文化芸術大学、カラーキネティクス・ジャパン株式会社、NECディスプレイソリューションズ株式会社、
株式会社清音・ファントムマリンコダマ、東京大学廣瀬・谷川研究室、東京大学生産技術研究所試作工場、
株式会社テンクー、DIRECTIONS、AAL

休館日:月曜日
開館時間:9:30 – 17:00(入館は16:30まで)
観覧料:大人800(600)円
高・大・専門学生500(300)円
中学生以下 無料
70歳以上・障害者手帳所持者及び介護者1名 半額
( )内は前売り、団体割引有り

詳しくは展覧会公式ホームページをご覧ください

We are 宇宙兄弟 VOL.04 Art Works「波紋の宇宙」

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人気マンガ『宇宙兄弟』のムック「We are 宇宙兄弟」のArtworksのコーナーで、
「身近なものから宇宙を感じる」というテーマで連載をしています。
今回は「波紋の宇宙」。お風呂につかっていたときに落ちてきた波紋に見とれた体験が
その後につくった作品につながっていきました。
ぜひ、We are 宇宙兄弟 VOL.04をご覧下さい!

『We are 宇宙兄弟』特設サイト

oiai 美術展 2011

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浜松にある美術アトリエ緑屋美術研究所のOBが集まり、毎年展覧会を開催しています。
主宰する藤澤伸太郎先生も生徒もお互いに講評し合うところがユニークだと最近人から言われました。
美大在学中の学生から社会人までさまざまなスタイルで創作を続ける人たちが参加しています。

僕の今年の作品は、浜松の「まばたき」採集。
今年制作した『まばたき採集箱』で集めた
浜松の「まばたき」を展示します。

日時:2011年8月17日(水) – 21日 (日) 10:00-19:30(最終日は17時まで)
場所:クリエート浜松3F ギャラリー31
浜松市中区早馬町2-1
JR浜松駅より徒歩8分、遠鉄西鹿島線「遠州病院前駅」より徒歩1分
TEL: 053-453-4511
入場無料

DM Art Work:石部泰亮

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Globe-Jungle Project 2011 in 浜松 南区東町 椎河脇神社

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2001年にNHKデジタル・スタジアムにて発表した公園の回転遊具グローブ・ジャングルを使った
インスタレーション『遊具の透視法』。昼間の子供たちの映像を遊具の回転による残像現象を
利用してプロジェクションします。番組での受賞の後、多くの人の協力を得てプロジェクトとして
各地の公園を巡回しました。さらにアルスエレクトロニカへの出品をきっかけに作品は海外へと渡り、
国境をこえて人々が子供たちの遊ぶ姿や「地球」という形を前に共感する瞬間を目の当たりに
しました。

2001年、当時はインターネットが伸び盛りの頃。世界各地に遊具を設置して、
地球の裏側とリアルタイムに交信することを夢のプランとして構想していました。
しかし10年経った今、いつの間にかネットワークを介してリアルタイムに世界各地と
通信することが日常となり、今は時を隔てた記憶の交流へと僕自身の興味の「重心」が
移動していることに気づきました。
先月、母校の小学生と授業を行ったときに、未来に向けて『遊具の透視法』の再スタートを提案しました。
幼い頃からの仲間や久しぶりに再会する地域の人たちが集い、世代をこえた交流の場となることを期待しています。

日時:2011年8月15日(月) 19:00 –
*午前中に町内でワークショップを開催し小学生と映像を撮影、夜に上映会を行います。

場所:静岡県浜松市南区東町398
JR浜松駅 遠鉄バスターミナル8番乗り場 掛塚行き(約15分)東町下車徒歩1分
どなたでもご参加頂けます
*会場では幼稚園から一緒の仲間が、カキ氷をふるまってくれることになりました。
ぜひお越し下さい。

東町 椎河脇神社

『ファスナーの船』ー浜名湖を ”開く”舘山寺浜名湖マリーナで運航を開始しました

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この秋、故郷の浜松にある浜松市美術館で個展を開催します。
昨年、瀬戸内国際芸術祭にて人が乗れる大きさの船として実現した「ファスナーの船」が
個展の開催に先立ち浜名湖で運航を開始しました。
全長11m、幅が4.5m以上あるため、海上輸送にも陸送にも困難なサイズ。
瀬戸内国際芸術祭では、その後に移動することを考えず制作したため、
運送には多くの問題が浮上しました。美術館の増田館長、浜名湖マリーナの新村さんをはじめ、
多くの方々のご尽力によって移動が実現しました。

ファスナーの船は2002年、飛行機の窓から東京湾を見下ろした時に、船の航跡が
あたかもファスナーで海を開いていくかのように見えたことに着想を得て、実物の船での
実現を目指し活動を続けてきました。
6年前、東京都の公園にてラジコン版「ファスナーの船」を走らせたところからプロジェクトは
スタートします。その後、2010年瀬戸内国際芸術祭に向け、漁船を改造し、船のオーナー、
設計者など多くの人の協力によって、人を乗せた運航がついに実現しました。
場所を浜松に移した今回のプロジェクトでは、浜名湖マリーナの協力によって、遊覧船乗り場から
実際に乗船が可能です。また、かんざんじロープウェイや周辺のホテルなど様々な視点からも眺められます。
浜松市政100周年を迎えるこの機会に、ファスナーの船に乗ることで浜名湖の魅力を共に「開き」、
新たな浜松の魅力を発見してみませんか?

日時:2011年8月6日(日) – 11月23日(水)
場所:ファントムマリンコダマパルパルマリンゲート
〒431-1029 静岡県浜松市西区舘山寺町1891
http://www.fantommarine.com/access/index.html

*かんざんじロープウェーからもご覧になれます。
http://ropeway.entetsu.co.jp/
問い合わせ先:ファントムマリンコダマ
TEL:053-487-2892
担当:新村

主催:浜松市美術館、静岡新聞社・静岡放送
特別協力:東京大学先端科学技術研究センター
協力:静岡文化芸術大学
財団法人浜松市文化振興財団はままつ文化サポート対象事業
浜松市制100周年記念・浜松市美術館開館40周年記念

浜松でのアートプロジェクトの全体を網羅するためのウェブサイトをオープンしました。
静岡文化芸術大学の和田和子先生をはじめ、情報デザイン学科の学生さんたちの協力で、
今後、展覧会にまつわる情報をアップしていきます。
ポスターは卒業生の桑田亜由子さんがデザインして下さいました。

運航情報について詳しくはこちらからご覧下さい

Aeron with ART for moretrees アートチャリティプロジェクト7月29日(金)19:00 トークイベント

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Aeron with ARTは、ハーマンミラージャパンとモア・トゥリーズによるアートチャリティプロジェクト。
このプロジェクトでは、ハーマンミラーのベストセラー製品であるアーロンチェアを、
現代を代表するアーティスト、建築家がカスタマイズし、1点もののアートピースに仕上げます。
販売収益は、森林保全団体である more trees に寄付し、東日本大震災への復興支援LIFE311
(国産材使用になる仮設住宅建設プロジェクト)への支援金として活かされます。(プロジェクトHPより)

アーロンチェアを使って「考えかた」を作品にしてくださいというオーダーに対して、
僕が提案したのは、「空気のためのアーロンチェア」。
あたかも透明人間が座っているかのようにアーロンチェアをリクライニングさせるための
オリジナルハンドル(リクライニングした状態で隙間に差し込む一本の鋼鉄の棒)を制作しました。

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7月29日には丸の内のハーマンミラーストアにて、トークイベントを開催します。
ぜひご来場下さい。

2011年7月29日(金)19:00 〜
会場:ハーマンミラーストア 東京都千代田区丸の内2-1-1
TEL: 03-3201-1840
ゲスト:永山祐子(建築家)、早野洋平(建築家)、鈴木康広(アーティスト)

Aeron with ART

浜松市立河輪小学校 特別授業

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子供時代を過ごした母校の河輪小学校で特別授業をさせて頂きました。
卒業生から学ぶ総合学習の時間。子供たちから地元の伝説や地域の名所、
風習、自然についての発表を受け、20年ぶりの懐かしさに、新鮮さを感じました。
驚いたのは子供たちの堂々とした語りとスムーズな発表の流れ。
僕自身は小学生の頃、人前での発表が何よりも苦手だったことを思い出しました。
発表につかうデジタルな機材が充実した、21世紀の小学校という印象を受けました。

20年ぶりの校舎の中を歩いていると、小さく感じたもの、予想よりは大きく感じたものなどが
次々と迫ってきて、世界と自分の間にまだまだ新しい体験の可能性を感じました。
当時の体の大きさを通して20年間保持していた記憶のスケールと現在の自分の感覚との
1回限りのギャップをしっかりと体に刻み込んできました。

授業の中で子供たちが取り組んできた「地球アート」の発表を受け、
僕自身が作品を制作していくなかで多くの場合に行き着く、
「地球」というフレームについて子供たちに話をしました。
8月には、地球をモチーフにした遊具グローブ・ジャングルを使った作品
「遊具の透視法」を8月15日に小学校の近くの遊具で子供たちと一緒に行うことに決まりました。

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第7回 目薬の銃

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デザイン誌「AXIS」の誌面での連載「まばたきの記憶」。
第7回は、子供の頃どうしても差せなかった目薬の感覚について文章とスケッチを書きました。
目薬を差すという行為は自分の心と体の関係を強く意識した数少ない体験。
気づかないうちに忘れてしまいそうな当時の記憶を、作品をつくることで今の自分に
つなぎ止めています。

詳しくは、ぜひAXIS誌をご覧ください。

AXISホームページ

原美術館にて「募金箱『泉』」公開記念特別展示

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東日本大震災において、被災された方々にお見舞い申し上げます。

2011年3月27日(日)の公開を予定していた、寄贈作品「募金箱 『泉』」は、
震災の影響により制作着工を延期していましたが、このたび公開の運びとなりました。
「募金箱 『泉』」は、原美術館の活動支援のための募金箱として制作されたものですが、
年内に寄せられた募金は、全額、被災地の復興支援のために寄付させて頂くことになりました。

コインは自分の分身のようなもの。それを投入することは美術館の活動への参加すること。
原美術館に訪れた人がその活動の起点となりうる「はじまりの瞬間」をイメージしました。
美術館と一体化した、音と映像を活かしたインタラクティブな募金箱です。
※「募金箱 『泉』」は、その性質上、募金された方のみ鑑賞可能な作品となります。

鈴木康広「募金箱 『泉』」公開記念特別展示
会期:2011年6月26日(日) – 7月1日(金)
会場:原美術館ザ・ホール
主催:原美術館
料金:無料(要・入館料)

 

『募金箱 泉』公開記念 鈴木康広トークショウ
会期:2011年6月26日(日)15:30 – 16:30
会場:原美術館ザ・ホール
主催:原美術館
料金:無料(要・入館料)
予約制
Tel:03-3445-0669 E-mail:info@haramuseum.or.jp

原美術館概要
住所:東京都品川区北品川4-7-25 〒140-0001
Tel:03-3445-0651(代表)
Fax:03-3473-0104(代表)
E-mail:info@haramuseum.or.jp

開館時間:11:00am – 5:00pm(祝日を除く水曜日は8:00pmまで開館/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日は開館し翌日休館)、展示替え期間、年末年始
入館料:一般1,000円、大高生700円、小中生500円/原美術館メンバーは無料、
学期中の土曜日は小中高生の入館無料/20名以上の団体は1人100円引
*開催中の展覧会「ミン ウォン:ライフ オブ イミテーション」もご覧いただけます。

交通案内:JR「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車徒歩3分。

ウェブサイト:http://www.haramuseum.or.jp 携帯サイト:http://mobile.haramuseum.or.jp ブログ:http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum ツイッター:http://twitter.com/haramuseum (アカウント名 @haramuseum)

原美術館×Bloomberg BloomBUS!「ブルンバッ!」 6月12日(日)最終運行

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原美術館とBloombergが取り組むモバイルアートプロジェクト「ブルンバッ!」。
昨年から1年間、品川駅と美術館を結ぶ無料シャトルバスとして運行してきました。
6月12日(日)に最終運行となります。
ご来観予定の方は、ぜひ「ブルンバッ!」にご乗車ください。

品川駅発
10:50/11:20/11:50/12:20/12:50/13:50/14:20/14:50/15:20/15:50/16:20
原美術館発
11:35/12:05/12:35/14:05/14:35/15:05/16:05/16:35/17:05
運賃 無料

原美術館ホームページ
原美術館 mobile版 ホームページ

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第6回 タニシを釣った友達

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デザイン誌「AXIS」の誌面での連載「まばたきの記憶」。
第6回は、小学校時代にもっとも熱中した「釣り」のエピソード。
釣りの入門には欠かせない「ウキ」という道具についてエッセイとスケッチを書きました。

詳しくは、ぜひAXIS誌をご覧ください。

AXISホームページ

『PERSEPECTIVE透視』「40 UNDER 40」 2011

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香港の建築・インテリア誌「PERSEPECTIVE透視」が主催する「40 UNDER 40」(40歳以下の40名へ贈られる賞)の アート部門に選出して頂きました。

PERSEPECTIVE透視「40 UNDER 40」

ベル オルゴールコレクション for more treesに参加します

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『ベル オルゴール』は、その名の通り「ベル」の形をした木製のオルゴール。
オルゴールのデザインを手掛けたのは、建築、インテリア、プロダクト、グラフィックなど
ジャンルを超え活動するデザインオフィスnendo。
ベルは、時間や季節、人の感情を投影してくれる「音の形」として身近で普遍的なものと考え、
デザインのモチーフにしたそうです。森を元気にするために必要となる間伐や主伐時に出た材
(国産ひのき材)を中心に活用されています。この『ベル オルゴール』を57組のクリエイターが
さまざまなクリエーションを施しました。

今回、僕は3つのタイプのベルを自分の姓「鈴木」をコンセプトにカスタマイズしました。

会期:4月6日(水) – 11日(月)
会場:本館6階催物場
最終日は、18時終了

参加アーティスト・デザイナー:
東 信、いがらしゆみこ、伊勢谷友介/リバースプロジェクト、伊藤佐智子、Ed TSUWAKI、enamel.、
大塚いちお、大野舞、岡嶌要、押忍!手芸部、ジュンジュン、辛酸なめ子、鈴木康広、オンザライン、
KIKI、菊地敦己、木村浩一郎、Candle JUNE、GRAPH、Keitarrow、ケイタマルヤマ、ゲルチョップ、
現代美術二等兵+長山智美、GOMA、3組のアーティストと山田遊、作原文子、シアタープロダクツ、
澁谷忠臣、shun kawakami + syoh yoshida by imura art gallery、203gow、服部滋樹、幅允孝、halluci、
ひびのこづえ、藤元明、本間良二、丸若屋、ミクラフレシア、参、mokely、
森本千絵+上岡祐司+冨沢ノボル、ヤブノケンセイ、鈴木道子、tiny dinosaur、高木正勝、高橋理子、
タナカカツキ、田中千絵、谷尻 誠、タロアウト、徳田祐司、トラフ建築設計事務所、中村竜治、永山祐子、
山本祐布子、リーフデザインパーク(五十音順・敬称略)

原美術館 作品「募金箱『泉』」の公開日を延期します

この度の東北地方太平洋沖地震にて被災された方、そのご家族、関係者の皆様には、
心よりお見舞いを申し上げるとともに被災地の早期の復旧をお祈り申し上げます。

27日に原美術館にて公開を予定していた作品「募金箱『泉』」の公開日を延期する
ことになりました。併せて予定していた公開記念展示の開催ならびに、
トークショウの開催日も未定となりました。
すでにトークショウにお申し込み頂いた方には、心よりお詫び申し上げます。

今、多くの方が被災地の方々への温かい思いと、復旧への切なる願いを込めて、
被災地に向けて募金をされていることと思います。
僕自身も原美術館に設置する作品「募金箱『泉』」を通して、アートが被災地の方々にできること、
原美術館の活動が多くの人に新しい作品との出会いを生み、希望を与える場となっていくことを願い、
自分自身のアートワークを通して、その活動に参加し続けていきたいと思っています。
公開日については、本ウェブサイトNEWS欄、並びに原美術館のサイトにてお知らせ致します。

原美術館
ウェブサイト:http://www.haramuseum.or.jp

原美術館にて寄贈作品「募金箱『泉』」を公開原美術館ザ・ホールにて公開記念展示を行います

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このたび原美術館に募金箱が設置されます。ある篤志家の協力により制作が実現し、
美術館に寄贈することになりました。
公開を記念して4月3日(日)まで、美術館ザ・ホールにて公開記念展示を行います。
最終日には、トークショウを開催します。ぜひご来場ください。

「コインは自分の分身です。それを投入することは、自分自身が原美術館の活動に参加することー。」

会期:2011年3月27日(日) – 4月3日(日)
会場:原美術館ザ・ホール
主催:原美術館
料金:無料(要・入館料)

『募金箱 泉』公開記念 鈴木康広トークショウ
会期:2011年4月3日(日)15:30 – 16:30
会場:原美術館ザ・ホール
主催:原美術館
料金:無料(要・入館料)
予約制
Tel:03-3445-0669 E-mail:info@haramuseum.or.jp
受付開始日 3月10日(木)

公開記念展示およびトークショウは「東京アートウィーク」参加プログラムです。
なお、「東京アートウィーク」とは初日が異なりますので、ご注意ください。
東京アートウィーク会期 2011年3月26日(土) – 4月3日(日)
http://tokyoartweek.com

原美術館概要
住所:東京都品川区北品川4-7-25 〒140-0001
Tel:03-3445-0651(代表)
Fax:03-3473-0104(代表)
E-mail:info@haramuseum.or.jp

開館時間:11:00am – 5:00pm(祝日を除く水曜日は8:00pmまで開館/入館は閉館時刻の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日は開館し翌日休館)、展示替え期間、年末年始
入館料:一般1,000円、大高生700円、小中生500円/原美術館メンバーは無料、
学期中の土曜日は小中高生の入館無料/20名以上の団体は1人100円引
交通案内:JR「品川駅」高輪口より徒歩15分/タクシー5分/都営バス「反96」系統「御殿山」停留所下車徒歩3分。
毎週日曜のみ、品川駅高輪口より無料ミニシャトルバス「ブルンバッ!」を運行
(協賛 ブルーム バーグL. P./アーティスト 鈴木康広/運行日時、詳細はウェブサイトをご覧ください)
ウェブサイト:http://www.haramuseum.or.jp 携帯サイト:http://mobile.haramuseum.or.jp ブログ:http://www.art-it.asia/u/HaraMuseum ツイッター:http://twitter.com/haramuseum (アカウント名 @haramuseum)

We are 宇宙兄弟 VOL.02 Art Works「空気を感じる」

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人気マンガ『宇宙兄弟』のムック「We are 宇宙兄弟」の誌面上で、
「身近なものから宇宙を感じる」というテーマで連載をしています。
前回の「地球の引力」の次は、地球上に住む人間にとって当たり前の存在と
なっている「空気」について、2007年に制作した『空気の人』をきっかけに
始まった、空気を感じるためのいくつかの試みをご紹介しています。

貴重なページの中に参加させて頂いてますが、正直にいうと作品をつくるときには
「宇宙」を意識したことはほとんどありませんでした。
自分の感覚をちょっとした隙をみて引き延ばし、平らな地球から、
なんとか、丸い「地球」にまでイメージをひろげるのが精一杯。
それでも『宇宙兄弟』に描かれる「宇宙」や月に惹かれます。
今後もその理由を自分なりの方法でさぐっていきたいと思っています。

『宇宙兄弟』とは、2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含む、
第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表。
時を同じくして日本では、自動車の設計をしていた南波ムッタが会社をクビに。
大きく異なった運命を歩んでいたふたりの兄弟。しかしそれぞれの未来が、
幼少時代に交したある約束によって、動き出そうとしていた。
(ホームページより)

『We are 宇宙兄弟』特設サイト
『We are 宇宙兄弟』VOL.02

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第5回 ひらめきのパラパラマンガ

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デザイン誌「AXIS」の誌面での連載「まばたきの記憶」。
第5回は、創作活動の原点とも言える「パラパラマンガ」について、
エッセイとスケッチを書きました。

ぜひ、AXIS誌をご覧ください。

AXISホームページ

more trees night vol.5 開催 1月20日(木)

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りんごのけん玉 Photo:Takumi Ota

 

美味しいお食事とお酒を頂きながら、森林について考えるmore trees night。
2011年の1回目にゲストとして参加することになりました。
昨年、間伐の現場に行った時のことや『りんごのけん玉』と『木のこま』の制作に
まつわるエピソードなどをご紹介します。
ぜひご参加ください。
日程は、第3木曜日(木×3=森)に戻っての開催とのことです。

日時:1月20日(木)19:30 OPEN / 20:00 START
会場: Restaurant-I
(東京都渋谷区神宮前1-4-20 パークコート神宮前1F)
ゲスト:鈴木 康広(アーティスト)
ファシリテーター:水谷 伸吉(more trees事務局長)
会費:6,000円。
定員:35名限定(定員を超えた場合は抽選となります。あらかじめご了承ください。)
more treesに関わる多彩なゲストによるトークショーの1部と、
ゲストを交えてお料理やお酒を楽しみながらの歓談タイムの2部構成による
イベントです。お食事は、フィンガーフードとフリードリンクになります。
※会費の一部は、more treesの森林保全活動に役立てられます。

参加のお申し込みはこちらから
http://atnd.org/events/11591

moreTreesホームページ

ユニクロカレンダーに「ファスナーの船」が登場しています

『UNIQLO CALENDAR』は、ユニクロのホームページで公開されている、
季節を切り取った映像、音楽、ユニクロの商品の3つの要素から構成されたカレンダーです。
ミニチュア風に撮影された日本の景色の中に「ファスナーの船」も一瞬だけ登場しています。

ユニクロカレンダー

We are 宇宙兄弟 VOL.01

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モーニングにて連載中の小山宙哉『宇宙兄弟』のムックが発売されました。
宇宙とヒトの素敵な関係マガジン『We are 宇宙兄弟』。
宇宙の魅力をわかりやすく、楽しく紹介するムックです。
その中で「身近なものから宇宙を感じる」というテーマで連載することになりました。
地球の引力があってこそ成立する「けん玉」の玉をりんごに変えるまでのプロセスについて、
今回、新たにスケッチを描きました。ぜひご覧下さい。

『宇宙兄弟』とは、2025年、NASAは日本人宇宙飛行士・南波ヒビトを含む、
第1次月面長期滞在クルーのメンバーを発表。
時を同じくして日本では、自動車の設計をしていた南波ムッタが会社をクビに。
大きく異なった運命を歩んでいたふたりの兄弟。しかしそれぞれの未来が、
幼少時代に交したある約束によって、動き出そうとしていた。
(ホームページより)

『We are 宇宙兄弟』特設サイト

『広告』 KOHKOKU 2011 Vol.384RE:SOURCE Vol.6 インタビュー掲載

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『広告』の最新号でインタビューが掲載されました。
インタビュアーはTOKYO SOURCE編集長の近藤ヒデノリさん。
ご自身も創作活動をする視点からのインタビューによって、
僕自身もはじめて言語化できたことが多くありました。
インタビューの全文がTOKYO SOURCEのウェブサイトに掲載されています。

近年、生活のあらゆるシーンにデザインが浸透してきました。
人々の欲求を喚起し、経済を駆動するという役割を担ってきた、デザイン。
しかし、モノが飽和し、消費に対する意識が変化している今、デザインはこのままでいいのでしょうか?
今号では、社会の課題を解決し、豊かな生活をもたらすというデザイン本来の意味に立ち返りながら、
現代社会の関係の貧しさを解決するための、新しい役割をデザインに見出してみようと考えました。
人と人、人とコミュニティ、人とモノ、人と自然。断絶されていた関係をつなぎ、
新しい関係を生み出すためのデザインとは? 『広告』で、その答えを見つけてください。
編集長・永井一史
(『広告』ホームページより)

「広告」ホームページ

千葉工業大学 デザイン科学科 特別講義

千葉工業大学デザイン科学科の山崎和彦先生から授業によんでいただきました。
これまでの作品制作の全体と、作品と人との関係に着目したお話をしたいと思っています。

授業名:テクノロジーアート
日時:12月13日(月)8:50-10:20
場所:千葉工大・津田沼キャンパス・6号館 612教室

千葉工業大学津田沼キャンパス

ATACカンファレンス2010京都Assistive Technology & Augmentative Communication Conference 2010「空気の鞄ー芸術・デザイン・コミュニケーション」

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ATACカンファレンス2010京都にて「空気の鞄」という作品を制作しました。
分野の垣根を越えて、コミュニケーションの可能性について話します。

「障害のある人や高齢者の自立した生活を助ける電子情報支援技術(e-AT)と、
コミュニケーション支援技術(AAC)の普及を目的に1996年以来毎年開催されています。
専門家のセミナー、実践紹介、ユーザ自身による発表,障害疑似体験,世界の最新動向紹介など
約80のセッションを自由に選択して学べるカンファレンスです。
初心者にも分かりやすい基礎的な内容から、少し専門的なところまで具体的にお伝えします。
また、展示会では、国内外の多くのe-AT関連企業・団体が参加しており、参加者がじっくり
機器に触れて試していただけます。
これまでの参加者は,障害のある方や高齢者,そしてそのご家族,教師,OT,PT,ST,
施設指導員,看護婦,ヘルパー,福祉機器販売関係者など様々です。
セミナーだけでなく,展示あり,ライブショーありの自由な雰囲気の楽しい会です。
ただ聞くだけでなく気軽に講師とも話し合える場でもあります。
気軽な服装でおこしください。
(ATAC 2010 ホームページより)

一般公開講演「空気の鞄ー芸術・デザイン・コミュニケーション」
出演者:神原秀夫(BARAKAN DESIGN)、鈴木康広(アーティスト)、秋田 麻早子(東京大学)、
中邑 賢龍(東京大学)
日時:12月12日(日)14:10 – 15:00
場所:国立京都国際会館 Room:Annex1
〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池
主催:ATAC,特定非営利活動法人 e-AT利用促進協会

ATACカンファレンス2010京都

朝日新聞夕刊「彩・美・風」にて連載

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朝日新聞夕刊のアート欄に毎週水曜日掲載されている「彩・美・風」にて、
今月の連載を担当しています。(掲載は首都圏と一部の地域限定です)
新聞掲載の執筆は初めてのことです。
既に2回の掲載が終わり「ファスナーの船」と「りんごのけん玉」について書きました。
のこりあと2回です。ぜひご覧下さい。

富山ガラス造形研究所 特別講義

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「時間を測るスプーン」 2003

 

ガラス造形に関する専門的知識と技術を学ぶことのできる富山ガラス造形研究所にて、
レクチャーをさせて頂くことになりました。
ガラスという素材は、まだ僕自身の手で扱ったことがありません。
ですが、2003年に東京大学生産技術研究所の実験器具を制作するガラス職人さんの力を借りて、
「時間を測るスプーン」という作品を制作したことがあります。
そのときはじめてガラス加工を目の当たりにしてその扱い方に衝撃を受けました。
それ以来、ガラスという素材の「温度」や熱伝導性など、扱ったことのない人には
知り得ない意外な性質がありそうだと感じたことを、ふだんガラス製品に触れるなかで
時折、思い出します。

ガラス加工は未経験の僕ですが、作品制作に多くの素材を扱っています。
創作活動について今まで扱ってきた素材についても触れながらお話をさせて頂きます。

日時:2010年12月6日(月)17:00 – 19:00
会場:富山造形研究所 会議室
お問い合わせ:富山造形研究所(担当/佐野)
076-436-2973
E-mail:officetiga@song.ocn.ne.jp

富山ガラス造形研究所

京都造形芸術大学 特別講義

「京都造形」といえば、一線で活躍するアーティストが教鞭をとり、
AKB48が校歌を歌う、話題に事欠かないユニークな芸術大学。
アーティストのヤノベケンジさんが学生と共にプロジェクトを実行する
ULTRA FACTORYは、発足当時からずっと気になっていました。
そして今年の夏にULTRA FACTORYディレクターの原田佑馬さんの
授業にゲストとしてよんで頂いたときには、学内で明和電機の土佐社長に偶然遭遇。
日常的にトップクリエーターが出入りしている印象を受けました。
とくに情報デザイン学科は注目の学科です。美術という枠をこえて、
「情報」という概念を広くとらえることのできる学びの場です。

そして今回、情報デザイン学科の榎本了壱さんから特別講義によんで頂きました。
現在の活動やこれまでの創作活動の流れ、学生時代の経験などをお話してくださいとのこと。
この授業には、イラストや図を交えたマップ形式でレポートを作成する課題があるらしく、
学生たちによる年間の優秀レポートをまとめた冊子も作成するとのこと。
3時間近く時間があるので、じっくりお話できそうです。

日時:2010年12月1日(水)3・4講時(13:10 – 16:10 途中20分の休憩あり)
会場:京都市左京区北白川瓜生山2-116
京都造形芸術大学 人間館4F NA401教室
*30名程度一般の方も入場可能とのことです。

京都造形芸術大学ホームページ
情報デザイン学科ホームページ

鈴木康広 まばたきツアー @原美術館

原美術館では、毎週日曜日に美術館と品川駅を結ぶ無料ミニシャトルバス「ブルンバッ!」を
運行しています。「ブルンバッ!」は、2008年から原美術館とBloombergが取り組む
モバイルアートプロジェクト。原美術館の窓に着目した「ブルンバッ!」をデザインしました。

そしてこのたび、関連イベントとしてバスガイドを務めることになりました。
イベントは、品川駅前の「ブルンバッ!」への乗車からはじまり、
原美術館に到着した後は、原美術館を巡るツアーとトークをお楽しみいただく予定です。
各回とも定員は22名。皆様のご予約をお待ちしております。
また当日は、14:00頃より閉館まで、「ブルンバッ!」を含むこれまで作品の映像を
館内ザ・ホールにて上映予定です。
映像はインタビューユニットAAL(前田聖志+小川謙治)が制作してくれました。

日時:2010年11月28日(日)
1回目:13:40集合 13:50発 / 2回目:15:40集合 15:50発
(1回目満席・キャンセル待ち登録受付中。2回目受付中)。
定員:各回22名
集合場所:JR品川駅高輪口(西口)を出て左へ進んだ都営バス乗り場の先、黄色い看板の前に
スタッフがいます。
参加費:無料(入館料のみ。原美術館メンバーはご本人及びご同伴2名様まで無料でご入館いただけます)
ご予約・お問合せ:本イベントは予約制です。(ザ・ホールでの映像鑑賞は予約不要)
Tel: 03-3445-0669 E-mail: info@haramuseum.or.jp
(1)お名前(2)ご連絡先電話番号(3)人数
(4)原美術館メンバーの方は会員番号をお知らせください。

*「ブルンバッ!」運行の詳細につきましては、こちらをご覧ください。
*11月28日(日)、当イベントのため「ブルンバッ!」は、品川発の13:50と15:50の便が
貸切りとなります。
どうぞご了承ください。

原美術館ホームページ
原美術館 mobile版 ホームページ

京都賞学生フォーラム美術家ウィリアム・ケントリッジ氏と対談します

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「動くドローイング」で新しい表現世界に挑んでいる美術家、ウィリアム・ケントリッジ。
南アフリカに生まれ育ったケントリッジは、自国の歴史と社会状況を題材としながらも、
深い洞察力と人間存在の本質を見つめる視点によって、独自の世界観を築き上げてきました。
今回の「京都賞 学生フォーラム」では、モデレーターとして中谷日出氏、聞き手に鈴木康広氏を迎え、
アートに興味のある若い世代の皆様に、ぜひケントリッジの世界を味わっていただきたいと思います。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。入場無料、英日逐次通訳あり。(募集案内より)

チラシはこちらからご覧になれます。

日時:2010年11月13日(土)15:00 – 17:00(受付開始14:30)
会場:京都大学 稲盛財団記念館(京都市左京区吉田下阿達町46)
出演者:ウィリアム・ケントリッジ 第26回京都賞 思想・芸術部門受賞者
モデレーター:中谷日出  NHK解説委員(芸術・ICT担当)
対談者:鈴木康広(アーティスト)
テーマ「アーティストダイアログ-ケントリッジと語ろう」
日本人若手アーティストとの対話を通じて、今、ケントリッジが社会、若者たちに伝えたい思いを語る。
定員150名
申込方法
住所、氏名(ふりがな)、年齢、職業、電話番号、メールアドレスをご記入の上、当財団までFAX、
E-mail、またはハガキにてお申込みください。後日、入場票をお送りします。

〒600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸7F
京都賞「学生フォーラム」係
TEL: 075-361-6910 FAX: 075-353-7270
E-mail: kent@inamori-f.or.jp
主催:財団法人稲盛財団

京都賞学生フォーラム参加者募集
稲盛財団ホームページ

more trees展 ─ 森を感じる12日間 11月3日 ワークショップ開催

more trees事務局長の水谷伸吉さんから森についてのお話を聞きながら、
枝や間伐材の端材から「木」をつくります。どなたでもできる簡単な作業ですが、
ひとそれぞれまったくちがう「木」ができます。皆さんの「木」を展示中の作品に加えて、
さらに大きな「森」に成長させましょう。

ワークショップ開催概要
日時:11月3日(水)14:00 – 16:00 *10月30日から変更になりました。
場所:アクシスギャラリー集合(港区六本木5-17-1 アクシスビル4F)
定員:15名(要予約・先着順)
申込方法:「more treesワークショップ希望」、氏名、職業、電話番号、メールアドレスを明記のうえ、
forum@axisinc.co.jpまで。
お問い合わせ:アクシスギャラリー Tel: 03-5575-8655

AXISホームページ
moreTreesホームページ

DESIGN TOUCH Conference瞬間にすわる ーミッドタウンに流れるものを見る

明日、デザインタッチ・カンファレンスに参加します。
今回インフォメーションエリアに制作したベンチ「瞬間にすわる」を入り口に、
最近のパブリックスペースでのアートワークについてお話します。

タイトル:瞬間にすわる ーミッドタウンに流れるものを見る

昨年、羽田空港で開催されたDigital Public Art Exhibition「空気の港」のアートディレクションを手掛け、
今夏、瀬戸内国際芸術祭で話題を呼んだ「ファスナーの船」など、作品の存在によってその場の特性を
再発見していく創作を続けるアーティスト・鈴木康広。今回インフォメーションプレイスに展開した作品
「瞬間にすわる」について、最近の活動とともに話します。

開催日時:10月30日(土)17:00 – 18:00 (終了予定)

DESIGNTIDE TOKYO 2010
Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2010

Tama Art Competition 2010

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多摩美術大学上野毛キャンパス芸術祭では、ジャンルを問わず作品を学内外から公募する
アートコンペが毎年開催されています。
大学生の頃、友人といっしょに公開講評会にいったときのことを思い出しました。
10年経ち、今年のTama Art Competitionに審査員として参加することになりました。
ホームページを見ると、単なる講評会ではなく、受賞者も審査員のディスカッションに
参加する会になるとのこと。

今回の審査委員の皆さんとはみんな初対面です。
佐藤直樹さん(ASYL)、及川賢治さん(100%orange)、千原航さん、できやよいさん。
思ってもいない視点の作品や、とびきりの意欲をもった作り手と出会えることを期待しています。

審査員をつとめるにあたって、実行委員の篠崎健吾さんと馬場一萌さんが駒場の制作場所まで インタビューに来て下さいました。その内容はこちらからダウンロードしてご覧になれます。

芸術祭会期:2010年10月30日(土)-31日(日)
審査会・講評会
日時:2010年10月31日(日)17時半から
場所:多摩美術大学上野毛キャンパス講堂

Tama Art Competition 2010公式HP
多摩美術大学芸術祭の公式HP

TOKYO DESIGNER’S WEEK 2010CONTAINER GROUND 東京大学 廣瀬・谷川研究室「コンテナの車窓」

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2004年、2005年にTOTOの東京デザイナーズウイーク・コンテナ展にて作品を発表して以来、
今回の久々の参加は、東京大学廣瀬・谷川研究室による映像インスタレーション作品。
プランニングを担当しました。
廣瀬研といえば、バーチャルリアリティ技術やヒューマンインターフェースなど、
人間と機械の関係にせまる研究で知られ、最近は研究発表のみならず展覧会やイベントなど
幅広い分野での発表活動に取り組んでいます。
廣瀬教授の研究は、鉄道や電車が日常の中に生みだした新しい時空の体験とつながっています。

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今回のプロジェクトのタイトルは「コンテナの車窓」。
コンテナ内に電車の内部からとらえた景色を再現することで、
電車内に身を置いたときの感覚を呼び起こします。
止まった空間の中で車窓から感じる移動感覚は新鮮な時間体験をさせてくれます。
ぜひご来場ください。

今回の展示は、NECディスプレイソリューションズからお借りした高精細なディスプレイ、 デザインアソシエーションの皆様の協力によって実現しました。
制作スタッフ
Planning & Art Direction 鈴木康広
Technical Director 西村邦裕
Reseach & Development 佐藤宗彦、林 織部、木村健太郎、伴 祐樹、
小野嶋 勇介、室谷 勇真、Yang LeiWei
Project Management 上條桂子
Producer 廣瀬通孝
Cooperation
NECディスプレイソリューションズ
宝珠山 治

展示期間:10月29日(金) – 11月3日(水・祝)
HIROSE TANIKAWA LAB
TOKYO DESIGNER’S WEEK 2010

DESIGNTIDE TOKYO 2010Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2010インフォメーションエリア「瞬間にすわる」

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六本木・東京ミッドタウンで開催される2つのデザインイベントの入り口となる
インフォメーションエリアにベンチを制作しました。

外苑東通りを行く人の目にとまり思わず足を止めるもの。訪れた人に関わりがうまれ、
写真にうつすとさらに見え方が変わるもの。ミッドタウンに新しい「デザイン」の入口を
つくることを求められました。ふと頭をよぎったのは、かつて北斎が常に動きまわる波を不動の富士と
同時に描き、いきいきと固定して見せた鮮烈な画面。一瞬、時が止まったようにも感じる崩れる寸前の波の
フォルムを椅子の「背もたれ」に見立て、みんなで座ってみたいと思いました。
タイトルは“瞬間にすわる”。人々の流れの中に「瞬間」の椅子を置くことで、ミッドタウンに流れる
時間が新鮮に感じられることを期待します。

展示期間:10月28日(木) – 11月3日(水・祝)
DESIGNTIDE TOKYO 2010
Tokyo Midtown DESIGN TOUCH 2010

六本木 AXIS GALLERY「more trees展 – 森を感じる12日間 」

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六本木アクシスで「more trees展 ─森を感じる12日間 」が開催されています。
間伐材を活かしたプロダクトを2点、中庭での森をテーマにしたインスタレーション、
そして地下のギャラリー・シンポジアの前では、more treesの森の関係者やワークショップ参加者の
手からうまれた「木」によるインスタレーション作品を展示しています。

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りんごのけん玉 Photo:Takumi Ota

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木のこま Photo:Takumi Ota

 

中庭の「空気の森」は、一歩踏み入れるとたちまち檜のにおいに包まれます。
雨上がりの晴れの日には、中庭にいっそう香りがたちます。
そして時間帯によっても作品の見え方が様変わりします。
おすすめは晴れた日の午前11時から2時、ビルの隙間から太陽光が差し込む時間にぜひご来場ください。

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「空気の森」(2010)

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「more trees !」(2010)

 

会期中にはワークショップの開催も決まりました。

more trees事務局長の水谷伸吉さんから森についてのお話を聞きながら、
枝や間伐材の端材から「木」をつくります。どなたでもできる簡単な作業ですが、
ひとそれぞれまったくちがう「木」ができます。皆さんの「木」を展示中の作品に加えて、
さらに大きな「森」に成長させましょう。

ワークショップ開催概要
日時:11月3日(水)14:00 – 16:00 *10月30日から変更になりました。
場所:アクシスギャラリー集合(港区六本木5-17-1 アクシスビル4F)
定員:15名(要予約・先着順)
申込方法:「more treesワークショップ希望」、氏名、職業、電話番号、メールアドレスを明記のうえ、
forum@axisinc.co.jpまで。
お問い合わせ:アクシスギャラリー Tel: 03-5575-8655
プロダクトの開発、インスタレーション、ワークショップを通して、
「木」という存在、そして「森」という空間にあらためて思いを馳せる機会となることを
期待しています。ぜひご来場ください。

開催期間:10月27日(水) – 11月7日(日)
時間:11:00 – 19:00(最終日は17:00まで)
会 場:アクシスギャラリー他アクシスビル内(東京都港区六本木5-17-1)
入場無料
主催/企画:more trees+アクシスギャラリー
4階アクシスギャラリー
参加クリエイター:深澤直人、鈴野浩一、鈴木康広、小林幹也、清水慶太、倉本 仁、熊谷有記、角田陽太

地下1階アクシスギャラリー[シンポジア]
参加写真家 (※五十音順):
市橋織江、井上佐由紀、今井智己、渋谷征司、鈴木 心、瀧本幹也、田島一成、
辻 佐織、津田 直、泊昭雄、長島有里枝、新田桂一、蓮井幹生、端 裕人、
平間 至、広川泰士、ホンマタカシ、松江泰治、MOTOKO、若木信吾
会場デザイン:トラフ建築設計事務所
グラフィックデザイン:中野豪雄
お問い合わせ先: Tel.:03-5575-8655 E-mail: gallery@axisinc.co.jp

AXISホームページ
moreTreesホームページ

”QUOTATION” Worldwide Creative Journal no.9対談 丹下紘希×鈴木康広

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“QUOTATION”は世界のさまざまなクリエイティブに関する情報を集め、繋げていく雑誌。
Mr.Childrenをはじめ数々のミュージックビデオを手掛ける映像作家の丹下紘希さんとの
対談が掲載されました。

QUOTATIONホームページ

「出発の星座」がグッドデザイン賞を受賞

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昨年、羽田空港全域で開催したDigital Public Art Exhibition「空気の港」。
第1ターミルの天井に設置した作品「出発の星座」がグッドデザイン賞を受賞しました。
「出発の星座」は、ロビーの天井に3000個という限られた数のLEDで構成されたディスプレイ作品です。
点在したLEDが網膜の残像現象によって、見る人の脳内で補完されることで精細な像を結びます。
LEDの配列は、ターミナルビルがオープンした日にロビーから見えたはずの星座を再現しています。
空港を出入りする飛行機の発着情報と連動し、出発の時間になると目的地の方角へ
飛行機のシルエットが飛び立ちます。閉鎖的な空港の天井に開放感を生みだすとともに、
何気なく繰り返される飛行機の出発も、流れ星を目撃したときのような思いがけない
特別な瞬間になります。

「出発の星座」は東京大学廣瀬・谷川研究室の佐藤宗彦くんが取り組んできた
「粒子形ディスプレイ」技術の研究をもとに、僕がプランニングを担当しました。
そして空港を管理、運営する日本空港ビルディング株式会社、日本空港テクノ株式会社を始め、
多くの業種の方々のご協力によって実現しました。

使用した高輝度LEDは(株)アバゴ・テクノロジー社から提供を受け、配線は数十人の
インターンスタッフやボランティアの方々の長期間に渡る手作業で実現にこぎ着けました。
多くの人たちの実現への強い思いと努力が実り、今回Gマークを受賞できたことを大変うれしく思います。
今後も「粒子形ディスプレイ」技術をもとに、さらなる展開の機会が訪れることを願っています。

グッドデザイン賞ホームページ

Kanon 華音 Vol.20 インタビュー掲載

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『Kanon』は、繊細で奥ゆかしい和の魅力を現代に伝え「和を軽やかに遊ぶ」一冊。
Kanon Senseというコーナーに最近の活動についてのインタビューが掲載されています。

Kanon Vol.20 の特集は”南方熊楠が魅せられた宇宙「熊野、生命の豊潤」”です。
熊野の森の美しいビジュアルとともに、哲学者・内山節さんの熊野にまつわるお話、
そして南方熊楠の自叙伝として知られる「履歴書」など、数々の資料が掲載されています。

ぜひご覧ください。
華音ホームページ

『マンモス』「未来 THE FUTURE – どんな未来を想像する?」

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親と子に向けたフリーペーパーとして『マンモス』が新しく生まれ変わりました。
リニューアル第1号のテーマは「未来 THE FUTUREーどんな未来を想像する?」
未来をテーマに行った子供たちとの「種」づくりのワークショップの模様が掲載されています。
ファッション、宇宙、科学、建築など、さまざまな分野の人たちの50年後、100年後の
未来への思いが詰め込まれています。
ワークショップのページはこちらからご覧になれます。
『マンモス』が置かれている店舗

シップスキッズ、ファミリア、コールマン、ノースフェイス、ポリウォークスほか、
美術館やミュージアムショップ、キャンプ場など

ぜひ、取り扱い店舗にて入手してください。
MAMMOTHホームページ

AXIS誌 連載「まばたきの記憶」第2回 ファスナーと船

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デザイン誌「AXIS」の誌面で始まった連載「まばたきの記憶」。
第2回目は、瀬戸内国際芸術祭に出展中の作品「ファスナーの船」にまつわる
エッセイとスケッチを書きました。

船が実現してはじめて描けたスケッチを掲載しています。
ぜひ、AXIS誌をご覧ください。

AXISホームページ

瀬戸内国際芸術祭「ファスナーの船」

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瀬戸内国際芸術祭の開幕式で高松港を開き、ツアー船の先導役をつとめました。
当初、高松と女木島を結ぶ運航の予定でしたが、着岸場所の見直しのためにしばらく運航を
見合わせていました。
フェリーなど大型船の来港時の波の揺れに予想以上に影響を受け、
一般客の安全な乗り降りが困難だと判断したからです。

その後、多くの方々の協力により高松港付近に新しい着岸場所が見つかり、
8月23日から一般客を乗せた運航がはじまりました。
天候と海模様を相手にしていることもあり、万全な安全体勢を確保するために、
運航率は低くなりましたが、乗船した喜びの声や目撃情報が日々届いています。

運航開始以降、新聞、テレビ、雑誌、WEBニュースなど、さまざまなメディアで取り上げていただき、
瀬戸内海を「開く」イメージが多くの人と共有できたことをうれしく思います。
2004年のラジコンの「ファスナーの船」を撮影してくれたAALの前田聖志くんと、
小川謙治くんが「ファスナーの船」の瀬戸内海を開いていく様子を撮影してくれました。
AALの瀬戸内特集もぜひご覧ください。

開催概要
瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」
開催期間:2010年7月19日(海の日) – 10月31日(日)
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺
参加作家:17の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、13のイベントが参加
主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会

運航についてはこちらからご覧ください

oiai美術展がさまざまなメディアに取り上げられました

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今年のoiai美術展がテレビ、新聞、ラジオなどで大きく取り上げられました。
そのなかでも中日新聞にはカラー写真で掲載され、多くの来場者が集まりました。

会期5日間で1000名近い来場者数があったという報告と来年のoiai展へのさらなる意気込みが
代表の藤澤伸太郎先生から届きました。

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oiai美術展 2010

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毎年夏にクリエート浜松で開催されているoiai美術展に今年も参加します。
oiai美術展は、僕が高校3年の頃に通っていた緑屋美術研究所のOBが集まり、
大学生から社会人までさまざまな年齢層のメンバーが出品する展覧会です。

昨年、羽田空港の第2ターミナル、今年2月に東京都現代美術館の吹き抜けに展示した
全長12メートルの「大きな空気の人」を展示します。

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写真は東京都現代美術館で開催された「CyberArts Japan」での展示

会期:8月18日(水) – 8月22日(日)
時間:10:00 – 19:30(最終日は18:00まで)
会場:クリエート浜松 3階ギャラリー31
住所:〒430-0916 浜松市中区早馬町2-1
電話:053-453-5311
アクセス:遠州鉄道西鹿島線 遠州病院前駅より徒歩1分、JR浜松駅より徒歩8分
入場無料

クリエート浜松について

東京造形大学 大学案内

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母校の東京造形大学の大学案内に掲載していただきました。
掲載は、88-89ページの「ZOKEIを卒業して?」です。

大学案内の中身は造形大らしく堅実な内容でした。
僕が取り寄せた頃とちがって学生の作品や具体的な授業内容の掲載はなく
大学の理念と教員の顔がよく見える構成で仕上がっていました。

個人的には、新設されたハイブリッド科目というプログラムの紹介に目がとまりました。
CSC(クリエイティブ・スパイラル・センター)、CSL(クリエイティブ・スパイラル・ラボ)という
機関によって、教育プログラム自体を学生と教員双方が考え、意見交換し変革していく
ことができるようです。
専門分野をこえた本当に新しい表現は組織としてつくっていけるものなのか、
学生個人が自分の興味と意欲で開拓していくものなのか、
このプログラムが目指すように、双方の間にその可能性は育まれるのでしょうか。
僕は大学に入る前も通っていた頃もそんな高度な視点を持つことも意識することもできず
ただそのとき自分のやりたいことに熱中していました。
大学という場所も学生の意識もずいぶん変化したのかもしれません。
この案内を見るような未来の造形大生は、どんな思いをもって造形大にやってくるのでしょうか。

僕にとっての造形大の魅力は、まじめさと自由さ。そしてジャンルの垣根がないところ。
「美術」という枠組みではなく、「造形」という切り口で個人と社会に補助線を引いていくような発想。
当時の僕の目から18年分のたくさんの「ウロコ」を落としてくれた、
分野を横断していく講義で学んだことは、卒業後も記憶の引出しから頻繁に出し入れを
くり返してきました。造形大の頃に考えたこと、わからなかったこと、心にのこったことは、
創作活動を続けていることで、現在の自分の中に生き続けています。

インタビューとテキストは編集者の鈴木里子さん、
撮影はフォトグラファーの西 希さんにお世話になりました。

資料請求ページ
東京造形大学ホームページ

ZINE’S MATE「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010」flip book「TELEPIGEON」を発売

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7月31日まで 3331 ARTS CHIYODAにて開催中のZINE’S MATE「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010」。
UMA/design farmの原田祐馬さんとMUESUMの多田智美さんのprototypebookという企画で
僕がコクヨのメモ帳に書いたパラパラマンガ「TELEPIGEON」を、紙の厚みからサイズまでそのまま複製に成功。
一冊¥2000、限定300部で発売中です。サインとシリアルナンバー入りです。
「TELEPIGEON」は、モーニングのウェブサイトで連載した作品でもあります。

今までいろいろな機会にパラパラマンガを作ってほしいと言われてきましたが、
はじめて実現しました。今、複製ができることの不思議さとおもしろさを感じている最中です。
今回、それを実現してくれた原田さんは、関西に拠点を置く名立たるアーティストの
展覧会フライヤーやカタログのデザインを手がけ、ヤノベケンジさん率いるウルトラファクトリーの
ディレクターとしても活躍しています。
先日、原田さんとMAILEの下山さんの担当する授業のゲスト講師として訪問した際に
この企画は立ち上がりました。それがオープニングのわずか1週間前。
時間のない中、すばらしいクオリティーで成し遂げた原田さんと多田さんの勢いに圧倒されました。
ZINE’S MATEにご来場の際には、ぜひprototypebookのブースをお探しください。

UMA/design farm
モーニング パラメモ
ZINE’S MATE「THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010」

瀬戸内国際芸術祭 「ファスナーの船」で瀬戸内海を開きます

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7月19日から瀬戸内海の島々を舞台に100日間開催される瀬戸内国際芸術祭に参加します。
2004年にラジコンの船を改造して近所の池を開いて以来、
人が乗船できる巨大なファスナーで海を「開く」ことを目指してきました。
この度、6年の歳月を経てついにそのチャンスが到来しました。

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瀬戸内国際芸術祭はすでに多くの来場者であふれることが予想されていますが、
「ファスナーの船」は会期中に水上タクシーとして運航する予定です。
安全を第一に、そしていかに鮮やかに海を開くかを重視して目下船を制作しています。

開催概要
瀬戸内国際芸術祭「アートと海を巡る百日間の冒険」
開催期間:2010年7月19日(海の日) – 10月31日(日)
会場:直島、豊島、女木島、男木島、小豆島、大島、犬島、高松港周辺
参加作家:17の国と地域から75組のアーティスト、プロジェクト、13のイベントが参加
主催:瀬戸内国際芸術祭実行委員会

瀬戸内国際芸術祭公式ホームページ

AXIS誌 新連載「まばたきの記憶」第1回 アメンボのにわか雨

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デザイン誌「AXIS」でエッセイとスケッチの連載をすることになりました。
「AXIS」といえば、大学生の頃大学の図書館で初めて手に取って以来、
遠く彼方からこちらを照らすようなあこがれのデザイン誌。
まさか連載をさせていただけることになんて夢にも思っていませんでした。
クールでスタイリッシュな誌面に僕の手描きのスケッチはうまく同居できるのでしょうか。
ともあれ、貴重な誌面を使わせていただく以上、
読者の皆さんと共有できる内容の連載にしていきたいと思っています。

連載のタイトルは「まばたきの記憶」。
日々の気づきや発見をきっかけに過去の記憶と今の活動をつなぐエッセイとスケッチを
載せていきたいと思っています。

ぜひ、AXIS誌をご覧ください。

AXISホームページ

ELLE JAPON 8月号、ELLE DECO NO.109にインタビュー掲載

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ファッション誌「ELLE JAPON」8月号と、インテリア誌「ELLE DECO」NO.109に瀬戸内国際芸術祭が紹介されました。
「芸術祭参加アーティストに聞いた”島とアート”の魅力と楽しみ方」に簡単なインタビューが掲載されています。

アシェット婦人画報社エル・ジャポン
アシェット婦人画報社エル・デコ

TOKYO FIBER ’09 SENSEWARE イスラエル巡回展

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昨年の4月、ミラノサローネで話題を呼んだ「TOKYO FIBER ’09?SENSEWARE」展。
9月には六本木ミッドタウンの21_21 DESIGN SIGHTにて凱旋展示を果たしました。
そしてふたたび海外への巡回展がはじまりました。
今回の巡回先はイスラエルのホロン市。
デザイナーのロンアラッド氏がデザインしたことで知られる新しいミュージアムです。

イスラエルの真っ青な空に映える褐色のラインが展示室を大きく包み込んでいます。
ミュージアムに着くと、ディレクターのガリットさんがミュージアム全体を案内してくださいました。
なんとこのオレンジ色は塗装ではなく金属の錆の色。
コールテン鋼という特殊な加工によって、
表面の酸化をそれぞれの度合いで定着したものなのです。
曲線の一部はスロープにもなっていて、僕たちも空間へ走るカーブの一員になりました。

僕は東洋紡株式会社の開発したブレスエアーというクッション素材を使った「繊維の人」を出品しています。
空気を編み込んだような中空構造の繊維で人体をかたどりました。ちょうど僕自身の体が内側にすっぽり収まる
半透明の全身スーツ。エアシリンダーの滑らかな動力によってリズミカルに呼吸します。

「まばたき」に興味を持ち始めた頃、強く意識した遥か彼方の国がイスラエルでした。
2002年にNHKの番組出演で偶然会ったイスラエル出身のアーティストから、
ヘブライ語で「マバタ」という言葉に「見る」という意味があるとおそわリました。
そんなこともあって、イスラエルという地は物理的に遠いところにあっても、
個人的に親近感を抱き続けてきました。
宿泊したホテルから程近い砂浜から地中海を臨んだとき、
やはりずいぶん遠いところへ来たような印象を受けました。
これから二ヶ月間、イスラエルから日本発のプロジェクトがどのような波紋を広げるのか。
静かに期待しています。

参加作家

青木淳|建築家
アントニオ・チッテリオ|建築家、デザイナー
東信|フラワーアーティスト
岩田洋夫|筑波大学大学院システム情報工学研究科教授
グエナエル・ニコラ|デザイナー
隈研吾|建築家
佐藤可士和|アートディレクター
シアタープロダクツ|ファッションブランド
鈴木康広|アーティスト
津村耕祐|ファッションデザイナー
nendo|デザインオフィス
NISSAN
パナソニック株式会社|デザインカンパニー
坂茂|建築家
mintdesigns|ファッションデザイナー
ロス・ラヴグローブ|インダストリアルデザイナー
五十音順

会期 2010年6月25日 – 9月4日(11:00 – 20:00)
会場
展覧会ディレクター 原 研哉|グラフィックデザイナー
マテリアルコーディネイター 池西美知子|伊藤忠ファッションシステム株式会社
制作 日本デザインセンター 原デザイン研究所
プロデュース 伊藤忠ファッションシステム株式会社

TOKYO FIBER ’09 SENSEWARE

原美術館×Bloomberg BloomBUS! ブルンバッ!「美術館の窓から世界を眺める」

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原美術館とBloombergが取り組むモバイルアートプロジェクト「ブルンバッ!」。
2008年7月から1年間品川駅と美術館の間を運行した田尾創樹さんの「ブルンバッ!」に続き、
今月から1年間運行する「ブルンバッ!」をデザインさせていただきました。
この機会に僕が着目したのは、原美術館の「窓」です。
原美術館の外観を特徴付けるさまざまな「窓」のミニチュアに鏡とレンズをはめ込み、
バスに装着しました。美術館の内側と外側をつなぎ、見る人の視点を内から外へ、
外から内へと入れ換える「窓」をバスと連動させることで世界を眺める「動く窓」になりました。

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今、開催中の展覧会は「ウィリアム エグルストン パリー京都」です。
先日、幸いにも美術館の中庭で作家と交流する機会が得られました。
エルグストンさんのエレガントなフレームワークに酔いしれる合間に、
美術館の窓から見える景色や室内に差し込む光が新鮮に感じられることを期待しています。
日曜日にご来館の際には、ぜひ品川駅高輪口のバス乗り場から「ブルンバッ!」にご乗車ください。

品川駅発
10:50/11:20/11:50/12:20/12:50/13:50/14:20/14:50/15:20/15:50/16:20
原美術館発
11:35/12:05/12:35/14:05/14:35/15:05/16:05/16:35/17:05
運賃 無料

原美術館ホームページ
原美術館 mobile版 ホームページ

東京大学先端科学技術研究センター キャンパス公開2010

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今年度から先端研の中邑研究室の一員として活動をスタートしました。
キャンパス公開では、中邑研究室が取り組む「Living Library」に一冊の「本」として参加します。

「Living Library」(以下 リビングライブラリー)では、障害のある人やホームレス、
セクシャルマイノリティなど、誤解や偏見を受けやすい人々を、「生きている本」として貸し出します。
読み手は普段あまり触れ合うことのできない本を借りることで、その語り部である当事者から直接話を
聞くことができ、自分の持っている固定観念に気づき、新たな視点を得る機会となります。
そして「生きている本」と読者との対話を通して、多様化に対して開かれた社会の実現を目指す試みです。
(Living Library Japan ホームページより)

リビングライブラリーへの関心は世界中に広まり、今は世界各国で開催されているようです。
世界の見え方が変わる「生きている本」を借りに来てください。

その他にもDigital Public Art Projectのミニチュア展示、
中邑研究室の研究を組み合わせた「まばたきの葉」の展示をします。
5日にはミニ・アーティスト・トークも開催します。

リビングライブラリー
タイトル:「ただいま発見しています」?アーティスト鈴木の目線
貸し出し時間
6月4日(金)14:30 – 15:00、15:30 – 16:00
参加には予約が必要です
*予約は10:00から3号館1階で受け付けています

トーク開催時間
6月5日(土)
11:30 – 12:00 西村邦裕(廣瀬・谷川研究室)×鈴木康広「アートと情報の可視化技術」
13:30 – 14:00 秋田麻早子(中邑研究室)×鈴木康広「アートとサイエンスと考古学の融合」

会期:2010年6月4日(金)、6月5日(土)
会場:東京大学先端科学技術研究センター4号館エントランス
開催時間: 10:00 – 17:00
東京大学先端研キャンパス公開
リビングライブラリー

GQ JAPAN 2010年6月号

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大人の男性向けライフスタイルマガジンとして知られている『GQ』に
さまざまな分野の人が執筆するGQ TALKというコーナーがあります。
今回、高校の先輩でもある写真家の若木信吾さんに写真と文章で紹介していただきました。
若木さんのテキストから僕自身いくつもの発見がありました。

GQ JAPANホームページ

SBSラジオ 静岡市美術館開館記念 美術館をデザインするということ

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青山ブックセンターにて『空気の港』(美術出版社)刊行記念「空気の港の本」展

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青山ブックセンターにて、「空気の港の本」展を開催しています。
森本美絵さんの写真と僕のスケッチの展示の他、
羽田空港での展示期間中に開催されたトークイベントの映像を放映しています。
ABCにお越しの際にはぜひ店内中央の壁面をご覧ください。
反対側の壁面では、大森克己さんの写真展も開催中です。

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会期:2010年5月13日(木) – 5月26日(水)
会場:青山ブックセンター本店内・ギャラリー
開催時間: 10:00 – 22:00(最終日は19:00まで)
お問い合わせ電話: 青山ブックセンター本店・03-5485-5511

詳しくはこちらからご覧下さい!

静岡市美術館 開館エントランスホールで「まばたきの葉」を展示しています

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静岡市に初の美術館が誕生しました。
JR静岡駅から徒歩3分、地下の連絡通路から直結した葵タワーの3階にあります。
展覧会は10月からを予定していますが、市民や地域の人たちに親しんでもらえるように
展示室のお披露目とエントランスホールでのワークショップがひと足先にはじまりました。

そして今回、幸いなことにその記念となるオープニングに「まばたきの葉」を展示させて
いただくことになりました。
昨日はラジオの公開収録やミニワークショップの開催のために1日滞在しました。
僕自身はもちろん、美術館のスタッフの人たちも予想以上の大勢の来館者に驚きました。
たくさんの人たちが集まったことで、光で満ちた真っ白い空間に無数の「まばたき」が舞いました。

美術館のロゴとサインは、アートディレクターの柿木原政広さんが手がけられました。
清潔感のある空間に黒いラインが映え、エントランスホールの四角いフレームと調和しています。

美術館にご来場の際にぜひ注目していただきたいのは、開館前に市民の人たちがつくった
レンガのサインです。柿木原さんのデザインに沿いつつ自然にあらわれた手作業の痕跡が、
美術館の壁をやさしくしています。

生まれたての空間に皆さんもぜひ足を運んでみてください。
5月15日(土)、6月13日(土)にワークショップも開催します。
詳しくは美術館ホームページをご覧下さい。

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日時:2010年5月2日(日) – 6月13日(日)
場所:静岡市美術館 エントランスホール
開館時間:10:00-19:00(展示室入場は閉館30分前まで)

住所:〒420-0852 静岡県静岡市葵区紺屋町17-1 葵タワー3階
電話:054-273-1515(代表)
美術館ホームページ

「空気の港」の本 展 関連イベント「鈴木と山野の青空トーク」

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「空気の港」のフライヤー、ポスター、展示ガイド冊子、
さらに会場のサインまで、すべてのビジュアルのアートディレクション、
デザインを担当して下さったグラフィックデザイナーの山野英之さん。

今回発売する書籍は、作品の記録写真、図説、スケッチ、文章などなど、
多くの要素で構成されていますが、それらをどのようなビジョンのもとに
レイアウトしていったのか、あらためてうかがってみたいと思います。

天気予報では、27日は晴れときどき曇りです。
みなさんぜひご参加ください。

予約申し込みは info@utrecht.jp または 03-6427-4041 まで。
メールの際は件名を『3/27「鈴木と山野の青空トーク」参加希望』としてください。

日時:3月27日(土)15:00 – 17:00
500円(1ドリンク制)/30名(予約制)
場所:NOW IDeAテラスにて
東京都港区南青山5-3-8 パレスミユキ2F
TEL 03-6427-4041 FAX 03-6427-4042

アクセス:表参道駅から根津美術館方向にPRADAの側を進み、
ヨウジヤマモトとFrom1stの間のビルです。
詳しくはこちら

J-WAVE RENDEZ-VOUS/WONDERFUL ESSENCEに出演します

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レイチェル・チャンさんがナビゲーターの人気番組、
J-WAVE RENDEZ-VOUS/WONDERFUL ESSENCEに生出演します。

ふだんの活動や最近のプロジェクトについて、
そして今表参道NOW IDeAで開催中の「空気の港」の本展について、
いろいろお話をさせていただきます。

日時:3月25日(木)14:30 – 14:40
81.3 J-WAVE RENDEZ-VOUS/WONDERFUL ESSENCE

http://www.j-wave.co.jp/original/rendezvous/

「空気の港」の本 展 AIR HARBOR BOOK EXHIBITION

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昨年、羽田空港のターミナルで開催した展覧会「空気の港」が書籍になりました。
発売を記念して、本を紹介する展覧会を表参道のNOW IDeAで開催します。

展覧会では、本書のために撮り下ろした写真家の森本美絵さんの写真と、
「空気の港」展のプランを構想するために描いた僕のスケッチを展示します。
その他、会場には「空気の人」が浮かぶ予定です。

NOW IDeAは、アーティストブックの出版やマガジンの流通など、
本を中心にさまざまな活動を行っているユトレヒトの展示空間です。
本が持っている魅力や存在感を誰よりも先に見つけて人に伝える
(なければつくってしまう)江口宏志さんの視点が常設されているスペースです。
気持ちのいいテラスにはカフェもあって、青空からの反射光で読書ができます。

会期中には関連イベントとして、
「鈴木と山野の青空トーク」も企画しています。

会期:2010年3月24日(水) – 3月28日(日)
時間:12:00 – 20:00
OPENING PARTY:3月24日(水) 19:00-21:00
入場無料
会場:NOW IDeA
東京都港区南青山5-3-8 パレスミユキ2F
TEL 03-6427-4041 FAX 03-6427-4042

アクセス:表参道駅から根津美術館方向にPRADAの側を進み、
ヨウジヤマモトとFrom1stの間のビルです。
詳しくはこちら

『Digital Public Art in HANEDA AIRPORT
空気の港 テクノロジー×空気で感じる新しい世界』
編著者:東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト
価格:2100円 刊行:美術出版社より3月20日発売
amazonで予約受付中!

鈴木康広 展 ーまばたきにご注意ください

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本日より28日まで、さいたま市北区にあるプラザノースにて個展を開催します。
2001年以降の創作活動の軌跡を紹介する関東では初めての個展です。

大学生の頃に描いたパラパラマンガをはじめ、
大学の卒業制作の「椅子の反映 inter-reflection」(2001)、
創作活動の重要なきっかけとなった「遊具の透視法」(2002)や「まばたきの葉」(2003)など
インスタレーション作品の他、これまで参加したさまざまなテーマ展への出品作品、
発表の機会がなかった未発表作品も含めて約30作品を展示します。
さらに今回の個展に合わせて新作にも挑戦しました。

今回は、9年の間に作ったものをメンテンンスし、
ひとつの場所に同時に成立させることの困難さに直面しました。
個展の経験の少ない自分には過酷な作業となりました。
展示の企画から設営のすべての面でプラザノースの伊多波さんと阿部さんに大変お世話になりました。
設営では、ODAの小田さん、TRNKの山口達彦さん、ボランテアスタッフとして参加してくれた
たくさんの方々に支えていただきました。

制作では、東京大学廣瀬・谷川研究室の鳴海拓志くん佐藤宗彦くん牛込くん、
技術補佐員の飯田智広くんには、
展示ケースとキャプションのデザインならびに制作を引き受けていただきました。
生産研試作工場の小西義幸さん米良忠久さん、テクノ技研の中野さん、
新作の制作にはアトリエオモヤの赤川智洋くんに尽力いただきました。
そして今回も「空気の港」につづき、
東京造形大学の後輩の意欲的な人たちの協力に助けられました。
上條桂子さんにはPRで協力をいただきました。
皆さん本当にありがとうございました!

会期:2010年3月1日(月) – 3月28日(日)
金曜日・土曜日は19:00まで
休館日:3月8日(月) 入場無料
会場:ノースギャラリー1?7 *1は3月24日で閉場
埼玉県さいたま市北区宮原町1丁目852番地1
電話番号:048-653-9255
展覧会フライヤー
アクセス:埼玉新都市交通伊奈線・ニューシャトル「加茂宮駅」下車、徒歩約5分
JR東北本線(宇都宮線)「土呂駅」下車、徒歩約15分
アクセス

主催:さいたま市地域中核施設プラザノース
協力:東京大学 廣瀬・谷川研究室
東京大学先端科学技術研究センター
東京大学生産技術研究所試作工場
DIRECTIONS
AAL (airartlog)

http://www.plazanorth.jp/gallery/index.html

常葉学園大学造形学部 卒業制作展 2010 記念講演鈴木康広「なぜ、まばたきか」

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数年前から静岡の常葉学園大学造形学部で非常勤講師をしています。
「アートメディア論」という授業の3分の1を担当しています。
今年度の授業では、メディアとアートに関する一般的な講義ではなく、
僕自身のこれまでの体験の中で、
ありのままだったはずの世界がメディアという概念をとおすことで、
そうではなくなったこと、自分と世界の再認識のプロセスについて話をしました。

そしてこのたび卒業制作展の記念に講演をさせていただくことになりました。
卒展の委員長の長谷川さん(ポスターのデザインも担当)と話をしているなかで、
どうして「まばたき」なんですか?という質問を受けました。
うまく答えられなかったので、
いただいたこの機会に少し言葉にしてみたいと思います。

記念講演:鈴木康広 アーティスト/東京大学特任助教
「なぜ “まばたき”か」
2月13日15時 – 17時/常葉学園大学3418教室
申込不要/どなたでもご来場下さい

卒業制作展
会期:2010年2月11日(火) – 2月18日(火)
最終日は15時まで
入場無料

場所:常葉学園大学3号館(静岡市葵区瀬名1-22-1)
交通:JR静岡駅前バス停より竜爪山線(瀬名川経由)瀬名新田行約30分
JR草薙駅前バス停より瀬名新田行約15分
「西奈中学・常葉大学入口」にて下車。徒歩5分

主催:常葉学園大学造形学部卒業制作展実行委員会
http://tokodai.com/sotsuten/
054-261-1460 (造形準備室/渡辺)

東京大学先端研 教授会セミナーにて講演をしました「まばたきから空気へ」

東京大学先端研を拠点にした活動が今年で8年目になります。
2002年にメディアアーティストの岩井俊雄さんに助手としてむかえていただき、
岩井研のたった一人のメンバーとして4年間に渡り岩井さんの仕事を間近に見させて
いただきました。研究室では廣瀬通孝教授の「五感情報通信に関する研究」や、
「デジタルバブリックアートプロジェクト」の立ち上げに携わりました。

その間、学外でのデザインをはじめ幅広い分野のプロジェクトにも関わることができました。
その経験が昨年の羽田空港でのデジタルパブリックアートの成果としても結実しました。

今年の2月あたま、先端研の教授会の中で行われる先端研セミナーにて、
活動報告というようなかたちで講演をさせて頂きました。
大人の中の大人の前ということもあって緊張のあまり言えなかったことが多く残りましたが、
その後、大学の事務の方々や大学内で先生方から声をかけてもらえるようになりました。
そのセミナーの模様が動画でご覧になれます。
僕以外にも先端研で行われている研究についてわかりやすく知ることができますので
ぜひご覧下さい。

こちらからご覧になれます

東京都現代美術館「サイバーアーツジャパン アルスエレクトロニカの30年」に参加します

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2002年にNHKデジタル・スタジアムや多くの人たちの協力によって実現した
「グローブジャングル・プロジェクト」は、2002年にアルスエレクトロニカへの入選を果たしました。
アルスでの展示のあと、海外に行ったこともなかった自分が作品とまわりの仲間についていくように
ヨーロッパのアートフェスティバルを巡回しました。
一人でアトリエにこもる制作にとどまらず、意気が合った仲間や、
集まってくれた人たちと恊働する「プロジェクト」の魅力を体感できた、
僕自身の記念となったイベントでもあります。

アルスには、日本からは河口洋一郎さんや藤幡正樹さん、岩井俊雄さん、八谷和彦さんなど、
メディアアート界の大先輩が受賞を果たしていて、
世界の中でも日本人の活躍が重要な意味を持っています。

今回の展示では、なかでも若手の作家を中心に構成されているようです。
僕はこれまでさまざまな場所で展示をしてきた「まばたきの葉」と、
デジタルパブリックアートプロジェクトとして恊働した羽田空港での作品をアトリウムで展開します。
とくに「大きな空気の人」は、羽田空港とはちがった見え方をするのではないかと期待しています。
ぜひご来場ください。

展示作品
「まばたきの葉」
「大きな空気の人」
「木陰のスクリーン?鳥の離発着」
「地上の星座」
「アーキ・マキナ」

オーストリア・リンツで開催される世界的メディアアートの祭典「アルスエレクトロニカ」30周年を
記念し、1979 年以来、冨田勲、坂本龍一+岩井俊雄や明和電機ら多数の受賞・参加によって日本と
深い絆で結ばれる同フェスティバルの作品群を中心に、日本のアート&テクノロジー/サイエンス、
メディア芸術領域の特集展を行います。
参加体験型作品、ワークショップや上映を通して、スペースアートなど新領域を含む科学と芸術との
新たな表現の可能性を探ります。(展覧会概要より)

会期:2010年2月2日(火) – 3月22日(月・振替休日)
休館日:月曜日 (ただし3/22は開館)
会場:東京都現代美術館
企画展示室地下2階、アトリウム
東京都現代美術館

「空気の港」いくつかの展示作品が延長します

会期中は空港を利用する方々、
展示を目的に空港に来て下さった多くの方々に作品を体験していただき、
僕たちにも空港にもたくさんの反響が届きました。
そのおかげでいくつかの作品の展示が延長することに決まりました!

ありがとうございました。
今のところ、延長期間は来年の1月中旬まで確定しています。
「まばたきの葉」は、空港内のイベントの都合で12月に展示を再開します。

現在展示中の作品:
「出発の星座」(第1ターミナル2Fロビー南ウイング)
「木陰のスクリーン」(第1ターミナル2Fロビー北ウイング)
「自針と分針」(第1ターミナルB1F太陽の塔付近)
「大きな空気の人」(第2ターミナル2Fロビー)

12月から展示:
「まばたきの葉」(第1ターミナル2Fマーケットプレイス)
「まばたきの葉」(第2ターミナル2Fロビー)

空港をご利用の際には、ぜひお立ち寄りください!

11月2日(月)と11月3日(火)最終日に展示ガイドツアーを行います

「空気の港」の会期もついに終盤になりました。
本来は空港に訪れた人がふとした瞬間に作品に出会うイメージで作品を空港内に設置していますが、
特別に鈴木康広の解説付きで、「空気の港」を「蛇足」で歩くツアーを行います。
展示期間中に気づいたことや制作中のエピソードを交えてご案内させていただきます。
ぜひご参加ください!

日時:11月2日(月)14:00〜、11月3日(火)14:00〜
集合場所:羽田空港第2ターミナル 空気のひろば(若い芽のひろば)
案内人:鈴木康広(本展アートディレクター)
*予約は不要です。14時に「空気のひろば」の「まばたきの葉」付近にお集りください

Digital Public Art Exhibition in HANEDA AIRPORT空気の港〜テクノロジー×空気で感じる新しい世界関連イベント ギャラリートーク最終回ゲスト:原研哉(グラフィックデザイナー)

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ギャラリートーク最終回は、グラフィックデザイナーの原研哉さんをゲストにお迎えします。

原研哉さんは、無印良品のアートディレクションや松屋銀座のリニューアルプロジェクトなど、
一度目にしただけで忘れられない鮮烈なCIプロジェクトを数多く手がけられています。

僕自身は、TAKEO PAPER SHOW 2004「HAPTIC」、TOKYO FIBER’07、’09「SENSEWARE」に
参加する中で、自分自身の創作活動と密接に関わる作品を生み出すきっかけを頂いてきました。

今回、メディア技術の研究者とともに空港内でのパブリックアートを計画する中で、
空港を行き交う人々の行為やそこに起こる現象など、目に見えないもの、
場合によってはデータにもならないものに意識的に向き合ってきました。
それらは原さんがご専門とする「コミュニケーション」のデザインと
深く関わっているのではないかと考えています。

今回は最終回ということで、本展プロジェクトリーダーの廣瀬通孝教授も出演し、
本展を振り返りながら、今後メディア技術の発展にとってますます重要となる
人と情報との関係性や「コミュニケーション」の未来について
またとない対話になるのではないかと期待しています。
トークの終盤には質疑の時間も設けたいと思いますので、皆さんもぜひトークにご参加ください!

日時:11月1日(日)
時間:14:00 – 16:00
会場:羽田空港第”ターミナル 空気のひろば(若い芽のひろば)
出演者:廣瀬通孝(東京大学教授・本展プロジェクトリーダー)、鈴木康広(本展アートディレクター)
司会:上條桂子(本展PRコーディネーター)
*予約は不要です。先着50名は着席可能です。

デジタルパブリックアート シンポジウム開催

Digital Public Art Exhibition in HANEDA AIRPORT
空気の港?テクノロジー×空気で感じる新しい世界
デジタルパブリックアートシンポジウムを開催します。

会期
2009年10月30日(金) 10:00 – 17:00
午前の部 10:30 – 13:30
午後の部 14:00 – 17:00

会場
羽田空港第1ターミナル マーケットプレイス6Fギャラクシーホール
大田区羽田空港3-3-2

入場料無料(着席300名様)

登壇者
北川フラム(アートディレクター)
隈 研吾(建築家)
岩井俊雄(メディアアーティスト)
長谷川 一(明治学院大学・准教授)
廣瀬通孝(東京大学・教授)
相澤清晴(東京大学・教授)
苗村 健(東京大学・准教授)
鈴木康広(東京大学・特任助教/アーティスト)

申込方法
公式ウェブサイト申込フォームよりご登録ください

Digital Public Art Exhibition in HANEDA AIRPORT空気の港〜テクノロジー×空気で感じる新しい世界関連イベント ギャラリートークゲスト:八谷和彦(メディアアーティスト)

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ギャラリートーク第3回は、メディアアーティストの八谷和彦さんをゲストにお迎えします!

八谷さんは、メールソフト「ポストペット」の開発者として広く知られていますが、
その他にも多くの作品を手がけられている日本を代表するメディアアーティストです。

特殊なデバイスによって体験者どうしの視覚と聴覚を入れ替えてしまう「視聴覚交換マシン」や、
インターネット上の個人の日記をモチーフにした「見ることは信じること」など、
デバイスによって人間の感覚や認識を分析し再構築することを通して、
「メディア」や「コミュニケーション」の本質に迫るアートワークを展開しています。

その他にも「エアーボード」や「オープンスカイ」など、アニメや映画の世界を通してみんなが
共有していながら、まだ誰も見たことのない「乗り物」を実現するプロジェクトを時間をかけてじっくりと
展開している八谷さんに、今回の「空気の港」について、「空港」という場所について、
さらに、今後メディア技術が可能にするコミュニケーションのあり方について、
お話を伺ってみたいことが山ほどあります。
ご来場の皆さんもぜひ自由な質問を抱いてトークイベントにご参加ください!

日時:10月25日(日)
時間:14:00 – 16:00
会場:羽田空港第2ターミナル 空気のひろば(若い芽のひろば)
出演者:鈴木康広(本展アートディレクター)、西村邦裕(本展テクニカルプロデューサー)、上條桂子(本展PRコーディネーター)
予約:不要

Digital Public Art Exhibition in HANEDA AIRPORT空気の港〜テクノロジー×空気で感じる新しい世界関連イベント ギャラリートークゲスト:箭内道彦(クリエイティブディレクター)、AAL(インタビューユニット)

ギャラリートーク第二回は、風とロックの箭内道彦さんと
インタビューユニットのAALを ゲストにお迎えします!
箭内さんとAALの2人が大忙しの中、「空気の港」トークに来てくれることになりました。
「広告」というパブリックアートを手がける箭内さんと、「インタビュー」をアートにするAALに、
今回の作品を入り口にして、「空港」という場所について、「旅」という時間について、
そして、「空気」について、いろいろな角度からお話を伺ってみたいと思っています。
おそらくきっと、新しい発見のある楽しいトークになります。
平日の夜ですが、皆さんぜひご来場ください!

「空気の港」の作品展示は19時までですので、
皆さんぜひ作品を事前にご覧になってから「空気のひろば」にご来場下さい!

日時:10月21日(水)
時間:19:00 – 21:00
会場:羽田空港第2ターミナル 空気のひろば(若い芽のひろば)
予約:不要

「まばたきの葉」「目と鼻の先」21日から23日までお休み

第1ターミナル2Fマーケットプレイス内に展示中の「まばたきの葉」と「目と鼻の先」は、
スペース内イベントのため、21日から23日までの間はお休みします。
その変わりに、21日から第2ターミナルB1F「空気のひろば」(若い芽のひろば)にて、
小型バージョンの「まばたきの葉」を展示します。

伊勢丹リビング×more trees 鳩時計コレクションに参加しています

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more treesは音楽家の坂本龍一さんが代表を務める森林保全団体です。
森林伐採による森の破壊が騒がれる中、森の健康を保つためには、
意外にも木を切る必要があるのだそうです。
太陽の光が木や地面に降り注ぐために、木と木の間には最適なすきまが必要なのです。
その「すきまの木」を活かそうというのがmore treesのプロダクト開発です。
今回、MIRU DESIGNの青木さんと谷所さんからのお誘いで、
深澤直人さんがデザインした鳩時計のカスタマイズ企画に参加させていただきました。

さまざまなジャンルの50組のアーティストやデザイナーが参加しています。
先日、会場に出かけたところ、東信さん、ミントデザインズ、森本千絵さん、津村耕佑さん、
ヒロ杉山さん、名和晃平さん、皆川明さん、日比野克彦さんなど豪華メンバーの鳩時計を
じっくり見て楽しめました。

僕は時間をテーマに「鳩の彫刻家」という鳩時計を手彫りで仕上げました。
「売約済み」という札がついていて、鳩の彫刻家の行き先が決まったようでひと安心しました。
どんな方が買ってくださったのでしょうか。

50名近いクリエーターの鳩時計は見応えがあり、
展示空間もとても良い雰囲気でした。
屋外のショーウィンドウもおすすめです!

展示は明日までです。ぜひご来場ください!

DESIGNTIDE TOKYO 2009 エクステンション会場
伊勢丹新宿店・本館 東京都新宿区新宿3-14-1
本館1階ショーウィンドウ 10月21日(水) – 11月10日(火)
本館5階リビングフロア 10月28日(水) – 11月10日(火)
お問い合わせ:tel.03-3352-1111(代表)
伊勢丹新宿店デザインタイド特設ページ

Digital Public Art Exhibition in HANEDA AIRPORT 空気の港〜テクノロジー×空気で感じる新しい世界関連イベント ギャラリートーク ゲスト:KIKIさん(モデル)

KIKIさんは、NHK BSデジタルスタジアム鈴木セレクションにこれまで2回もゲストとしてご出演いただき、
ともに作品を体験したり、昨年六本木ミッドタウン内の21_21 DESIGN SIGHTで開かれた展覧会でも
トークにご出演頂きました。
最近の僕の活動をずっとご覧頂いている貴重な存在です。
ふだんから国内外のさまざまなアートスポットを訪れているKIKIさんの目に「空気の港」がどう映った
のか、じっくり伺ってみたいと思います。
僕も今回の展示について初めてのトークということで、作品について、制作のプロセスも含めて、
いろいろお話をしたいと思っています。
皆さんぜひ作品を事前にご覧になってからご来場下さい!

日時:10月18日(水)
時間:14:00 – 16:00
会場:羽田空港第2ターミナル 空気のひろば(若い芽のひろば)
予約:不要

NHK BS デジタルスタジアム 鈴木康広セレクションゲスト:安田美沙子(タレント)

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今回のデジスタのテーマは「今、自分が興味を持っていること」。
なんて自分勝手なテーマなんだろうと自分で気づいて反省しましたが、
キュレーションというのは、そういうことかもしれないと思いました。
特にデジスタはクリエーターがキュレーションをするところに特色があります。
キュレーターごとにそのスタンスはちがうと思いますが僕にとっては、
現在の自分の視点を確認するとても貴重な機会になっています。

もちろん応募作品をテレビを見る多くの人に伝えることが第一の目的です。

今回のセレクションについてもう少し具体的に言うと、
表現方法やジャンルに関係なく広がっていくデジタルアートの新しい振れ幅を
予感させてくれる作品を選びました。

ゲストはタレントの安田美沙子さん。
とても親しみやすくて自然にうちとけました。
収録の合間に光と音と人との関係について、安田さんがサーフィンをしたときの体験と重ねて
話をしてくれたことが印象に残っています。

今回は4作品とも全く異なる振れ幅を持った作品です。
作品と作者の両方にご注目ください。
そしてさらに、番組の中で現在羽田空港で開催中の「空気の港」展に
デジスタナビゲーターの中谷日出さんをご案内した模様も放映されます。
ぜひご覧下さい!

鈴木セレクション作品
「17センブラザーズ」 「コノ星ハワタシノモノ」 「permanent」 「iBum」

放送日
NHK BS2 2009年 10/17(土)午前0:00 〜 (本日深夜24時)
再放送
NHK BS-hi 10/19(月)午前1:00 〜

詳しくは、デジスタホームページへ

「浜松ゼロ景 」展に参加します

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VACANTの中村圭佑さんから原宿で「浜松展」を開くという企画を聞いて、
即参加を決めました。
写真家の若木信吾さんの未公開映画の上映企画と並行して、
さまざまな分野で活躍する浜松出身のクリエイターが作品を展示しています。

僕は中村さんからの要望に応えて「まばたきの葉」を展示します。
現在、6メートルの大きな木を羽田空港でも展示しているので「まばたきの葉」は東京でフル稼働中です。
「故郷」「同郷」というテーマのもと、中村圭佑さんが「浜松」に新鮮な光を当ててくれました。

17日には参加作家全員による「浜松」トークがあります。
もしかしたら遠州弁で話が展開するかもしれません。
ぜひご来場ください!

出展作家
中村宏、若木信吾、田中秀幸、鈴木康広、藤澤伸太郎、
森下進士、高安真愉美、静岡文化芸術大学在学・卒業生
日程:2009年10月10日(土) – 10月18日(日)
時間:13:00 – 20:00
入場料:500円
※2F映画上映のため、一部の作品が18時までとさせていただきます。
あらかじめご了承ください。

参加作家全員によるスペシャルトークイベント
2009年10月17日(土)14:30 OPEN/15:00START
<参加アーティスト>
若木信吾、鈴木康広、田中秀幸、 藤澤伸太郎、森下進士、高安真愉美、静岡文化芸術大学在学・卒業生

詳しくは、VACANTホームページへ

Digital Public Art Exhibition in HANEDA AIRPORT「空気の港」

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アーティストと研究者が互いに知恵と技術を駆使して、メディアアートの新しいジャンルの
創設を目指す「デジタルパブリックアートプロジェクト」。
プロジェクトの研究成果を発表するエキシビションを、日本最大の空港である羽田空港第1、
第2ターミナルの全域を利用して開催することになりました。

本展は、年間6500万人以上の利用者が行き来する羽田空港というパブリックなスペースでの
テクノロジーとアートの新しい試みとなります。

環境との調和や設置される空間の場所性を再認識させるパブリックアートの魅力と、
メディアアートの特長である、映像や音声を効果的に用いた動的なコミュニケーションや、
インタラクティブ性、リアルタイム性を積極的に融合させていくことで実現する新しい
パブリックアートの可能性を描き出します。

「空港」という場所を行き来する人びとのさまざまな感情や、視覚、聴覚、触覚など全身に
うったえかける作品の数々。羽田空港という場所が、自らの日常を振り返り、心の奥に潜んだ
記憶の扉をノックする「空気の港」に──。
(リリースより抜粋)

会期中はギャラリートークやシンポジウムも計画しています。
詳しくはまもなくオープンする公式ホームページに情報を随時アップしていきます。

会期:10月9日(金) – 11月3日(火・祝)
会場:羽田空港第1ターミナル、第2ターミナル
時間:10:00 – 19:00 無休 入場料無料
主催:東京大学「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト
日本空港ビルデング株式会社
後援:国土交通省東京航空局/日本バーチャルリアリティ学会
支援:独立行政法人科学技術振興機構戦略的創造研究推進事業
「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト
運営:Digital Public Art Exhibition in HANEDA AIRPORT「空気の港」実行委員会

TOKYO FIBER ’09 SENSEWARE展 東京での凱旋開催

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今年の4月22日(水)?27日(月)にミラノサローネの開催時期に合わせて
トリエンナーレ美術館にて開催された「TOKYO FIBER ’09?SENSEWARE」展。
会期中には3万8000人もの来場者を集めました。
その展覧会が僕にとってはとても馴染み深い、21_21 DESIGN SIGHTにて実現することになりました。
東洋紡株式会社のブレスエアーを使って制作した「繊維の人」を出品します。

9月20日には、展覧会ディレクターの原研哉さんとのトークイベントも予定しています。
ぜひご来場ください!

参加作家

青木淳|建築家
アントニオ・チッテリオ|建築家、デザイナー
東信|フラワーアーティスト
岩田洋夫|筑波大学大学院システム情報工学研究科教授
グエナエル・ニコラ|デザイナー
隈研吾|建築家
佐藤可士和|アートディレクター
シアタープロダクツ|ファッションブランド
鈴木康広|アーティスト
津村耕祐|ファッションデザイナー
nendo|デザインオフィス
NISSAN
パナソニック株式会社|デザインカンパニー
坂茂|建築家
mintdesigns|ファッションデザイナー
ロス・ラヴグローブ|インダストリアルデザイナー
五十音順

展覧会概要
主催 TOKYO FIBER展実行委員会
協賛 日本化学繊維協会、財団法人日本化学繊維検査協会、社団法人化学繊維技術改善研究委員会
後援 経済産業省、独立行政法人中小企業基盤整備機構
特別協力 21_21 DESIGN SIGHT
協力 マックスレイ株式会社
会期 2009年9月18日 – 27日(11:00 – 20:00 会期中無休)
会場 21_21 DESIGN SIGHT(東京ミッドタウン・ガーデン内)
展覧会ディレクター 原 研哉|グラフィックデザイナー
マテリアルコーディネイター 池西美知子|伊藤忠ファッションシステム株式会社
制作 日本デザインセンター 原デザイン研究所
プロデュース 伊藤忠ファッションシステム株式会社

TOKYO FIBER ’09 SENSEWARE

「100000人のキャンドルナイト」ウェブサイトで図工室を開きます

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このたびキャンドルナイトのイベントに合わせて、公式ホームページで
「キャンドルナイト図工室」を開くことになりました。

手のひらにのる小さなろうそくから「地球」に思いを馳せる「ろうそくの地平線」
ほのおの揺らぎにまかせてゆらゆらと机の上を飛行する影に着目した遊びを提案しました。
夏至の夜に電気を消して「ろうそくの影遊び」をお楽しみください。

この企画は、デザイナーの樋口賢太郎さんからのお誘いがあって実現しました。
webは、2005年12月に参加した「キャンドルデザイン」展の際にお会いした坂口祐さんに 、
キャンドルは写真家の伊藤菜衣子さんに撮影して頂きました。
キャンドルの影がいきいきと写っていてとても驚きました。
ありがとうございました。

http://candle-night.org

TOKYO FIBER ’09 SENSEWARE

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2007年に開催されたTOKYO FIBER ’07では、超極細繊維「スーパーオーガンザ」の
「軽さ」に着目したインスタレーション作品を制作しました。
ヘリウムガスを注入したビニールの人体がやわらかな繊維をまとい、空間に浮遊する
様子を目の当たりにして、目に見えない空気の動きをこれまでにないかたちで
感じることができました。
プロジェクトを通して、「繊維」を人と環境との関係からあらためて意識しました。
引き続きプロジェクトに参加させて頂けることになり、今回は東洋紡績株式会社の開発した
「ブレスエアー」を使用し、繊維そのもので人体を形づくることに挑戦しました。
試行錯誤を経て、自分の「抜け殻」ともいえるような、見たことのない繊維の「人体」が
生まれました。今月末、作品をミラノに送り出します。

以下、公式ホームページより

TOKYO FIBER/SENSEWARE展が新たな展開に入りました。07年、
TOKYO FIBERは日本の繊維の実力を世界に表明していくプロジェクトとして
スタートしました。そして東京/パリで開催。鮮烈な残像を残した同展は、09年
に向けて再び動きはじめています。SENSEWAREとは、人間の創造意欲を
覚醒させる素材、あるいは媒質を言います。「石」が石器時代を、「紙」が印刷
文化を、「電子メディア」がインターネットを鼓舞し活性させたように、高度化する
日本発の化学繊維は新たな「SENSEWARE」として、人にどのような意欲を
呼び覚ますでしょうか。ファッションを超え、工業デザインを超え、人間・繊維・
環境を大きく包含する全く新しいクリエーションの領域と、待望されていたもの
づくりの真新しい地平が、そこに見いだせるはずです。産業の壁を乗り越えて
才能・技術が参集する「知の運動会」は日本発の本格的なイノベーションに向
けていよいよ始動します。
展覧会ディレクター 原 研哉

参加作家

青木淳|建築家
アントニオ・チッテリオ|建築家、デザイナー
東信|フラワーアーティスト
岩田洋夫|筑波大学大学院システム情報工学研究科教授
グエナエル・ニコラ|デザイナー
隈研吾|建築家
佐藤可士和|アートディレクター
シアタープロダクツ|ファッションブランド
鈴木康広|アーティスト
津村耕祐|ファッションデザイナー
nendo|デザインオフィス
NISSAN
パナソニック株式会社|デザインカンパニー
坂茂|建築家
mintdesigns|ファッションデザイナー
ロス・ラヴグローブ|インダストリアルデザイナー
五十音順

主催:TOKYO FIBER展実行委員会
協賛:日本化学繊維協会、社団法人 化学繊維技術改善研究委員会
後援:経済産業省(予定)、独立行政法人中小企業基盤整備機構(予定)
会期:2009年4月22日 – 27日(ミラノ・サローネと同時期開催)
会場:トリエンナーレ美術館(イタリア ミラノ)
展覧会ディレクター:原 研哉|グラフィックデザイナー
マテリアルコーディネイター:池西美知子|伊藤忠ファッションシステム株式会社

制作:日本デザインセンター原デザイン研究所
プロデュース:伊藤忠ファッションシステム株式会社

TOKYO FIBER ’09 SENSEWARE

TOKYO FIBER ’07 SENSEWARE

イベント「仲見世鳥」に参加します。

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和菓子カフェのくさかんむりが、2日限りのアートイベントを開催します。
オープニングイベントでは、AALイチ押しのアーティストによるトーク&パフォーマンスが
見られます。
ぜひご来場下さい!

出演ゲスト:
SONTON
山中カメラ
もりうちひさし
秋山花
そして、AC部

「くさかんむり」とイベントスケジュールについてはこちらをご覧下さい。

「仲見世鳥」 豆×鳥の関係って?!
3月14日(土) 14:00 – 23:00(22:30 L.O.)
* オープニングイベント 18:00 – 21:00
3月15日(日) 12:00 – 21:00(20:00 L.O.)

(1) 豆をテーマにしたパラパラ漫画
アーティスト 鈴木康広
(2) 「仲見世鳥」を探しに中国へ、熊本・天草を旅する映像
インタビューユニットAAL 前田聖志・小川謙治
春をイメージした和菓子にくわえて、おいしい日本酒と食事もたくさんご用意しています。

このイベントのために「豆」の絵柄の手ぬぐいを作りました。
会場で販売することになっています。

会場:Lion building
東京都台東区雷門2-11-10 電話:03-6412-9797
東京メトロ銀座線、浅草駅2番出口より徒歩3分
都営地下鉄浅草線、浅草駅A4番出口より徒歩2分

Lion buildingについて: http://www.another-day.co.jp/

NHKデジタル・スタジアム「デジスタ・アウォード 2008」に出演します。

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今年ベストセレクションに輝いた作品が集結するデジスタ・アウォード。
作品だけでなく、作者自身によるプレゼンテーションも行われます。
今年もキュレーターとして参加します。

前編:映像部門
【BS2】 3月6日(金)24:00 –
【BS-hi】 3月8日(日)24:40 –
後編:インスタレーション/インタラクティブ部門
【BS2】 3月13日(金)00:00 –
【BS-hi】 3月16日(月)00:20 –

デジスタホームページ:http://www.nhk.or.jp/digista/index.html

Adobe Education Vanguards Interview

アドビ システムズ株式会社では、大学・専門学校の教員に情報提供するために、
「エデュケーション・バンガーズ」というインタビューシリーズをウェブサイトで展開しています。
今回、山崎真湖人さんからお誘いいただき、これまでの創作活動の道筋や、現在、東京大学の研究者と
協働して取り組んでいるプロジェクトに関するお話をしました。
少しでも参考になればうれしく思います。

インタビューと構成では、イメージアイの秋山謙一さんにお世話になりました。

インタビュー記事はこちら
アドビ エデュケーション・バンガーズ

DESIGN ASSOCIATION 「デザイン特講」#4 鈴木康広

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9月に公開収録が行われた「デザイン特講」の放映が始まりました。

テーマ
Vol.01 「パラパラマンガ」という思考のメモ
Vol.02 「遊具の透視法」-地球儀をアートに変える-
Vol.03 「まばたき」の発見
Vol.04 「まばたきの葉」
Vol.05 「気になるコト」をカタチにする
Vol.06 地球のファスナーを開ける

*今後、Vol.08まで放映されます。

収録と編集作業ではDESIGN ASSOCIATION の北島麻衣さん、北村秀俊さん、
プロデューサーの越智茂樹さんに大変お世話になりました。

デザイン特講
DESIGN ASSOCIATION NPO

NHK BS デジタル・スタジアム 鈴木康広セレクションインタラクティブ/インスタレーションゲスト:松本まりか(女優)

今回のデジスタでは、普段の生活の中で当たり前になったことを
あらためて見直すきっかけを与えてくれる3作品を紹介します。
「鏡」「食卓」「街の灯り」への感受性が作品体験を通して変容しました。
ぜひご覧下さい。

「Heaven’s Mirror」ウー・ソンヒョン
「good lumen テーブル」泉水一慶、清水華子、近藤悠理恵
「飛ぶ鳥を落とす」佐藤三加

放送日:
[BS2] 11/21(金) 24:00 – 24:39
[BS-hi] 11/23(日) 24:20 – 24:59
再放送:
[BS-hi] 11/28(金) 11:00 – 11:39

http://www.nhk.or.jp/digista/

京都精華大学公開講座GARDEN 現代美術講座「鈴木康広 “ 3つのスケッチ ” 術」

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講座案内より:

「アセンブリーアワー」の特別企画として、アーティスト・鈴木康広氏によるワークショップを開催します。
鈴木氏の作品は、いつも思いがけない方法でわたしたちの記憶や感覚にはたらきかけます。
その仕掛けはどのように生み出されるのでしょうか? 講座のキーワードは「スケッチ」です。
鈴木氏は「“スケッチ”とは、記憶をよび覚まし発見を誘発するためにかかせないもの」だと言います。
今回はその彼が「発見をかたちにするためのスケッチ術」を特別に教えます。
始めはいくつかの作品を例に、鈴木氏が制作のプロセスで編み出してきた具体的な手法について聴きます。
後半には、実際に「描く」体験を通して発想とスケッチの関わりを考える楽しいメニューを用意しました。
手を動かし、考えながら、紙の上に自分の思考の痕跡を発見してください。

講師:鈴木康広(アーティスト)
定員:30名 (現在キャンセル待ち)
受講料:6,000円
日程:1日目 11月15日(土)14:00 – 17:00
2日目 11月16日(日)13:30 – 17:30(途中休憩含む)
会場:hin-bi(学外施設)
〒600-8411 京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620 COCON烏丸3F
TEL&FAX 075-352-0844
会場について
地下鉄烏丸線「四条烏丸西」直結
阪急京都線「烏丸駅」23番、25番出口「住友信託銀行」直結
車は京都南I.C.より15分/JR京都駅から5分
※駐車場:京都市営四条烏丸駐車場 直結(有料)

アセンブリーアワー講演会について
京都精華大学について

京都精華大学 アセンブリーアワー講演会

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ものを見るということと、「自分」という視点の成りたちについて、
子供の頃からずっと気になっていました。
けれど、実際そのことに気づきはじめたのは大学を出た頃のことです。
美大に行くようになったからなのか、単に年齢的なものなのか、
その原因ははっきりしていませんが、
きっかけの1つは「まばたき」がおもしろいと思えたことです。
開いたり閉じたり、閉じたり開いたり。自分でも操作ができて、ふだんはほぼ自動的。
見るということの現実をつきつめていくと「まばたき」は無視できないと思いました。
半ば無意識の世界に触れている「まばたき」の周辺には、
見ることや自分の視点そのものにまつわる未知の原理が見つかるような気さえしました。
そして、眼という生々しい器官をまたたく間に包んだり開いたりしている「まぶた」は、
自分と世界とのいきいきとした境界のように感じられました。
「まばたき」の発見から始まった、これまでの創作活動についてお話します。

日時:2008年11月14日(金)16:20 – 17:50

申し込み 不要(無料・先着順)
会場:京都精華大学
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
Tel:075-702-5343/Fax:075-705-4076
bjoho@kyoto-seika.ac.jp
大学までのアクセス
地下鉄「国際会館」駅3番出口よりスクールバス(無料)
京阪「出町柳」駅下車、叡山電鉄に乗換え「京都精華大前」駅下車すぐ
大学に駐車場はないということですので公共の交通機関をご利用下さい

アセンブリーアワー講演会について
京都精華大学について

にっぽんらいふプロジェクト「Streaming Bench」

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「にっぽんらいふデザインプロジェクト」は、日本文化デザインフォーラムが
日本の未来へ提案するべき「にっぽんデザイン」を多彩な分野の専門家が語り合い、
その成果を「家具」という形で具現化することを目指すプロジェクトです。

今回、東京大学の原島・苗村研究室が取り組む最先端のセンシング技術と、
草刈木工株式会社による木材のしなやかさを活かす加工技術が融合し、
木材がメディア技術と新しい関係を結ぶインタラクティブな「ベンチ」が生まれました。

*会期中に開催される講演会にも参加することになりました。
講演:「木とデジタル ーその融合ー」 11月7日(金)13:30 – 15:00(開場 13:00)
会場:国立新美術館3F講堂

メディア技術を駆使した表現は新たな時期を迎えようとしています。
私たちはコンピューターとの無機質な対話ではない、自然と触れ合うような
心地よさのデザインに挑戦しました。
このシンポジウムでは、木工技術とメディア技術が融合したベンチを製作するに至った
背景をご紹介します。そして「木とデジタル」という、一見、相容れない組み合わせから
見えてくるメディア表現の未来を展望します。

出演者:原島博(東京大学教授)
苗村健(東京大学准教授)
鈴木康広(東京大学先端科学技術研究センター)

開催展示について
日時:2008年11月5日(水) – 17日(月)10:00 – 18:00(金曜日は20:00まで)
11月11日(火)は休館
会場:国立新美術館2Fホワイエ *入場無料
主催:にっぽんらいふプロジェクト実行委員会・国立新美術館
美術館までのアクセス
東京メトロ千代田線乃木坂駅6出口
東京メトロ日比谷線六本木駅4a出口から徒歩5分
都営地下鉄大江戸線六本木駅7出口から徒歩4分

にっぽんらいふ2008について

DESIGN ASSOCIATION 「デザイン特講」受講希望者を募集しています

デザイン関連の最新情報を発信するDesign Channel。
テレビからウェブサイトに発信の場が移ったことで、
どの地域でも「デザイン特講」が視聴できるようになりました。
「デザイン特講」では、さまざまなジャンルのデザイナー、建築家、アートディレクターによる
実践的な内容の詰まった講義がくり広げられてきました。
これまでの講師を見ると緊張しますが、作品の紹介を中心に、
創作のプロセスで起こったことや気づいたことなどをお話する予定です。
作品のデモも計画しています。

収録日時 : 2008年9月17日(水) 18:00 〜

9月16日まで受講希望者を募集しています。
ぜひご参加下さい。

受講申し込みについて
DESIGN ASSOCIATION NPO

AAL(airartlog)で昨年のoiai美術展の模様を紹介していただきました

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昨年のこの時期、AALの前田聖志くんがoiai美術展を観るために浜松にやってきました。
その際に撮影した映像素材をもとに展覧会の様子を紹介してもらえることになりました。
初めて会ったメンバーたちも前田くんの人柄と独特の存在感にすっかり油断して、
通常、出品者のみで行われる批評会に自然に溶け込んでいました。
メンバーの意表を突く前田流のコメントによって、例年とは違う新鮮な空気がその場に
流れたことを記憶しています。

AAL048 oiai 美術展をぜひご覧下さい!

oiai 美術展 2008

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浜松に緑屋美術研究所というアトリエがあります。
高校3年の夏に思い切って研究所を訪ね、藤澤伸太郎先生と出会ったのがきっかけで、
美術やデザインの世界に足を踏み入れることになりました。
研究所には大学に入るまで約半年間通い、デッサンを通して多くのことを学びました。
毎年、研究所の出身者が集まって浜松のギャラリーで展覧会を開いています。
美大在学中の若者から社会人までさまざまな人たちが参加する自由なスタイルが特徴です。
今年は大学時代に制作した未発表作品を出品します。

日時:2008年8月20日(水) – 24日 (日) 9:00?19:30(最終日は19時まで)
場所:クリエート浜松3F ギャラリー31
浜松市中区早馬町2-1
JR浜松駅より徒歩8分、遠鉄西鹿島線「遠州病院前駅」より徒歩1分
TEL: 053-453-4511
入場無料

DM Photo: 馬淵徹

神原秀夫×鈴木康広 デザイントーク@KDDIデザイニングスタジオ

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auの携帯電話のコンセプトモデル「PLY」を手がけたプロダクトデザイナー神原秀夫氏と、
トークショーをすることになりました。じつは、神原くんとは大学時代の同級生。
在学中から、のちに「カドケシ」にもつながる洗練された造形を生み出していたすごい男。
しかも神原くんの作るものには、いつも楽しいアイデアが詰まっている。
今回は、なにやら「層」をコンセプトに携帯を新しいものに変えようとしているようです。
神原くんとの久しぶりのトーク、とても楽しみにしています。

「PLY -ケータイの層-」展について(auホームページより抜粋)
「PLY (プライ)」とは、「積層」を意味する言葉です。
「ケータイの過去、そして未来が「層」として積み重なっていく」、
そんなイメージから生まれたコンセプトモデル「PLY」は、カドが28箇所ある画期的な消しゴム
「カドケシ」の生みの親、デザイナー神原秀夫氏によるプロダクト&インタラクションデザインの提案です。
今回の展覧会では、デザイナー自身の考える色彩とギミックのバリエーションがペーパークラフトで作られた
コンセプトモデルによって表現されています。
それらは、私たちにケータイの未来の「層」はどうなっていくのか、どうなってほしいのか、
考えるきっかけを与えてくれます。

日時:2008年8月8日 (金) 18:30 – 19:30
場所:KDDIデザイニングスタジオ (原宿) 1F
料金:無料
http://www.kds.kddi.com/

会場へのアクセス

21_21 DESIGN SIGHT 企画展 三宅一生ディレクション「XXI c. 21世紀人」関連イベント クリエイターズトーク 鈴木康広 ゲスト:KIKI(モデル)

nendo佐藤オオキさんとのトークイベントでは、お互いの出品作や普段の活動について語り合い、
あっという間に時間が過ぎてしまいました。
今回は、モデルのKIKIさんをお迎えして展覧会のタイトルとなっている「21世紀人」について、
対話を通して考えていきたいと思います。
KIKIさんは、テレビ、ラジオ、雑誌などあらゆるメディアを通して、
建築やエコロジーなど、さまざまな情報を発信しています。
デジスタでの共演に引き続きどんなお話ができるか楽しみにしています。
ご来場の皆さんと対話できる時間も作りたいと思っています。
ぜひご来場下さい!

日時:6月15日(日) 14:00 – 15:00
場所:21_21 DESIGN SIGHT 1Fエントランス
料金:無料
http://www.2121designsight.jp/

WEB SITE「KIKI Territory 」
KIKIさんがナビゲーターを務めるラジオ番組 TOKYO SMART DRIVER「SHARE SMILE」

NHK BS デジタル・スタジアム鈴木康広セレクション インタラクティブ/インスタレーション「街で体験するアート特集」ゲスト:KIKI(モデル)

今回のデジスタは、街で体験するアート特集です。
多数の応募作品から屋外で体験できる3作品を選びました。
デジタルアートを屋外で展示するということは、展示条件としては大変ハードなことですが、
その日の天候や場所性など、作品と環境と人との関係から思いがけない発見が生まれる可能性もあります。
個人的には7年前、岩井セレクションに応募した時のことを思い出す感慨深い収録になりました。
とても寒い日の収録だったので、寒そうに見えるかもしれません。
ゲストは、KIKIさんです。
ぜひご覧下さい!

放送日:
BS2 6月13日(金)24:00 〜
BS-hi 6月15日(日)23:50 〜

http://www.nhk.or.jp/digista/

デザインノートに展覧会『箭内道彦の漂流』に関する記事が掲載されています。

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3月に銀座クリエーションギャラリーG8で開催された展覧会『箭内道彦の漂流』について、
箭内さんのインタビューとともに展示空間演出に関することも掲載して頂きました。
展示空間の中央に置いて空間をかき回した「箭内道彦のうしろ姿」(どこから眺めても箭内さんのうしろ姿)、
AALが担当した「12人の箭内道彦」(箭内さんが親しい人たちへのインタビュー)、
「箭内道彦を聴く」(箭内さんの日常の音声の断片を聴く)、そして展示空間全体について、
展示空間演出を担当した立場からのコメントを掲載して頂きました。

デザインノート no.19 2008年6月1日発行

赤坂サカスにパブリックアート「進化の窓」を制作しました。

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進化の窓 Evolutionary Window

赤坂サカス・アネックスのガラス窓4面に、それぞれ15枚の縦スリットに分割された
ウムガラスが設置されています。通電すると乳白色から透明に変化するウムガラスの特性を
生かした、インタラクティヴな作品です。
センサーによって人の歩行をとらえ、すれ違ったり、交わったり、時には追い抜いたり、
そのリズムが建築に反映されます。赤坂通りを通り掛かる人々が、透明になったスリットから
内側の画像を垣間見ることになります。
画像は誰もが目にしたことのある「進化のイコン」。その真偽は依然として激しく分かれた
ままですが、イコンになった人類の歩みと現在の赤坂を歩く人々の姿を重ねて見ることで、
現代人にとっての「進化」「進歩」とは何なのか考えてみようと思いました。
ウインドウの前を通りかかる人々に固有なリズムから、時を超えた人類の歩みが透けて見えるような、
開かれた「窓」となることを期待しています。

場所:赤坂サカス・アネックス1 壁面 赤坂通り沿い

赤坂サカス http://sacas.net/

プロデュース:アートフロントギャラリー
協力:日本板硝子ウムプロダクツ株式会社、A.I.M株式会社、株式会社シマエレ

メゾンエルメス「Indian Fantasies – 眩惑のインド」

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Gift of the Ganges

ゆったりと流れるガンジス川。水面から飛び出し、昇天する商品の数々。
一方では、天から舞い降りたスカーフが空中に浮いています。
通りかかる人々は、水面からあふれ出た「ガンジスの賜物」に遭遇します。
驚きの瞬間が凍結されても、川は変わることなく流れています。

聖なる大河、ガンジス。そこに身を浸し沐浴する人々は、現世の苦しみや世俗的な罪を洗い流し、
魂を浄化できると信じています。地上のあらゆるものを呑み込み、人々の思いを受け止めながら
いずれ大海原へと行き着くガンジスの水は、空気中に蒸発して雲となり、いつしか雨となって再び
ガンジスに降り注ぎます。そこにヒンズー教の魂の輪廻の思想と水の循環のイメージが重なります。

右側のウィンドーには、流れるガンジス川の水面の切れ目からあらゆるエルメスの商品が飛び出し、
昇天する瞬間を目撃した人々の姿があります。水面下に温存されていた商品に込められた職人の思いと
エネルギーがあふれ出た瞬間を表現。左側のウィンドーは、いつの日か再びガンジスへと注がれる雨の
ように、色鮮やかなスカーフが天から舞い降りてきた瞬間をとらえています。
ウィンドーの右から左へと流れる川により、メゾンエルメスに出入りする人々は、川を切り開いて渡るような
錯覚を抱きます。小窓では、ゆらゆらと揺れる水面が再現され、メゾンエルメスのガラスブロックに反射した
光との相乗効果により、飛び出す商品に輝きを与えています。

期間:2008年5月22日(木) – 7月15日(火)
場所:メゾンエルメス
東京都中央区銀座5-4-1 Tel:03-3289-6811

21_21 DESIGN SIGHT 企画展 三宅一生ディレクション「XXI c. 21世紀人」関連イベント クリエイターズトーク nendo 佐藤オオキ+鈴木康広

4月11日のトークイベントには多くの方々にご来場いただき、
展覧会出品作『始まりの庭』についてゆったりとお話をさせていただきました。
今回は、nendo 佐藤オオキさんと、今回のそれぞれの作品や『21世紀人』という
テーマについてはじめて対談することになります。
その他、どんな話に展開するのか全く予測がつきませんが、楽しみにしています。
ぜひご来場下さい!

日時:5月17日(土) 14:00 – 15:00

出演者:佐藤オオキ(nendo)、鈴木康広
場所:東京ミッドタウン デザインハブ 会場地図
料金:無料
協力:財団法人日本産業デザイン振興会

http://www.2121designsight.jp/

風とロック BAR 『デジスタ』 NIGHT

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本日、風とロックBARの最終日に『デジスタ』NIGHTが開催されます!
ぜひお越しください。
http://blog.magabon.jp/kazetorock/

日時:5月11日(日)21:30 〜
場所:渋谷パルコ・パート1 7階 風とロックBAR
出演者:中谷日出 、八谷和彦、山崎貴、鈴木康広 and more 入場無料(1ドリンク制)

東京大学内 UT cafeにて開かれるトークイベント「UTalk」に出演します。

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『まばたき眼鏡から見える世界』

創作活動が始まって間もない頃、最初に確かめなければならないことがありました。
それは「自分が何かを見る」ことの前提となっていること。
まずは「自分」という視点の仕組みそのものを突きとめなければならないと
思っていました。
子供時代から大人になる過程で自分の目に見えていたことを何も疑わずそのまま
受けとめ続けてきた「自分」を、ある時、ふと意識し直しました。
それ以来、物を正確には見ていない自分、見逃したり見間違えたりしている自分が
時折、意識の前景に現れては消えるようになりました。
そうやって「まばたき眼鏡」を掛けた新しい日常が始まりました。

日時:5月10日(土)午後2:00 – 3:00
場所:UT Cafe BERTHOLLET Rouge (東京大学 本郷キャンパス 赤門横)
http://fukutake.iii.u-tokyo.ac.jp/access.html
料金:500円(要予約)
定員:18名
申し込み方法: (1)お名前 (2)ご所属 (3)ご連絡先(メール/電話)をご記入の上、
下記メールアドレスまでご連絡ください。
e-mail : utalk2008@ylab.jp
※申し込みの締め切りは 5月2日(金)までとします。
なお、申し込み者多数の場合は抽選とさせていただく場合がございます。ご了承ください。

風とロック BAR 『鈴木康広』 NIGHT

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渋谷パルコ・パート1の7階に「月刊 風とロック」の期間限定店「風とロックBAR」がオープンしました!
毎日、ぞくぞくとスペシャルゲストが登場している模様です。
http://blog.magabon.jp/kazetorock/

5月9日金曜日、21時から参加させていただくことになりました。
ぜひお越しください。

日時:5月9日(金)21:00 – 22:30
場所:渋谷パルコ・パート1 7階 風とロックBAR
入場無料(1ドリンク制)

5月5日月曜日21時からは『山中カメラ』NIGHT、
5月8日木曜日21時からは『AAL』NIGHTです!

NHKデジタル・スタジアムのUP DATEコーナーで、箭内道彦さんの個展『箭内道彦の漂流』が紹介されます。

NHKデジタル・スタジアム
「第322回 竹中直純セレクション」
ゲスト:SHELLY(タレント)

放送日
【 BS2 】4月18日(金)24:00 – 24:39
【 BS-hi 】4月20日(日)23:55 – 24:34
再放送
【BS-hi 】4月15日(金)11:00 – 11:39

デジスタ・ラボのブログでもトークショウの模様を紹介していただきました。

http://www.nhk.or.jp/digista

21_21 DESIGN SIGHT 企画展 三宅一生ディレクション「XXI c. 21世紀人」 関連イベント クリエイターズトークを行います。

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トークでは、今回発表した新作『始まりの庭』についてお話します。
作品がこれまでの創作とどのように関連してかたちになったのか、
「21世紀人」というテーマについてなど、
展覧会がはじまって間もない視点から考えてみたいと思います。
ぜひご来場下さい!

日時:4月11日(金)18:30 – 19:30

出演者:鈴木康広
場所:21_21 DESIGN SIGHT 1Fエントランス
料金:無料
http://www.2121designsight.jp/

pen 21世紀人 完全ガイドブックに作品が掲載されています。

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pen 21世紀人 完全ガイドブック 2008年 4/10号

21_21 DESIGN SIGHT 第3回企画展 三宅一生ディレクション「XXI c. 21世紀人」に インスタレーション作品『始まりの庭』を出品しています。

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参加作家
関口光太郎、鈴木康広、ベン・ウィルソン、nendo、デュイ・セイド、三宅一生、ISSEY MIYAKE Creative Room

特別出展作家
イサム・ノグチ、ティム・ホーキンソン、ロン・アラッド

会場構成
デュイ・セイド

開催概要

会期:2008年3月30日(日) – 7月6日(日)
時間:11:00 – 20:00(入場は19:30まで)
休日:火曜日(4月29日と5月6日は開館)
入場料:一般1,000円、大学生800円、中高生500円、小学生以下無料
(15名以上は各料金から200円割引き、いずれも消費税込み)
主催:21_21 DESIGN SIGHT、財団法人 三宅一生デザイン文化財団
後援:経済産業省、文化庁
協力:独立行政法人科学技術振興機構、サンプリーツ株式会社、上毛新聞社、白石和紙工房、
セーレン株式会社、ダイソン株式会社、株式会社滝製紙所、東邦ラス工業株式会社、株式会社七彩、
ポリテックス株式会社、マックスレイ株式会社、株式会社マルニ木工、ヤマハ株式会社
企画:三宅一生、佐藤 卓、深澤直人(21_21 DESIGN SIGHTディレクター)
企画協力:川上典李子(21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクター)

http://www.2121designsight.jp/

ラジオ 「風とロック」にゲスト出演します。

箭内道彦さんのラジオ「風とロック」にゲスト出演させて頂くことになりました!

現在、クリエイションギャラリーG8で開かれている箭内さんの個展についてはもちろん、
広告とアートについてなどなど、収録では箭内さんといろいろなお話をしました。
ラジオ収録はとても新鮮な体験でした。

2008年3月8日(土)25:30 – 26:00 TOKYO FM
http://www.tfm.co.jp/kazetorock/

収録にはリクルートの小高真紀子さんとAALの前田くん、小川さんが駆けつけてくれました。
番組でも紹介されるAALのページは下記のアドレスです。ぜひご覧下さい!
http://www.directions.jp/airartlog/

ラジオ「風とロック」バックナンバーはこちら

箭内道彦さんの個展の展示空間演出をします。

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箭内道彦さんの初個展がクリエイションギャラリーG8で開催されます。
とても意外なことに展示空間演出をさせていただくことになりました。

新たなコミュニケーションの手法を発見しては人々の心を奪い、
次の瞬間には、 新たな地点へとすばしこく走り去ってしまうような不思議な身のこなし。
同じ場所にとどまらず漂流し続ける「箭内道彦」の謎にせまります。

会期:2008年3月3日(月) – 3月28日(金) 土曜日も開館します。
開館時間:11:00a.m. – 7:00p.m.(水曜日は8:30p.m.まで)
日・祝日休館(土曜日は開館)
入場無料
会場:クリエイションギャラリーG8

オープニングパーティー:2008年3月3日(月)7:00p.m. – 8:30p.m.

トークショウ:
第198回クリエイティブサロン
3月14日 (金) 7:10p.m. – 8:40p.m. ゲスト:箭内道彦 / 鈴木康広
第199回クリエイティブサロン
3月18日 (火) 7:10p.m. – 8:40p.m. ゲスト:箭内道彦 / 茂木健一郎
入場無料 要予約(TEL 03-3575-6918)
主催:クリエイションギャラリーG8
協力:AAL(前田聖志/小川謙治)/Directions
http://www.directions.jp/airartlog/
展示空間演出:鈴木康広

2月16日(土)発売の夕刊フジ「 I Wish」にインタビューが掲載されます。

現在開催中の乃村工藝社新社屋の展示会場で、
作品「空気の人」を眺めながら創作活動についてお話をしました。

文化庁メディア芸術祭シンポジウムに出演します。

第11回文化庁メディア芸術祭シンポジウム
アートとテクノロジーの融合〜何を生み出したか?何を生み出すのか?

日時:2月14日(木) 16:00 – 17:30

司会:原島 博(東京大学大学院教授)

出演:
坂根 厳夫 (情報科学芸術大学院大学名誉学長)
久納 鏡子 (メディアアーティスト)
鈴木 康広 (東京大学先端科学技術研究センター特任助教)

定員:250名(当日先着順)

開催場所:国立新美術館
地下鉄「乃木坂」直結、地下鉄「六本木」徒歩 4-6分

主 催:文化庁メディア芸術祭実行委員会、文化庁、国立新美術館、CG-ARTS協会
料金:入場無料
メディア芸術祭会期:2008年2月6日(水) – 17日(日)
URL:http://plaza.bunka.go.jp/ /tr/

NHKハイビジョンで岩井俊雄さんの評伝ドラマが放送されます。

NHKハイビジョン番組 『わたしが子どもだったころ』
メディアアーティスト 岩井俊雄

「僕はなんだか一つの大きな流れの中の一部な気がして・・・」
岩井さんは、筑波大学芸術専門学群在学中に「時間層 II 」で第17回現代日本美術展大賞を史上最年少で受賞。作品制作と発表の場を海外に広げつつ、CX系「アインシュタイン」「ウゴウゴルーガ」のスタッフとして活躍。最新作は、音楽の知識が無くても作曲、演奏ができる音楽インターフェイス「TENORI-ON」。
岩井さんは、電力会社の技術者であった父と母との間の4人姉弟の長男(末っ子)として1962年、愛知県で生まれた。保育園では、一人ぽつんとたたずんでいることが多く。身体が大きいくせにちっとも動かないので、友達から「大きなお人形さん」とからかわれた。小学校3年生くらいまでよく遊んだ父は、その辺りに落ちているガラクタを拾ってきては、家で一緒に分解したり、海に行ってはその辺りに落ちている棒切れなどで釣具を作ったりと、お金をかけずに遊びを作る達人だった。一方母のすすめで習い事に行かされるが、「人に言われてやることは嫌い」と全て1週間も続かない俊雄少年。見かねた母は、「今日からおもちゃは買いません」と宣言し、工作の道具や材料、そして工作の本を手渡した。両親の思いは、現在の岩井さんの作品作りの原点となった。
そしていま、父親となった岩井さんは、両親に手をかけて育ててもらった経験を娘にも伝えたい、と愛娘との物作りに励む。親から子、子から子へ。大きな流れの中の一人の子どもとしての自分。岩井俊雄さんの思考や想像性を辿りながら、人生の不思議さ、面白さを綴っていく。

NHK BS-hi
◎ 2月13日(水)22:00 – 22:44 放送予定
◎ 再放送 15日(金)12:00 – 12:44 放送予定
◎ 再放送 17日(日)8:00 – 8:44 放送予定

インタビュー出演: 岩井俊雄
ドラマ出演: 中村育二  中村朱實  貴島康成 ほか
演出: 熊坂出 (テレビマンユニオン)
制作: テレビマンユニオン/NHKエンタープライズ

AAL「airartlog -世界のアートに出会う旅」で特集を組んでいただきました。

世界中のアートフェスティバルを駆け巡りカメラを回し続ける前田聖志と小川謙治。
彼らのWEB SITE「AALー世界のアートに出会う旅」で特集を組んでもらえることになりました。
アートワークを共通の言語にして、アーティストやその土地で出会った人物の話に耳を傾け、
その土地の空気感や人物像を、驚く程の自然体で記録するのが彼らのスタイルです。
なかなか触れられない海外のアートフェスティバルの空気を感じられる貴重なウェブサイトです。

今回のゲストは、『NO MUSIC, NO LIFE』『風とロック』で知られる箭内道彦さんです。
おどろきました。

ぜひご覧下さい!

1月19日(土)UPの予定です。

http://www.directions.jp/airartlog/

NHKトップランナーに出演します。

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昨年末に行われた番組収録では、MCの山本太郎さん、本上まなみさんをはじめ、
観覧の皆さんにスタジオで「まばたきの葉」を体験して頂きました。
その他には「まばたき眼鏡」「空気の人」「けん玉とりんご」、学生時代に描いたパラパラマンガなどを
紹介しました。制作や発表の過程に起こる思いがけない発想の飛躍や、アイデアが生まれる瞬間のこと、
「まばたき」という身近な現象をヒントにして創作活動が始まったことなど、
MCのお二人に導かれ、さまざまな話が展開しました。ぜひ番組をご覧下さい!

放送日
2008年1月19日(土) 23:00〜 (教育テレビ)
2008年1月24日(木) 24:00〜 (総合テレビ)

http://www.nhk.or.jp/tr/

乃村工藝社 新社屋落成記念 乃村工藝社×鈴木康広「人・空間・感性」

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乃村工藝社は、商業施設をはじめ、ミュージアムやイベント・スペースなど、
人々が集い、楽しむ新鮮な「場」を創造し続けています。

今回、芝浦からお台場への移転による新社屋落成イベントに向けて、コラボレーションが実現しました。
新社屋のエントランスと吹き抜けのスペースにて、新作インスタレーションを2作品発表します。

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[展示作品1] 点と線の消息
巨大なシャボン玉のように空中にゆらぐ半透明の球体は、アメーバのような原始的な生命体を想起
させます。内と外を分ける残像の皮膜がスクリーンとなり、天体のように光の「点」と「線」が、
空間に美しいリズムを刻んでいきます。

[展示作品2] 空気の人
地下の空間を見下ろすと透明な「人」が浮遊しています。人体の風船が透明な媒質となり、かすかな
空気の揺らぎに反応しています。その様子を眺めていると、私たちの意識は目に見えない空気そのものに
向かっていきます。

2008年1月15日[火] – 2月29日[金]
開会時間=10:00 – 18:30(入場は17:30まで)休館日=土曜・日曜・祝日

開催場所=乃村工藝社 本社ビル内エントランス、ホール
ゆりかもめ「お台場海浜公園駅」下車 徒歩 約1分
りんかい線「東京テレポート駅」下車 徒歩 約6分

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お問い合わせ=株式会社 乃村工藝社
〒135-8622 東京都港区台場2-3-4 Telephone:03-5962-4361(広報・IR室)

ホームページ:http://www.nomurakougei.co.jp/

NHKトップランナーに出演します。(1月中旬放送予定)

NHKトップランナーの収録に先立ち、スタジオ観覧者を募集しています。
スタジオではトークの他にいくつかの作品を展示します。

募集期間:12月14日18:00まで

1月中旬放送予定

観覧募集について、詳しくは番組ホームページをご覧下さい
http://www.nhk.or.jp/tr/

NHKデジタル・スタジアム「デジスタ・アウォード2007」生放送に出演します。

今年ベストセレクションに輝いた作品が集結するデジスタ・アウォード2007。
作品だけでなく作者自身によるプレゼンテーションも含めて審査が行われ、
年間最優秀作品が決まります。その緊張感高まるイベントにキュレーターとして参加します。

NHK BS2 12月8日(土)16:00 – 18:55(生放送)

デジタルアートフェスティバル東京2007:http://www.daf-tokyo.jp/

目黒区の新進作家〜七人の作家、七つの表現EMERGING ARTISTS IN MEGURO – SEVEN ARTISTS, SEVEN ASPECTS

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photo:Katsuhiro Ichikawa
Courtesy of SPIRAL/Wacoal Art Center

2007年12月4日(火) – 2008年1月13日(日)
午前10時 – 午後6時(入館は午後5時30分まで)

休館=月曜日(12/24(月)開館)、12/25(火)、年末年始(12/28-1/4)
主催=目黒区美術館
協力=エプソン販売株式会社、株式会社東芝、株式会社堀内カラー、ツァイト・フォト・サロン
観覧料=一般 500(400)円/大高生・65歳以上300(250)円/小中生無料
*( )内は20名以上の団体  *障害者の方は半額

展覧会ホームページ:http://www.mmat.jp/
出品作家:東亭 順、石川直樹、源生ハルコ、鈴木康広、瀧 健太郎、野村恵子、屋代敏博

アーティスト・トーク(鈴木康広):12月16日(日)午後2時 – 3時

NHK BS デジタル・スタジアム 鈴木康広セレクション再放送

9月20日にNHK BS2で放送された番組の再放送が決まりました。
ゲストは、アーティストの清川あさみさん。

清川あさみさんのWEB SITE:
http://www.asamikiyokawa.com/#

BS-hi 11月2日(金)16:00〜
http://www.nhk.or.jp/digista/
放送記録は下記アドレスからご覧になれます。
http://www.nhk.or.jp/digista/review/070920_intro.html

DesignTide in Tokyo 2007

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DesignTide in Tokyo 2007 に「まばたきの葉」を招待して頂きました。
2007年デザインタイドのメッセージを凝縮したTide Thinkというカテゴリーに出品します。
今回は高さ4.5mのミニタイプを展示します。

会場:国立競技場内(ゲート:代々木門)
10月31日(水) – 11月4日(日)
OPEN 10:00 – CLOSE 20:00 (11/4 CLOSE 17:00)

今年のテーマは「PLAY=COMMUNICATION」
インタラクティブ・アートや映像作品、ワークショップなどが会場で繰り広げられます。

詳しくは、DesignTideオフィシャルページをご覧下さい。
http://www.designtide.jp/07/jp/index.php

『装苑』2007年9月号「ペーパーファンタジー」

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ファッションデザイナーをはじめ、様々な分野のクリエーター15名が「紙とファッション」を
テーマに制作した作品が掲載されています。
紙を切ると、切り口がくるりと開くジッパー形のペーパーナイフを制作しました。

ZKM 10th nniversary Exhibition Thermocline of Art -New Asian Waves-

ドイツ・カールスルーエにあるメディアセンターZKMで開かれる展覧会に参加します。

会期:2007年6月14日 – 10月21日
場所:ZKM Center for Art and Media(Karlsruhe,Germany)

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Digital Public Art Exhibition木とデジタル〜テクノロジーが生み出す”新しい自然”

現在、東京大学のプロジェクトとして取り組んでいる、「デジタルパブリックアートを創出するための
基盤技術の研究」の中間発表展示を開催します。

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Design : 服部一成

会期:2007年5月2日(水)〜 6日(日)11:00 – 20:00(会期中無休)

会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)
〒107-0062東京都港区南青山5-6-23
地下鉄銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅B1出口前

料金:入場無料

主催:CRESTデジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術
「デジタルパブリックアートを創出する技術」プロジェクト
ホームページ:http://www.digital-public-art.org/

問い合わせ先:「デジタルメディア作品の制作を支援する基盤技術」
領域事務所 tel: 03-5805-1081
e-mail : contact@digital-public-art.org

プロジェクト代表
廣瀬 通孝(東京大学大学院情報理工学系研究科・教授)
プロジェクトメンバー
岩井 俊雄(メディアアーティスト)
相澤 清晴(東京大学大学院情報理工学系研究科・教授)
苗村 健(東京大学大学院情報理工学系研究科・准教授)
川上 直樹(東京大学大学院情報理工学系研究科・講師)
鈴木 康広(東京大学先端科学技術研究センター・特任助教)

21_21 DESIGN SIGHT 深澤直人ディレクション「チョコレート」

この春、六本木ミッドタウンにオープンした21_21 DESIGN SIGHTの第1回企画展、
深澤直人ディレクション「チョコレート」に新作を2点出品します。1点は「銀閣寺」を
モチーフにした作品、もう1点は「富士山」です。

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会期:2007年4月27日(金)- 7月29日(日)

場所:21_21 DESIGN SIGHT
東京都港区赤坂9丁目 東京ミッドタウン内
都営大江戸線・東京メトロ日比谷線「六本木」駅直結
東京メトロ千代田線「乃木坂」駅徒歩3分
http://www.2121designsight.jp/

TOKYO FIBER’07 – JAPAN CREATION 応援企画展「SENSE WARE」

「TAKEO PAPER SHOW 2004 HAPTIC」に続いて原研哉さんが指揮を執る展覧会に参加します。
スーパーオーガンザという極薄繊維を使ったインスタレーションを展示します。
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会期:2007年4月26日(木)〜 4月29日(日)

時間:11:00 – 20:00(最終日は18:00終了)

場所:スパイラルガーデン&スパイラルホール東京都港区青山5-6-23

展覧会ディレクター:原研哉

参加作家:坂茂(建築家)、隈研吾(建築家)、深澤直人(プロダクトデザイナー)
岩井俊雄(メディアアーティスト)、津村耕佑(ファッションデザイナー)、
山中俊治(プロダクトデザイナー)、ナガオカケンメイ(デザイナー)、オオニシ・タクヤ(建築家)、
佐藤卓(デザイナー)、鈴木康広(アーティスト)、ホンダ、ソニー、パナソニック、セイコーエプソン

「時間旅行」展 TIME ! TIME ! TIME !(巡回バージョン)

2003年に日本科学未来館で開かれた企画展が世界各地の科学館、子供博物館、美術館を巡回し
凱旋帰国します。「人間の心臓が刻む時間」をテーマにした「心拍時計」という、
映像インスタレーション作品を制作しました。
生命、物理、心理、天文学の研究者やさまざまな分野のクリエーターが、「時間」というテーマに
迫った展覧会です。
http://www.miraikan.jst.go.jp/time/index.html

開催期間:2007年4月7日(土) – 5月14日(月)

開催時間:10:00 – 17:00 (入館は閉館30分前まで)

開催場所:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン

料金:入館料でご覧いただけます(大人500円、18才以下200円)
団体(8名以上 / 大人400円 18才以下160円)

主催・企画・制作:日本科学未来館

お問い合わせ先:日本科学未来館
〒135-0064 東京都江東区青海2?41
TEL:03-3570-9151 / FAX:03-3570-9150
URL:http://www.miraikan.jst.go.jp

MEGASTAR-cosmosの新コンテンツ「偶然の惑星」

メガスターの最新コンテンツ「偶然の惑星」にAC部とコラボレーションしてアニメーションを制作しました。
ふだん僕たちが地球の上に生活しているというあたりまえなことを改めて意識したり、今までとは違った視点から地球について考えるきっかけになったらうれしいです。

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上映日程:2007年2月24日(土) 〜

上映場所:日本科学未来館 6階 ドームシアターガイア
http://www.miraikan.jst.go.jp/j/info/2007/if_0215_01.html

監修:井田茂 (東京工業大学 理学部 地球惑星科学科 教授)
詩:片岡義男
朗読:藤谷文子
演奏+おしゃべり:山口とも (日本廃品打楽器協会 会長)
録音+サウンドデザイン:川崎義博 (NADI)
偶然性プログラミング映像:山口崇司
アニメーション:鈴木康広+AC部
企画・制作:日本科学未来館

PLANTED #2

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「PLANTED #2」(毎日新聞社刊)の誌面で「7人のアーティストが作る園芸アイテム」
というコーナーに「バケツの切り株」という作品を提案しました。横浜ららぽーと3F 册cafeで
6月中旬まで展示しています。

学生自主企画レクチャーシリーズ第一弾鈴木康広「発見すること、記憶すること、作ること」

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多摩美術大学上野毛キャンパス1号館305A
4月14日(土)17:00 – 18:00 入場無料
主催:タマビレクチャーズ
協力:多摩美術大学造形表現学部デザイン学科
お問い合わせ:タマビレクチャーズ 金内幸裕 – kaneuchiuneka@hotmail.co.jp

NHKBS デジタル・スタジアム「第286回鈴木康広セレクション/テーマ:インスタレーション」【ゲスト:工藤里紗】

http://www.nhk.or.jp/digista/

放送日
【 BS2 】 4/12(木) 24:00 – 24:40
【 BS-hi 】4/15(日) 24:00 – 24:40
(放送時間が変更になりました。)

再放送
【 BS-hi 】4/20(金) 16:00 – 16:40